【BiSH時代から現在まで|モモコグミカンパニーの経歴と転機】

目次

モモコグミカンパニーのキャリアを語るうえで欠かせないのが、BiSHでの活動です。

2015年3月、彼女は「楽器を持たないパンクバンド」として活動するBiSHのオリジナルメンバーとしてデビューしました。

グループでは歌やダンスだけでなく、作詞という分野でも存在感を発揮。メンバーの中でも多くの楽曲の歌詞を担当し、言葉を通じてBiSHの世界観を支えてきました。

BiSH時代から2026年までの主な経歴

- 2015年3月: BiSHのメンバーとして活動開始。
- 2016年: BiSHがメジャーデビュー。モモコグミカンパニーも作詞活動を本格化。
- 2018年3月: 初の著書『目を合わせるということ』を刊行。
- 2020年12月: エッセー集『きみが夢にでてきたよ』を発売。
- 2022年3月: 『御伽の国のみくる』で小説家デビュー。
- 2023年6月29日: 東京ドーム公演「Bye-Bye Show for Never」をもってBiSH解散。
- 2023年6月30日: ワタナベエンターテインメントへの所属を発表。
- 2023年7月: 小説第2作『悪魔のコーラス』を刊行。
- 2024年2月: 『解散ノート』を発売。
- 2024年5月: 短編小説集『コーヒーと失恋話』を発売。
- 2025年5月31日: ワタナベエンターテインメントとの契約が満了。
- 2025年10月: 詩集『氷の溶ける音』から派生した展示「言葉をひろう」を開催。
- 2026年7月: 舞台『Rose』でW主演を務める。
- 2026年8月: オフィシャルファンクラブ「M club」をリニューアル。

公式プロフィールや出版社の刊行情報、各社の報道を照らし合わせると、アイドル活動と文筆活動を並行して積み重ねてきたことが分かります。

BiSH解散は作家としての転換点だった

2023年6月29日の東京ドーム公演は、BiSHにとって最後のステージとなりました。

しかし、モモコグミカンパニーにとって、解散は創作活動の終わりではありませんでした。

むしろ、グループ活動と並行して続けてきた執筆を、より大きな軸にしていく転機となりました。

象徴的な作品が、2024年2月14日に発売された『解散ノート』です。


『解散ノート』

文藝春秋・2024年2月14日発売
BiSHの解散宣告から東京ドームでのラストライブまで、約3年半の出来事をリアルタイムで書き留めた記録。

この作品は、2019年11月22日に告げられた解散宣告から、2023年6月29日のラストライブまでを記録したものです。

グループの外側から振り返った回顧録ではなく、メンバーとしてその時間を生きながら記録していた点に特徴があります。

出版社の文藝春秋も、BiSHの解散までの3年半をリアルタイムでつづった記録として紹介しています。

【作家活動が本格化|小説・エッセー・詩集の代表作品】

モモコグミカンパニーは、アイドル出身の作家という肩書きだけでは説明しきれないほど、複数のジャンルで作品を発表してきました。

小説、エッセー、グループの活動記録、詩集と、表現方法は一つにとどまりません。

小説家デビュー作『御伽の国のみくる』


『御伽の国のみくる』

河出書房新社・2022年3月19日発売
アイドルの夢に挫折し、メイド喫茶で働く女性を主人公にした小説。嫉妬や裏切り、失望などを描く。

2022年3月に発売された『御伽の国のみくる』は、彼女の小説家デビュー作です。

主人公は、アイドルになる夢に挫折し、メイド喫茶で働く友美。夢を失った後の葛藤や、人間関係の難しさを描いています。

アイドルとして活動してきた経験と重なる部分もありますが、単なる自伝的小説ではありません。人間の感情や心の揺れを物語として表現した作品です。

青春サスペンス『悪魔のコーラス』


『悪魔のコーラス』

河出書房新社・2023年7月21日発売
ミッション系中学校を舞台に、合唱部の異様な活動と少女たちの関係を描いた青春サスペンス。

第2作『悪魔のコーラス』では、デビュー作とは異なる世界観に挑戦しています。

由緒あるミッション系中学校へ転校してきた透花が、合唱部の異様な活動に巻き込まれていくストーリーです。

2023年7月の発売で、BiSH解散直後の時期に刊行されました。作家として新しいジャンルに挑んでいることが分かる作品です。

『コーヒーと失恋話』では取材から写真撮影まで担当


『コーヒーと失恋話』

SW・2024年5月20日発売
喫茶店のマスターへのインタビュー連載と、恋愛をテーマにした書き下ろし短編小説10編を収録。

この作品で特徴的なのは、執筆だけでなく、取材や制作の過程にも本人が深く関わっていることです。

公式サイトで連載していた喫茶店のマスターへのインタビュー企画をもとに、本人がアポイントを取り、現地で取材し、記事を書き、写真撮影まで担当しました。

その取材経験から着想を得た短編小説10編も収録されています。

作品を完成させるだけでなく、人と会い、話を聞き、その人の人生や感情を文章にする。この制作スタイルは、モモコグミカンパニーの作家としての個性を示すものです。

2025年以降は自費出版の詩集にも挑戦

2025年には、自費出版の詩集『氷の溶ける音』を発表しました。

同年10月25日から11月3日までは、詩集から派生した展示会「言葉をひろう」も開催。朗読やトークショーを通じて、作品の世界観を来場者に届けました。

さらに、2026年3月26日に配信された「ダ・ヴィンチWebラジオ」のインタビューでは、自費出版への挑戦や詩集に込めた考えを語っています。

同番組の紹介によれば、『氷の溶ける音』では人の一生と氷を重ね、人生の中で大切なものが減っていくという思いを表現したとのことです。

書籍の刊行だけでなく、展示や朗読、対話を通じて言葉を届ける活動へと広がっています。

【2026年現在の活動|音楽・舞台・ラジオ・独立後の仕事】

2026年11月現在のモモコグミカンパニーは、作家活動を中心にしながら、音楽や舞台、ラジオにも活動の幅を広げています。

特に注目したいのは、2025年の事務所退所後も、複数の分野で継続的に活動していることです。

2025年5月にワタナベエンターテインメントを退所

2023年6月30日、BiSH解散の翌日にワタナベエンターテインメントへの所属を発表したモモコグミカンパニー。

その後、2025年5月31日をもって契約満了となり、同事務所を退所しました。

2025年6月2日には本人がSNSで直筆の報告文を公開しています。

今後については、タレントとしての活動を続けながら、作家としての活動にもさらに力を注ぐと説明しました。

ここで重要なのは、退所と芸能活動の終了を混同しないことです。本人はタレント活動の継続を明言しており、退所は活動を終えるための発表ではありませんでした。

音楽プロジェクト「(momo)」でマナミと活動


(momo)

モモコグミカンパニー × マナミ
シンガーソングライターのマナミと組んだ音楽プロジェクト。2023年に始動し、音楽作品を発表している。

モモコグミカンパニーは、BiSH解散後も音楽活動を続けています。

その一つが、シンガーソングライターのマナミとの音楽プロジェクト「(momo)」です。

2023年に始動し、2024年2月にはミニアルバム『ここにあった日』を発表しました。

楽曲「うそつき」ではモモコグミカンパニーが作詞を担当し、マナミが作曲を担当しています。

BiSH時代から培ってきた言葉の表現力を、グループとは異なる形で音楽に生かしている活動です。

2026年7月には舞台『Rose』でW主演


女王ステ 不滅部隊編『Rose』

2026年7月2日〜12日・六行会ホール
W主演の一人として出演。演じた役はミア。

2026年の大きなトピックが、舞台『女王ステ 不滅部隊編「Rose」』への出演です。

公演は2026年7月2日から12日まで、東京の六行会ホールで上演されました。

モモコグミカンパニーは藍染カレンとともにW主演を務め、ミア役を演じています。

女優としての舞台出演は、作家・アーティストというこれまでの活動領域をさらに広げる挑戦となりました。

BiSH時代にはライブステージを主戦場としていましたが、舞台では物語の登場人物として役を演じる立場になります。言葉や物語に関わってきた経験を、演技という別の表現方法に生かす機会にもなりました。

TBS Podcast「盗み聴きラジオ」も継続中

2025年7月16日に配信が始まったのが、TBS Podcastの「モモコグミカンパニーの盗み聴きラジオ」です。

番組では、日常で感じたことや普段はなかなか話せない本音、頭の中を巡る考えなどを本人が語っています。

毎週水曜日の午後8時ごろに更新される番組で、2026年秋にも新しいエピソードが配信されています。

2026年10月28日には第68回が配信されており、継続的な発信の場になっています。

文章とは違い、声や話し方、会話のテンポを通じて本人の考えに触れられる点も魅力です。

2026年8月には公式ファンクラブ「M club」をリニューアル

2026年8月12日には、オフィシャルファンクラブ「M club」がリニューアルオープンしました。

運営に関する発表を行ったスペースシャワーSKIYAKIホールディングスによると、従来の限定コンテンツに加えて、本人も参加するグループチャットが新設されました。

また、2026年10月には大阪と東京で会員限定イベント「M club Member's Meeting 2026」が予定されていました。

事務所退所後もファンとの交流の場が整備され、独立後の活動を支える仕組みが継続していることが分かります。

2026年の活動から見える独立後の方向性

2026年3月のダ・ヴィンチWebラジオでは、モモコグミカンパニーの発言として「テレビにたくさん出ていた頃より、いまの自分が一番輝いている」というテーマが紹介されました。

また、2026年9月の本人のエッセーでは、2025年に独立してからのテーマを「越境」と表現しています。

この2つの発信から見えてくるのは、テレビ出演や特定のジャンルでの知名度だけを活動の評価軸にしていない姿勢です。

小説を書く、詩集を作る、音楽を発表する、舞台に出演する、ラジオで話す。それぞれの仕事を横断しながら、自分の表現を探していることが現在の特徴です。

【モモコグミカンパニーの本名・プロフィールに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:モモコグミカンパニーの本名はアケミですか?

A1:本名がアケミという説はありますが、本人による肯定発言や公式資料による裏付けは確認できません。本名は2026年11月現在も公表されていません。

Q2:モモコグミカンパニーの年齢と生年月日は?

A2:誕生日は9月4日です。ただし、生まれた年と年齢は非公開です。2026年9月4日の本人の公式エッセーでも、年齢非公開を続けていることが説明されています。

Q3:モモコグミカンパニーの芸名はさくらももこが由来ですか?

A3:本人が否定しています。2024年のTBSラジオ出演時に、プロデューサーの渡辺淳之介氏から約10個の候補を提示され、その中で気に入ったものを選んだと説明しています。

Q4:モモコグミカンパニーの出身大学はどこですか?

A4:国際基督教大学(ICU)です。東京都出身で、大学を卒業しています。

Q5:BiSH解散後は何をしていますか?

A5:作家活動を中心に、音楽プロジェクト(momo)、舞台出演、TBS Podcastのパーソナリティーなどを務めています。2026年7月には舞台『Rose』でW主演を務めました。

Q6:ワタナベエンターテインメントを退所した後、芸能活動は続けていますか?

A6:続けています。2025年5月31日付で契約満了により退所しましたが、本人はタレント活動を継続し、作家活動にも力を入れると発表しています。

まとめ:モモコグミカンパニーの本名より注目したい現在の活動

モモコグミカンパニーの本名は、2026年11月現在も公表されていません。ネット上で見かける「アケミ説」についても、本人の発言や公式資料による裏付けはなく、事実として扱うことはできません。

一方、芸名の由来については、2024年のラジオ出演で本人が説明しています。渡辺淳之介氏から提示された約10個の候補の中で、唯一カタカナだった現在の名前を気に入って選んだという経緯です。

BiSH時代にはメンバー最多の17曲の作詞を手がけ、2022年には小説家デビュー。その後も『解散ノート』『コーヒーと失恋話』などを刊行し、詩集や展示にも挑戦してきました。

2025年のワタナベエンターテインメント退所を経て、2026年には音楽プロジェクト、舞台、ラジオ、ファンクラブ運営など、活動の幅をさらに広げています。

今回の情報を見極めるポイントは3つです。

- 本名や年齢については、本人が公表している範囲とネット上の推測を区別する。
- 芸名の由来は、2024年の本人発言を基準に理解する。
- 現在の活動は、BiSH時代の経歴だけでなく、独立後の公式発表や作品にも注目する。

本名が明かされていなくても、作詞家としての実績、小説家としての作品、そして新しい表現への挑戦は公開されています。

モモコグミカンパニーという名前の先にある、書き手・アーティストとしての歩みこそ、これからも注目したいところです。