女芸人No.1決定戦 THE Wはなぜ終了?2026年の公式発表と歴代女王、2027年復活の可能性を徹底解説

目次

2026年11月現在、女性芸人の頂点を決めるお笑い賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W」は、2017年のスタート以来続いてきた年末開催を見送っています。日本テレビは2026年7月13日の定例会見で大会の終了を説明し、9月10日の10月期改編説明会でも、開催しなかった理由と今後の方針に言及しました。

背景にあるのは、単なる番組改編だけではありません。女性芸人に特化した大会が果たしてきた役割、男女の区別なく漫才とコントの実力を競う「ダブルインパクト」への注力、そして賞レースを取り巻くテレビ局の編成戦略が関係しています。最後の王者となったニッチェを含む9代の女王の軌跡と、2027年以降の復活可能性を整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年の開催:THE Wは2026年の開催を見送り、日本テレビは7月13日に大会として一定の役割を果たしたとの判断を説明した。
  • 終了の背景:日本テレビは、性別の制限がない「ダブルインパクト」に注力し、より間口の広いコンテストを展開する方針を示した。
  • 最後の優勝者:2025年の第9代女王はニッチェ。過去最多の1044組から頂点に立った。
  • 2027年の復活:日本テレビは今後の開催について明言しておらず、復活が決まった事実はない。
  • 大会の歴史:2017年から2025年まで9大会が開催され、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロインなどが優勝した。

【2026年最新情報】女芸人No.1決定戦 THE Wはなぜ開催されない?7月13日に日本テレビが終了を説明

女芸人no 1決定戦the w

THE Wが2026年に開催されないことは、単なる開催日程の変更ではありません。日本テレビは2026年7月13日の定例会見で、同大会を終了する判断について説明しました。

7月13日の定例会見で明らかになった終了判断

2026年7月13日、日本テレビは東京・汐留の同局で定例会見を実施。THE Wについて質問を受けた岡部智洋常務執行役員は、今年は大会を行わないと説明しました。

会見で特に注目されたのが、終了の判断に関する次の発言です。

「大会として一定の役割を果たしたという判断で終了する形になります」

岡部氏は、2017年から9回にわたって開催してきたこと、多くの女性芸人が参加したこと、優勝者が日本テレビ以外の番組でも活躍していることを評価しました。スター発掘という観点でも意義のある大会だったと説明しています。

一方、来年以降の開催について質問された際には、「まずは今年は放送しないという判断です」と回答しました。つまり、2026年の開催見送りと大会の終了方針は示されたものの、将来の編成まで永久に固定したという説明ではありません。

9月10日の改編説明会で示された、もう一つの理由

終了の背景をさらに具体的に説明したのが、2026年9月10日に行われた日本テレビの2026年10月期改編説明会です。

コンテンツ戦略局の大井秀一氏は、THE Wを開催しなかった理由について、夏に放送した「ダブルインパクト」を盛り上げることに注力したと説明しました。

「性別の壁がないより間口の広いコンテストに注力していきたい」

この発言から読み取れるのは、女性限定の大会を継続するよりも、男女を問わず参加できる新しい賞レースに番組制作の力を集中させるという編成上の方向転換です。

さらに、THE Wの復活について問われた際、大井氏は「いまお答えできることはございません」と回答しました。2026年9月時点でも、2027年の再開や復活日程は発表されていません。

「終了」と「2026年だけの休止」はどう違う?

この問題で混同しやすいのが、終了という表現と、今年は放送しないという説明です。

7月13日の会見では「終了する形」と説明された一方、来年以降については「まずは今年は放送しない」という回答にとどまりました。9月10日にも、復活の可能性については未定という姿勢が示されています。

したがって、2026年の開催なしは確定事項であり、日本テレビが終了判断を示したことも事実です。ただし、2027年以降の復活を永久に否定する公式発表があったわけではありません。

【終了理由と真相】THE Wからダブルインパクトへ、日本テレビが賞レースを再編した背景

THE Wの終了を理解するには、日本テレビが新たに力を入れる「ダブルインパクト」との関係を見る必要があります。両大会は同じお笑い賞レースでも、評価する対象と出場条件が異なります。

女性芸人の活躍の場から、漫才とコントの総合力を競う舞台へ

THE Wは女性芸人に参加資格を限定することで、女性のお笑い芸人が主役になる大会として設計されていました。漫才、コント、ピン芸などジャンルは問わず、プロ・アマを問わず挑戦できることも特徴でした。

一方、ダブルインパクトは漫才とコントの両方を披露し、その合計得点で優勝者を決める大会です。性別による参加制限を設けず、二つのジャンルに対応できる芸人の総合力を評価します。

日本テレビにとっては、THE Wという女性限定のブランドを維持するより、漫才とコントの二刀流という明確な競技コンセプトを持つ大会に注力する選択がなされたと考えられます。

2026年のダブルインパクトは2896組が参加、2代目王者は滝音

日本テレビと読売テレビが展開するダブルインパクトは、2025年に始まった賞レースです。

2026年7月20日に放送された第2回大会では、2896組がエントリー。決勝には8組が進出し、漫才とコントの合計1000点満点で競いました。優勝したのは滝音で、合計951点を獲得して2代目王者に輝いています。

初代王者はニッポンの社長。2026年には滝音が続いたことで、大会として2年目の実績を積み上げました。THE Wの開催見送りが発表された7月13日の時点で、ダブルインパクトの決勝は7月20日に予定されており、日本テレビの編成方針と大会スケジュールが重なっていたことが分かります。

視聴率や制作費も終了に影響したのか

THE Wの終了報道では、視聴率や大会運営の負担も話題になりました。

2026年6月19日付のスポーツニッポンの報道では、平均世帯視聴率が初期の2桁から近年は1桁になったことや、賞レース運営に伴う金銭面などの負担が背景として紹介されています。また、THE Wとダブルインパクトという2大会を並行して運営する負担についても指摘がありました。

ただし、視聴率や制作費を終了の直接的な理由として日本テレビが公式に公表したわけではありません。7月と9月の会見で確認できる説明の中心は、THE Wが一定の役割を果たしたことと、ダブルインパクトへの注力です。

番組制作の現場では、賞レースを開催するために予選会場の確保、出演者の調整、審査員の選定、番組制作、決勝の生放送など、多くの工程が必要になります。大会を複数運営する場合、スタッフや制作資源をどこに集中させるかという判断も避けられません。

こうした運営上の事情は終了を考える際の背景になりますが、公式説明と報道上の分析は分けて理解する必要があります。

【歴代優勝者一覧】2017年から2025年まで、THE Wを彩った9代の女王

THE Wは2017年に第1回大会が始まり、2025年まで9年連続で開催されました。毎年、異なるスタイルの芸人が優勝し、女性芸人の活躍を全国に届ける舞台となってきました。

歴代優勝者は次の9組・人です。

THE W歴代優勝者と大会の歩み

  • 2017年・第1回:ゆりやんレトリィバァ
  • 2018年・第2回:阿佐ヶ谷姉妹
  • 2019年・第3回:3時のヒロイン
  • 2020年・第4回:吉住
  • 2021年・第5回:オダウエダ
  • 2022年・第6回:天才ピアニスト
  • 2023年・第7回:紅しょうが
  • 2024年・第8回:にぼしいわし
  • 2025年・第9回:ニッチェ

2017年から2023年までの優勝者の記録はMANTANWEBなどの大会報道、2024年と2025年の結果は日本テレビの大会情報や各社の決勝報道で確認できます。

初代女王・ゆりやんレトリィバァが開いた大会の歴史

2017年の第1回大会で初代女王になったのは、ゆりやんレトリィバァです。

第1回には636組が参加。決勝の最終投票で201票を獲得し、優勝賞金1000万円を手にしました。THE Wのスタートを飾った優勝者として、その後の大会の歴史を語るうえで欠かせない存在です。

2018年には阿佐ヶ谷姉妹、2019年には3時のヒロインが優勝。コンビやトリオ、ピン芸人など、異なる形態の芸人が女王の座を獲得しました。

この多様性は、特定の芸風に限定せず、女性芸人のさまざまな表現を評価するTHE Wの特徴を示しています。

2020年から2024年、個性豊かな女王が続々誕生

2020年はピン芸人の吉住が第4代女王に輝きました。続く2021年にはオダウエダ、2022年には天才ピアニストが優勝。2023年には紅しょうが、2024年にはにぼしいわしが栄冠を手にしました。

この時期には、漫才を武器にするコンビ、コントを得意とする芸人、独自のキャラクターや発想で笑いを生み出すピン芸人など、幅広いタイプの女性芸人が注目を集めました。

特に、決勝進出や優勝をきっかけにテレビ出演の機会を得る芸人もおり、THE Wは単なる賞金獲得の場にとどまらず、全国区で活動するための足掛かりとしても機能していました。

最後の女王はニッチェ、2025年は過去最多1044組が参加

2025年の第9回大会では、お笑いコンビのニッチェが優勝しました。

ニッチェは江上敬子と近藤くみこによるコンビで、芸歴21年目での悲願の優勝となりました。決勝では紺野ぶるま、エルフらと最終決戦を争い、9代目女王の称号を獲得しています。

2025年大会のエントリー数は1044組。2017年の636組から増加し、THE Wの歴史で過去最多を記録しました。

優勝賞金1000万円に加え、日テレ人気番組への出演権や冠特番などの副賞も用意されていました。大会最後の優勝者となったニッチェは、9年間の歴史を締めくくる存在となっています。

【徹底比較】THE Wとダブルインパクトの違いは?出場資格・審査方法・大会の目的

THE Wの終了をめぐっては、「ダブルインパクトが後継大会なのか」「女性芸人が出場できなくなったのか」といった疑問も生まれます。

しかし、両大会は同じ賞レースの名称を変えただけのものではありません。参加条件や評価する芸の内容に明確な違いがあります。

THE Wとダブルインパクトの比較表

比較項目 THE W ダブルインパクト
大会の開始 2017年 2025年
主催・放送 日本テレビ 日本テレビ・読売テレビ
参加資格 女性芸人限定 男女を問わず参加可能
芸のジャンル 漫才・コント・ピン芸などジャンル不問 漫才とコントの両方
評価の特徴 女性芸人の中から最も面白い芸人を選ぶ 漫才とコントの合計得点で総合力を評価
2025年の結果 ニッチェが優勝 ニッポンの社長が初代王者
2026年の結果 開催なし 滝音が2代目王者
優勝賞金 1000万円 1000万円

ダブルインパクトは漫才とコントの二刀流を評価する大会

ダブルインパクトの大きな特徴は、漫才とコントを両方披露することです。

2026年大会では、予選1回戦は漫才かコントのどちらかを選択。2回戦以降は両方のネタを披露し、合計点で審査する方式でした。

決勝は8組が進出し、ファーストステージでは上位5組がセカンドステージへ進出。各ステージのネタは4分間で、審査員5人がそれぞれ100点満点で採点します。漫才とコントの合計1000点満点で優勝者を決定しました。

2026年の公式大会情報では、決勝は7月20日に日本テレビ・読売テレビ系で生放送されました。滝音が2896組の頂点に立ったことも、同大会の規模を示す実績です。

女性芸人はダブルインパクトに出場できないのか

そのようなことはありません。ダブルインパクトには性別による参加制限がなく、女性芸人も参加できる大会です。

ただし、出場には漫才とコントの両方を披露する必要があるため、THE Wとは求められる芸の条件が異なります。

THE Wであれば、ピン芸人や漫才中心のコンビなども自分たちの得意なジャンルで挑戦できました。一方、ダブルインパクトでは二つのジャンルに対応する力が必要です。

つまり、女性芸人の出場機会そのものがなくなったわけではありませんが、女性芸人だけを対象にした独立のタイトルは、2026年の開催見送りによって途絶えたことになります。

【大会終了の影響】女性芸人限定賞レースとしてTHE Wが果たした役割と2027年復活の可能性

THE Wの終了は、単に一つのテレビ番組がなくなるという話にとどまりません。女性芸人にとって、独自のタイトルを目指して挑戦できる大会が一つ減ったことを意味します。

THE Wが女性芸人に提供してきたもの

THE Wの大きな意義は、女性芸人を大会の主役として位置づけ、全国放送の決勝で評価する機会を設けたことです。

一般的な男女混合の賞レースでは、参加者全体の中で競い合うことになります。一方、THE Wでは女性芸人に対象を限定することで、女性芸人の個性や芸風に焦点を当てた競争の場を作ってきました。

また、参加資格はプロ・アマを問わず、ピン、コンビ、トリオなど人数にも制限がなく、芸のジャンルも限定されていませんでした。これにより、テレビでの知名度がまだ高くない芸人にも決勝進出を目指す機会が開かれていました。

賞金1000万円やテレビ番組への出演権、冠特番といった副賞も、優勝後の活動を広げるための後押しになっていました。

女性限定大会は今後も必要なのか

ここには、単純な男女平等だけでは整理できない論点があります。

性別を問わない大会は、より多くの芸人が同じ条件で競えるという利点があります。一方で、女性芸人に対象を絞った大会は、女性芸人の活動や芸風を集中的に紹介し、これまで十分に知られていなかった才能を発掘する機能を持ちます。

両者は必ずしも同じ役割を果たすわけではありません。

日本テレビがダブルインパクトへの注力を選んだことは、放送局としての大会戦略の変更です。それによって女性芸人の活躍する価値が失われるわけではありませんが、THE Wが提供してきた独立した評価の場を、別の大会がそのまま引き継ぐとは限りません。

今後は、男女混合の大会でどれだけ多様な女性芸人が注目されるか、また女性芸人を対象にした別の賞レースが登場するかが、重要な焦点になります。

2027年にTHE Wが復活する可能性はある?

2027年の復活については、2026年11月1日現在、日本テレビから開催決定の発表はありません。

7月13日の会見では大会終了の判断が説明され、9月10日の改編説明会では、今後の開催について「いまお答えできることはございません」とされました。

このため、2027年に復活すると予測して日程や出場条件を語ることはできません。現状は、復活の可能性を否定する公式発表も、再開を約束する公式発表もない状態です。

今後、復活の兆候を判断するなら、次のような情報が重要になります。

  • 日本テレビの公式発表:新大会の開催、THE Wの再開、特別企画の告知があるか。
  • 大会公式サイトの更新:エントリー募集や予選日程が掲載されるか。
  • 番組改編説明会:日本テレビが女性芸人向けの新たな賞レースや企画に言及するか。
  • 制作体制の動き:読売テレビとの共同開催や新たな制作パートナーが発表されるか。

特に重要なのは、単なる出演者の発言やネット上の予想と、放送局による正式な開催発表を区別することです。2027年復活という情報を見かけた場合は、まず日本テレビの公式発表に日程や募集要項が掲載されているかを確認する必要があります。

【よくある質問】女芸人No.1決定戦 THE Wに関するFAQ

Q1:THE Wは2026年に開催されますか?
A1:開催されません。日本テレビは2026年7月13日の定例会見で大会の終了を説明し、2026年の放送を行わない判断を示しました。

Q2:THE Wが終了した本当の理由は何ですか?
A2:日本テレビは、大会として一定の役割を果たしたことを説明しています。さらに9月10日の改編説明会では、性別の制限がなく、より間口の広いダブルインパクトに注力する方針を示しました。視聴率や制作費についての報道もありますが、それらを公式な終了理由として発表したわけではありません。

Q3:THE Wの最後の優勝者は誰ですか?
A3:2025年の第9回大会で優勝したニッチェです。過去最多となる1044組のエントリーの中から9代目女王に輝きました。

Q4:THE Wの歴代優勝者は誰ですか?
A4:2017年から順に、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわし、ニッチェです。

Q5:ダブルインパクトとTHE Wは同じ大会ですか?
A5:違います。THE Wは女性芸人限定で、漫才やコント、ピン芸などジャンルを問わない大会です。ダブルインパクトは性別を問わず参加でき、漫才とコントの両方の合計得点で競う大会です。

Q6:女性芸人はダブルインパクトに出場できますか?
A6:出場できます。ダブルインパクトには性別の制限がありません。ただし、漫才とコントの両方で競うため、THE Wとは審査条件が異なります。

Q7:THE Wは2027年に復活しますか?
A7:2026年11月1日現在、2027年の復活は発表されていません。日本テレビは9月の説明会で今後の開催について明言を避けています。再開を判断するには、今後の公式発表を確認する必要があります。

まとめ:THE Wの終了は女性芸人のお笑い史の転換点、2027年以降は公式発表に注目

女芸人No.1決定戦 THE Wは、2017年から2025年まで9回にわたって開催され、ゆりやんレトリィバァからニッチェまで9代の女王を生み出しました。女性芸人が全国放送の舞台で競い、優勝をきっかけに活躍の場を広げる機会を提供してきた大会です。

2026年7月13日、日本テレビは大会として一定の役割を果たしたとの判断から終了する方針を説明しました。さらに9月10日の改編説明会では、性別の制限がないダブルインパクトに注力するという編成上の理由を明らかにしています。

一方、2027年の復活については、現時点で確定情報がありません。終了判断が示されたことと、将来にわたる復活の可能性が完全に否定されたことは別の問題です。

【プロの結論】 THE Wの歴史を評価するうえで重要なのは、最後の大会がいつだったかだけではありません。女性芸人に特化した大会が、才能を発掘し、知名度を高め、全国に届ける仕組みを作ってきた点にあります。

ダブルインパクトが新しい賞レースとして成長する一方、女性芸人に特化した独立の競争の場が今後どのように確保されるのかも注目すべき課題です。2027年以降は、THE Wの復活だけでなく、新たな女性芸人向け大会やテレビ局の企画にも目を向けることで、日本のお笑い賞レースの変化がより明確に見えてきます。