神戸山口組の組織図最新2026年版!現在の勢力・組長・分裂の経緯と警察発表を徹底検証
訂正:先ほどの冒頭に記載した約120人は2024年末時点の数値です。2026年に公表された最新の警察庁資料では、2025年末の構成員数は約110人となっています。以下の完全版では最新数値に修正しています。
【2026年最新】公的資料で確認できる神戸山口組の現在地

2026年11月現在、神戸山口組は六代目山口組から分裂して発足した指定暴力団として、警察当局の監視と暴力団対策法に基づく規制の対象となっている。組織の現状を知るうえで注目されるのが、構成員数の推移、特定抗争指定暴力団としての指定延長、そして分裂後の勢力変化だ。
ただし、インターネット上で見かける組織図と、警察庁などが公表する情報は同じものではない。公的資料から把握できるのは、指定状況、構成員数、代表者、勢力範囲などが中心であり、幹部全員の最新人事や傘下団体の詳細な序列を網羅した公式組織図が公表されているわけではない。
2026年に確認できる基本情報

警察庁が公表した2026年版の指定暴力団一覧表では、神戸山口組について次の情報が掲載されている。
- 団体名:神戸山口組
- 代表する者:井上邦雄
- 主たる事務所:兵庫県
- 勢力範囲:1都1府6県
- 構成員数:約110人
- 構成員数の基準日:2025年末
同資料では、六代目山口組も指定暴力団として掲載されており、両団体の対立関係は2026年も警察当局の重要な監視対象となっている。
なお、上記の110人は構成員数であり、準構成員等を含む総勢力とは異なる。ここを混同すると、現在の組織規模を正しく理解できない。
【組長と組織図】井上邦雄氏の立場と公表されている情報

現在の組長は井上邦雄氏
2026年の警察庁公表資料で、神戸山口組の代表者として記載されているのは井上邦雄氏だ。
井上氏は2015年8月の分裂後に結成された神戸山口組の初代組長であり、2026年の公的資料でも代表者として確認できる。
分裂以前は六代目山口組の直系組織である山健組の組長を務めていた人物として知られる。
神戸山口組の歴代組長を調べる場合、重要なのは、発足以来の代表者として井上氏が確認されている点だ。少なくとも警察庁の2026年公表資料において、別の人物への組長交代は確認されていない。
組織図はどこまで公表されているのか
組織図を調べる際には、次の3つを区別する必要がある。
1. 警察庁が公表する指定暴力団の代表者・構成員数
2. 公安委員会が公表する指定状況や法的な組織認定
3. 報道や民間資料に掲載される幹部人事・傘下団体情報
特に3番目は、掲載時期や情報源によって内容が異なる。
2025年3月の国家公安委員会の指定確認資料では、神戸山口組について、代表者の統制下に複数の階層を持つ組織として認定している。
これは暴力団対策法上の組織性を判断する資料であり、全幹部の氏名や役職を示した人事名簿ではない。
したがって、ネット上の組織図に掲載された若頭、舎弟頭、幹部などの人事を、2026年11月現在の確定情報として扱うことはできない。
【勢力数を比較】警察庁・兵庫県警・大阪府警の数字の違い
神戸山口組の現在を理解するうえで、最も重要な資料の一つが警察庁による暴力団勢力の統計だ。
全国の構成員数は約110人
警察庁の2026年公表資料を基にした2025年末の数値は次のとおり。
- 構成員:約110人
- 準構成員等:約170人
- 合計:約280人
構成員は前年末から約10人減少し、準構成員等も約30人減少した。
構成員と準構成員等は法律上・統計上の区分が異なる。準構成員等には、暴力団の威力を背景に活動する者や、組織の維持・運営に関与する者などが含まれる。
このため、約110人という数字だけで組織全体の勢力を判断するのは適切ではない。
大阪府内で確認される勢力
大阪府警が公表している2025年末の暴力団勢力資料では、神戸山口組に関する数字は次のようになっている。
- 組織数:5組織
- 勢力数:約50人
これは大阪府内における勢力の数字であり、全国の構成員数約110人とは集計範囲が違う。
また、兵庫県内では2025年末の暴力団構成員・準構成員等の総数が約410人となり、前年末から70人減少した。これは兵庫県内の全暴力団を対象とした数字であり、神戸山口組単独の人数ではない。
数字を比較するときの注意点
全国の構成員数、大阪府内の勢力数、兵庫県内の暴力団全体の人数は、それぞれ異なる統計である。
同じ「勢力」という表現でも、対象地域や集計対象が違えば数字は一致しない。
現在の規模を把握する場合は、警察庁の全国統計を基準にし、各府県警の数字は地域別の補足情報として読むのが適切だ。
【分裂の経緯】2015年から2026年までの主な変化
神戸山口組の成立を理解するには、2015年の六代目山口組の分裂から、その後の離脱や独立の動きを時系列で整理する必要がある。
2015年8月に神戸山口組が結成
2015年8月末、六代目山口組から直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成した。
警察庁の資料にも、分裂後に両団体の関係が対立抗争状態となった経緯が記録されている。
分裂の背景については、六代目山口組の運営方針や組織内の待遇、上納金制度などへの不満があったと報じられた。
新たに結成された神戸山口組では、井上邦雄氏が組長に就任した。
分裂後の主な出来事
| 時期 | 出来事 | その後の位置付け |
|---|---|---|
| 2015年8月 | 六代目山口組から直系組長らが離脱 | 神戸山口組が結成される |
| 2016年3月 | 警察庁が両団体を対立抗争状態と判断 | 全国的な警戒・取締りが強化される |
| 2016年4月 | 神戸山口組が指定暴力団に指定される | 法律に基づく規制対象となる |
| 2017年4月 | 神戸山口組の一部勢力が離脱 | 任侠団体山口組の結成を表明 |
| 2020年1月 | 六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定を受ける | 警戒区域での活動が制限される |
| 2020年2月 | 任侠山口組が絆會に改称 | 分裂後の団体関係が変化 |
| 2020年7月 | 池田組が神戸山口組からの離脱を表明 | 独立した指定暴力団への移行につながる |
| 2021年11月 | 池田組が指定暴力団に指定される | 独立した団体として位置付けられる |
| 2026年9月 | 六代目山口組と神戸山口組の指定を27回目の延長 | 期限は2027年1月6日まで |
この経緯から分かるのは、神戸山口組の組織規模が、六代目山口組との分裂だけでなく、その後の内部離脱や独立によっても変化してきたことだ。
特に2017年の任侠山口組の結成と、2020年の池田組の離脱は、分裂後の勢力構造を理解するうえで重要な転換点となっている。
【特定抗争指定】2026年9月の27回目延長と警戒区域
2026年の神戸山口組をめぐる最も重要な動きが、六代目山口組との特定抗争指定の継続だ。
指定期限は2027年1月6日まで
2026年9月17日、兵庫県公安委員会は六代目山口組と神戸山口組に対する特定抗争指定暴力団の指定期限を3カ月延長することを決定した。
今回で27回目の延長となり、新たな期限は2027年1月6日までとされた。10月5日に官報で公示する予定と報じられている。
指定が始まったのは2020年1月7日だ。
延長が続いている背景には、警察当局が両団体の対立抗争が終結したとは認めていないことがある。
2026年は他団体との指定解除も進んだ
2026年は、山口組分裂後の抗争をめぐる規制に変化があった。
- 9月8日:六代目山口組と池田組の特定抗争指定が解除
- 9月21日:六代目山口組と絆會の特定抗争指定が解除
- 9月17日決定:六代目山口組と神戸山口組の指定は継続
つまり、2026年11月時点では、六代目山口組と神戸山口組の間の特定抗争指定が継続している。
他の分裂関連団体との指定が解除されたことと、神戸山口組との対立関係が終結したことは同じではない。
警戒区域と暴力団対策法
兵庫県警の公表情報によると、両団体に関する警戒区域には、兵庫県内の次の地域が含まれている。
- 神戸市
- 姫路市
- 尼崎市
- 高砂市
- 加古郡稲美町
全国では兵庫県を含む9府県の公安委員会が指定に関係し、警戒区域は計17市町に及ぶと報じられている。
特定抗争指定暴力団に指定されると、警戒区域内での事務所の使用や新設、一定人数以上での集合、対立する組員へのつきまといなどが法律によって制限される。
これは単に組織内部の活動を制限するだけではない。抗争事件によって一般市民の生命や身体に危害が及ぶことを防ぐための制度でもある。
【組織の実態】勢力縮小と分裂後の関係をどう見るべきか
構成員数の減少と指定継続は矛盾しない
神戸山口組の構成員数は、分裂直後と比較して大きく減少している。
2015年末には約2,800人の構成員がいたと報じられたが、2025年末の警察庁資料では約110人となっている。
約10年間で大幅に縮小したことになる。
ただし、人数が減少したからといって、法的な指定が自動的に解除されるわけではない。
指定暴力団としての認定は、人数だけでなく、団体の実質的な目的、組織性、構成員の状況などを踏まえて判断される。
2025年の国家公安委員会による指定確認資料でも、神戸山口組は暴力団対策法の指定要件に該当すると判断されている。
2026年の動向から見える3つのポイント
第一に、組織規模の縮小が続いていること。
警察庁の2025年末統計では、構成員約110人、準構成員等約170人となっている。前年と比べて、双方とも減少した。
第二に、分裂後の団体関係が変化していること。
池田組や絆會との特定抗争指定が2026年9月に解除された一方、神戸山口組との指定は継続した。対立関係が一律に解消されたわけではない。
第三に、警察当局による監視と規制が続いていること。
特定抗争指定の27回目の延長は、組織の規模とは別に、抗争の再発防止が引き続き課題となっていることを示している。
【プロの結論】組織図よりも公的な3種類の情報が重要
神戸山口組の現状を正確に把握するなら、注目すべきなのは次の3点だ。
1. 警察庁の指定暴力団一覧表:代表者、構成員数、勢力範囲
2. 兵庫県公安委員会の公表情報:指定の延長、警戒区域、法的な規制
3. 警察庁の暴力団情勢資料:分裂後の変化、構成員数の推移、抗争事件の状況
民間サイトの組織図に記載された人事情報だけを追いかけても、現在の組織の実態を正確に把握できるとは限らない。
公的な統計と指定状況を組み合わせることで、組織の規模、法的な位置付け、分裂後の変化を切り分けて理解できる。
【神戸山口組の組織図最新】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の神戸山口組の組長は誰ですか?
A1:警察庁の2026年公表資料では、代表する者として井上邦雄氏が記載されている。分裂による結成時からの代表者として確認できる。
Q2:神戸山口組の現在の構成員数は何人ですか?
A2:警察庁の2025年末統計では約110人。準構成員等は約170人で、両者を合わせると約280人となる。構成員数と総勢力は区別する必要がある。
Q3:神戸山口組と六代目山口組の特定抗争指定は解除されましたか?
A3:2026年11月現在、解除されていない。2026年9月17日に27回目の延長が決定し、指定期限は2027年1月6日までとなっている。
Q4:神戸山口組の最新の組織図は公式に公開されていますか?
A4:警察庁は代表者、主たる事務所、勢力範囲、構成員数などを公表している。一方、全幹部の最新役職や傘下組織の詳細な人事を網羅した公式組織図は確認できない。
Q5:神戸山口組は六代目山口組からいつ分裂しましたか?
A5:2015年8月末。六代目山口組から離脱した直系組長らによって結成された。その後、2016年に指定暴力団となり、2020年には六代目山口組との特定抗争指定を受けた。
まとめ:神戸山口組の今後の動向と情報を見極める基準
2026年11月現在の神戸山口組は、井上邦雄氏を代表者とする指定暴力団として警察庁の公表資料に掲載されている。
2025年末の構成員数は約110人、準構成員等を含めると約280人。分裂当初と比較して組織規模は大きく縮小している。
一方、六代目山口組との特定抗争指定は2026年9月に27回目の延長となり、期限は2027年1月6日までとされた。
2026年には池田組や絆會との指定解除という変化もあったが、神戸山口組との関係については異なる判断が続いている。
今後の動向を確認する際には、警察庁の暴力団情勢、兵庫県公安委員会の公示、官報に掲載される指定情報を基準にすることが大切だ。
神戸山口組の2026年最新情報を読み解く鍵は、組織図に書かれた肩書の数ではなく、公的に確認された代表者・勢力統計・法的な指定状況の3つにある。
主な参照資料
- 警察庁「令和7年における組織犯罪の情勢・指定暴力団一覧表」
- 国家公安委員会「神戸山口組の指定の確認について」
- 兵庫県警察「暴力団対策法の運用」
- 大阪府警察「大阪の暴力団勢力(令和7年末現在)」
- 神戸新聞NEXT「山口組と神戸山口組の特定抗争指定、27回目の延長」(2026年9月17日)
- 神戸新聞NEXT「山口組と池田組・絆會の特定抗争指定解除に関する報道」