【2026年最新】昭和記念公園のプールは現在営業している?再開予定を確認
2026年11月現在、レインボープールと水あそび広場は、どちらも営業終了しています。
国営昭和記念公園の公式ホームページでは、両施設の紹介ページに「営業終了」と表示されています。単なる夏季休業や一時的なメンテナンスではなく、施設の老朽化と昭島口周辺エリアの再整備に伴う営業終了です。
現在の状況を整理すると、次のようになります。
- レインボープール:営業終了。2026年の夏季営業はありません。
- 水あそび広場:営業終了。以前のような水遊び場としての営業はありません。
- プールの再開:旧施設の営業再開日は発表されていません。
- 跡地の活用:官民連携による親水空間や新たな公園施設の整備を検討中です。
- 今後の動き:2026年10月に民間事業者向けの新たなサウンディング調査が発表されました。
ここで注意したいのは、今後水に親しめる場所が整備される計画と、従来型の大型レジャープールが復活することは別だという点です。
公式情報では、子どもを主な対象とする水遊び場などの親水施設が再整備の方向性に含まれていますが、ウォータースライダーや流水プールなど、かつての施設がそのまま戻るとは発表されていません。
(出典:国営昭和記念公園公式ホームページ、国土交通省関東地方整備局の2026年10月公表資料)
【営業終了の理由】レインボープールはなぜ閉鎖されたのか

レインボープールの営業終了には、施設の老朽化と設備の維持管理に関する問題が深く関係しています。
1985年に開業した大型レジャープール

レインボープールは、昭和記念公園の夏を代表するレジャー施設として親しまれてきました。
国土交通省関東地方整備局の再整備方針に関する資料によると、施設が整備されたのは1985年です。
当時は住宅・都市整備公団(現在のUR都市機構)が整備・管理を担当していました。その後、2011年度にURが撤退し、公園の運営維持管理を受託する事業者が利用料金収入によって独立採算で運営する形になりました。
施設には、次の9種類のプールがありました。
- ウォータースライダー
- 流水プール
- 大波プール
- 大滝プール
- 渓流プール
- 冒険プール
- クローバープール
- 幼児プール
- モニュメントプール
大人から小さな子どもまで楽しめる構成で、夏休みのレジャー先として人気を集めていました。
老朽化はどこまで進んでいた?

2021年にまとめられた国営昭和記念公園の再整備方針では、施設の健全度調査に基づく劣化状況が示されています。
確認された主な問題は次のとおりです。
- プール本体:ひび割れ、塗装の剥がれ、シーリング材の剥離
- 監視台:コンクリート部分のひび割れ
- 腰洗い槽・足洗い槽:躯体のひび割れ、塗装の剥がれ
- 管理棟・ロッカー:屋根や外壁、建具周辺の劣化
特に管理施設については、継続利用に向けて補修や更新が必要となる部分も確認されていました。
これは単に建物の外観が古くなったという話ではありません。プール本体や水を管理する設備、利用者が使う管理施設など、営業を維持するための複数の設備に更新の必要性が生じていたのです。
2020年から2022年にかけて営業休止が続いた
営業終了までの経緯を理解するうえで重要なのが、2020年以降の休止期間です。
さいたま市が公表した「レジャープールのあり方方針」には、国営昭和記念公園の事例が掲載されています。同資料は公園事務所へのヒアリング内容として、営業休止の経緯を説明しています。
その内容によると、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業を休止しました。
2021年には営業再開を目指したものの、プール系統の循環ポンプが故障し、再び休止することになりました。
さらに、修繕費用が想定以上に高額になることが判明。既存設備を改修するよりも、エリア全体の再整備を優先して検討する方向になり、2022年も営業休止が続きました。
つまり、営業終了は感染症対策だけが原因ではありません。
設備故障、修繕費用、施設全体の老朽化、将来の公園整備という複数の問題が重なった結果です。
レインボープールの最終営業は2019年9月1日
2019年の営業期間は7月13日から9月1日まででした。
立川経済新聞の2019年7月の報道でも、9月1日が営業期間の最終日として案内されています。
その後、2020年から営業休止が続いたため、2019年が通常営業を行った最後のシーズンとなりました。
長年利用してきた人にとっては、2019年夏の営業が事実上の最後の夏だったことになります。
【経緯を整理】レインボープールと水あそび広場、跡地再整備の関係
営業終了の経緯を正しく理解するには、レインボープールだけでなく、水あそび広場や昭島口周辺エリア全体の動きを把握する必要があります。
以下の表に、主要な出来事と施設の関係をまとめました。
| 時期 | 出来事・施設の状況 | 意味・現在との関係 |
|---|---|---|
| 1985年 | レインボープール整備 | 9種類のプールを備えた夏季施設として運営開始 |
| 2011年度 | URが管理から撤退 | 運営体制が変更 |
| 2019年9月1日 | 最終営業シーズン終了 | 通常営業の最後の年 |
| 2020年 | 新型コロナの影響で休止 | 営業再開に至らず |
| 2021年 | 循環ポンプの故障 | 再開を見送り |
| 2022年 | 修繕費用の問題などで休止継続 | 再整備を優先する方向へ |
| 2023年度以降 | 水あそび広場も利用休止 | 水のゾーン全体の再整備へ |
| 2024年6月 | 昭島口周辺エリア再整備方針を策定 | 官民連携による整備の方向性を提示 |
| 2025年3月~6月 | Park-PFIによる事業者公募 | 参加表明者がなく手続き中止 |
| 2026年4月 | 民間事業者向け現地説明会 | 24者が参加 |
| 2026年10月 | 再公募に向けた調査を発表 | 11月に説明会・個別対話を予定 |
(出典:国営昭和記念公園事務所、国土交通省関東地方整備局、さいたま市、立川経済新聞)
水あそび広場も営業終了した理由
レインボープールと混同されやすいのが、水あそび広場です。
水あそび広場は、大型のレジャープールとは異なり、子どもたちが水に触れて遊ぶための施設でした。
しかし、こちらも施設の老朽化と昭島口周辺エリアの再整備に伴い、営業を終了しています。
現在、公式ホームページではレインボープールと水あそび広場の両方が営業終了施設として掲載されています。
したがって、以前の水あそび広場が無料で利用できたからといって、2026年も同じ場所で水遊びができるわけではありません。
2つの施設は同じ再整備計画の対象
重要なのは、両施設が別々の事情で閉鎖されたというよりも、昭島口周辺エリアという広い範囲の再整備の中で位置づけられていることです。
国土交通省の2026年10月改訂案では、再整備の対象にレインボープール、水あそび広場、隣接するバーベキューガーデン、うんどう広場などが含まれています。
さらに、立川基地跡地昭島地区の環境保全用地の一部も、公園拡張区域として一体的に活用する構想です。
つまり、単純に古いプールを撤去して新しいプールを建てる計画ではありません。
公園への入口、レクリエーション機能、水辺空間、周辺地域との回遊性を含めたエリア再編なのです。
【跡地はどうなる?】昭島口周辺エリアの再整備計画を解説
レインボープールの跡地で何が始まるのか。ここが2026年現在、最も注目すべきポイントです。
国営昭和記念公園事務所は、国土交通省関東地方整備局のもとで、民間事業者の資金やノウハウを活用する官民連携方式による再整備を進めています。
2024年に再整備方針を策定
2024年6月7日、国営昭和記念公園事務所は昭島口周辺エリアの再整備方針を策定しました。
その基本的な考え方は、公園本来の「緑の回復と人間性の向上」という理念を引き継ぎながら、施設やサービスの魅力を高めることです。
再整備では、主に次のような機能が検討されています。
1.新しい昭島口ゲートエリア
公園の玄関口としての機能を強化し、ゲート棟やサイクリングセンター、駐車場、広場などを整備する構想です。
飲食施設や売店などについても、民間事業者からの提案を想定しています。
2.新レクリエーションエリア
広場を活用し、多様なレクリエーションや交流の場を設ける構想です。
バーベキューガーデンなど、既存施設との連携も視野に入れています。
3.新しい水空間・親水エリア
レインボープール跡地周辺で特に注目されるのが、この水辺空間です。
2026年10月29日に公表された再整備方針の改訂案では、夏の新たなシンボルとなる親水広場を構想しています。
子どもを主な対象とした水遊び場、水鳥の池との連続性を持つ水辺空間、イベント広場、自然環境を生かした空間などが検討されています。
さらに、夏だけではなく、年間を通じて利用できる多様な空間を目指しています。
新しい施設は従来のレジャープールと同じなのか
ここは誤解しやすい部分です。
再整備方針には親水施設(水遊び場)の整備が盛り込まれていますが、旧レインボープールと同じ大型レジャープールを復活させるという確定情報はありません。
特に、次のような施設については、2026年11月2日時点で具体的な設置が確定したとはいえません。
- 大型ウォータースライダー
- 流水プール
- 大波プール
- 幼児向けの大型レジャープール
- 旧施設と同規模の有料プール
親水施設とレジャープールは、目的も維持管理費用も異なります。
親水施設は水辺の景観や水遊びを楽しむ空間として計画されている一方、レジャープールは水質管理や循環設備、監視員配置などを伴う大規模な営業施設です。
この違いを理解しておくと、今後の再整備情報を正しく読み取れます。
【2026年10月最新】サウンディング調査と再公募の進捗
昭島口周辺エリアの再整備は、当初の事業者公募で一度つまずいています。
しかし、2026年には新たな動きが出てきました。
2025年のPark-PFI公募は参加表明者なしで終了
2025年3月25日、国営昭和記念公園事務所はPark-PFI(公募設置管理制度)を活用した事業者公募を開始しました。
この制度は、民間事業者が公園内に収益施設を設置・運営し、その収益などを公園の整備や管理に生かす仕組みです。
当初の構想では、飲食施設やレストラン、親水施設などの民間施設と、ゲート棟、広場などの公共施設を組み合わせる内容でした。
ところが、2025年6月16日に参加表明の受付が終了した際、参加表明書類の提出はありませんでした。
そのため、公募手続きは中止され、事業の今後の対応方針は未定となりました。
ここで注意したいのは、再整備そのものが中止されたわけではないということです。
民間事業者を選定するための公募が成立せず、事業条件を見直す必要が生じたという状況でした。
2026年4月の現地説明会には24者が参加
次の動きは2026年4月21日です。
国営昭和記念公園事務所は、再整備事業への参画に関心を持つ法人や企業グループを対象に、現地説明会を開催しました。
5月22日に公表された開催状況によると、参加事業者は24者でした。
公表された参加企業には、造園、建設、商業開発、地域企業などが含まれています。
この説明会では、昭島口周辺の再整備に関する検討状況の説明や、事業対象エリアの現地確認が行われました。
前年の公募で参加表明者がなかったことを考えると、事業条件の再検討に向けて民間側の関心を把握する重要な機会だったといえます。
ただし、説明会への参加は、事業者としての応募や契約を意味するものではありません。
2026年10月22日に新たなサウンディング調査を発表
さらに2026年10月22日、国土交通省関東地方整備局は、昭島口周辺エリアの民間活力導入に向けた公募型サウンディング調査の実施を発表しました。
これは、次回の事業者公募に向けて、事業性や条件について民間事業者と意見交換するための調査です。
国土交通省の発表では、2026年度末の再公募を目指して、事業条件などを改めて確認する方針が示されています。
2026年11月2日時点で予定されている主な日程は次のとおりです。
- 2026年11月11日:現地見学・説明会
- 2026年11月26日~12月3日:民間事業者との個別対話
- 2026年度末:再公募を目指す
個別対話では、参画を検討する法人や法人グループから、事業性や事業条件に関する意見・提案を聞く予定です。
なお、11月11日の説明会と11月26日からの個別対話は、民間事業者向けの手続きです。一般の公園利用者が参加するイベントではありません。
2026年10月の改訂案で変わった再整備の方向性
今回の動きで見逃せないのが、再整備方針の改訂です。
2026年10月29日に掲載された改訂案では、近年の利用状況を踏まえ、混雑の偏りや猛暑日の増加などに対応するため、エントランス機能を主体とする空間を優先的に整備する考え方が示されています。
また、第1期再整備では、親水広場を夏の新しいシンボルとして整備する方向性も示されています。
供用開始については、今回の改訂案で「令和10年代早期」を目指すとされています。
これは以前の公募資料に記載されていた2030年度中という目標とは表現が変わっています。
したがって、古い資料の2030年度という数字だけを見て、完成時期が確定したと考えるのは適切ではありません。
現段階では、再公募や事業者選定、その後の設計・建設などが必要です。具体的な開業日は今後の発表を待つ必要があります。
【プロの結論】昭和記念公園のプール再開を判断する3つのポイント
今回の営業終了と再整備の経緯から、今後の動向を判断するうえで重要なのは3つです。
1.旧レインボープールの復活と新しい親水施設を区別する
最も重要なのは、親水施設の整備計画を大型レジャープールの復活と混同しないことです。
国の改訂案では、子ども向けの水遊び場や水辺空間が示されています。
しかし、旧施設のような9種類のプールが復活することは決まっていません。
今後の公募資料や事業者の提案に、レジャープール機能が盛り込まれるかどうかが判断材料になります。
2.再公募の成立が再整備の大きな分岐点
2025年の公募で参加表明者がなかった事実は、再整備の実現に向けた課題を示しています。
民間事業者にとって、施設の建設費、維持管理費、利用者数、収益性などは事業への参加を判断する重要な要素です。
そのため、2026年のサウンディング調査では、どのような事業条件が提示され、どのような意見が寄せられるかが注目されます。
3.完成時期よりも段階的な整備の進捗を見る
昭島口周辺エリアは広範囲にわたる再整備です。
入口機能、広場、水辺空間、レクリエーション施設などを一度に完成させるとは限りません。
改訂案では第1期の整備範囲を優先する考え方が示されているため、今後は全体完成の時期だけでなく、どの施設から整備・供用されるのかを見る必要があります。
再開を待つ読者にとっては、旧プールの営業再開日を探すよりも、新しい親水施設の具体的な仕様と事業者選定の進捗を確認することが重要です。
【昭和記念公園のプール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昭和記念公園のレインボープールは2026年も営業していますか?
A1:営業していません。国営昭和記念公園の公式ホームページでは営業終了と案内されています。2026年の夏季営業もありません。
Q2:レインボープールの最後の営業はいつですか?
A2:2019年9月1日が最後の営業日です。2020年以降は営業休止が続き、設備の老朽化や再整備などを背景に営業終了となりました。
Q3:水あそび広場も閉鎖されたのですか?
A3:はい。水あそび広場も営業終了しています。従来の施設で水遊びをすることはできません。
Q4:レインボープールが営業終了した本当の理由は何ですか?
A4:主な理由は施設の老朽化と昭島口周辺エリアの再整備です。過去には循環ポンプの故障や修繕費用の問題もあり、既存設備の改修よりもエリア全体の再整備を優先する方向になりました。
Q5:昭和記念公園のプールはいつ再開しますか?
A5:旧レインボープールの再開日は発表されていません。新たな親水施設の整備は計画されていますが、旧施設と同じ大型レジャープールが復活するかどうかも決まっていません。
Q6:レインボープールの跡地には何ができますか?
A6:2026年10月の再整備方針改訂案では、親水広場、子ども向けの水遊び場、水辺空間、イベント広場などが構想されています。民間事業者の提案や今後の事業者公募によって具体化される予定です。
Q7:再整備はいつ完成する予定ですか?
A7:2026年10月29日公表の改訂案では、第1期再整備範囲について令和10年代早期の供用を目指しています。ただし、具体的な開業日や各施設の供用開始日は確定していません。
まとめ:昭和記念公園のプールは営業終了、今後は親水空間へ
昭和記念公園のレインボープールと水あそび広場は、2026年現在、どちらも営業を終了しています。
レインボープールは2019年9月1日が最後の営業日となり、その後は新型コロナウイルスの影響、循環ポンプの故障、修繕費用の問題、施設の老朽化などが重なって営業再開に至りませんでした。
一方、跡地を含む昭島口周辺エリアでは、官民連携による新たな公園づくりが進められています。
2025年のPark-PFI公募は参加表明者がなく中止されましたが、2026年には現地説明会に24者が参加。さらに10月には、年度末の再公募を目指す新しいサウンディング調査が発表されました。
今後の中心となるのは、従来の大型プールの復活というよりも、年間を通じて利用できる親水空間や、新しい公園の玄関口としての機能強化です。
長年親しまれたレインボープールの姿は戻らない可能性がありますが、その跡地が子どもから大人まで楽しめる新しい水辺空間へと生まれ変わる計画には、引き続き注目が集まりそうです。
2026年11月以降は、サウンディング調査の結果、再公募の条件、具体的な施設計画が、今後の昭島口周辺エリアの行方を左右する重要な情報になります。
主な確認資料: 国営昭和記念公園公式施設案内、国土交通省関東地方整備局の2026年10月22日記者発表・10月29日改訂案、2025年の公募資料、さいたま市のレジャープールのあり方方針、立川経済新聞の2019年営業案内。