佐藤将光のプロフィール・年齢・身長・出身地

目次

佐藤将光(さとう・しょうこう)は、1987年8月21日生まれの日本人総合格闘家だ。2026年11月2日時点で39歳。東京都出身で、ONE Championshipの公式プロフィールでは東京都目黒区で育ったことが紹介されている。

基本プロフィールは次のとおり。

項目 詳細
名前 佐藤将光
読み方 さとう・しょうこう
生年月日 1987年8月21日
年齢 39歳(2026年11月現在)
出身 東京都
身長 175cm
リーチ 177cm
主戦場 バンタム級
所属 坂口道場一族/Fight Base都立大
主なタイトル 第10代修斗世界バンタム級王者
その他のタイトル 初代Tribelateフェザー級王者

身長175cmに対してリーチは177cm。バンタム級の選手として、打撃の距離を調整しながら相手に対応できる体格を持つ。

なお、日本修斗協会の選手紹介では身長174cmと掲載された時期もある。現在のRIZIN公式選手プロフィールでは175cmとなっており、掲載媒体によって数値に差がある点には注意したい。

RIZINの選手紹介では、佐藤はバンタム級ランキング5位として掲載されている。長年の競技経験を持つベテランでありながら、国内トップクラスの選手として現役で活動していることが分かる。

佐藤将光の経歴|格闘技を始めた理由と修斗世界王者への道

佐藤将光

佐藤将光の格闘技人生は、最初からプロ選手を目指して始まったものではない。

小学校から高校まではサッカーに打ち込んでいた。東京都立三田高校ではサッカー部に所属し、競技生活を送っていたという。

転機となったのは高校3年生の頃だ。

サッカー部の公式戦を終え、明治大学理工学部への指定校推薦での進学が決まった後、時間に余裕が生まれた。周囲の友人が受験勉強を続ける中、新しいことを始めようと考え、格闘技ジムに通い始めた。

山本“KID”徳郁との出会い

佐藤将光

ONE Championshipの公式特集によると、佐藤は当初、ボクシングやキックボクシング、総合格闘技に興味を持ち、KILLER BEE(KRAZY BEEの前身)に入門した。

そこで指導を受けたのが、山本“KID”徳郁だった。

その後、大学進学とともに横浜へ移り、坂口道場に入門。坂口征夫らの指導を受けながら本格的に技術を磨いていく。

最初からプロ志向だったわけではなく、練習そのものや道場での人との交流が楽しかったという。

ブラジリアン柔術の試合にも挑戦したが、初めての大会では一本負けを経験した。こうした失敗も、その後の競技人生を形づくる経験になった。

修斗で第10代世界バンタム級王者に

佐藤将光

パンクラスなどで経験を積んだ佐藤は、2015年から修斗で本格的に活躍する。

2017年3月には石橋佳大との環太平洋王座戦で引き分け。タイトル獲得を逃したものの、同年10月15日の再戦となる世界バンタム級王者決定戦では、石橋を判定3-0で下した。

これにより、第10代修斗世界バンタム級王者に輝いた。

さらに、トリスタン・グリムズリー、齊藤曜を相手に2度の防衛を達成。2017年には修斗の年間MVPにも選出されている。

2020年11月30日にはONE Championshipへの参戦などを背景に、修斗世界バンタム級王座を返上した。

王座返上は競技からの撤退ではない。むしろ、国内で築いた実績を土台に、海外の強豪との戦いへ活動の軸を広げる転換点だった。日本修斗協会の公式発表でも、王座返上と佐藤本人のコメントが確認できる。

佐藤将光の戦績39勝17敗2分|ONE ChampionshipとRIZINの試合結果

佐藤のキャリアを数字で見ると、国内外の主要団体で長期間にわたって戦ってきたことが分かる。

2026年8月20日更新の戦績データベースでは、プロ通算成績は39勝17敗2分、別途ノーコンテスト1試合と集計されている。

団体・大会 戦績・主な実績 注目ポイント
Tribelate 初代フェザー級王者 キャリア初期のタイトル
修斗 9勝2敗1分 世界王座獲得、2度防衛
ONE Championship 4勝2敗 海外の強豪と対戦
RIZIN 5勝2敗 2023年から参戦
VTJ 4勝0敗 無敗の戦績
プロ通算 39勝17敗2分 別途ノーコンテスト1試合

※団体別・通算成績は公開戦績データベースの集計。大会や記録の集計方法によって表記が異なる場合がある。

ONE Championshipでは4勝2敗

2019年5月、佐藤はONE Championshipに参戦した。

修斗の世界王者として培った実力を海外で試すことになり、デビュー戦から結果を残している。

ONE公式プロフィールに掲載されている戦績は次のとおり。

- 4勝
- 2敗
- TKO勝利2回
- 一本勝利1回
- ユナニマス判定勝利1回
- フィニッシュ率75%

代表的な勝利は、マーク・アベラルド戦、ハファエル・シウバ戦、クォン・ウォンイル戦だ。

特に2019年10月のハファエル・シウバ戦では、第2ラウンドにパンチでKO勝ち。パンクラスの元世界王者を倒したことで、佐藤の評価をさらに高める結果となった。

2020年1月にはクォン・ウォンイルをリアネイキッドチョークで仕留め、一本勝ちを収めている。

一方、ファブリシオ・アンドラージ、マーク・ステファン・ロマンには判定で敗れた。

ONEの公式データが示す4勝2敗という数字は、海外のトップレベルで十分に勝ち星を積み上げたことを意味する。タイトル獲得には至らなかったものの、世界水準の選手と渡り合った経験は、その後のRIZINでの戦いにもつながっている。

RIZINでは2023年から活躍

佐藤のRIZIN初参戦は2023年10月1日の「RIZIN LANDMARK 6」。

初戦の相手はレスリングをバックボーンとする太田忍だった。試合は判定2-1で佐藤が勝利。初参戦から実力を証明した。

その後の主な試合結果は次のとおり。

日付・大会 対戦相手 結果
2023年10月・LANDMARK 6 太田忍 判定勝ち
2024年3月・LANDMARK 9 井上直樹 判定負け
2024年9月・RIZIN.48 牛久絢太郎 判定勝ち
2025年5月・韓国大会 キム・スーチョル 判定勝ち
2025年9月・RIZIN.51 ダニー・サバテロ 判定負け
2026年3月・RIZIN.52 ジョン・スウィーニー 1R一本勝ち
2026年8月・RIZIN.54 パッチー・ミックス 判定勝ち

RIZIN公式プロフィールでは、参戦後7試合で5勝2敗となっている。

2026年3月7日|RIZIN.52で三角絞め一本勝ち

2026年3月7日の「RIZIN.52」では、アイルランドのジョン・スウィーニーと対戦した。

スウィーニーは元LFAバンタム級王者。佐藤にとって簡単な相手ではなかった。

試合では佐藤がテイクダウンから上のポジションを確保し、ヒザ蹴りやヒジによる攻撃でダメージを与えた。

最後は三角絞めを極め、1ラウンド一本勝ち。

打撃だけでなく、グラウンドでもフィニッシュできる総合力を見せた一戦だった。

2026年8月11日|パッチー・ミックスに判定勝ち

2026年の佐藤を語るうえで外せないのが「RIZIN.54」でのパッチー・ミックス戦だ。

ミックスは元Bellator世界バンタム級王者で、世界トップレベルの実績を持つ選手。佐藤にとっても大きな注目を集める対戦だった。

試合は61kg契約の5分3ラウンドで実施され、佐藤が判定3-0で勝利。3人のジャッジはいずれも28-27を付けた。

ただし、この試合には重要な背景がある。

ミックスは前日計量で規定体重を2.85kg超過した。そのため、試合では減点2の条件が付いた。日本MMA審判機構の試合結果にも、この減点が記録されている。

試合展開では、1ラウンドにミックスがバックを取る場面があったものの、佐藤は冷静に対応。2ラウンド以降は打撃を中心に有効な攻撃を重ねた。

この勝利は単なる数字以上の意味を持つ。世界王者経験者との試合で、相手の体重超過という特殊条件を受け止めながら、最後まで勝ち切ったからだ。

RIZIN公式結果でも佐藤の勝利が記録されている。

佐藤将光のファイトスタイルと強さ・評判を分析

佐藤将光の強さを理解するには、KO数や勝率だけでなく、試合中の判断力に注目したい。

特徴は、打撃、組み技、寝技を組み合わせる総合力と、相手の得意な展開を見極める戦術的な対応力だ。

1. 打撃と組み技を組み合わせるオールラウンダー

佐藤はパンチやヒジ、ヒザなどの打撃を使いながら、相手の動きに応じて組み技へ移行できる。

単純に打撃で押し切るタイプではない。組みをフェイントに使って打撃を当てたり、相手を壁際に押し込んで攻撃したりと、複数の技術を連動させる。

ONE Championshipの公式特集でも、打撃とグラウンドの両方を使い分ける選手として紹介されている。

2. 細かな技術と試合中の修正力

MMA PLANETのインタビューでは、佐藤は自身の持ち味について「小技が僕の真骨頂ですからね」と語っている。

ここでいう小技は、派手な大技だけに頼らず、手の位置、距離、相手の姿勢、組みの細かな駆け引きを利用する技術だ。

太田忍戦を振り返ったインタビューでは、相手の組みへの対応だけでなく、そこから自分の攻撃につなげる必要性についても分析していた。

こうした自己分析ができることは、長く第一線で戦ううえで大きな強みになる。

3. 強さの本質は対応力

佐藤の試合を評価する際に重要なのは、特定の技術だけで勝負しないことだ。

相手が打撃を得意とするなら距離を調整し、組み技を狙う相手にはテイクダウンへの対応やポジション争いを組み込む。

ONEでのコーチングに関する特集でも、長南亮は佐藤について、打撃と寝技の弱点を克服し、さまざまな戦い方を選べるオールラウンダーになったと評価している。

もちろん、すべての試合で圧倒できるわけではない。判定負けも経験しており、相手の圧力や組みの強さによって難しい展開になることもある。

それでも、試合ごとに修正し、相手の長所を消す戦い方は佐藤の大きな魅力だ。

父・佐藤孝信との関係とFight Base主宰としての現在

佐藤将光を調べると、父親の名前として佐藤孝信(さとう・こうしん)が出てくる。

佐藤孝信は、日本を代表するファッションデザイナーの一人だ。

父・佐藤孝信は世界的ファッションデザイナー

佐藤孝信は1975年に株式会社アーストンボラージュを設立。1983年から東京コレクションに参加し、メンズデザイナーズブランドの発展に影響を与えた。

さらに1986年からはパリ、ニューヨークのコレクションにも参加。ファッションだけでなく、インテリア、時計、オブジェ、グラフィックなど幅広い分野で活動してきた。

公式プロフィールでは、世界的なアーティストであるマイルス・デイヴィスやアンディ・ウォーホルにも愛用されたデザイナーとして紹介されている。

スポーツナビのONE Championship特集でも、佐藤将光の父が佐藤孝信であることが明記されている。親子関係は確認できる事実だ。

ただし、父親のファッション業界での成功と、佐藤将光自身の格闘家としての実績は別のものだ。

佐藤は明治大学理工学部を卒業し、働きながら競技を続ける道を選んだ。格闘技を続けるために水道管工事会社で働いていた時期もある。

華やかなデザイン業界とは異なる道を、自ら選び取ってきた経歴が特徴的だ。

Fight Base都立大を開設

佐藤将光は、現役選手として試合に出るだけでなく、Fight Base都立大を開設し、ジムの運営にも携わっている。

Fight Baseの公式サイトによると、同ジムは修斗第10代世界バンタム級王者である佐藤が開設した施設だ。

特徴は、プロ選手だけを対象にしていないこと。

- 初心者から格闘技を始めたい人
- 運動不足を解消したい人
- ミット打ちや打撃を学びたい人
- 護身や体力づくりを目的とする人
- プロ選手を目指す人

こうした幅広い目的に対応する運営方針を掲げている。

公式サイトでは、ミットフィットネスなどのクラスも紹介されている。格闘技を競技として追求するだけでなく、一般の人にもその魅力を伝える活動を続けているわけだ。

現役選手とジム運営を両立する意味

Fight Baseの存在は、佐藤のキャリアを考えるうえで重要だ。

現役選手として自ら試合に出場する一方、練習環境を整え、格闘技を学ぶ人を受け入れる立場にもある。

競技者としての経験を指導に還元できることは、ジム運営の大きな価値になる。

また、世界の舞台で経験した技術や戦術を、次世代の選手や一般会員に伝える役割も期待できる。

【プロの結論】佐藤将光は2026年も進化を続けるベテランファイター

佐藤将光のキャリアを振り返ると、単純な勝ち負けだけでは評価しきれない特徴が浮かび上がる。

修斗で世界王座を獲得し、2度の防衛に成功。その後ONE Championshipで4勝2敗を記録し、RIZINでも強豪との対戦を重ねてきた。

2026年にはジョン・スウィーニーへの一本勝ち、パッチー・ミックスへの判定勝ちという2つの結果を残している。

39歳という年齢を迎えた現在も、現役選手として競技を続けている点は注目に値する。

特に評価したいのは、キャリアを通じて戦い方を変化させてきたことだ。

若い頃の勢いや身体能力だけに依存せず、試合経験を技術と判断力に変えてきた。こうした選手は、単純なフィジカル比較では測れない強さを持っている。

佐藤将光を評価するときの3つの判断基準

1. 戦績だけで判断しない。 39勝という数字に加えて、修斗、ONE、RIZINで対戦してきた相手の実績を見る。
2. 勝ち方にも注目する。 打撃でのKO、寝技での一本、判定での試合運びを総合的に評価する。
3. 現役選手以外の活動も見る。 Fight Baseを通じた指導や格闘技普及への取り組みも、現在の佐藤を理解する材料になる。

今後の注目点は、RIZINでどのような強豪と対戦するのか、そしてFight Baseを通じてどのような選手を育てていくのかという2点だ。

次戦の日程については、正式な発表を基準に追う必要がある。現時点では、2026年8月のパッチー・ミックス戦が直近の大きな実績となっている。

佐藤将光に関するよくある質問(FAQ)

Q1:佐藤将光は何歳ですか?

A1:1987年8月21日生まれで、2026年11月現在39歳です。東京都出身のプロ総合格闘家です。

Q2:佐藤将光の身長とリーチは?

A2:RIZIN公式プロフィールでは身長175cm、リーチ177cmと掲載されています。

Q3:佐藤将光の現在の戦績は?

A3:公開戦績データベースでは39勝17敗2分で、別途ノーコンテストが1試合あります。ONE Championshipでは4勝2敗、RIZINでは5勝2敗です。

Q4:佐藤将光は修斗の世界王者だった?

A4:はい。2017年10月15日に石橋佳大を破り、第10代修斗世界バンタム級王者になりました。その後2度の防衛に成功し、2020年11月30日に王座を返上しています。

Q5:佐藤将光はパッチー・ミックスに勝った?

A5:はい。2026年8月11日のRIZIN.54で対戦し、判定3-0で勝利しました。ミックスの体重超過による減点2があった試合です。

Q6:佐藤将光の父親は誰ですか?

A6:父親はファッションデザイナーの佐藤孝信です。1975年に株式会社アーストンボラージュを設立し、東京・パリ・ニューヨークのコレクションなどで活動した人物です。

Q7:佐藤将光が主宰するFight Baseとは?

A7:東京都目黒区にある格闘技ジム、Fight Base都立大です。佐藤将光が開設し、初心者からプロ志望者まで幅広い層を対象に格闘技の指導を行っています。

まとめ:佐藤将光の現在と今後の注目ポイント

佐藤将光は、1987年生まれの39歳。第10代修斗世界バンタム級王者として国内で実績を築き、ONE Championshipを経て、現在はRIZINでも活躍する総合格闘家だ。

2026年にはRIZIN.52でジョン・スウィーニーに三角絞めで一本勝ちし、RIZIN.54ではパッチー・ミックスにも判定勝ちを収めた。

また、父・佐藤孝信は世界的なファッションデザイナーであり、佐藤自身はFight Base都立大の開設者として格闘技の普及にも携わっている。

佐藤将光の魅力は、長いキャリアで培った技術、冷静な試合運び、そして競技を続けながら指導者としても活動する姿勢にある。

2026年以降、RIZINでどのような試合を見せるのか。現役選手としての挑戦と、Fight Baseを通じた次世代育成の両方に注目したい。