ホベルト・サトシ・ソウザの現在は?2026年最新戦績と王座陥落、復帰後の展望を徹底解説
2026年11月現在、ホベルト・サトシ・ソウザは、RIZINライト級の初代王者としての実績を持つ元チャンピオンであり、再び王座奪還を目指す立場にいる。2025年12月31日の大みそか大会でイルホム・ノジモフにわずか13秒でKO負けを喫し、約4年半保持してきたベルトを失ったものの、2026年9月10日の「超RIZIN.5」では野村駿太に判定3-0で勝利。復活への第一歩を踏み出した。
注目したいのは、単に連敗を止めたという話ではない。ブラジリアン柔術世界選手権を3度制した寝技の技術、三角絞めをはじめとする極めの強さ、そしてKO負けから立ち直って3ラウンドを戦い抜いた精神力だ。一方、野村戦では右肩の脱臼も明らかになっている。現在の戦績、王座陥落の経緯、RIZINライト級ランキングにおける立ち位置、そして2026年末以降の展望を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 現在の状況: 2026年9月10日、野村駿太に判定3-0で勝利。KO敗戦から再起を果たした。 - 王座陥落: 2025年12月31日、イルホム・ノジモフに1R13秒でKO負け。2026年5月にはルイス・グスタボが新王者となった。 - 最大の武器: ブラジリアン柔術世界選手権3度優勝の実績に裏付けられた寝技と三角絞め。 - 今後の焦点: 右肩の回復、王座挑戦への再浮上、現王者グスタボとの再戦の可能性。
【2026年最新】ホベルト・サトシ・ソウザの現在は?野村駿太戦で復活勝利

2026年のサトシを語るうえで欠かせないのが、9月10日に京セラドーム大阪で開催された「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」だ。
第5試合のライト級71kg契約で、サトシは野村駿太と対戦。5分3ラウンドの試合を戦い、判定3-0で勝利した。
この一戦は、2025年大みそかのKO敗戦からの再起戦という意味を持っていた。
野村駿太戦の試合結果と勝敗を分けたポイント

試合展開は、サトシの柔術を軸とする組み立てと、野村の打撃技術がぶつかる構図だった。
RIZIN公式試合レポートによると、1ラウンドはサトシが前に出て組みつき、テイクダウンを狙う展開。野村もコーナーを背にして簡単には倒されず、グラウンドからの脱出を試みた。
2ラウンドでは野村が反撃。ワンツーや左フック、ジャブを当て、フェイントを交えた打撃でサトシに圧力をかけた。サトシにとっても簡単なラウンドではなかった。
勝敗を決定づけたのは3ラウンドだった。
サトシは再びタックルからテイクダウンに成功。ポジションを進め、バックから足を4の字に組んで野村をコントロールした。最後まで主導権を保ち、ジャッジ3人全員が29-28でサトシを支持した。
この勝利には、単純な判定勝ち以上の意味がある。
ノジモフ戦では開始直後のカウンターの右ヒザを受け、何もできないまま試合を終えた。今回は打撃で反撃される場面がありながらも、最後のラウンドで自分の得意な展開に持ち込んでいる。
KOで相手を倒す従来のサトシとは違い、試合全体を組み立てて勝ち切る姿を見せた点は評価できる。
野村戦で明らかになった右肩の脱臼
ただし、復活勝利の裏には気になる問題も残った。
サトシは試合後のマイクで、3ラウンド開始時に肩が外れたことを明かした。9月14日に公開されたRIZIN公式の試合後インタビューでも、右肩の状態について説明している。
本人によれば、3ラウンド序盤にフックを出した後、肩に異常を感じたという。
インタビュー時点では、シャワーを浴びる際にも腕を頭の高さまで上げられず、外側に動かすと違和感や痛みが残っていた。
それでも試合を最後まで続けた背景には、チームの仲間から最後まで戦うよう促されたこともあった。
この負傷は、今後の試合日程を考えるうえで無視できない要素だ。2026年11月現在、肩の完全回復や復帰時期について、具体的な医学的情報を伴う続報は確認できない。
【プロフィール・経歴】身長180cm、体重71kgの柔術世界王者
ホベルト・サトシ・ソウザ
Roberto Satoshi Souza
- 生年月日:1989年9月19日
- 年齢:37歳(2026年11月現在)
- 出身地:ブラジル・サンパウロ
- 身長:180cm
- リーチ:185cm
- 体重:71.0kg
- 所属:ボンサイ柔術
サトシはブラジル・サンパウロ出身の総合格闘家だ。日本ではボンサイ柔術所属の選手として知られ、RIZINライト級の歴史を代表するファイターの一人となっている。
身長180cm、リーチ185cmという体格に加え、長年磨き上げたブラジリアン柔術の技術が大きな特徴だ。
ブラジリアン柔術世界選手権で3度優勝
サトシのキャリアを理解するには、MMA参戦以前の柔術実績を知る必要がある。
RIZIN公式プロフィールでは、2006年、2009年、2010年のブラジリアン柔術世界選手権優勝が紹介されている。
特に2006年は青帯、2009年は紫帯、2010年は茶帯で世界タイトルを獲得した実績として知られる。
この経歴が示しているのは、単に寝技が得意ということではない。異なる競技レベルやルールの中で、長年にわたってトップクラスの柔術技術を発揮してきたということだ。
日本ブラジリアン柔術連盟の世界王者一覧にも、2010年のライト級優勝者としてサトシの名前が掲載されている。
ボンサイ柔術所属としての歩み
サトシの所属先であるボンサイ柔術は、日本の総合格闘技ファンにも知られるブラジリアン柔術の名門系統だ。
サトシは2013年10月にREAL Fight ChampionshipでプロMMAデビュー。その後、同団体で5連勝を達成し、スーパーライト級王座を獲得した。
2019年4月からRIZINに参戦すると、北岡悟、廣田瑞人らを相手に勝利を重ね、国内トップ選手として認知されるようになった。
2021年6月にはトフィック・ムサエフを三角絞めで破り、RIZINライト級初代王者に輝いている。
柔術を基盤にしながら、打撃やテイクダウンの技術も進化させてきたことが、サトシのキャリアを支える大きな要因だ。
【RIZIN公式戦績】王者時代から2026年の復活までを時系列で整理
サトシのRIZINキャリアには、王座獲得、防衛、海外強豪との対戦、そして王座陥落という大きな転換点がある。
特に2021年から2025年までの戦いは、ライト級の勢力図を考えるうえでも重要だ。
主な試合結果と関係人物の一覧
以下はRIZIN公式選手プロフィールと大会結果を中心に整理した、主要な試合と関係者の相関表だ。
初代王者として築いた実績
サトシがライト級王座を獲得したのは2021年6月13日のRIZIN.28だ。
相手は、当時のライト級トーナメントを制したトフィック・ムサエフ。サトシは1ラウンド1分12秒、三角絞めでタップを奪った。
その後、矢地祐介、ジョニー・ケースらとの試合を経験し、王者としての地位を固めていく。
2024年9月にはルイス・グスタボをわずか21秒でTKO。12月にはヴガール・ケラモフを三角絞めで破った。
2025年にはキ・ウォンビン、堀江圭功にも一本勝ちし、王座防衛を重ねた。
ここで注目すべきなのは、サトシが柔術家でありながら、打撃によるKO・TKOでも結果を残してきたことだ。
相手に寝技を警戒させるだけでなく、スタンドでも勝負できることが、王者としての強みになっていた。
【2025年末の王座陥落】イルホム・ノジモフに13秒KO負けした経緯
サトシのキャリアにおける最大の転換点となったのが、2025年12月31日の「RIZIN師走の超強者祭り」だ。
この大会でサトシは、ライト級タイトルマッチとしてイルホム・ノジモフを迎え撃った。
当初、対戦相手として予定されていたのは野村駿太だった。しかし野村は練習中に左膝前十字靱帯損傷などの負傷を負い、欠場が決定。代役としてノジモフが挑戦者に選ばれた。
RIZIN公式発表によると、野村の負傷は左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷で、全治の目安は3〜6か月程度とされていた。
13秒で終わったタイトルマッチ
試合は予想外の結末を迎えた。
サトシは開始直後にカーフキックを放ち、その後タックルに出た。しかしノジモフは、この動きに合わせて右ヒザをカウンターで打ち込んだ。
ヒザがサトシのアゴを直撃。サトシは崩れ落ち、ノジモフがパウンドを追撃したところでレフェリーが試合を止めた。
結果は1ラウンド13秒、ノジモフのKO勝利。
サトシは約4年半にわたって保持してきた初代ライト級王者の座を失った。
この敗戦が衝撃的だったのは、単に王者が負けたからではない。
サトシは直前の2025年5月にキ・ウォンビン、9月に堀江圭功を相手に連続一本勝ちを収めていた。特に堀江戦では1ラウンド1分40秒で勝利し、5度目の防衛に成功している。
つまり、王者としての実績も調子も十分に備えていた時期だった。
それだけに、わずか13秒で試合が終わったことは、RIZINライト級の勢力図を一変させる出来事となった。
2026年5月、ルイス・グスタボが新王者に
王座の行方も重要だ。
2026年5月9日のRIZIN.53で、イルホム・ノジモフとルイス・グスタボがライト級タイトルマッチを実施した。
結果は、グスタボが1ラウンド2分08秒、グラウンドパンチによるTKO勝利。
これにより、ノジモフからグスタボへ王座が移動した。
2026年11月現在、RIZIN公式選手一覧ではルイス・グスタボが第3代ライト級王者として掲載されている。
歴代王者は次の順番だ。
- 初代:ホベルト・サトシ・ソウザ
- 第2代:イルホム・ノジモフ
- 第3代:ルイス・グスタボ
サトシが王座を失ったことと、現在の王者がグスタボであることは、分けて理解する必要がある。
【得意技・三角絞め】サトシの寝技はなぜ世界トップクラスなのか
サトシの代名詞ともいえる技が、ブラジリアン柔術の代表的な関節・絞め技の一つである三角絞めだ。
三角絞めは、相手の首と腕を自分の脚で制御し、圧力をかけてタップを奪う技術。MMAでは相手の姿勢や腕の位置、重心の崩れなどを見極める技術が求められる。
サトシの場合、この技は単なる得意技ではなく、キャリアを象徴するフィニッシュの一つとなっている。
三角絞めで倒した代表的な相手
RIZIN公式戦績では、次の選手に三角絞めで勝利している。
- 徳留一樹:2021年3月、1R1分44秒
- トフィック・ムサエフ:2021年6月、1R1分12秒
- ヴガール・ケラモフ:2024年12月、1R4分45秒
特にムサエフ戦は重要だ。
当時のライト級トーナメントを制した強豪を、サトシは1ラウンドで仕留めた。この勝利によって、RIZINライト級初代王者に輝いている。
また、2024年大みそかのケラモフ戦でも三角絞めを決めた。
ケラモフはフェザー級の元王者であり、階級の異なる実力者に対しても柔術の技術が通用することを示した一戦だった。
寝技だけではないサトシの強さ
サトシを単純に「寝技専門の選手」と考えると、その実力を見誤る。
2024年9月のグスタボ戦では、わずか21秒でTKO勝利。2025年5月のキ・ウォンビン戦ではリアネイキッドチョークによる一本勝ちを収めた。
さらに、2026年9月の野村戦では、打撃で苦しい時間帯を経験しながら、テイクダウンとポジショニングによって勝利を引き寄せている。
サトシの本質的な強さは、相手に複数の脅威を意識させる点にある。
寝技を警戒すれば打撃への対応が必要になり、打撃に意識を向ければ組みつきやテイクダウンへの対応が難しくなる。
ただし、ノジモフ戦が示したように、タックルに入るタイミングを読まれればカウンターを受ける危険もある。
柔術の技術をMMAで最大限に生かすには、組みつくまでの打撃防御と距離の管理が欠かせない。
ここが、今後のサトシの進化を考えるうえで重要なポイントだ。
【RIZINライト級ランキングと今後】王座奪還は実現するのか
2026年11月現在、サトシは元王者という立場から再びタイトル戦線への復帰を目指している。
RIZINライト級には、現王者ルイス・グスタボをはじめ、イルホム・ノジモフ、野村駿太、堀江圭功など、実力のある選手がそろっている。
サトシが王座に戻るには、こうした選手たちとの競争を勝ち抜かなければならない。
2026年10月時点のライト級ランキングは?
ランキングを見る際には、公式の王者認定と民間サイトによる独自順位を区別する必要がある。
2026年10月5日更新のMニュース独自AIランキングでは、サトシはライト級1位に位置づけられている。
ただし、これはRIZIN公式ランキングではなく、同サイトが試合結果などをもとに算出した非公式の順位だ。
一方、RIZIN公式選手一覧ではグスタボが第3代王者として掲載されている。
つまり、サトシはランキング上の有力候補として評価されていても、現時点で王者に返り咲いたわけではない。
復帰後に注目したい3つのポイント
1. 右肩の回復
最も重要なのは、野村戦で負傷した右肩の状態だ。
本人は試合後のインタビューで痛みと可動域の制限を明かしている。MMAではパンチ、組みつき、テイクダウン、寝技の攻防など、肩に負担がかかる動作が多い。
無理な復帰よりも、競技に必要な動作を十分に取り戻すことが優先される。
2. 現王者ルイス・グスタボとの再戦
王座奪還を目指すなら、グスタボとの再戦は大きな注目カードになる。
両者は2024年9月にも対戦しており、そのときはサトシが21秒TKOで勝利した。
ただし、現在のグスタボはノジモフを破って王座を獲得した選手だ。過去の対戦結果だけで次の勝敗を予想することはできない。
3. 打撃と組み技のバランス
ノジモフ戦ではタックルに入った瞬間を狙われた。一方、野村戦では打撃を受ける時間帯があっても、最後は組み技で試合を制した。
今後は、相手にタックルを読ませない打撃の組み立てや、被弾を減らす距離の管理が課題になる。
大みそか大会への出場希望と今後の可能性
野村戦後、サトシは大みそか大会への出場を希望した。
本人は勝利者コメントで、肩を治してから大みそかに試合をしたいという意向を示している。
肩を治してから大晦日お願いします。
ただし、これは本人の出場希望であり、正式な対戦カード決定を意味するものではない。
2026年11月1日時点で、肩の回復状況と大みそかの出場可否は、今後の公式発表を待つ段階だ。
【プロの結論】サトシの評価はKO敗戦だけでは決まらない
サトシを評価するとき、ノジモフ戦の13秒KO負けだけを基準にするのは適切ではない。
2021年の王座獲得、複数回の防衛、海外強豪との対戦、そして2026年9月の野村戦での再起勝利までを一連のキャリアとして見る必要がある。
特に注目したいのは、野村戦で見せた試合運びだ。
サトシは打撃戦で相手の長所を認めながら、最終的には自分の得意な組み技とポジショニングで勝利した。
これは、柔術の技術をMMAの試合全体に組み込める選手であることを改めて示している。
今後の評価基準は、次の3点に集約できる。
- 健康状態: 右肩を回復させ、十分なコンディションで試合に臨めるか。
- 競技面の修正: タックルへのカウンター対策や打撃防御を改善できるか。
- 実績の積み重ね: 現王者や上位コンテンダーにつながる勝利を挙げられるか。
この3つがそろえば、サトシが再びライト級王座争いの中心に戻る可能性は十分にある。
【ホベルト・サトシ・ソウザの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ホベルト・サトシ・ソウザの現在の年齢と身長・体重は?
2026年11月現在37歳。1989年9月19日生まれで、身長180cm、リーチ185cm、RIZIN公式プロフィール上の体重は71.0kg。ボンサイ柔術に所属している。
Q2:ホベルト・サトシ・ソウザはなぜRIZINのベルトを失った?
2025年12月31日のライト級タイトルマッチでイルホム・ノジモフの右ヒザを受け、1ラウンド13秒でKO負けしたため。2026年5月にはノジモフもルイス・グスタボに敗れ、王座が移動した。
Q3:野村駿太との試合結果は?
2026年9月10日の超RIZIN.5で対戦し、サトシが判定3-0で勝利した。ジャッジ3人の採点はいずれも29-28。ただし、試合中に右肩を脱臼したことも明らかになっている。
Q4:サトシの得意技は何?
代表的な得意技は三角絞め。トフィック・ムサエフ、徳留一樹、ヴガール・ケラモフらから、この技で一本勝ちを収めている。
Q5:ホベルト・サトシ・ソウザは現在のRIZINライト級王者?
現在は王者ではない。2026年11月現在の第3代ライト級王者はルイス・グスタボ。サトシは初代王者であり、今後の王座奪還が期待される立場にある。
まとめ:ホベルト・サトシ・ソウザは王座奪還に向けて再出発
ホベルト・サトシ・ソウザは、2025年大みそかのイルホム・ノジモフ戦で13秒KO負けを喫し、長く保持してきたRIZINライト級王座を失った。
しかし、2026年9月の野村駿太戦では判定3-0で勝利。3ラウンドを戦い抜き、柔術を軸とするグラウンドコントロールの強さを改めて証明した。
ブラジリアン柔術世界選手権3度優勝という実績、三角絞めを中心とする極めの技術、そして長年のRIZINでの経験は、今も大きな武器だ。
一方で、野村戦で明らかになった右肩の負傷は、今後のキャリアを左右する重要な要素となる。
2026年11月現在、注目すべきなのは次の3点だ。
- 右肩の回復と次戦への復帰時期
- ルイス・グスタボを中心とするライト級王座戦線
- サトシが再びタイトル挑戦権を獲得できるか
13秒のKO負けで終わらなかったサトシのキャリア。野村戦で示した再起の力を、再び王座へつなげられるか。2026年末から2027年にかけての動向が、今後の大きな見どころとなる。