【プロフィール】漢 a.k.a. GAMIの本名・年齢・生年月日・出身地は?
漢 a.k.a. GAMIは、1978年6月7日生まれの日本人ラッパーです。本名は川上国彦(かわかみ・くにひこ)。出身地は新潟県で、東京・新宿を中心に音楽活動を展開してきました。
アーティスト名の「漢」は「かん」と読み、「a.k.a.」は英語の「also known as(別名)」を意味します。一般的には「カン・エーケーエー・ガミ」と呼ばれています。
漢 a.k.a. GAMI
日本のヒップホップMC・ラッパー48歳

2026年11月2日時点
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 活動名 | 漢 a.k.a. GAMI |
| 読み方 | カン・エーケー・エー・ガミ |
| 本名 | 川上国彦 |
| 生年月日 | 1978年6月7日 |
| 年齢 | 48歳 |
| 出身地 | 新潟県 |
| 活動拠点 | 東京都・新宿 |
| 主な肩書 | ラッパー、MC、音楽イベント主催者 |
| 代表的な関係組織 | MSC、9SARI GROUP |
| 関連番組 | フリースタイルダンジョン、漢 Kitchen |
出典:CDJournal、スポーツニッポンの人物紹介など。
生年月日については、音楽情報を扱うCDJournalとスポーツニッポンが1978年6月7日と掲載しています。1978年生まれのため、2026年11月時点では48歳です。
また、出身地については新潟県という情報が音楽メディアのプロフィールで確認できます。新潟生まれでありながら、音楽活動では東京・新宿との結びつきが非常に強いことも特徴です。
漢の作品や発言を理解するうえでは、この「新潟出身・新宿を拠点とする」という背景が重要です。彼のラップには、都会の生活、仲間との関係、ストリートで経験した現実など、身近な環境を題材にする姿勢が一貫して見られます。
【音楽活動の原点】MSC・MS CRUからUMB設立へ

漢 a.k.a. GAMIの音楽人生を語るうえで欠かせないのが、ヒップホップクルーMSCとMCバトル大会ULTIMATE MC BATTLE(UMB)です。
MS CRUからMSCへ

漢は2000年、新宿を拠点とするヒップホップクルーMS CRUのリーダーとして活動を開始しました。その後、グループ名をMSCに変更し、日本のアンダーグラウンドヒップホップシーンで存在感を高めていきます。
2002年には1st EP『帝都崩壊』を発表。東京・新宿の空気やストリートの現実を反映した作品として、MSCの名前をシーンに広めるきっかけになりました。
MSCは、漢だけでなく、PRIMAL、TABOO1、O2らのメンバーによる個性の強いラップが特徴です。一般的なポップミュージックとは異なる、硬質で生々しい表現を追求してきました。
漢の魅力も、こうしたグループ活動のなかで形作られています。単に韻を踏むだけではなく、日常の出来事や自分の経験を言葉に変えるスタイルが、その後のソロ活動にもつながりました。
B-BOY PARK 2002での優勝
漢のMCとしての実力を示す代表的な出来事が、2002年のB-BOY PARK MC BATTLEでの優勝です。
この大会は日本のヒップホップ文化において重要なイベントであり、漢はそこで実力を証明しました。スポーツニッポンも、2002年のB-BOY PARKでMCバトル優勝を果たした経歴を紹介しています。
当時の漢は、現在のように全国的な知名度を持つテレビ出演者ではありませんでした。しかし、アンダーグラウンドで培った経験とラップ技術を武器に、競技としてのMCバトルでも結果を残していました。
UMBが日本のMCバトルを変えた理由
漢の功績として特に重要なのが、2005年に立ち上げたULTIMATE MC BATTLE(UMB)です。
ぴあ音楽のKEN THE 390との対談によると、UMBの前身には2004年にMSCのメンバーらが始めた「お黙り!ラップ道場」がありました。それが翌2005年に全国規模のUMBへと発展しました。
注目したいのは、大会のルール設計です。それまでの持ち時間制とは異なり、規定された小節数を交互にラップするターン制を採用。相手の言葉を受けて返すという、対話的な要素を強めました。
漢自身も、サイファーで生まれる即興の面白さを大会の舞台で再現することを意識していたと対談で説明しています。
これは単なる大会運営ではありません。MCバトルを、個人のパフォーマンスを披露する場から、相手との応酬によって作品が生まれる競技へと発展させた取り組みでした。
【経歴年表】KING OF KINGS・フリースタイルダンジョンでの功績
漢 a.k.a. GAMIのキャリアは、ラッパーとしての活動だけにとどまりません。大会の立ち上げ、テレビ番組への出演、レーベル運営など、複数の役割を担ってきました。
代表的な出来事を年代順に整理すると、次のようになります。
出典:CDJournal、JOYSOUND音楽ニュース、ぴあ音楽、ABEMA TIMESなど。
KING OF KINGSの立ち上げ
2015年には、漢が中心となってMCバトル大会KING OF KINGS(KOK)を立ち上げました。
UMBが日本のMCバトル文化の基礎を築いた大会だとすれば、KOKは、その文化をさらに発展させるための大会という位置づけです。
漢は大会を主催するだけでなく、MCバトルの競技性や演出にも目を向けてきました。前述のKEN THE 390との対談では、出場者が集中力を維持できる大会進行や、試合のテンポについても語っています。
2026年もKING OF KINGSは継続しており、11月21日には東京・渋谷HARLEMで全国大会が予定されています。チケット情報にも漢 a.k.a. GAMIの出演が掲載されています。
フリースタイルダンジョンの初代モンスター
一般層に漢の名前を広めた大きなきっかけが、テレビ朝日系の『フリースタイルダンジョン』です。
2015年に始まった同番組は、挑戦者が実力派ラッパーであるモンスターたちにMCバトルを挑む形式で人気を集めました。
漢は初代モンスターの一人として出演。挑戦者を迎え撃つ存在として、独特の存在感を示しました。番組では「ミスターフルボッコ」という異名でも知られています。
初代モンスターには、漢のほか、R-指定、サイプレス上野、DOTAMA、T-Pablow、CHICO CARLITOらが参加。2017年には初代モンスターからの卒業もありました。
なお、漢は番組でモンスターとして出演した後、審査員としても活動しています。2020年の逮捕報道を受けて、テレビ朝日は5月12日放送分以降の出演を見送ると発表しました。
【逮捕報道のその後】2020年の事件と音楽活動への復帰
漢 a.k.a. GAMIの経歴を調べると、2020年の大麻所持をめぐる逮捕報道が必ず出てきます。この出来事は本人のキャリアに大きな影響を与えました。
ただし、2020年には別々の事件について逮捕報道があり、それぞれの法的な結果も異なります。経緯を時系列で整理します。
2020年5月:大麻所持の疑いで逮捕・起訴
2020年5月2日、漢は東京都新宿区で乾燥大麻を所持した疑いにより、警視庁に現行犯逮捕されました。
5月23日付のスポーツニッポンによると、東京地検は5月22日に大麻取締法違反(所持)の罪で起訴しました。
この報道を受け、所属する鎖GROUPも公式発信を通じて関係者やファンに謝罪しました。また、テレビ朝日は『フリースタイルダンジョン』での漢の出演を見送ると発表しています。
2020年6月:鎖グループの代表取締役を辞任
6月5日、漢は自身が代表取締役を務めていた株式会社鎖グループの代表を辞任する意向を発表しました。
JOYSOUND音楽ニュースが伝えた本人の説明では、関係者に迷惑をかけたことへの謝罪とともに、会社の社会的信用を考えれば代表を続けることに矛盾があるという判断が示されました。
一方、音楽活動については継続する意向を表明。ラッパーとして初心に戻り、曲作りとレコーディングを重ねて信用を取り戻す考えを明らかにしました。
2020年6月:「Start Over Again」で再出発
6月26日には、新曲「Start Over Again」を配信リリースしました。
JOYSOUNDやKAI-YOUの報道によると、この作品は逮捕後初の音源として発表されたもので、留置所での経験や本人の思いを歌詞に反映した作品です。
タイトルの「Start Over Again」は、文字どおり再出発を意味します。会社経営者としての立場を離れ、ラッパーとして活動を続けるという本人の表明とも重なる作品でした。
2020年7月・8月:別件の再逮捕と不起訴
2020年7月6日には、保釈中だった漢が別の大麻所持をめぐる疑いで再逮捕されました。
KAI-YOU Premiumの2020年9月の出所後インタビューでは、本人が2度目の逮捕の経緯を説明しています。同記事によれば、この別件については処分保留の後、不起訴となりました。
ライブドアニュースも2020年8月17日、千葉地検が8月14日付で不起訴処分としたことを報じています。不起訴の理由は公表されていません。
2020年8月:5月の事件について判決
一方、5月に逮捕・起訴された事件については、懲役1年6か月、執行猶予4年の判決が言い渡されたと、サイゾーPremiumの本人インタビューで伝えられています。
ここで重要なのは、5月の事件の有罪判決と、7月の別件の不起訴を混同しないことです。逮捕されたという事実だけで、すべての事件が同じ結論になったわけではありません。
その後も漢は音源制作やイベント活動を続け、音楽シーンに戻っていきました。
【2026年最新】漢 a.k.a. GAMIの現在は?漢 Kitchen終了と新曲GOOD LUCK
2026年11月現在、漢 a.k.a. GAMIはラッパーとしての活動を続けています。2026年の注目作として挙げられるのが、D.Oとの共同シングル「GOOD LUCK」です。
D.Oとの新曲「GOOD LUCK」は2026年10月2日配信
2026年10月1日には、D.Oと漢 a.k.a. GAMIによる「GOOD LUCK」のリリックビデオが公開されました。翌10月2日から各種音楽配信サービスで配信が始まっています。
ABEMA TIMESの作品情報によると、基本データは次のとおりです。
「GOOD LUCK」作品情報
アーティスト
D.O & 漢 a.k.a. GAMI
配信日
2026年10月2日
レーベル
鎖GROUP
作詞
D.O、漢 a.k.a. GAMI
プロデュース
Faceoff
楽曲の特徴は、2人がお互いに向けた手紙のようなリリックです。ABEMA TIMESは、痛みを知る者同士の関係性を感じさせる、哀愁とスリルを備えた作品として紹介しています。
D.Oも日本のアンダーグラウンドヒップホップを代表するラッパーの一人です。長年にわたってストリートの現実を歌ってきた2人が共同制作したことで、単なる客演とは異なる存在感を持つ作品になっています。
「GOOD LUCK」は、2020年の「Start Over Again」以降も続く漢の音楽活動を振り返るうえで、2026年の重要な作品です。
漢 Kitchenは2026年3月に最終回
漢の現在を語る際に外せないのが、YouTubeの料理番組『漢 Kitchen』です。
同番組は2022年11月にスタート。漢がMCを務め、ヒップホップシーンのラッパーやタレントをゲストに迎えながら料理を楽しむという内容でした。
音楽活動とは異なる一面を見せた番組であり、料理を通じてアーティスト同士の関係性や普段の会話を楽しめる点が特徴でした。
2025年10月には、2026年3月で番組を終了することが発表されました。2026年3月29日には、般若をゲストに迎えたいちごタルト作りの最終回が公開されています。
つまり、2026年11月現在、『漢 Kitchen』は終了済みです。現在も通常配信が続いている番組として紹介するのは正確ではありません。
KING OF KINGSの主催者としても活動
漢は音楽制作に加え、MCバトル大会の運営にも関わっています。
2026年11月21日には、KING OF KINGSの全国大会が東京・渋谷HARLEMで開催予定です。イープラスの公演情報には漢 a.k.a. GAMIの名前も掲載されています。
UMBの立ち上げからKING OF KINGSの運営まで、漢は日本のMCバトル文化を作る側としても活動してきました。2026年の現在もその役割は続いています。
【プロの結論】漢 a.k.a. GAMIの本当の功績はラップだけではない
漢 a.k.a. GAMIを理解するうえで重要なのは、彼を単なる有名ラッパーとして捉えないことです。
彼のキャリアには、大きく分けて3つの側面があります。
1つ目は、音楽表現者としての側面です。 MSCでの活動やソロ作品を通して、新宿を中心としたストリートの現実をラップに落とし込んできました。
2つ目は、MCバトルの制度を作った側面です。 UMBやKING OF KINGSの立ち上げに関わり、ラッパーが実力を競う場所を整備してきました。特にUMBのターン制は、現在のMCバトル文化を考えるうえで重要な転換点です。
3つ目は、音楽以外の活動を通じた発信力です。 『フリースタイルダンジョン』や『漢 Kitchen』への出演を通じ、従来のアンダーグラウンドヒップホップに触れる機会が少なかった人々にも名前が知られるようになりました。
一方、2020年の逮捕報道と会社代表の辞任は、キャリアの大きな転換点でした。音楽活動を続けることと、過去の出来事への社会的評価は別々に考える必要があります。
2026年の「GOOD LUCK」は、そうした経歴を踏まえて聴くと、単なる新曲以上の意味を持つ作品です。D.Oとの共同制作を通じて、現在もラッパーとして表現を続けていることが分かります。
漢の作品に初めて触れる人は、次の順番で追うとキャリアの変化が理解しやすくなります。
1. MSCの『帝都崩壊』で初期の新宿ヒップホップに触れる。
2. ソロ作品『導~みちしるべ~』で個人のラップスタイルを知る。
3. 『ヒップホップ・ドリーム』で本人の歩みを追う。
4. 「Start Over Again」で2020年の再出発を振り返る。
5. D.Oとの「GOOD LUCK」で2026年の活動を確認する。
MCバトルの歴史に関心がある人はUMBやKING OF KINGSから、アーティストとしての人間性や表現に興味がある人はソロ作品や自伝から入るのがおすすめです。
【漢 a.k.a. GAMI】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:漢 a.k.a. GAMIの本名は何ですか?
A1:本名は川上国彦(かわかみ・くにひこ)です。漢 a.k.a. GAMIという名前で活動する日本のヒップホップMCです。
Q2:漢 a.k.a. GAMIは何歳ですか?
A2:1978年6月7日生まれで、2026年11月2日時点では48歳です。
Q3:漢 a.k.a. GAMIの出身地はどこですか?
A3:新潟県です。音楽活動では東京・新宿との結びつきが強く、MSCのリーダーとして新宿を拠点に活動してきました。
Q4:漢 a.k.a. GAMIはMSCのメンバーですか?
A4:はい。2000年から前身のMS CRUで活動を始め、のちにMSCのリーダーとして知られるようになりました。
Q5:UMBとKING OF KINGSは漢 a.k.a. GAMIが作った大会ですか?
A5:漢は2005年のUMB設立に中心的に関わり、2015年にはKING OF KINGSを立ち上げました。日本のMCバトル文化の発展に大きく貢献した人物です。
Q6:漢 a.k.a. GAMIの逮捕後はどうなりましたか?
A6:2020年5月の大麻所持事件では懲役1年6か月・執行猶予4年の判決が報じられました。7月の別件については不起訴処分となっています。その後も音楽活動を続け、「Start Over Again」などを発表しました。
Q7:漢 a.k.a. GAMIは2026年も活動していますか?
A7:はい。2026年10月2日にD.Oとの共同シングル「GOOD LUCK」をリリースしています。また、KING OF KINGSの主催者としても活動しています。
Q8:漢 Kitchenは現在も配信されていますか?
A8:番組は2026年3月29日に最終回を迎えています。最後のゲストはラッパーの般若で、いちごタルト作りに挑戦しました。
まとめ:漢 a.k.a. GAMIは2026年も日本語ラップシーンで活動を続ける
漢 a.k.a. GAMIは、本名・川上国彦、1978年6月7日生まれの新潟県出身のラッパーです。MSCのリーダーとして音楽活動を始め、B-BOY PARKでの優勝、UMBの設立、KING OF KINGSの立ち上げ、そして『フリースタイルダンジョン』初代モンスターとしての出演など、幅広い実績を持っています。
2020年の逮捕報道と代表辞任は大きな転換点となりましたが、その後も音楽活動を継続。料理番組『漢 Kitchen』は2026年3月に終了したものの、10月にはD.Oとの「GOOD LUCK」をリリースしました。
漢のキャリアを振り返ると、ラッパーとして自分の言葉を発信するだけでなく、UMBやKING OF KINGSを通して次世代のMCが活躍する場所を作ってきたことが分かります。
2026年以降も、音楽制作とMCバトル文化の両面でどのような動きを見せるのか。新曲「GOOD LUCK」は、現在の漢 a.k.a. GAMIを知るための重要な作品です。
主な参考資料:CDJournal、スポーツニッポン、オリコンニュース、JOYSOUND音楽ニュース、ぴあ音楽、テレビ朝日、KAI-YOU Premium、ABEMA TIMES、イープラス、Apple Music。