【2026年秋ドラマ一覧】10月期の放送局・開始日・主要キャストを比較
2026年10月期のドラマは、地上波の民放キー局だけでなく、NHK、BS、WOWOWなどにも広がっている。オリコンニュースが11月2日に更新した秋ドラマ特集では、10月期の新作として全51作品が掲載されている。
そのため、秋ドラマをチェックするときは、ゴールデン・プライム帯の大型作品だけでなく、深夜ドラマやNHKの夜ドラ、配信を含む作品にも目を向けたい。まずは検索需要の高い主要4作品を比較する。
2026年秋の注目ドラマ早見表

各作品の公式番組情報、制作会社発表、テレビ局発表をもとに整理。VIVANTのみ10月スタートではなく、7月開始の2クール作品。
この表で特に押さえておきたいのは、4作品の制作背景が大きく異なることだ。小説の映像化、シリーズ続編、完全オリジナル脚本、国際共同制作という違いがあり、作品を選ぶ際の判断材料にもなる。
【堺雅人主演『VIVANT』続編】秋ドラマ最大級の注目作は11月8日に最終回

2026年秋のドラマを語るうえで外せないのが、堺雅人主演の『VIVANT』続編だ。2023年夏に放送された前作は、正体をめぐる謎、国家規模の陰謀、海外ロケを生かした映像表現などで話題になった。
続編は2026年7月26日にスタート。日曜劇場としては異例の2クール放送が採用され、秋シーズンも物語が続いている。11月2日時点で、最終回は11月8日の日曜日、21時から予定されている。つまり、厳密には10月スタートの新ドラマではなく、夏から秋にかけて続く大型シリーズだ。
前作のラストから直結するストーリー

今作の中心人物は、引き続き堺雅人演じる乃木憂助。TBSの公式番組紹介によると、物語は前作のラストシーン直後から始まり、乃木の新たな冒険と別班を巻き込む大きな事件が描かれる。
前作で残された謎を引き継ぎながら、さらに世界規模へと広がる物語が特徴だ。単純な続編ではなく、前作の結末と新シーズンの展開を一本につなぐ構成になっている。
堺雅人・阿部寛・二宮和也ら豪華キャストが再集結
主演の堺雅人に加え、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司らが出演。前作から続く人物関係に加え、新たな登場人物も加わる。
制作面では福澤克雄が原作・演出・プロデュースを担当。脚本には宮本勇人、李正美、山本奈奈、土井笑生が参加している。大規模なロケーションと複数の人物の思惑が交差する作品だけに、物語の構成そのものが見どころとなる。
なお、2026年秋に初めて『VIVANT』を見る人は、前作の最終回まで把握しておくと人物関係を理解しやすい。続編は前作の結末を起点にしているため、途中から視聴すると重要な背景を見落とす可能性がある。
【大泉洋主演『俺たちの箱根駅伝』】池井戸潤原作の青春群像劇に注目
日本テレビ系の秋ドラマで大きな注目を集めるのが、大泉洋主演の『俺たちの箱根駅伝』だ。原作は池井戸潤が十余年の歳月をかけて描いた同名小説。2026年10月10日、土曜21時から放送が始まった。
本作の特徴は、箱根駅伝を走る学生ランナーだけを主人公にしていないこと。レースの舞台裏で中継を支えるテレビ局スタッフの仕事も並行して描く、二つの視点を持つ青春群像劇だ。
箱根駅伝を目指す選手と中継スタッフの二つの物語
物語の一方の中心となるのは、箱根駅伝に2年連続で出場できなかった古豪・明誠学院大学の陸上競技部。チームは再び本選出場を目指し、苦境からの巻き返しに挑む。
もう一方の舞台は、箱根駅伝の生中継を担う架空のテレビ局「大日テレビ」。大泉洋が演じる徳重亮は、箱根駅伝中継のチーフプロデューサーだ。放送を成功させるために奔走するスタッフの判断や葛藤も、作品の重要な軸となっている。
日本テレビは1987年以来、箱根駅伝を生中継してきた局でもある。本作では関東学生陸上競技連盟の全面協力を得て、駅伝の競技面だけでなく、テレビ中継という巨大な仕事の裏側にも迫る。2日間で14時間以上に及ぶ生中継という競技の特徴も、ドラマのスケールを支える要素だ。
大泉洋・伊藤沙莉・山下智久らの出演者
主要キャストには、テレビ局側の徳重亮を演じる大泉洋、センターディレクターの宮本菜月を演じる伊藤沙莉が名を連ねる。
さらに、明誠学院大学陸上競技部の新監督・甲斐真人役に山下智久、前監督の諸矢久繁役に寺尾聰が出演。学生ランナー役には小林虎之介、奥智哉、山田杏奈らが参加する。
そのほか、山本耕史、竹中直人、小日向文世、生瀬勝久、山本耕史ら実力派俳優も出演者として発表されている。主題歌を担当するのは桑田佳祐。作品のために制作された新曲も注目点だ。
池井戸潤作品らしい組織の論理と個人の信念のぶつかり合いを期待する人には、特に相性のよい作品だろう。スポーツドラマでありながら、仕事に向き合う大人たちの物語としても楽しめる点が強みになっている。
【横浜流星主演『LOST10』】『Nのために』『最愛』の制作陣が描く北海道サスペンス
金曜ドラマ『LOST10』は、横浜流星が主演を務めるヒューマンサスペンス・エンターテインメントだ。2026年10月16日に放送が始まり、毎週金曜22時のTBS系ドラマ枠で展開されている。
注目される理由は、横浜流星と小栗旬の共演だけではない。脚本・奥寺佐渡子、演出・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子という、『Nのために』『最愛』などを手がけた制作陣が再び集結している点も大きい。
北海道の遭難事故から始まる72時間の物語
舞台は北海道。横浜流星が演じるのは、地方警察署に勤務する刑事・小駒。正義感と出世欲を持ちながらも、大きな事件のない環境でくすぶっている人物だ。
そんな小駒のもとに、支樺岳でツアーガイド1人と参加者5人、合計6人が遭難したという知らせが届く。捜索が進むなか、遭難者の一覧に小駒が見覚えのある名前を見つけたことから、事件は予想外の方向へ動き始める。
そこに現れるのが、小栗旬演じる保険調査員・直。刑事と保険調査員という異色の組み合わせが、遭難事故に隠された真実を追う。
公式の第1話紹介では、救出までのタイムリミットは72時間とされている。誰が何を知っているのか、何が真実で誰が嘘をついているのかという疑問が、作品全体のサスペンスを形成する。
奥寺佐渡子×塚原あゆ子×新井順子の再タッグ
『LOST10』の制作陣は、過去のヒット作で培った心理描写と映像演出を生かせる布陣だ。
- 脚本・奥寺佐渡子:『Nのために』『最愛』などのドラマや映画『国宝』を手がけた脚本家。
- 演出・塚原あゆ子:人物の細かな表情や関係性を映像に落とし込む演出を担当。
- プロデュース・新井順子:過去の作品でも奥寺、塚原とタッグを組んできたプロデューサー。
ここで押さえておきたいのは、『LOST10』が『Nのために』や『最愛』の続編ではないということだ。過去作と同じ制作陣による完全オリジナル作品であり、物語や登場人物が直接つながっているわけではない。
横浜流星にとっては、大河ドラマ出演後の民放連続ドラマ出演であり、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマで初めて単独主演を務める作品でもある。アクションだけでなく、複雑な心理を抱える刑事役にどう向き合うのかも見どころだ。
伏線を追いながら視聴したい人や、人物の証言が少しずつ食い違っていく心理サスペンスが好きな人にはおすすめできる作品だ。
【坂口健太郎主演『kiDnap GAME』】アジア7都市を舞台にした国際共同制作ドラマ
『kiDnap GAME』は、坂口健太郎主演の国際共同制作ドラマだ。フジテレビ系の火曜21時枠で2026年10月6日にスタートした。
日本の俳優だけでなく、韓国、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、タイなどの俳優が参加する大型プロジェクトで、韓国の人気俳優イ・ジュンギとの共演も大きな特徴となっている。
フジテレビの発表によれば、日本と海外の複数都市で撮影が行われ、7月31日時点で18の国と地域での放送・配信が決定していた。国内向けの通常の連続ドラマとは異なる国際展開を前提とした作品だ。
東京・ソウル・台北など7都市で同時多発誘拐事件
物語の発端は、アジア7都市で同時に発生する誘拐事件だ。東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラで事件が起こり、被害者の家族に謎のメールが届く。
メールに記されているのは、大切な人を救うためのゲームへの参加を促す内容だ。参加者にはそれぞれ異なる指令が与えられ、ほかの参加者より先に指令を達成しなければ、大切な人を救うことができない。
さらに、救われるのは一人だけという過酷なルールが設定されている。参加者同士が協力すれば全員が助かるという単純な構造ではなく、誰かの成功が別の人の犠牲につながるという極限状態が描かれる。
坂口健太郎とイ・ジュンギの共演が実現
坂口健太郎が演じるのは刑事の新出敏郎。事件に巻き込まれ、ゲームの参加者として真相を追うことになる。
共演するイ・ジュンギは韓国の俳優で、ハン・キジュ役を演じる。ほかにもアジア各地域から俳優が集まり、作品の国際色を強めている。
主な出演者は次のとおりだ。
- 坂口健太郎
- イ・ジュンギ
- アリス・クー
- スタンリー・ヤウ
- キャリー・ウォン
- ジョエル・トーレ
- プレーオ・ナルポーンカモン・チャイセーン
- 満島真之介
- 桜井ユキ
- 岡崎紗絵
- 笠松将
- 尾野真千子
制作にはフジテレビのほか、香港のMakerVille、韓国のSIMSTORYが参加。脚本はKEN TATE、芳川薫が担当し、音楽はFace 2 fAKEが手がける。制作プロダクションはROBOTだ。
国境を越えたキャストの共演、複数都市をつなぐストーリー、謎解きとサバイバルの組み合わせが魅力。日本の刑事ドラマとは違うスケール感を楽しみたい視聴者に向いている。
【4作品以外も見逃せない】2026年秋ドラマの注目タイトルと放送局一覧
2026年秋の新ドラマは、上記4作品だけではない。テレビ朝日系の人気シリーズ、フジテレビ系の医療ドラマ、日本テレビ系の恋愛ドラマ、NHKの朝ドラなど、幅広いジャンルが並んでいる。
11月2日時点のテレビガイドWebやオリコンの番組一覧から、代表的な作品をピックアップした。
民放キー局の注目作品
『救命病棟24時』
フジテレビ系・月曜21時/10月12日スタート
江口洋介、松嶋菜々子が出演する医療ドラマ。救命医療の現場を舞台にした人間ドラマを楽しみたい人に注目の作品だ。
『相棒 season25』
テレビ朝日系・水曜21時/10月21日スタート
水谷豊主演の人気刑事シリーズ。長年のシリーズファンにとって、今シーズンの事件や人物関係の展開が見どころとなる。
『南田南弁護士は天才肌』
カンテレ・フジテレビ系/10月19日スタート
芦田愛菜主演の弁護士ドラマ。法廷や法律問題を扱う作品に関心がある人に注目してほしいタイトルだ。
『ポリティカルパン』
フジテレビ系・水曜22時/10月7日スタート
石原さとみ主演。政治を題材にしたドラマとして、社会的なテーマを楽しみたい人に向いている。
『メリーベリーラブ』
日本テレビ系・水曜22時/10月7日スタート
チ・チャンウク、今田美桜らが出演する作品。韓国俳優と日本の俳優の共演にも注目したい。
『あにいもうと』
テレビ朝日系・土曜22時/10月17日スタート
榮倉奈々、赤楚衛二が出演。家族関係を題材にした作品として注目される。
これらの開始日と放送枠は、10月末までに更新されたテレビガイドWebの秋ドラマ情報に基づく。地域によって系列局の放送時間が異なる場合があるため、実際の視聴時には各局の番組表も確認したい。
NHK・BS・WOWOWにも注目
民放の大型ドラマに加えて、NHKやBS、WOWOWにも秋の新作がそろっている。
- 連続テレビ小説『ブラッサム』:石橋静河主演。NHK総合ほかで9月28日にスタートした朝ドラ。
- 夜ドラ『青の花 器の森』:松井玲奈、一ノ瀬颯らが出演。NHK総合で10月26日から放送。
- 『マイ・スイート・ホーム』:石田ゆり子主演。WOWOWプライムで10月31日にスタート。
- 『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』:岸井ゆきの主演。WOWOWプライムで11月8日に放送開始予定。
朝ドラや夜ドラは民放の連続ドラマとは放送サイクルが異なる。秋ドラマ一覧を検索するときには、10月期の新番組と秋に放送が継続している作品を分けて見ると、情報を整理しやすい。
【2026年秋ドラマの選び方】原作・制作陣・ジャンルから見る4作品の違い
注目作品が多いシーズンだからこそ、単に主演俳優だけで選ぶのではなく、作品の成り立ちや制作陣にも目を向けたい。
原作付きドラマとオリジナル作品の違い
今回の主要4作品は、原作や制作背景がそれぞれ異なる。
『俺たちの箱根駅伝』は池井戸潤の小説を映像化した作品で、原作の物語をどう映像として再構成するかが見どころとなる。
一方、『LOST10』は完全オリジナルのヒューマンサスペンスだ。原作小説の既読者による比較ではなく、毎週の展開を初めて知る視聴者も同じ条件で物語を追える。
『VIVANT』は前作から連続するシリーズ作品であり、過去の人物関係や伏線を理解しているほど楽しみやすい。『kiDnap GAME』は国際共同制作という特徴を持ち、海外の俳優や複数都市の舞台設定そのものが作品の魅力につながっている。
どのドラマが自分に合う?
謎解きと大規模な物語を楽しみたい人
おすすめ:『VIVANT』
国家規模の事件、人物の正体、複数の伏線を追いかけたい人向け。前作を見ていない場合は、先に第1シーズンを視聴したい。
スポーツと仕事の人間ドラマが好きな人
おすすめ:『俺たちの箱根駅伝』
選手の努力だけでなく、組織の中で仕事をする人々の葛藤や決断にも関心がある人向け。
心理描写と伏線回収を重視する人
おすすめ:『LOST10』
証言の矛盾や登場人物の心理、事件の背景を考えながら見たい人に向いている。
海外ドラマのようなスケール感を求める人
おすすめ:『kiDnap GAME』
多国籍キャスト、都市をまたぐ展開、極限状態での選択を楽しみたい人向け。
逆に、前作の予習が負担になる人には『VIVANT』の途中参加は少し難しいかもしれない。ゆっくり人物関係を楽しみたい人には、72時間の緊迫した設定を持つ『LOST10』や、命を懸けたゲームが展開する『kiDnap GAME』も、好みが分かれる可能性がある。
作品選びでは、出演者の知名度だけでなく、原作の有無、制作陣の過去作、ストーリーのテンポ、視聴に必要な予備知識を比較することがポイントだ。
【新ドラマ秋に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年秋ドラマで特に注目されている作品は?
A1:堺雅人主演の『VIVANT』続編、大泉洋主演の『俺たちの箱根駅伝』、横浜流星主演の『LOST10』、坂口健太郎主演の『kiDnap GAME』が主要な注目作だ。それぞれシリーズ続編、池井戸潤原作、完全オリジナル、国際共同制作という異なる特徴を持つ。
Q2:『VIVANT』続編は2026年10月スタート?
A2:いいえ。2026年7月26日に放送が始まった2クール作品だ。秋も放送が続いており、11月8日に最終回を迎える予定となっている。
Q3:『俺たちの箱根駅伝』の原作者は誰?
A3:池井戸潤。十余年をかけて描いた同名小説が原作で、大泉洋、伊藤沙莉、山下智久らが出演する。日本テレビ系で10月10日にスタートした。
Q4:『LOST10』は『最愛』の続編なの?
A4:続編ではない。『Nのために』『最愛』などを手がけた奥寺佐渡子、塚原あゆ子、新井順子が再び集結した完全オリジナル作品だ。
Q5:『kiDnap GAME』には韓国の俳優も出演している?
A5:出演している。坂口健太郎に加えて、イ・ジュンギが出演。アジア各地の俳優が集まる国際共同制作ドラマとなっている。
Q6:2026年秋ドラマの一覧はどこまで網羅されている?
A6:オリコンニュースの11月2日更新版では、10月期の作品が全51作品掲載されている。地上波のほか、NHK、BS、WOWOWなども含まれるため、視聴したい放送局や時間帯から探すと効率的だ。
まとめ:2026年秋ドラマは原作・制作陣・放送時期を見て選ぶ
2026年秋の新ドラマは、人気シリーズの続編から大型小説の実写化、完全オリジナルのサスペンス、国際共同制作まで、作品ごとの個性がはっきりしている。
特に押さえておきたいのは、堺雅人主演の『VIVANT』続編が7月からの2クール作品であること、大泉洋主演の『俺たちの箱根駅伝』が池井戸潤原作であること、横浜流星主演の『LOST10』が『最愛』などの制作陣による完全オリジナル作品であること、そして坂口健太郎主演の『kiDnap GAME』がアジアを舞台にした国際共同制作であることだ。
4作品はそれぞれ異なる魅力を持っており、俳優だけでなく物語のテーマや制作背景から選ぶことで、秋ドラマをより深く楽しめる。
11月に入った現在は、すでに放送が始まった作品の人物関係や伏線が明らかになり始める時期でもある。これから視聴する人は初回のあらすじを確認し、途中からでも追いやすい作品なのかを判断するとよい。
また、『VIVANT』は11月8日に最終回を控え、『俺たちの箱根駅伝』『LOST10』『kiDnap GAME』もそれぞれ物語の展開が気になる時期に入っている。2026年秋ドラマは、放送局や開始日だけでなく、原作・制作陣・キャストの関係性まで把握しておくことで、作品選びの楽しさがさらに広がる。
主な情報確認先:TBSテレビ、日本テレビ、フジテレビ、日テレ アックスオン、オリコンニュース、TVガイドWeb。放送日・出演者・番組情報は2026年11月2日時点の公表情報に基づく。