おジャ魔女どれみの大人編はどこまで公式?25周年映像と小説の現在を徹底解説

目次

2026年11月現在、『おジャ魔女どれみ』の大人になった姿を知りたいファンにとって、見逃せない展開が続いている。1999年に放送を開始した本シリーズは、テレビアニメ全4作品と特別編『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』に加え、高校生になったどれみたちを描く小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズ、さらに20代の人生を描いた『おジャ魔女どれみ20's』へと物語を広げてきた。

さらに、2024年の放送開始25周年には、大人と子供の姿が共演する新作映像『おジャ魔女どれみ1620s』が公開。AnimeJapan 2024では、その映像を発展させた新たな作品構想も明かされた。そして2026年には、東映アニメーションから新コンテンツ『おジャ魔女どれみにょん』が発表され、シリーズは新しい展開を迎えている。気になるのは、どれみたちが実際にどんな大人になったのか、そして大人編のアニメ化は実現するのかという点だ。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 大人編の正体:高校生編から20代編までを描く公式小説と、25周年記念映像『おジャ魔女どれみ1620s』が存在する。
  • 成長した5人の姿:どれみは教員、はづきはバイオリン、あいこは陸上競技、おんぷは女優、ももこはパティシエの道を歩む。
  • 衝撃のネタバレ:はづきの妊娠・結婚や、おんぷの母親との別れなど、大人編では現実的で厳しい出来事も描かれる。
  • 25周年の新展開:2024年のAnimeJapanで大人と子供が登場する作品構想が発表されたが、1620s自体は長編アニメではない。
  • 2026年最新情報:ショートアニメ『おジャ魔女どれみにょん』の配信や『も~っと!おジャ魔女どれみ』Blu-ray BOXの発売が予定されている。

【先に結論】おジャ魔女どれみの大人編は存在する?公式設定とアニメ化の真相

おジャ魔女どれみ大人

まず押さえておきたいのは、『おジャ魔女どれみ』には、すでに大人になったキャラクターたちの人生を描く公式の続編が存在するということだ。

ただし、ファンの間で「大人編」と呼ばれるものには、異なる性質のコンテンツが含まれている。講談社から刊行された小説シリーズは、高校生から20代へ成長するどれみたちの人生を具体的に描いた物語。一方、25周年記念の『おジャ魔女どれみ1620s』は、子供から大人へと成長する姿を音楽とダンスで表現した新作映像である。

この2つを混同すると、すでにテレビアニメとして大人編が放送された、あるいは1620sで描かれた大人の姿が小説の結末そのものだと誤解してしまう。

2026年11月2日時点で整理すると、状況は次のとおりだ。

  • 高校生編・20代編:講談社の公式小説として刊行済み。
  • 大人になった姿の映像化:2024年に1620sが公開済み。
  • 大人と子供が共演する新作構想:AnimeJapan 2024で発表済み。
  • 大人編のテレビアニメ・映画:独立した長編作品としての制作決定発表は確認できない。
  • 2026年の新コンテンツ:どれみにょんなど、ショートアニメを中心とした新展開が進行中。

つまり、どれみたちのその後を詳しく知りたいなら小説、大人になったビジュアルを見たいなら1620s、シリーズの新しいキャラクター表現に触れたいなら2026年のどれみにょんが、それぞれ目的に合った作品となる。

【検証資料 1】おジャ魔女どれみ大人の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【25周年記念】おジャ魔女どれみ1620sで描かれた大人になった姿とAnimeJapan 2024の続編構想

おジャ魔女どれみ大人

2024年3月23日、新作映像1620sが初公開

おジャ魔女どれみ大人

『おジャ魔女どれみ1620s』が公開されたのは、2024年3月23日。東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2024の25周年記念ステージだった。

東映アニメーションが制作したこの映像は、シリーズ第1作のオープニングテーマ『おジャ魔女カーニバル!!』に合わせ、どれみたちがダンスを披露する構成となっている。

最大の特徴は、小学生だったどれみたちだけでなく、中学生、高校生、そして大人になった姿までが同じ映像の中に登場することだ。懐かしいキャラクターデザインと成長した姿が交互に描かれ、長年シリーズを応援してきたファンにとって、時間の経過そのものを感じさせる作品になった。

ゲーム・エンタメ情報を扱うGAME Watchやアニメ専門メディアの報道でも、子供と大人の両方の姿が登場すること、作品形態がまだ決まっていないことが紹介されている。【GAME Watch・2024年3月23日】

映像制作に参加した主要スタッフ

1620sは単なる懐かしのキャラクター映像ではない。シリーズを支えてきた制作スタッフが再び集まり、新しい表現に挑戦したプロジェクトでもある。

  • 企画・プロデュース:関弘美
  • 絵コンテ:佐藤順一
  • 演出:長峯達也
  • キャラクターデザイン・作画監督:馬越嘉彦
  • 振付:Sho from YZ Entertainment

特に注目したいのが、ダンスシーンの表現だ。CGに頼るのではなく、手描きの2Dアニメーションによってキャラクターの動きを描いている。キャラクターの仕草や表情を大切にする、従来のシリーズらしい映像表現が採用された。

東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで公開された映像は、2024年7月29日時点で約370万回再生に到達。公式発表でも反響の大きさが紹介されている。【東映アニメーション・25周年公式発表】

AnimeJapan 2024で明かされた大人編の構想

ファンが最も注目したのは、映像そのものだけではない。AnimeJapan 2024では、統括プロデューサーの関弘美氏から、1620sのように大人と子供の姿を両方楽しめる作品を構想していることが明かされた。

ただし、この時点ではテレビシリーズ、映画、Web配信番組のどれにするかは決定していなかった。今後の制作形態は、公開した映像への反響を踏まえて検討するという説明だった。

ここが大切なポイントだ。続編構想が発表されたことと、長編アニメの制作が正式決定したことは別である。

また、2024年7月30日には、どれみの誕生日に合わせて新作映像第2弾『わたしのつばさ』も公開された。これは『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』最終話のエンディングテーマを使用した映像で、卒業と新しい道への旅立ちを象徴する内容だった。

25周年企画は、過去を振り返るだけではなく、シリーズの未来を切り開くための試みとして進められていたのである。【東映アニメーション公式25周年サイト・2024年7月30日/MANTANWEB・2024年3月23日】

【完全時系列】テレビ全214話から小説16・17・18・19・20'sまでの関係

大人編を理解するには、テレビアニメと小説の時間軸を整理する必要がある。

『おジャ魔女どれみ』のテレビシリーズは、1999年から2003年までの約4年間にわたって放送された。第1作から第4作までの合計201話に、2004年制作の特別編『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』全13話を加えると、歴代5シリーズで合計214話となる。

ABEMAも2024年の25周年企画で、歴代5シリーズ全214話の無料一挙放送を実施すると発表した。【ABEMA TIMES・2024年11月29日】

テレビアニメと小説の年表

時期 作品・出来事 内容と位置づけ
1999~2000年 おジャ魔女どれみ 第1シリーズ。全51話。どれみたちが魔女見習いになる。
2000~2001年 おジャ魔女どれみ♯ 第2シリーズ。全49話。ハナちゃんとの出会いと成長が描かれる。
2001~2002年 も~っと!おジャ魔女どれみ 第3シリーズ。全50話。ももこが加わり、お菓子作りにも挑戦する。
2002~2003年 おジャ魔女どれみドッカ~ン! 第4シリーズ。全51話。小学校卒業へ向かう物語。
2004年 おジャ魔女どれみナ・イ・ショ 全13話。物語上は第3シリーズと同じ小学5年生の時期を描く。
2011~2015年 おジャ魔女どれみ16~19 全9巻。高校生になったどれみたちの青春と進路を描く。
2019年 おジャ魔女どれみ20's 20代に成長したメンバーが、仕事や恋愛、人生の選択に向き合う。
2024年 おジャ魔女どれみ1620s 25周年記念映像。子供から大人への成長を描く。
2026年 おジャ魔女どれみにょん 新しいキャラクターデザインによるショートアニメ企画。

ナ・イ・ショはいつの物語?

『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』は、放送時期だけを見ると2004年の作品だ。しかし、ストーリー上の時系列は異なる。

東映アニメーションの作品紹介によると、ナ・イ・ショは、どれみたちが小学5年生だった『も~っと!おジャ魔女どれみ』の時期を背景に、テレビシリーズでは語られなかった出来事を描くOVA作品だ。

つまり、ナ・イ・ショを見た後に高校生編へ進むと、物語の流れを理解しやすい。公開順と作中の時間軸を区別することが、シリーズを正しく楽しむポイントになる。【東映アニメーション・おジャ魔女どれみナ・イ・ショ作品紹介】

小説16シリーズは正式な続編なのか

小説『おジャ魔女どれみ16』は、2011年12月2日に講談社ラノベ文庫から発売された。

原作名義は東堂いづみ、著者は栗山緑、イラストは馬越嘉彦。栗山緑はテレビシリーズの脚本家・山田隆司の筆名であり、アニメを支えてきた主要スタッフが続編に携わっている。

第1巻では、高校1年生になった春風どれみが小学校の同窓会をきっかけに、懐かしい仲間たちやMAHO堂と再び関わっていく。小説では、魔法の冒険だけではなく、恋愛、進路、友情、家族との関係など、10代ならではの問題が中心になっていく。

その後、『16 Naive』『16 TURNING POINT』『17』『18』『19』へと展開。2015年12月発売の『19』で、栗山緑による9巻の小説シリーズは完結した。【講談社公式書誌情報/東映アニメーション25周年公式ヒストリー】

【検証資料 2】おジャ魔女どれみ大人の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【ネタバレ注意】大人になったどれみ・はづき・あいこ・おんぷ・ももこの現在

ここからは小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズと『おジャ魔女どれみ20's』の内容に触れる。

大人になった5人の姿を知るうえで重要なのは、全員が順風満帆な人生を歩んでいるわけではないということだ。子供の頃に抱いていた夢をそのまま実現する人物もいれば、挫折や予想外の出来事を経験し、別の道を探す人物もいる。

春風どれみ:臨時教員として働き、教育の道へ

主人公の春風どれみは、10代の頃から将来の夢について悩み続ける。仲間たちが自分の進みたい道を見つけていくなかで、なかなか目標を決められないことも、彼女の成長を描く重要な要素になっている。

『おジャ魔女どれみ20's』では臨時教員として働いている。子供たちと接する仕事を通じて、かつて自分が小学生だった頃の経験が、新しい意味を持ち始める。

小竹哲也との恋愛も、どれみの成長を語るうえで欠かせない。中学生時代から続く不器用な関係が、小説を通して少しずつ変化していく。魔法では解決できない気持ちのすれ違いに向き合う姿は、昔のどれみらしさを残している。

藤原はづき:バイオリンの道と矢田まさるとの恋愛

はづきは、幼い頃から得意としていたバイオリンを本格的に追求する。音楽の才能を伸ばし、海外のコンクールにも挑戦。やがてパリでバイオリンの修行を続ける道を選ぶ。

一方、恋愛面では矢田まさるとの関係が大きく進展する。小説のネタバレとして特に話題になったのが、20代編で描かれる妊娠と結婚だ。2人は夫婦となり、はづきの人生には新たな転機が訪れる。

この展開は、子供時代の控えめで優等生だったはづきを知るファンにとって、驚きの大きい出来事だった。恋愛の進展を歓迎する読者がいる一方、展開の速さや設定に戸惑う声も見られる。

妹尾あいこ:オリンピックへの夢と競技人生の挫折

運動神経に優れたあいこは、陸上競技の世界で活躍することを目指す。小説では短距離走から長距離競技まで、競技者としての可能性を追い続ける姿が描かれる。

しかし、オリンピックへの道は簡単ではない。大きな大会を目指すなかで負傷にも苦しみ、競技を続けられるかどうかという厳しい問題に直面する。

『20's』の公式紹介でも、ロンドン五輪への夢が破れ、再びリオを目指すあいこの姿が説明されている。才能や努力だけでは乗り越えられない壁に直面するという点で、大人編を象徴する人物の一人だ。

瀬川おんぷ:芸能活動の苦労と母親との別れ

もともと芸能界で活動していたおんぷは、成長するにつれて子役・アイドルとしてのイメージから脱却し、本格的な女優を目指すようになる。

舞台を中心に演技を磨き、海外でも活動の場を広げていく。しかし、その人生には家族に関する大きな悲しみも待ち受けている。

小説では、病気を患った母親との別れが描かれる。母親の看病と仕事の間で悩み、最終的に母親を亡くすという展開は、シリーズの中でも特に重いエピソードだ。

検索結果で「おんぷの死亡」という刺激的な表現を見かけることがあるが、話題になっているのはおんぷ本人ではなく母親との死別である。ここは誤解しやすい部分だ。

飛鳥ももこ:パティシエールとして自分の道を切り開く

ももこは、アメリカで培ったお菓子作りの経験を生かし、パティシエールとして成長していく。

高校時代から製菓の技術を磨き、コンクールや海外留学にも挑戦。パリの製菓学校で学ぶなど、専門職としての道を切り開いていく。

ただし、才能があればすぐに成功できるわけではない。コンクールで思うような結果を残せなかったり、家族の事情に悩んだりする場面もある。明るく前向きなももこにも、現実の厳しさが描かれている。

ハナちゃんとぽっぷにも、それぞれの未来がある

ハナちゃんについては、魔女界での成長だけでなく、人間界での生活や家族に関する新しい展開も描かれる。小説では、妹のゆめちゃんを探すというエピソードも登場する。

また、どれみの妹・ぽっぷは、ピアノをめぐる進路の問題に向き合う。プロのピアニストを目指すことだけが正解ではなく、自分が本当に望む生き方を考える姿が印象的だ。

こうした登場人物それぞれの選択が、大人編の物語に厚みを与えている。【講談社公式『20's』『19』作品紹介/小説シリーズのネタバレ解説】

【評判と口コミを検証】おジャ魔女どれみ20'sはひどい?大人編の真相

『おジャ魔女どれみ20's』を検索すると、「ひどい」「ショック」「昔のどれみと違う」といった否定的な関連ワードが表示されることがある。

その背景にあるのは、作品の方向性がテレビアニメ時代から大きく変化したことだ。

賛否が分かれる理由は、魔法よりも現実を描いたこと

テレビアニメの中心は、魔女見習いとしての修行や学校生活、仲間との友情だった。もちろん、家庭問題、不登校、いじめ、病気など、子供向け作品としては踏み込んだテーマも扱っていた。

しかし、小説の16歳以降の物語では、登場人物が自分の人生に責任を持つ場面が増えていく。

特に反響が分かれるのは、次のような展開だ。

  • はづきの妊娠と矢田との結婚。
  • おんぷが経験する母親との死別。
  • あいこが直面する競技人生の挫折。
  • どれみたちが夢や進路を簡単には実現できない現実。

これらは単にキャラクターを不幸にするための展開ではない。夢を追いかけても結果が出ないこと、家族との別れを避けられないこと、恋愛によって人生が変わることなど、成長すれば誰もが直面し得る問題を描いている。

実際の口コミはどう評価している?

電子書籍ストアのレビューにも、作品に対する異なる評価が表れている。

コミックシーモアでは、確認できるレビュー5件が平均5.0点。懐かしさだけでなく、成長した登場人物の姿や恋愛模様を評価する感想が見られる。

一方、ブックライブではレビュー5件で平均3.6点となっている。評価の違いからも、読者の受け止め方が一様ではないことが分かる。ただし、いずれも少数の投稿による評価であり、ファン全体の意見を代表する数字ではない。【コミックシーモア・ブックライブ各レビュー掲載情報】

『20's』を読むべき人、読む前に知っておきたい人

おすすめできるのは、次のような読者だ。

  • 子供時代のどれみたちが、その後どうなったのか知りたい。
  • 小竹とどれみ、矢田とはづきなどの恋愛の結末が気になる。
  • 夢を追うことや仕事、家族との関係を描いた人間ドラマが好き。
  • アニメの登場人物が成長する過程をじっくり読みたい。

反対に、次のような読者は注意したい。

  • テレビアニメと同じ明るい魔法少女の日常を期待している。
  • 登場人物の恋愛や結婚などの変化を受け入れにくい。
  • 病気や死別、挫折といった重いテーマを読みたくない。

大人編は、子供の頃の思い出をそのまま保存するための物語ではない。かつて好きだったキャラクターが、自分と同じように悩み、失敗し、それでも前に進む姿を描く作品だ。そこに魅力を感じるかどうかが、評価を分ける大きなポイントになっている。

【検証資料 3】おジャ魔女どれみ大人に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【2026年最新情報】どれみにょん・Blu-ray BOX・プリキュアコラボの新展開

2026年11月現在、『おジャ魔女どれみ』では、25周年企画の延長線上にある新しいコンテンツや、過去作品の再展開が進んでいる。特に注目したいのは次の3つだ。

2026年3月28日:新コンテンツ『おジャ魔女どれみにょん』が始動

東映アニメーションは2026年3月28日、新コンテンツ『おジャ魔女どれみにょん』を発表し、公式YouTubeやTikTokなどでショートアニメの配信を開始した。

本企画は、ハナちゃんの涙から生まれたどれみたちが、ハナちゃんと一緒に日常を過ごすという新しいコンセプト。従来のキャラクターを小さくキュートに再解釈したデザインが特徴となっている。

キャラクターデザインはイラストレーターのいもむし氏、アニメーション制作はKOO-KIが担当。統括プロデューサーは関弘美氏が務める。

『おジャ魔女カーニバル!!』も新しいアレンジで使用され、STANDARD FRIENDSとシンガーソングライターのSUMINが編曲・制作に参加している。

ただし、どれみにょんは大人になったどれみたちの人生を描く続編小説や1620sの長編化とは異なる企画だ。シリーズの魅力をショート動画という現代的な形式で届ける、新しい入口として位置づけられる。【東映アニメーション公式プレスリリース・2026年3月30日】

2026年12月2日:も~っと!おジャ魔女どれみBlu-ray BOX発売

2026年の大きなニュースとして、『も~っと!おジャ魔女どれみ』のBlu-ray BOX発売決定も挙げられる。

当初は2026年3月31日までに500枚以上の予約注文を達成した場合に商品化される条件付きプロジェクトだったが、ハピネットは3月31日に目標達成を発表。発売が正式に決定した。

発売予定日は2026年12月2日。全50話をデジタルリマスター技術でHD化し、Blu-ray6枚に収録する。馬越嘉彦氏による新規描き下ろし三方背ケース、ピクチャーレーベル、スペシャルブックレットも基本仕様に含まれる。メーカー希望小売価格は58,300円(税込)だ。

このニュースは、大人編の直接的な続編ではない。しかし、25周年を過ぎても過去作品を高画質で残し、次の世代へ届けようとする動きとして注目できる。【ハピネット公式発表・2026年3月31日/ファミ通.com】

2026年10月25日:名探偵プリキュア!との特別コラボ

2026年10月には、『名探偵プリキュア!』第39話で『おジャ魔女どれみ』とのコラボレーションが実現した。

第39話「おジャ魔女なハロウィン♪」では、名探偵プリキュアのキャラクターたちが魔女見習いの姿に仮装する演出が登場。1999年という時代設定を生かした、シリーズの歴史を感じさせる特別企画となった。

ただし、これは1話限りのコラボレーションであり、どれみたちの大人編を描く新作アニメではない。東映アニメーションの公式発表でも、プリキュア側のキャラクターが魔女見習いに仮装する企画として説明されている。【東映アニメーション公式ニュース・2026年10月16日】

このように2026年の動きを整理すると、シリーズの新規展開は確実に続いているものの、1620sから発展する大人編のテレビシリーズや映画については、別途制作決定の発表を待つ段階にある。

【プロの結論】おジャ魔女どれみの大人編が今も支持される本当の理由

『おジャ魔女どれみ』が25年以上にわたって愛されている理由は、魔法という設定だけではない。

この作品は、子供たちが日常で抱える小さな悩みを、物語の中心に据えてきた。友達とのすれ違い、家庭環境の違い、将来への不安、夢を諦める苦しさ。魔法を使えばすべて解決するという単純な世界ではなく、登場人物が自分で考え、誰かに助けられながら成長していく構造がある。

実際、テレビシリーズの制作に携わった関弘美氏や佐藤順一監督らは、20周年記念映画『魔女見習いをさがして』でも、かつて作品を見ていた大人の世代を主人公にする方向性を模索した。佐藤監督のインタビューによれば、当初は大人になったどれみたちの物語も企画案として検討されたという。

最終的には、当時のファンだけではなく、より幅広い世代に届けるため、作品を見て育った3人の女性を主人公とする映画の形に発展した。ここにも、シリーズが単なる懐古作品にとどまらない理由が表れている。【CGWORLD・佐藤順一監督インタビュー】

そして、小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズから『20's』へと続く物語では、かつて魔女見習いだった少女たちが、現実の人生を生きる大人へと変わっていく。

この変化は、かつて作品を見ていた読者自身の成長とも重なる。子供の頃には分からなかった家族の問題や仕事の難しさ、恋愛の複雑さが、大人になった今だからこそ理解できる。どれみたちの人生を追うことは、自分自身の過去と現在を振り返ることにもつながっている。

今後、AnimeJapan 2024で示された大人と子供が共演する作品構想が、どのような形で実現するのかは大きな注目点だ。2026年のどれみにょんやBlu-ray BOXの展開を見ても、東映アニメーションがシリーズの世界観を新しい形で届け続けていることは明らかである。

【おジャ魔女どれみの大人編】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:おジャ魔女どれみの大人編はアニメ化されている?
A1:大人になった姿が登場する25周年記念映像『おジャ魔女どれみ1620s』は公開されている。ただし、講談社の小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズや『20's』をそのまま映像化したテレビアニメ・映画は、2026年11月2日時点で制作決定が発表されていない。

Q2:おジャ魔女どれみの大人になった姿はどこで見られる?
A2:東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで公開された『おジャ魔女どれみ1620s』で確認できる。さらに、20代になった登場人物の職業や人生について詳しく知りたい場合は、講談社から刊行された小説『おジャ魔女どれみ20's』を読むとよい。

Q3:おジャ魔女どれみ20'sで、はづきは妊娠する?
A3:小説のネタバレとして知られている展開では、はづきは矢田まさるとの間に子供を授かり、結婚する。また、おんぷについては母親との死別が描かれる。いずれも大人編の中でも特に反響が分かれるエピソードだ。

Q4:おジャ魔女どれみのアニメは全部で何話?
A4:テレビアニメ4シリーズの合計201話に、特別編『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』全13話を加えた、歴代5シリーズ全214話。ナ・イ・ショは放送時期こそ2004年だが、物語上は『も~っと!おジャ魔女どれみ』と同じ小学5年生の時期を描いている。

Q5:2026年に新しいおジャ魔女どれみのアニメは登場した?
A5:2026年3月28日から、新コンテンツ『おジャ魔女どれみにょん』のショートアニメが公式YouTubeやTikTokなどで配信されている。また、10月25日には『名探偵プリキュア!』との1話限りのコラボも放送された。ただし、どちらも小説の大人編を直接アニメ化した作品ではない。

まとめ:おジャ魔女どれみの未来は大人編のアニメ化にあるのか

『おジャ魔女どれみ』の大人編を理解するうえで、最も重要なのは、小説と25周年記念映像を区別することだ。

高校生になったどれみたちの物語は『おジャ魔女どれみ16』から『19』までの全9巻で描かれ、20代編の『20's』では仕事、恋愛、家族、夢への挫折といった、さらに現実的なテーマへと進んでいく。

一方、『おジャ魔女どれみ1620s』は、大人になったキャラクターたちの姿を映像で楽しめる25周年記念作品。AnimeJapan 2024で発表された続編構想は、その先にある新しい可能性を示したものだった。

2026年には『おジャ魔女どれみにょん』の配信が始まり、『も~っと!おジャ魔女どれみ』のBlu-ray BOX発売も12月2日に予定されている。シリーズの過去と未来をつなぐ動きは、今も続いている。

【プロの結論】大人編の最大の魅力は、どれみたちが魔法を使えるかどうかではなく、魔法がなくても自分の人生を切り開いていく姿にある。子供の頃に作品を見ていた人ほど、現在の自分と重ね合わせながら楽しめるはずだ。今後の新作構想の正式発表にも期待したい。