【高部瑛斗の現在】2026年は千葉ロッテで背番号0を背負う外野手

目次

高部瑛斗(髙部瑛斗)は、千葉ロッテマリーンズに所属する外野手です。読み方は「たかべ・あきと」。1997年12月11日生まれ、神奈川県出身で、右投左打の選手です。

2026年シーズン終了時点のNPB公式記録では、54試合に出場し、打率.229、33安打、7打点、3盗塁を記録しています。2022年にはパ・リーグ盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得し、2024年7月には月間MVPにも輝きました。

2026年からは背番号を従来の38から「0」に変更。千葉ロッテの外野陣で、走攻守を武器に存在感を発揮する選手です。球団公式選手名鑑とNPBの個人成績を照らし合わせると、華々しい実績だけでなく、故障による離脱と復活、そして2026年の成績の変化まで見えてきます。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • プロフィール:高部瑛斗の読み方は「たかべ・あきと」。千葉ロッテの外野手で、2026年は背番号0。
  • 主な実績:2022年に44盗塁で盗塁王、ゴールデングラブ賞を受賞。2024年7月には月間MVPを獲得。
  • 2026年成績:54試合、打率.229、33安打、3盗塁。NPB公式記録でシーズン終了時の数字を確認できる。

【高部瑛斗のプロフィール】読み方・年齢・身長・所属球団を紹介

高部瑛斗

まずは、高部瑛斗の基本プロフィールを整理します。

項目 内容
選手名 髙部 瑛斗
読み方 たかべ・あきと
生年月日 1997年12月11日
年齢 28歳(2026年11月時点)
出身地 神奈川県
身長・体重 178cm・72kg
投打 右投左打
ポジション 外野手
所属球団 千葉ロッテマリーンズ
背番号 0
ドラフト 2019年ドラフト3位
プロ入り 2020年
主なタイトル 2022年最多盗塁者賞、ゴールデングラブ賞
その他の表彰 2024年7月度月間MVP

「高部」と「髙部」はどちらが正しい?

高部瑛斗

検索では「高部瑛斗」と「髙部瑛斗」の2種類の表記が使われています。

球団公式サイトとNPB公式サイトでの登録名は、はしごだかの「髙」を使った「髙部瑛斗」です。

一方、一般的な検索やニュース記事では「高部瑛斗」と表記されるケースもあります。どちらも同じ千葉ロッテの選手を指しています。

読み方は「たかべ・あきと」であり、「えいと」ではありません。

2026年から背番号38ではなく背番号0に変更

高部瑛斗

高部は2025年まで背番号38を着用していましたが、2025年12月17日、球団から背番号変更が発表されました。

新しい背番号は「0」です。

この変更は本人の希望によるもので、球団発表によると、高部は元チームメートの荻野貴司が着用していた番号を希望しました。

荻野に直接連絡し、背番号を受け継ぐことへの思いを伝えたことも明らかになっています。

背番号0への変更は単なるユニフォームの変更ではありません。走攻守でチームを引っ張る存在を目指すという、2026年に向けた新たな決意を示す出来事でした。

【高部瑛斗の経歴】東海大甲府高校から国士舘大学、ロッテ入団まで

高部瑛斗の野球人生は、学生時代から俊足と打撃センスを武器に実績を積み重ねてきた道のりです。

東海大甲府高校時代に甲子園を経験

高校は山梨県の東海大甲府高校に進学しました。

高校時代から外野手としてプレーし、3年夏には甲子園に出場。チームは3回戦まで進出しています。

週刊ベースボールのドラフト関連資料によると、2年秋には山梨県大会で優勝し、関東大会でもベスト8に進出しました。

高校時代から公式戦で経験を積み、広い守備範囲と打撃技術を磨いていったことが、後のプロ入りにつながります。

国士舘大学では東都大学野球で実績を残す

高校卒業後は国士舘大学に進学しました。

大学時代の大きな特徴は、継続して試合に出場しながら安打を積み重ねたことです。

週刊ベースボールの2019年ドラフト関連記事によると、4年春までに東都大学野球2部リーグで通算95試合にフルイニング出場。通算打率は.310、7本塁打、39打点、25盗塁を記録しました。

同時期には119安打を積み上げており、ミート力と走力を兼ね備えた外野手として評価されていました。

2019年ドラフト3位で千葉ロッテに入団

2019年10月17日に開催されたプロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから3位指名を受けました。

同年のロッテは1位で佐々木朗希、2位で佐藤都志也、3位で高部瑛斗を指名しています。

国士舘大学からプロの世界へ進んだ高部は、2020年にプロ入り。俊足と巧みなバットコントロールを持ち味に、一軍定着を目指すことになります。

高部瑛斗の経歴・主な転換点一覧

年度 出来事 主な内容
高校時代 東海大甲府高校 3年夏に甲子園出場
大学時代 国士舘大学 通算打率.310、25盗塁
2019年 ドラフト会議 ロッテから3位指名
2020年 プロ入り 一軍公式戦5試合に出場
2021年 一軍出場 33試合に出場
2022年 大ブレーク 44盗塁で盗塁王、GG賞受賞
2023年 故障・手術 胸郭出口症候群で第一肋骨切除術
2024年 一軍復帰 打率.300、7月度月間MVP
2025年 出場機会を拡大 111試合、20盗塁
2026年 背番号0でプレー 54試合、打率.229

この経歴から分かるのは、高部が一度の活躍だけで評価される選手ではないということです。学生時代から培った打撃技術と走力をプロでも発揮し、故障による長期離脱を経て再び一軍の舞台に戻ってきました。

【高部瑛斗の年度別成績】2026年の打率・安打・盗塁を比較

高部の実力を判断するうえで、年度別成績の比較は欠かせません。

ここではNPB公式の個人年度別成績を基準に、一軍での打撃成績を整理します。

2026年の成績は54試合・打率.229


2026年シーズン終了時・NPB公式記録


.229


打率


54


試合数


33


安打


3


盗塁



打席
154


打点
7


出塁率
.279


OPS
.543


出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績

2026年は54試合、144打数33安打という成績でした。

盗塁は3個で、長打は二塁打3本、三塁打1本。本塁打は0本です。

2022年に44盗塁を記録した選手として見ると、2026年の盗塁数は物足りなく感じられるかもしれません。ただし、2026年は2022年の137試合や2025年の111試合と比べて出場試合数が少なく、単純な盗塁数だけで走力を評価することはできません。

打撃面では、打率だけでなく出塁率.279、長打率.264、OPS.543という数字も確認する必要があります。

年度別打撃成績の推移

年度 試合 打率 安打 盗塁
2020年 5 .100 1 0
2021年 33 .145 8 4
2022年 137 .274 148 44
2023年 0 ― ― ―
2024年 76 .300 78 10
2025年 111 .286 102 20
2026年 54 .229 33 3

※2023年は一軍公式戦への出場がありません。

この数字から、3つの特徴が浮かび上がります。

1つ目は、2022年に一軍レギュラーとして大きく飛躍したこと。

2020年と2021年は一軍での出場機会が限られていましたが、2022年には137試合に出場。打率.274、148安打、44盗塁という成績を残しました。

2つ目は、2024年に打撃面で大きく復調したこと。

2024年は打率.300を記録しています。出場試合数こそ76試合でしたが、260打数78安打という内容は、持ち味のミート力を十分に発揮した結果です。

3つ目は、2025年と2026年で成績に変化が生じていること。

2025年は打率.286、20盗塁と安定した成績を残しました。一方、2026年は打率.229、3盗塁にとどまっています。

2026年の数字を過去の実績と比較するなら、今後は打率の回復だけでなく、出塁率を高めて盗塁につなげる攻撃の形も注目ポイントになります。

【2022年の盗塁王・ゴールデングラブ賞】高部瑛斗が評価された理由

高部瑛斗の名前をプロ野球ファンに広く知らしめたのが、2022年の大活躍です。

この年、高部は千葉ロッテの外野手として137試合に出場し、走攻守でチームに貢献しました。

44盗塁でパ・リーグ最多盗塁者賞を獲得

2022年の高部は、44盗塁を記録してパ・リーグの最多盗塁者賞を初受賞しました。

NPB公式の表彰記録でも、同年の最多盗塁者として高部の名前が掲載されています。

当時の打撃成績は以下のとおりです。

- 試合数:137試合
- 打率:.274
- 安打:148本
- 得点:66
- 打点:38
- 盗塁:44
- 盗塁死:10

特に注目したいのは、44盗塁だけではありません。

148安打という数字も残しており、単に足が速いだけの選手ではなく、塁に出て攻撃の起点をつくる能力を備えていたことが分かります。

ゴールデングラブ賞も初受賞

2022年は守備面でも評価されました。

高部は三井ゴールデン・グラブ賞のパ・リーグ外野手部門で初受賞しています。

ゴールデングラブ賞は、守備で優れたプレーを見せた選手を表彰する賞です。

外野手に求められるのは、打球への反応、落下地点の判断、走力、捕球技術、送球など多岐にわたります。

高部の場合、持ち前の俊足を攻撃だけでなく守備にも生かせることが強みでした。

つまり2022年のタイトル獲得は、走塁だけに特化した選手ではなく、外野手として総合的な能力を発揮した結果でもあります。

2022年の活躍は現在の評価にもつながっている

2022年の高部は、137試合に出場して44盗塁、148安打を記録しました。

この実績があるからこそ、2026年の成績を見る際にも、単純な打率や盗塁数だけでなく、過去に示した走攻守の総合力が評価の基準になります。

特に千葉ロッテのように外野手の競争があるチームでは、出塁して走れる選手の価値は大きいものです。

高部に期待される役割は、長打で試合を決めることだけではありません。出塁、進塁、盗塁、守備で試合の流れを変えることにもあります。

【2023年の故障から2024年の復活へ】月間MVP受賞までの道のり

高部のキャリアを語るうえで、2023年の故障は避けて通れません。

2022年にタイトルを獲得した翌年、高部は故障に苦しみ、一軍の試合に出場できないシーズンを過ごしました。

2023年は胸郭出口症候群で手術

千葉ロッテの球団発表によると、高部は2023年9月1日に第一肋骨切除術を受けました。

診断名は胸郭出口症候群です。

胸郭出口症候群は、首から肩、腕にかけての神経や血管が圧迫されることで、痛みやしびれなどの症状が生じる疾患です。

高部の場合、プレー中に右肩の痛みを感じ、診断を受けたことが球団から公表されています。

手術後の全治見込みは約3か月でした。

2022年に盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得した選手が、2023年は一軍公式戦に一度も出場できなかったのです。

2024年5月に一軍復帰

故障からの復帰を目指した高部は、2024年5月に一軍へ戻りました。

復帰後は徐々に打撃の状態を上げ、安打を積み重ねていきます。

2024年シーズンの最終的な成績は以下のとおりです。

- 出場試合数:76試合
- 打率:.300
- 安打:78本
- 二塁打:12本
- 三塁打:3本
- 本塁打:1本
- 打点:23
- 盗塁:10

出場機会が限られるなかで打率3割を記録したことは、復帰後の打撃能力を示す重要な結果でした。

2024年7月度の月間MVPを初受賞

2024年8月8日、千葉ロッテは高部が7月度の大樹生命月間MVP賞を受賞したと発表しました。

パ・リーグの野手部門での受賞です。

7月の成績は次のとおりでした。


2024年7月度・月間MVP

.405


月間打率



21


試合


30


安打


1


本塁打


11


打点


出典:千葉ロッテマリーンズ公式発表・2024年8月8日

さらに、出塁率.457、長打率.541、14得点を記録。21試合中17試合で安打を放ち、9試合では複数安打を記録しました。

得点圏打率も.571と高く、チャンスでの勝負強さも際立っていました。

プロ5年目で初めて獲得した月間MVPです。

この受賞は、単に1か月間打ちまくったというだけではありません。

2023年に一軍出場がなく、手術とリハビリを経験した選手が、翌年にはリーグトップクラスの打撃成績を残したという点に大きな意味があります。

故障前の高部が持っていた打撃技術を、再び一軍の舞台で発揮した象徴的な出来事でした。

【プロの結論】2026年の高部瑛斗は何を取り戻すべきなのか

2026年の高部を評価する際には、2022年、2024年、2025年の実績を踏まえる必要があります。

過去の成績を並べると、打率は2024年の.300から2025年の.286、2026年の.229へと変化しています。

盗塁も2022年の44個、2025年の20個に対して、2026年は3個です。

ただし、2026年は54試合の出場にとどまっており、過去のシーズンと同じ条件で比較することはできません。

高部瑛斗の強みは出塁してからの攻撃力

高部のプレースタイルを理解するうえで重要なのは、打率だけを評価基準にしないことです。

高部は、俊足とミート力を組み合わせて攻撃の流れをつくるタイプの外野手です。

例えば、先頭打者として出塁できれば、盗塁によって得点圏に進み、後続打者の単打でもホームに帰ってくる可能性を高められます。

また、外野守備で広い範囲をカバーできれば、投手の負担を軽減する効果も期待できます。

こうした能力は、本塁打や打点だけでは評価しきれません。

今後の評価で注目したい3つのポイント

① 打率と出塁率の回復

2026年は打率.229、出塁率.279でした。まずは安打を増やし、塁に出る機会を増やせるかが重要です。

② 盗塁数の増加

2022年に44盗塁を記録した実績は大きな強みです。出塁機会が増えれば、再び走塁で相手バッテリーにプレッシャーをかけられる可能性があります。

③ 外野守備での存在感

2022年にゴールデングラブ賞を獲得した守備力も、高部の評価を支える要素です。打撃が不調なときでも、守備や走塁でチームに貢献できる選手は起用価値があります。

2026年の成績だけで高部の実力を判断するのではなく、2022年のタイトル獲得、2024年の打率3割と月間MVP、2025年の20盗塁という実績も合わせて見ることが大切です。

【高部瑛斗に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:高部瑛斗の読み方は何ですか?

A1:高部瑛斗は「たかべ・あきと」と読みます。千葉ロッテとNPBの公式登録表記は「髙部瑛斗」です。

Q2:高部瑛斗の2026年の成績は?

A2:NPB公式記録によると、2026年は54試合に出場し、打率.229、33安打、7打点、3盗塁を記録しました。

Q3:高部瑛斗は2022年に何のタイトルを獲得しましたか?

A3:44盗塁でパ・リーグ最多盗塁者賞を獲得し、三井ゴールデン・グラブ賞も初受賞しました。

Q4:高部瑛斗の出身高校と大学はどこですか?

A4:東海大甲府高校から国士舘大学へ進学しました。2019年のドラフト会議で千葉ロッテから3位指名を受けています。

Q5:高部瑛斗は2024年に月間MVPを受賞しましたか?

A5:はい。2024年7月度のパ・リーグ野手部門で初受賞しました。7月は21試合で打率.405、30安打、1本塁打、11打点を記録しています。

Q6:高部瑛斗の背番号は何番ですか?

A6:2026年から背番号0を着用しています。2025年までの背番号38から変更されました。荻野貴司が着用していた番号を本人が希望したものです。

まとめ:高部瑛斗の現在地と今後の注目ポイント

高部瑛斗は、東海大甲府高校、国士舘大学を経て、2019年ドラフト3位で千葉ロッテに入団した外野手です。

2022年には44盗塁で盗塁王を獲得し、ゴールデングラブ賞にも輝きました。その後、2023年の故障と手術を乗り越え、2024年7月には打率.405を記録して月間MVPを初受賞しています。

2025年は打率.286、20盗塁と再び存在感を示しましたが、2026年は54試合、打率.229、3盗塁という成績でした。

現在の高部を評価するうえで重要なのは、過去のタイトルだけでも、2026年の打率だけでもありません。

打撃での出塁、持ち前の俊足、外野守備という3つの能力をどこまで高い水準で組み合わせられるか。 ここが今後の活躍を占うポイントです。

背番号0で新たなシーズンに臨んだ高部瑛斗。2022年に証明した走攻守の総合力を、今後どこまで取り戻し、さらに伸ばしていけるか。千葉ロッテの外野陣における重要な注目選手であることに変わりはありません。