古賀及子とは何者?経歴・日記の書き方と代表作12冊を徹底解説

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2026年最新版|古賀及子とは何者?経歴・日記の書き方と代表作12冊を徹底解説

古賀及子(こが・ちかこ)は、ウェブメディア「デイリーポータルZ」の編集者・ライターを経て、2024年からエッセイストとして活動する書き手だ。1979年東京都生まれ。何気ない食事や家族との会話、買い物、散歩、ふとした心の動きを独自の視点で文章にする日記エッセイで支持を集めている。

2026年11月現在は、1月刊行の『5秒日記』、7月刊行の『暮らしの信じ方』、9月15日発売の『遠くまで旅するような顔だけをする』など、著作の幅も広がっている。デイリーポータルZ時代に培った観察力と、2018年から続ける日記の実践が、現在の文筆活動を支える大きな柱だ。

この記事では、古賀及子のプロフィールと経歴、日記を書き始めたきっかけ、独特の文章表現、著書12冊の一覧、2026年の最新刊、現在の連載活動までを整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- プロフィール: 古賀及子は1979年東京生まれ。読み方は「こが・ちかこ」。
- 経歴: 2005年から2023年までデイリーポータルZの編集部員兼ライターを務め、2024年からエッセイストとして活動。
- 日記の原点: 2018年にブログで日記を書き始め、毎日の小さな出来事を文章にするスタイルを確立。
- 代表作: 『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』『5秒日記』など。
- 2026年の最新刊: 9月15日発売の『遠くまで旅するような顔だけをする』。
- 著作数: 2026年10月1日時点で、本人が単著12冊と紹介している。

【プロフィール】古賀及子(こがちかこ)はどんなエッセイスト?

古賀及子

古賀及子は、日常生活の中にある小さな出来事を、独特の言葉選びと観察眼で描くエッセイストだ。

特別な事件や劇的な人生経験を題材にするのではなく、食卓での会話、家の中の風景、買い物の途中で気づいたことなど、誰にでも起こり得る場面を文章にする。

しかし、古賀の文章を読むと、見慣れた日常が少し違って見えてくる。何でもない出来事に思いがけない意味が生まれ、読者が自分の生活まで振り返りたくなるところが特徴だ。

古賀及子の基本プロフィール

古賀及子
項目 内容
名前 古賀及子
読み方 こが・ちかこ
生年 1979年
出身 東京都
育った地域 神奈川県・埼玉県
職業 エッセイスト、ライター
前職 デイリーポータルZ編集部員兼ライター
日記開始 2018年
エッセイストとしての活動 2024年~
本人の発信媒体 note、Xなど
2026年の最新刊 『遠くまで旅するような顔だけをする』

プロフィールは、本人のnoteに掲載された略歴、デイリーポータルZのライタープロフィール、出版社の著者紹介などから確認できる。

古賀及子の名前の読み方は「こがちかこ」

古賀及子

「及子」という漢字は初見では読み方が分かりにくいが、古賀及子は「こが・ちかこ」と読む。

本人のnoteにも「古賀及子(こがちかこ)とは」というプロフィール記事があり、活動歴や著作、仕事の問い合わせ先などが紹介されている。

検索するときは「古賀及子」だけでなく、「古賀及子 こがちかこ」と入力すると、本人のプロフィール情報にたどり着きやすい。

1979年東京生まれ、ウェブメディア出身の書き手

古賀は東京都生まれで、神奈川県と埼玉県で育った。

2026年9月のLEEによるインタビューでは、1999年に短期大学を卒業したことも紹介されている。

短大卒業後はフリーターとして働き、ホームページ制作会社でHTMLやFlashを扱う仕事を経験。その後、ウェブメディアの世界に入っていった。

現在の文章に見られる、物事を細かく観察し、余計な説明をせずに伝える感覚には、こうしたウェブ制作や編集の経験も関係している。

【経歴・年表】デイリーポータルZから独立後までの転換点

古賀及子のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、デイリーポータルZで過ごした約17年間だ。

同メディアではライターとして記事を執筆するだけでなく、編集部員としても活動。企画を考え、取材し、文章をまとめる経験を積んできた。

2023年にデイリーポータルZを離れ、2024年からエッセイストとしての活動を本格化させた。

古賀及子のキャリア年表

年・時期 出来事 意味・活動内容
1979年 東京都生まれ 神奈川・埼玉で育つ
1999年 短期大学卒業 卒業後はフリーターとして働く
2004年 デイリーポータルZにライターとして参加 ウェブ記事の執筆を開始
2005年 同メディアの編集部員となる ライター兼編集者として活動
2017年 運営会社の変更に伴い転籍 メディアの運営体制の変化を経験
2018年 ブログで日記を書き始める 日記エッセイの原点
2023年 デイリーポータルZを離れる 『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』刊行
2024年 エッセイストとして活動 著作・連載を拡大
2025年 『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』刊行 日記の書き方をテーマにした著作を発表
2026年1月 『5秒日記』刊行 日常の短い瞬間を描く方法を提示
2026年7月 『暮らしの信じ方』刊行 自分の生活を見つめ直すエッセイ
2026年9月 『遠くまで旅するような顔だけをする』刊行 東京を題材にした書き下ろし旅エッセイ

デイリーポータルZ時代に培われた観察力

古賀がデイリーポータルZに関わり始めたのは2004年。翌2005年には編集部員となり、2023年まで同メディアで活動した。

2026年9月27日公開のLEEインタビューでは、当時の仕事について本人が振り返っている。

古賀にとってデイリーポータルZは、自由なテーマで個性的な記事を書く人たちが集まる場所だった。

取材や執筆を繰り返すことで、長い文章を書く忍耐力や、見たものを正確に捉える力が鍛えられたという。

同インタビューでは、周囲に優れた書き手が多く、17年間ずっと自分以外の人をすごいと思いながら仕事をしていたことも語られている。

ここで注目したいのは、古賀が身につけたのが単なる文章技術ではないことだ。

取材では、対象を自分の感情だけで判断せず、何が起きたのか、何が見えたのかを丁寧に拾い上げる必要がある。その姿勢は、現在の日記エッセイにもつながっている。

2023年の退職と2024年のエッセイスト転身

2023年、古賀はデイリーポータルZを離れた。

同年2月には、2018年から2022年までの日記を収録した『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』を素粒社から刊行。

その後も『おくれ毛で風を切れ』『好きな食べ物がみつからない』など、日記やエッセイを中心とした著作を発表している。

本人のnoteに掲載された略歴では、2024年からエッセイストとして活動している。

つまり、独立後に突然書き手として現れたわけではない。長年のウェブメディア経験と、会社員時代から続けていた個人的な日記が、出版活動へとつながったのである。

【日記の原点】2018年に書き始めた理由と「5秒日記」の秘密

古賀及子の作品を理解するうえで、日記は最も重要なキーワードだ。

日記を書き始めたのは2018年。子どもの頃から日記を習慣にしていたわけではなく、大人になってからブログを通じて始めた。

2026年9月26日公開のLEEインタビューで、本人がその経緯を詳しく説明している。

日記を書くきっかけはブログの未達成感

古賀は以前からブログを運営していたものの、記事を書く頻度は月に1回程度だった。

書ける場所があるのに何も書いていない。その状態に未達成感を覚えていたという。

そんなとき、周囲の人が日記を書いていたことや、昔のmixiの日記について話題になったことをきっかけに、自分も日記を書いてみようと考えた。

実際に始めてみると、意外なほどすらすら文章が書けた。

本人は、昨日起こったことを書くだけなので難しくなく、続けるほど楽しくなったと振り返っている。

この経験によって、自分は作文が好きだったのだと気づいたという。

5秒の出来事を200字で書くという発想

古賀の代表的な日記の考え方が「5秒日記」だ。

これは一日の出来事を最初から最後まで記録するのではなく、ある短い瞬間に集中して文章を書く方法である。

本人が紹介する基本的な考え方は、次のようなものだ。

日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くといい。

ただし、5秒や200字は厳密な決まりではない。

重要なのは、短い時間に意識を向け、普段なら見過ごしてしまう出来事を観察する姿勢だ。

たとえば、次のような場面が題材になる。

- 食卓で家族が何気なく口にした一言。
- お菓子を分けるときの手の動き。
- 買い物中に目に入った商品の違和感。
- 家の中でいつもと少し違うことが起こった瞬間。
- 自分でも説明しにくい感情が生まれたとき。

特別な出来事がなくても文章になる。むしろ、何もなかったと思っていた一日の中に、書き残す価値のある瞬間が存在することを示している。

『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』で明かした日記の方法

2025年10月に晶文社から刊行された『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』は、日記を書くことそのものをテーマにした作品だ。

四六判280ページで、ある50日間の日記と、日記について考えてきたことをまとめたエッセイを収録している。

単なる日記の作品集ではない。

読者に読まれる文章として日記を書くとき、何を題材にし、どう観察し、どのように言葉にするのか。その経験知が実例とともに紹介されている。

タイトルにも、日記を書く自分自身と、その行為をどこか客観的に見つめるような感覚が表れている。

日記を書く人にとっては実践的な指南書であり、古賀の文章をもっと深く理解したい読者にとっては創作の背景を知る一冊でもある。

【著書一覧12冊】古賀及子の代表作と2026年最新刊を比較

2026年10月1日、古賀は自身のnoteで、これまでに刊行した単著が合計12冊になったと紹介した。

作品は大きく、日記エッセイ、通常のエッセイ、テーマを設定した企画エッセイに分けられる。

日記エッセイ5冊

書名 出版社 内容・特徴
ちょっと踊ったりすぐにかけだす 素粒社 2018~2022年の日記から103日分を収録
おくれ毛で風を切れ 素粒社 前作に収録されなかった日記と書き下ろし
私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている 晶文社 50日間の日記と日記の書き方を紹介
5秒日記 ホーム社 短い時間の出来事を詳しく観察する日記
よくわからないまま輝き続ける世界と 大和書房 日記を書くために行動することをテーマにした作品

通常のエッセイ3冊

書名 出版社 内容・特徴
気づいたこと、気づかないままのこと シカク出版 日常の気づきを題材にしたエッセイ
忘れたこと、忘れないままのこと シカク出版 食事、買い物、人との関係など生活を描く
巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある 幻冬舎 土地と記憶を結びつけたエッセイ

企画エッセイ4冊

書名 出版社 内容・特徴
好きな食べ物がみつからない ポプラ社 好きな食べ物を探す120日の自己観察
遠くまで旅するような顔だけをする 産業編集センター 東京の観光地を歩く日帰り旅エッセイ
暮らしの信じ方 ダイヤモンド社 自分の暮らしや選択を見つめ直す
おかわりは急に嫌 私と『富士日記』 素粒社 武田百合子の『富士日記』を読み解くエッセイ

※書名は出版社および本人の紹介に基づく。著作の分類は本人が2026年10月1日のnoteで示した区分に沿っている。

2026年1月刊行『5秒日記』

『5秒日記』は2026年1月26日にホーム社から発売された。

四六判256ページ、税込1870円。北欧、暮らしの道具店で連載されていた同名の日記エッセイを書籍化した作品だ。

連載はホーム社のウェブサイト「HB」にも引き継がれた。

日常の小さな瞬間を切り取るという古賀の文章の特徴が、最も分かりやすく表れている一冊である。

2026年7月刊行『暮らしの信じ方』

ダイヤモンド社から2026年7月1日に発売された書き下ろしエッセイ。

テーマは、自分の暮らしを信じること。

他人の生活と比較して、自分の生活には何かが足りないのではないかと感じることがある。古賀はそうした感覚を出発点に、日々の選択や習慣を振り返っている。

特別な暮らしを目指すのではなく、自分が実際に選んできた生活の中に、自分らしさを見つけるという視点が特徴だ。

2026年9月15日刊行『遠くまで旅するような顔だけをする』

古賀及子の2026年11月時点での最新刊が、産業編集センターから刊行された『遠くまで旅するような顔だけをする』だ。

四六判272ページ、税込1870円。全編書き下ろしの日帰り旅エッセイである。

古賀は東京生まれで、現在も東京に暮らしている。そんな著者が、浅草、上野、東京駅、東京タワー、汐留、築地、羽田など、身近な観光地を改めて歩いていく。

旅慣れた人が遠方の名所を巡る紀行文とは異なる。

知っているはずの街を、観光するつもりで歩く。近すぎて見過ごしていた場所を、新しい視点から発見していくところに、この作品の面白さがある。

タイトルにある「遠くまで旅するような顔だけをする」という表現も、遠くへ行くことだけが旅ではないという本書の姿勢を象徴している。

2026年の古賀の活動を知るなら、日記の方法を扱った『5秒日記』と、街を観察する『遠くまで旅するような顔だけをする』を読み比べると、表現の広がりが見えてくる。

【文章の特徴】古賀及子のエッセイが読者を引きつける理由

古賀の文章には、一般的な日記や暮らしのエッセイとは少し違う特徴がある。

日常を美しく飾ることを目的にせず、出来事そのものを丁寧に観察する。そのうえで、言葉の選び方や視点の切り替えによって、読み手の予想を少しずつ裏切っていく。

1. 感想より先に、見たことや聞いたことを書く

2026年9月27日のLEEインタビューで古賀は、文章を書くときには、見たことや聞いたことを大切にすると説明している。

日記を書く際も、最初から「楽しかった」「悲しかった」と感想をまとめるのではなく、実際に何が起きたかを描く。

出来事を具体的に書くことで、その場にあった感情が自然に浮かび上がる。

これは読者に感情を押しつけない書き方でもある。

読者は文章の中の状況を追いながら、自分自身で面白さや切なさを発見できる。

2. 慣れた表現を避け、新鮮な言葉を探す

古賀の文章を特徴づけるのが、言葉選びへのこだわりだ。

本人はLEEのインタビューで、慣用句や普通の表現をそのまま使わず、書いた文章を読み直して別の言葉に置き換えられないか考えると話している。

目指しているのは、読者がはっと驚くような文章だ。

この姿勢によって、ありふれた出来事にも新鮮な印象が生まれる。

日常を題材にしていても、どこかで読んだような文章になりにくい理由の一つである。

3. 日常を寓話のように描く

古賀の日記には、具体的な地名や駅名があまり登場しない。

2026年9月のLEEインタビューでは、本人が日記を寓話のようにしたかったと説明している。

場所を細かく限定するよりも、隣町、駅前、山、川、海といった少し抽象的な場所を使う。

その結果、特定の誰かの生活を描いているはずなのに、読者は自分の経験を重ね合わせやすくなる。

実際の生活を題材にしながら、個人の日記を超えた物語性を生み出しているのだ。

4. 些細な出来事から思いがけない考察へ進む

古賀のエッセイは、小さな出来事から始まることが多い。

しかし、そこで話が終わるわけではない。

食べ物の好みについて考え始めた文章が、自分自身の価値観や選択の問題に広がっていくこともある。

『好きな食べ物がみつからない』は、その特徴がよく表れた作品だ。

好きな食べ物という身近な質問を入り口に、自分が何を好きだと判断するのか、なぜそれを選ぶのかを掘り下げている。

5. 家族や生活の会話を自然な文章にする

日記エッセイでは、家族との会話や生活のやり取りも重要な題材になっている。

大きな感動を演出するのではなく、何気ない会話や行動の中にある面白さを拾う。

そのため、読者は登場人物の生活をのぞいているような親しみを感じながらも、単なる家庭の日記とは異なる文章の面白さを味わえる。

【日記の書き方】古賀及子式の文章を実践する4つのステップ

古賀の文章は、才能だけで生まれているわけではない。

2026年9月26日公開のLEEインタビューでは、日記を書くための具体的な手順も紹介されている。

自分でも日記を始めたい人にとって、参考になる方法だ。

ステップ1:日常の出来事をメモする

最初から完成した文章を書こうとする必要はない。

古賀は、スマートフォンのメモや紙の切れ端を使って、気になったことを書き留めている。

家にいるときは、紙を小さくちぎってメモし、パソコンに挟んでおくこともあるという。

重要なのは、日常の中で感じた小さな違和感や面白さを忘れないことだ。

ステップ2:書きたい題材を選ぶ

メモした内容をすべて日記にする必要はない。

見返したときに、自分が本当に書きたいと思えるものを選ぶ。

メモを残した時点では面白いと感じても、翌日になるとそうでもなくなることがある。

その場合は無理に文章にしない。

書きたい気持ちが残っている題材を選ぶことが大切だ。

ステップ3:感想を先に書かず、出来事を描く

古賀の方法で特に特徴的なのが、感想を書かずに、見たこと、聞いたこと、思い出したこと、実際に起こったことを書くという考え方だ。

悲しい、楽しい、面白いといった言葉を最初に置かない。

具体的な状況を描いていくと、感情は文章の中から自然に現れる。

読者が自分で感じ取れる余白を残すことにもつながる。

ステップ4:最後にタイトルをつける

タイトルは、最初に決めるのではなく、本文を書き終えてから考える。

古賀は本文の中で印象に残った一文を抜き出し、それをタイトルにする方法を紹介している。

最初から内容を要約するタイトルを決めるよりも、文章の中で生まれた言葉を大切にする方法だ。

この4つの手順から分かるのは、日記を続けるために必要なのは、特別な体験ではないということだ。

自分の生活に目を向け、書きたいと思った瞬間を選び、丁寧に言葉にする。それが古賀の文章の出発点になっている。

【現在の活動】note・連載・出版を中心に広がる仕事

2026年現在、古賀及子は書籍の執筆だけでなく、ウェブメディアや雑誌など複数の媒体で活動している。

2026年9月のLEEインタビューでは、連載を6本抱えていることも紹介された。

noteで日記やエッセイを発信

本人のnoteは、現在の活動を知るための重要な情報源だ。

プロフィール記事では略歴や著作、仕事の問い合わせ先などを掲載。日々のエッセイや新刊の紹介、日記についての考察なども発信している。

2026年10月1日には、既刊の単著12冊をジャンル別に整理した記事を公開した。

書籍の内容を知りたい人だけでなく、古賀が自分の作品をどのように位置づけているのかを知りたい人にも参考になる。

現在確認できる主な連載

媒体 連載・活動 内容
ホーム社 HB 5秒日記 おかえり 5秒の出来事を描く日記エッセイ
暮しの手帖 まずはご報告まで。 向坂くじらとの往復メール
小説すばる 令和の観察日記 日常の観察を題材にした連載
文蔵 『愛』は小学四年で習う 雑誌でのエッセイ連載
note 日記・エッセイ 本人による随筆や活動報告

これらは本人のnoteに掲載された連載情報などから確認できる活動例であり、すべての連載を網羅した一覧ではない。

デイリーポータルZ時代の経験も現在につながっている

デイリーポータルZを離れた後も、古賀の文章にはウェブメディア時代に身につけた観察力が残っている。

取材で対象を細かく見ること、読者に伝わる言葉を探すこと、締め切りを守りながら文章を仕上げること。

これらは媒体が変わっても必要な技術だ。

現在は日記、生活エッセイ、旅エッセイなど、題材の異なる作品を発表しているが、その根底には一貫した観察の姿勢がある。

【プロの結論】古賀及子の作品はどれから読むべき?

古賀及子の作品は、すべてが同じ形式の日記ではない。

日常の記録を楽しみたいのか、文章の書き方を学びたいのか、生活や街について考えたいのかによって、最初に手に取る本は変わってくる。

初めて読む人におすすめの3冊

1. 日記エッセイの面白さを知りたいなら『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』

古賀の代表的な日記エッセイを読みたい人に向いている。

日常の出来事をどのように文章へ変えているのかが分かりやすく、作品の入り口として適している。

2. 日記の書き方を知りたいなら『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』

自分でも日記を書いてみたい人におすすめだ。

実際の日記だけでなく、書き方や題材の選び方についても紹介されているため、読むことと書くことの両方を楽しめる。

3. 2026年の新しい表現を楽しみたいなら『遠くまで旅するような顔だけをする』

日記とは異なる題材で古賀の観察力を味わいたい人に向いている。

東京という身近な街を旅の対象として捉え直すことで、生活圏の風景がどのように文章へ変わるのかを楽しめる。

作品選びの判断基準

読者の目的 おすすめ作品 理由
日記エッセイを楽しみたい ちょっと踊ったりすぐにかけだす 初期の日記エッセイを味わえる
日記を書き始めたい 5秒日記 短い出来事を観察する方法が分かる
日記の技術を学びたい 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている 実践例と考え方が収録されている
自分の価値観を見つめたい 暮らしの信じ方 日常の選択を掘り下げている
食べ物や好みについて考えたい 好きな食べ物がみつからない 身近な問いを深く考察している
旅や街の文章を読みたい 遠くまで旅するような顔だけをする 東京散策を通した観察が楽しめる

古賀の作品は、派手な展開や劇的な結末を求める人よりも、普段の生活を少し違う角度から見てみたい人に向いている。

一方、事件性の強いルポルタージュや、明確な結論を提示する実用書を求める読者には、期待する読み味と異なる可能性がある。

魅力は、答えを急がず、日常の中にある小さな発見を文章として残すことにある。

【古賀及子に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:古賀及子の読み方は?

A1:古賀及子は「こが・ちかこ」と読む。1979年東京都生まれのエッセイストである。

Q2:古賀及子はデイリーポータルZをいつ辞めた?

A2:2023年にデイリーポータルZを離れた。2005年から編集部員兼ライターとして活動し、2024年からエッセイストとしての活動を行っている。

Q3:古賀及子が日記を書き始めたのはいつ?

A3:2018年。もともと運営していたブログで日記を書き始めたことがきっかけだった。

Q4:古賀及子の「5秒日記」とは?

A4:一日の出来事をまとめるのではなく、5秒ほどの短い瞬間を意識して観察し、約200字で描く日記の考え方。厳密な時間や文字数の規則ではない。

Q5:古賀及子の著書は全部で何冊?

A5:2026年10月1日に本人がnoteで紹介した時点では、単著は合計12冊。日記エッセイ、通常のエッセイ、企画エッセイに分類されている。

Q6:古賀及子の2026年最新刊は?

A6:『遠くまで旅するような顔だけをする』。2026年9月15日に産業編集センターから発売された、東京の観光地を巡る書き下ろしの日帰り旅エッセイである。

Q7:古賀及子の日記の書き方を学べる本は?

A7:『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』がおすすめ。日記を書くときの考え方や実践例が収録されている。

Q8:古賀及子の最新情報はどこで確認できる?

A8:本人のnoteが代表的な情報源。新刊の案内、著作一覧、日記やエッセイ、連載に関する情報などが掲載されている。

まとめ:古賀及子の魅力は日常を新しい物語に変える観察力

古賀及子は、デイリーポータルZで約17年間、編集者・ライターとして活動した後、2024年からエッセイストとして活躍している書き手だ。

2018年に始めた日記を出発点に、日常の短い瞬間を丁寧に描く独自の表現を育ててきた。

代表作『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』から、日記の書き方を紹介する『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』、2026年の『5秒日記』まで、作品には一貫して生活を観察する視点がある。

さらに、2026年には『暮らしの信じ方』と『遠くまで旅するような顔だけをする』を刊行。日記だけにとどまらず、暮らしや街、個人の価値観へと表現の幅を広げている。

古賀の文章が教えてくれるのは、特別な出来事がなければ文章は書けない、という思い込みを手放すことだ。

毎日の食事や会話、何気ない移動の中にも、書き残す価値のある瞬間はある。

2026年11月現在、単著12冊という蓄積を持つ古賀及子。今後も日記とエッセイを軸に、どのような日常の発見を文章へ変えていくのか、その活動に注目したい。

主な確認資料

- 古賀及子本人のプロフィール・著作一覧・2026年10月のnote記事。
- LEE編集部による2026年9月26日・27日の本人インタビュー。経歴、日記の開始時期、文章表現、執筆方法を確認。
- 産業編集センターの『遠くまで旅するような顔だけをする』公式書籍情報。
- 集英社グループ・ホーム社の『5秒日記』書誌情報。
- 晶文社の『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』公式書籍情報。
- ダイヤモンド社の『暮らしの信じ方』刊行情報。