龍谷大学硬式野球部2026年の現在地は?春2位・秋5位の要因と入部方法を徹底解説

目次

2026年の龍谷大学硬式野球部は、関西六大学野球の春季リーグ戦で2位(8勝3敗)に入り、優勝争いに加わる好成績を残した。一方、秋季リーグ戦では5位(4勝7敗)と順位を落とし、春と秋で明暗が分かれるシーズンとなった。1913年創部、関西六大学野球で通算29回の優勝を誇る伝統校にとって、2026年はチームの実力と課題が明確になった一年だった。

監督の本郷宏樹、主将の上野楓真を中心とする2026年度のチーム体制、選手名簿や新入部員、個人成績、瀬田キャンパスの練習施設を詳しく整理する。さらに、スポーツ推薦のセレクション、一般入試からの入部方法、学生スタッフの募集状況まで、入部を検討している高校生や保護者にも役立つ情報をまとめた。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年のリーグ成績:春季2位・8勝3敗、秋季5位・4勝7敗。年間を通じた安定感が課題。
  • チームの中心:本郷宏樹監督、主将・上野楓真。市橋昂士や藤本颯太らが個人タイトルを獲得。
  • 選手構成:大会データ上の選手登録は55人。2026年度は新入生20人が新たに加わった。
  • 練習環境:瀬田キャンパスに専用野球場、室内練習場、瀬田ドーム、トレーニング室を整備。
  • 入部方法:2027年度入試に向けたスポーツ推薦セレクションは募集終了。一般入試等の案内は準備中。

【2026年最新】龍谷大学硬式野球部の春季2位・秋季5位を徹底検証

2026年の龍谷大学硬式野球部を評価するうえで、まず確認したいのが関西六大学野球連盟の公式順位である。春季と秋季では、勝敗だけでなくチーム全体の攻撃力と投手成績にも明確な変化が表れている。

春季リーグ戦は8勝3敗で2位

龍谷大学硬式野球部

2026年春季リーグ戦は4月4日から5月18日まで開催された。龍谷大学は11試合8勝3敗、勝率.727、勝ち点4で2位を確保。優勝した大阪商業大学に続く順位となった。

特に注目されたのが、打線と投手陣の充実ぶりだ。チーム打率は.279、防御率は2.57。11試合で100安打、51得点を記録し、失点は30に抑えた。

個人では市橋昂士が打率.489(47打数23安打)で首位打者賞を獲得。藤本颯太も防御率0.41で最優秀防御率賞に輝いた。攻守両面でリーグ上位の選手を輩出したことが、春季2位を支えた。

また、田村颯麻が二塁手、佐藤希興が指名打者、市橋が外野手でベストナインに選出された。秋山昌広は平古場賞(新人賞)を受賞している。龍谷大学から複数の表彰選手が生まれたことは、選手層の厚さを示す材料だ。

秋季リーグ戦は5位に後退

龍谷大学硬式野球部

9月5日から10月19日まで開催された秋季リーグ戦では、龍谷大学は11試合4勝7敗、勝率.364、勝ち点2の5位で終了した。

春季2位からの順位低下を数字で見ると、チーム打率は.279から.230へ低下。安打数も100本から79本へ減少し、得点は51点から43点になった。

さらに、防御率は2.57から4.64へ悪化。失点は30から53に増加している。一方、守備率は春季.982、秋季.981と大きな変化はない。

この比較から見えてくるのは、秋季の順位低下が単純な守備の乱れだけでは説明できないという点だ。攻撃面では出塁や安打を重ねる力、投手陣では失点を抑える力の両方に改善の余地が生まれた。

なお、秋季リーグでは田村颯麻が二塁手、市橋昂士が外野手でベストナインに選ばれた。チーム順位が下がるなかでも、個人として高い評価を受ける選手がいたことは、次年度につながる材料である。

出典:関西六大学野球連盟の歴代順位表、2026年度春季・秋季大会記録、一球速報.comのチーム成績。

【検証資料 1】龍谷大学硬式野球部の当時の様子・関連報道写真(出典:x.com)

【監督・主将・選手の関係】2026年度のチーム体制と注目人物

2026年度の龍谷大学硬式野球部は、プロ野球経験を持つ本郷宏樹監督の指導のもと、上野楓真主将を中心とする幹部体制でスタートした。

監督・本郷宏樹の経歴と指導方針

本郷宏樹(ほんごう・ひろき)は1976年9月14日生まれ。龍谷大学文学部を卒業後、1998年12月にヤクルトスワローズへ入団し、2005年までプロ野球選手として活動した。

大学時代は内野手として活躍し、1997年春季リーグで一塁手、1998年春季リーグで遊撃手のベストナインを受賞。1998年の全日本大学野球選手権大会ではベスト4進出を経験している。

現役引退後は一般企業で勤務し、びわこ成蹊スポーツ大学での勤務を経て、2019年2月に龍谷大学へ入職。2020年2月1日付で監督に就任し、2024年2月9日付で再任された。

龍谷大学が公表した監督再任の発表では、技術力の向上だけでなく、学生の人間的成長を重視するチームづくりが説明されている。忍耐力、協調性、決断力、適応力、行動力、リーダーシップといった能力を育てる教育的な側面も、指導の柱となっている。

主将・上野楓真が掲げるリーグ優勝と日本一

上野楓真(うえの・ふうま)は2026年度の主将を務める4回生の内野手。出身高校は京都国際で、社会学部に在籍している。

主将就任時には、前年の春季3位・秋季4位という結果を振り返り、リーグ優勝と日本一を目指す方針を示した。2026年度のチームスローガンは「覇~待っとけ神宮,纏え新風~」。リーグの頂点だけでなく、全国の舞台を見据えた目標が掲げられていた。

2026年度の幹部と主力選手の関係一覧

監督、主将、幹部、リーグ表彰選手を整理すると、チームを動かす人材と競技面で結果を残した選手の関係が見えてくる。

人物・組織 役割・所属 2026年の確認事項
本郷宏樹 監督 元ヤクルト選手。2020年監督就任、2024年再任。
上野楓真 主将・内野手 4回生。京都国際出身。2026年度のチームリーダー。
田中大希 副将・投手 4回生。日南学園出身。
植松幹太 副将・内野手 4回生。広島商業出身。
平山大介 学生ヘッドコーチ 4回生。徳島商業出身。
左近若菜 主務 4回生。東海大大阪仰星出身。
市橋昂士 外野手 春季首位打者賞、秋季ベストナインを獲得。
藤本颯太 投手 春季最優秀防御率賞。防御率0.41。
田村颯麻 内野手 春季・秋季ともに二塁手のベストナイン。
秋山昌広 外野手 春季平古場賞(新人賞)を受賞。

監督が掲げる人材育成の方針と、主将を中心とする学生主体の運営が組み合わさっている点は、龍谷大学硬式野球部の特徴だ。選手だけでなく、学生ヘッドコーチや主務などの役割も明確に設けられている。

出典:龍谷大学硬式野球部公式発表、龍谷大学監督再任発表、関西六大学野球連盟2026年度個人賞記録。

【2026年メンバー・選手名簿】新入部員20人と注目選手の実績

龍谷大学硬式野球部の2026年度の選手構成について、一球速報.comのチームデータでは、登録選手は55人。投手19人、捕手6人、内野手19人、外野手11人という構成になっている。

2026年度の選手構成

学年別では4回生11人、3回生12人、2回生16人、1回生16人。上級生だけに偏らず、下級生にも一定の人数が在籍する構成だ。

特に1・2回生を合わせると32人となる。2027年度以降を見据えた選手育成やポジション争いを考えるうえで、若い世代の存在は大きい。

2026年の新入部員は20人

龍谷大学硬式野球部は2026年2月7日、新入生を対象とした入部説明会を開催した。公式発表では、20人の新入生が新たにチームに加わることが公表されている。

また、高校野球ドットコムが2026年2月に紹介した選手15人の新入生リストでは、以下の選手が掲載されている。

投手:海鉾亨哉(彦根総合)、佐藤塁唯(浜松工)、恋田涼雅(東播磨)、大平貴一朗(近江)、祇園康介(就実)。

捕手:中野泰山(東山)、石黒輝慶(天理)、東志恩(福岡大大濠)。

内野手:安井貫太(大社)、小鎗稜也(県岐阜商)、中井優心(神戸国際大付)、西村銀士(広島商)、西山稜賀(星林)、泉獅音(彦根総合)。

外野手:中川耀翔(福岡大大濠)。

公式発表の20人は新たに加わる部員全体の人数であり、外部メディアが掲載した15人は選手の紹介リストである。両者は公表対象が異なるため、15人を新入部員の総数と混同しないようにしたい。

2026年に注目された個人成績

2026年春季リーグでは、市橋昂士が打率.489で首位打者賞を受賞した。11試合で47打数23安打という数字は、チームの得点機会を生み出すうえで大きな貢献だった。

投手では藤本颯太が22イニングを投げて自責点1、防御率0.41を記録。最優秀防御率賞を獲得した。

2回生の秋山昌広は新人賞にあたる平古場賞を受賞。田村颯麻は春季と秋季の両方で二塁手のベストナインに選出されており、継続的に高いパフォーマンスを発揮した。

このほか、佐藤希興も春季ベストナインの指名打者部門で選出されている。個人の表彰歴を見ると、4回生の実績と下級生の成長が同時に進んだシーズンだった。

出典:龍谷大学硬式野球部公式発表、高校野球ドットコム、一球速報.com、関西六大学野球連盟個人賞記録。

【検証資料 2】龍谷大学硬式野球部の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【練習場所・練習時間】瀬田キャンパスの野球場と充実した設備

龍谷大学硬式野球部の活動拠点は、滋賀県大津市にある龍谷大学瀬田キャンパスの野球場だ。硬式野球部は体育局に所属し、関西六大学野球リーグ戦での優勝と全国大会出場を目標に活動している。

瀬田野球場の設備

公式施設紹介によると、野球場は1990年竣工、2008年改修。両翼92メートル、センター120メートルで、外野には人工芝が採用されている。

また、野球場以外にも複数の練習施設が整備されている。

  • 瀬田ドーム:2004年竣工。45メートル×45メートルの人工芝型多目的ドーム。
  • 室内練習場:2004年竣工。11メートル×30メートルで、ブルペンを3か所設置。
  • トレーニング室:学内のストレングス&コンディショニングコーチが常駐し、競技特性に応じたトレーニングを指導。
  • ATルーム:学内アスレティックトレーナーが、けがへの対応やリハビリ、競技復帰をサポート。

特に室内練習場と3か所のブルペンは、天候に左右されにくい投球練習の環境として重要だ。トレーニング室やATルームまで備えていることから、技術練習だけでなく、身体づくりやコンディショニングにも対応できる。

練習時間は何時から何時まで?

2025年版の龍谷大学学友会パンフレットに掲載された活動時間は、次のとおりだ。

  • 平日:15時15分~20時
  • 休日:9時~16時
  • 活動場所:瀬田キャンパス野球場

この時間は2025年版の公開資料に基づくもので、2026年度の最新練習スケジュールとして確定したものではない。実際の練習日や開始時間は、入部説明会や部への問い合わせで確認する必要がある。

瀬田キャンパスへのアクセス

大学公式のアクセス案内では、JR琵琶湖線の瀬田駅から帝産バスで約8分、「龍谷大学」バス停で下車する経路が案内されている。練習見学や入部相談を予定している場合は、キャンパス内の移動時間も含めて計画したい。

出典:龍谷大学硬式野球部公式施設紹介、龍谷大学キャンパスマップ、2025年龍谷大学学友会パンフレット、硬式野球部アクセス案内。

【入部条件・セレクション・学生スタッフ募集】2027年度に向けた最新情報

龍谷大学硬式野球部への入部を考える高校生にとって、最も重要なのが入部経路の確認だ。大学への入学と、硬式野球部の選手としての入部は、必ずしも同じ手続きではない。

スポーツ推薦・個別練習参加(セレクション)

硬式野球部公式サイトでは、総合型選抜入試(スポーツ活動)での入部希望者に向けて、個別練習参加、いわゆるセレクションの案内を掲載している。

ただし、2026年に実施された2027年度入試向けのスポーツ推薦については、推薦枠が充足したため募集終了と告知されている。

そのため、2027年度入試でスポーツ推薦による入部を検討している場合、現在掲載されている募集情報だけを見て応募できると判断することはできない。

指定校推薦・一般入試からの入部方法

2027年度の指定校推薦・一般入試等での入部希望者向けページでは、公式サイトが詳細を準備中と案内している。

入部を希望する場合は、次の順序で確認するのが現実的だ。

  1. 龍谷大学の入試方式と出願条件を確認する。
  2. 硬式野球部の入部希望者向け案内を確認する。
  3. 選手としての受け入れ条件や練習参加の可否を部に問い合わせる。
  4. 入試日程と部の選考・受け入れ日程を照合する。

大学に合格すれば自動的に硬式野球部の選手として登録される、という理解は避けたい。入試制度と野球部側の受け入れ条件を分けて確認することが大切だ。

学生スタッフの募集はある?

選手以外の形でチームを支えたい学生に向けて、2026年度も学生スタッフが募集されている。

公式サイトで案内されている主な募集職種は次の2つだ。

広報(グラウンドマネージャー)

  • ホームページやInstagram、Xの運用
  • 試合情報や活動内容の発信
  • 写真・動画の撮影や編集

連盟委員

  • リーグ戦の運営補助
  • 試合中のアナウンス
  • リーグ戦の試合記録管理
  • 企画・広報業務

応募条件は、龍谷大学に在籍する1・2回生であること。責任感を持って継続的に活動でき、チームの一員として主体的に動ける学生が対象となっている。経験は不問とされている。

応募方法は、硬式野球部公式InstagramへのDM、または公式サイトに記載されたメールアドレスへの連絡だ。

競技経験がない学生や、選手としての入部を希望しない学生でも、広報やリーグ運営を通じて大学野球に関わる道が用意されている。

出典:龍谷大学硬式野球部「入部希望の方へ」「スポーツ推薦セレクション」「学生スタッフ募集」各公式案内。

【検証資料 3】龍谷大学硬式野球部に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【歴代成績とチームの実態】1913年創部の伝統校は再び優勝できるか

龍谷大学硬式野球部は1913年創部。関西六大学野球連盟に所属する大学のなかでも長い歴史を持ち、リーグ優勝の実績は伝統校としての存在感を示している。

リーグ優勝29回、全国大会ベスト4の実績

龍谷大学が公表した監督再任時の資料によると、同部の関西六大学野球での優勝回数は通算29回。旧リーグでの優勝1回を含む歴代最多の記録とされる。

関西六大学野球で初めて優勝したのは1985年。全日本大学野球選手権大会には通算17回出場し、最高成績は全国ベスト4となっている。

2021年には11年ぶりに明治神宮大会への出場も果たした。関西のリーグ戦で結果を残すだけでなく、全国大会で上位進出を目指してきた歴史がある。

過去5年間の順位から見るチームの位置

関西六大学野球連盟の歴代順位表を見ると、龍谷大学は2021年秋に優勝。その後も2022年春に2位、2022年秋から2024年秋にかけて複数回の上位進出を記録している。

直近では2025年春が3位、2025年秋が4位。2026年春には2位まで順位を上げたものの、秋には5位へ後退した。

この推移は、龍谷大学が常に優勝争いに加わる力を持ちながらも、シーズンを通して結果を安定させることに課題を抱えている状況を示している。

2026年の数字から考えるチームの課題

春季と秋季のチーム成績を比較すると、春季は投手陣の防御率2.57と打率.279が好成績を支えた。秋季は防御率4.64、打率.230となり、投打双方で成績が低下している。

また、春季に表彰を受けた藤本颯太、市橋昂士、上野楓真ら4回生の存在は、2026年のチームにとって大きな戦力だった。2027年度には4回生の卒業に伴い、中心選手の入れ替わりが進む。

一方、2回生の田村颯麻や秋山昌広など、すでにリーグ表彰を受けた下級生がいる。こうした選手が上級生としてチームを引っ張れるかどうかは、次年度の戦力を考えるうえで注目したいポイントだ。

2026年の成績を単純に失敗と捉えるのは適切ではない。春季2位という結果は、優勝争いに加わるだけの実力を示した。一方で秋季5位は、長いリーグ戦を戦い抜く投打の安定性や、選手層の活用に改善の余地があることを示している。

伝統校としての実績と、2026年の実際の成績。その両方を見てこそ、現在の龍谷大学硬式野球部の立ち位置を正しく理解できる。

出典:龍谷大学公式ニュース、龍谷大学硬式野球部年表、関西六大学野球連盟歴代順位表。

龍谷大学硬式野球部に関するよくある質問(FAQ)

Q1:龍谷大学硬式野球部の2026年春季・秋季リーグの順位は?
A1:2026年春季リーグは8勝3敗で2位、秋季リーグは4勝7敗で5位だった。春季には市橋昂士が首位打者賞、藤本颯太が最優秀防御率賞を獲得している。

Q2:龍谷大学硬式野球部の監督と主将は誰?
A2:2026年度の監督は本郷宏樹、主将は内野手の上野楓真。副将は投手の田中大希と内野手の植松幹太が務めている。

Q3:龍谷大学硬式野球部の練習場所と練習時間は?
A3:活動拠点は滋賀県大津市の龍谷大学瀬田キャンパスにある瀬田野球場。2025年版の学友会パンフレットでは平日15時15分~20時、休日9時~16時と紹介されている。2026年度の最新時間は部への確認が必要だ。

Q4:龍谷大学硬式野球部に一般入試から入部できる?
A4:2027年度の指定校推薦・一般入試等での入部案内は、公式サイトで準備中とされている。大学への入学条件と選手としての受け入れ条件を分けて確認する必要がある。

Q5:龍谷大学硬式野球部のセレクションはまだ受けられる?
A5:2026年度に案内された2027年度入試向けのスポーツ推薦セレクションは、推薦枠が充足したため募集終了となっている。次年度以降の募集状況は公式発表を確認したい。

Q6:選手以外でも龍谷大学硬式野球部に入れる?
A6:2026年度は学生スタッフを募集している。広報や連盟委員などの役割があり、龍谷大学に在籍する1・2回生が対象。経験は問われず、InstagramのDMまたは公式メールで応募できる。

まとめ:【プロの結論】2027年の龍谷大学硬式野球部を見極めるポイント

2026年の龍谷大学硬式野球部は、春季リーグ2位という好成績を残しながら、秋季リーグでは5位に後退した。春季の打率.279・防御率2.57に対し、秋季は打率.230・防御率4.64。順位の変化には、攻撃力と投手力の両面での成績低下が表れている。

一方で、歴代最多のリーグ優勝29回、全日本大学野球選手権大会ベスト4という実績は変わらない。市橋昂士や藤本颯太らの個人タイトル、田村颯麻や秋山昌広といった下級生の台頭も、今後のチームを考えるうえで重要な材料となる。

入部を検討する高校生は、スポーツ推薦の募集枠だけでなく、一般入試等の受け入れ条件、セレクションの実施時期、練習参加の可否を確認しておきたい。大学生活と競技を両立できるか、瀬田キャンパスへの通学が可能か、チームの目標に継続して取り組めるかも判断材料になる。

また、選手以外にも学生スタッフという参加方法がある。広報や試合運営に関心がある学生にとっては、大学野球の現場を支える貴重な機会となる。

龍谷大学硬式野球部の2027年を占う最大のポイントは、2026年春に示した優勝争いの力を、秋季まで持続できるチームへ発展させられるかどうかだ。伝統を背負う上級生の後を、下級生がどのように引き継ぐのか。次年度の新体制と春季リーグ戦の戦いに注目したい。