ひでのやまは誰?元大関・琴奨菊の秀ノ山親方と部屋の現在【2026年最新】徹底解説
「ひでのやま」と検索すると、元大関・琴奨菊として知られる秀ノ山親方の名前が見つかります。現在の正式な年寄名は秀ノ山和弘(ひでのやま・かずひろ)。現役時代は佐渡ヶ嶽部屋に所属し、2016年1月場所には日本出身力士として10年ぶりとなる幕内優勝を果たした実力者です。
2026年11月現在は、東京都墨田区東向島に開設した秀ノ山部屋の師匠として、若手力士の育成に取り組んでいます。日本相撲協会の公式プロフィールと部屋の公式発表を照らし合わせると、現役時代の戦績だけでなく、部屋の開設経緯や所属力士の成長、朝稽古の見学方法なども見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 秀ノ山親方の正体: 元大関・琴奨菊で、本名は菊次一弘。現在は秀ノ山和弘として活動。
- 現役時代の実績: 生涯戦歴828勝676敗41休、幕内優勝1回、技能賞4回。
- 秀ノ山部屋の現状: 2024年10月19日に開設。2026年11月場所は8人の力士が所属。
- 部屋の所在地: 東京都墨田区東向島4-2-9。東向島駅から徒歩約10分。
- 朝稽古の見学: 公式サイトに見学・体験の問い合わせ窓口が設けられている。
【ひでのやまは誰?】秀ノ山親方と元大関・琴奨菊の関係

「ひでのやま」は、現役力士の四股名ではなく、元大関・琴奨菊が引退後に襲名した年寄名です。
日本相撲協会の年寄プロフィールでは、現在の登録名を秀ノ山和弘とし、所属部屋は秀ノ山、役職は委員と記載しています。
人物の基本情報は次のとおりです。
- 現在の名前:秀ノ山和弘
- 読み方:ひでのやま・かずひろ
- 現役時代の四股名:琴奨菊和弘
- 本名:菊次一弘
- 生年月日:1984年1月30日
- 出身地:福岡県柳川市
- 最高位:大関
- 現在の立場:秀ノ山部屋師匠
2026年11月現在、42歳です。
ここで押さえておきたいのは、「琴奨菊」「秀ノ山」「秀ノ山和弘」は別人ではないという点です。
琴奨菊は現役時代の四股名、秀ノ山は引退後の年寄名、秀ノ山和弘は現在の登録名です。
日本相撲協会の公式プロフィールでも、琴奨菊時代の経歴と秀ノ山親方としての情報が一つの人物記録として掲載されています。
秀ノ山親方はなぜ相撲界に入ったのか

秀ノ山親方は福岡県柳川市の出身です。
秀ノ山部屋公式サイトのプロフィールによると、相撲界との縁が生まれたのは1991年。小学校3年生のとき、元横綱琴櫻である先代佐渡ヶ嶽親方と出会ったことがきっかけでした。
その後、2001年12月24日に佐渡ヶ嶽部屋へ入門。翌2002年1月場所で初土俵を踏みます。
小学生時代に出会った師匠から相撲を学び、約20年間の現役生活を経て、今度は自身が弟子を育てる立場になりました。
この師弟関係は、現在の秀ノ山部屋が掲げる育成理念にもつながっています。
【元大関・琴奨菊の経歴】生涯戦歴と2016年初優勝の実績

琴奨菊の現役時代を語るうえで欠かせないのが、力強く前に出る相撲と、2016年1月場所の幕内初優勝です。
日本相撲協会の公式記録によると、現役時代の生涯戦歴は次のとおりです。
琴奨菊の生涯戦歴828勝 676敗 41休
112場所・日本相撲協会公式プロフィール
718勝
256勝
1回
4回
- 殊勲賞:3回
- 敢闘賞:0回
- 十両優勝:1回
- 金星:3個
琴奨菊の主な経歴と転換点
現役時代の主な歩みを時系列で整理します。
- 1991年: 小学3年生で元横綱琴櫻の先代佐渡ヶ嶽親方と出会う。
- 2001年12月24日: 佐渡ヶ嶽部屋に入門。
- 2002年1月場所: 初土俵。
- 2005年1月場所: 新入幕。
- 2007年3月場所: 新三役となり関脇に昇進。
- 2011年9月場所後: 大関昇進を決める。
- 2011年11月場所: 新大関として土俵に上がる。
- 2016年1月場所: 14勝1敗で幕内初優勝。
- 2020年11月場所: 現役引退。
大関在位は2011年11月場所から2017年1月場所までの32場所です。大関時代の戦歴は256勝192敗32休でした。
2016年1月場所の優勝が特別だった理由
琴奨菊のキャリアで最大のハイライトとなったのが、2016年1月24日の初場所千秋楽です。
大関豪栄道との一番を制し、14勝1敗で幕内初優勝を達成しました。
この優勝は、単なる大関の初優勝ではありませんでした。
日本出身力士による幕内優勝は、2006年1月場所の大関・栃東以来、実に10年ぶり。海外出身力士が優勝争いをリードする状況が続くなか、日本出身力士の優勝として大きな注目を集めました。
当時の報道では、琴奨菊が初日から12連勝を記録したことや、横綱3人を破ったことも取り上げられています。
この優勝によって、琴奨菊は長年積み重ねてきた努力を賜杯という形で結実させました。
琴奨菊の代名詞「がぶり寄り」とは?
琴奨菊を象徴する相撲といえば、やはり「がぶり寄り」です。
相手のまわしを取って体を密着させ、腰を低く保ちながら、上下に揺さぶるような動きで相手を土俵際へ追い込みます。
腕力だけに頼るのではなく、下半身の粘りと重心の低さを生かした攻めが特徴です。
現役時代の琴奨菊は、この前に出る相撲によって多くのファンに親しまれました。
引退後も、こうした経験は弟子たちに伝える技術的な財産になっています。
【秀ノ山部屋の開設経緯】110年ぶりに復活した相撲部屋の歴史
秀ノ山部屋は、元大関・琴奨菊が現役引退後に独立して設立した相撲部屋です。
開設が正式に承認されたのは、2024年10月19日付。日本相撲協会は同年9月26日の理事会発表で、秀ノ山部屋の新設と佐渡ヶ嶽部屋からの転属を公表しました。
新設時には4人の力士が所属し、新たな部屋として出発しています。
なぜ秀ノ山部屋を開設したのか
独立の背景には、自分自身の経験を次世代に伝えたいという秀ノ山親方の思いがあります。
秀ノ山部屋の公式サイトには、親方自身のメッセージとして、次の育成目標が記されています。
自分を超える力士、そして横綱を育て上げること。
掲げている理念は、次の3つです。
- 忍耐: 厳しい稽古や勝負の世界で簡単に諦めない心を育てる。
- 集中: 一つひとつの稽古に向き合い、技術の向上を目指す。
- 継続: 基礎を大切にし、毎日の積み重ねを力に変える。
また、公式サイトでは「心は無限」というモットーも紹介されています。
大関まで上り詰めた親方が、自分の経験を後進の育成に活用することが、部屋づくりの中心にあります。
秀ノ山部屋の開設をめぐる年表
ここでは、引退から部屋の再興までの流れを整理します。
2020年11月15日:現役引退と年寄襲名の承認
日本相撲協会の理事会が琴奨菊の引退と年寄・秀ノ山の襲名を承認。
2022年:断髪式
部屋公式サイトによると、断髪式で14代秀ノ山を襲名。
2024年10月19日:秀ノ山部屋開設
日本相撲協会の承認を受け、4人の力士とともに独立。
2024年12月16日:部屋の建物が完成
新しい部屋で初稽古を実施。
なお、インターネット上には2020年を部屋の創設年とする紹介もありますが、これは引退・年寄襲名の時期との混同に注意が必要です。
正式な部屋の開設日は2024年10月19日です。秀ノ山部屋公式サイトの沿革と日本相撲協会の理事会発表が一致しています。
人物・組織の関係を整理
秀ノ山親方を中心とした関係をまとめると、次のようになります。
【2026年11月場所最新情報】秀ノ山部屋の所属力士と番付一覧
2026年11月現在、秀ノ山部屋には日本相撲協会の公式部屋紹介に8人の力士が掲載されています。
2026年11月場所は、11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。
以下は日本相撲協会と秀ノ山部屋の公式所属力士紹介に掲載されている11月場所の番付です。
幕下
誠雄(せいゆう)
本名:高口誠雄
2024年三月場所に初土俵。部屋の公式プロフィールでは、目標としてまず関取になることを掲げています。
三段目
菊ノ城(きくのしろ)
本名:花城清悟
2023年五月場所に初土俵。公式プロフィールでは、寄り切りを得意技として紹介されています。
序二段
- 添田山(そえだやま):東序二段八枚目
- 康誠(こうせい):西序二段二十枚目
- 出野(いでの):西序二段三十九枚目
- 菊昇基(きくしょうき):東序二段四十七枚目
添田山は福岡県添田町出身で、2026年三月場所に初土俵を踏んだ力士です。
菊昇基は以前の四股名を菊琉峰といい、部屋公式サイトでは押し出しや寄り切りを得意技として紹介しています。
序ノ口
- 美浪(みなみ):西序ノ口七枚目
- 杣乃心(そまのしん):東序ノ口十七枚目
この2人も秀ノ山部屋の所属力士です。
以上の8人が、2026年11月場所の公式部屋紹介に掲載されている顔ぶれです。
2026年の番付から見える秀ノ山部屋の現在地
注目したいのは、部屋の最上位力士が幕下の誠雄であることです。
大相撲では、幕下以下と十両以上では待遇や生活環境にも大きな違いがあります。十両以上になると関取と呼ばれ、相撲界で一つの大きな節目を迎えます。
秀ノ山部屋は、まだ関取を輩出していない段階にあります。
一方、幕下に誠雄、三段目に菊ノ城が在籍し、序二段・序ノ口にも若い力士がそろっています。
つまり、現在の秀ノ山部屋は、親方の現役時代の実績を土台に、部屋として最初の関取を育てることが大きな課題となる段階です。
今後は、幕下上位への進出や新十両誕生が部屋の成長を測る重要なポイントになります。
【秀ノ山部屋の所在地と朝稽古見学】アクセス・見学方法を解説
秀ノ山部屋は東京都墨田区東向島にあります。
日本相撲協会と秀ノ山部屋公式サイトが掲載している所在地は次のとおりです。
秀ノ山部屋の所在地東京都墨田区東向島4-2-9
〒131-0032
最寄り駅・交通アクセス
- 東武スカイツリーライン「東向島駅」から徒歩約10分
- 都バス「白鬚橋東」から徒歩約2分
秀ノ山部屋公式サイト掲載情報
秀ノ山部屋の建物と設備
秀ノ山部屋の建物は、力士の生活と稽古を一体的に支える構造になっています。
公式サイトでは、主な施設を次のように紹介しています。
- 1階:稽古場
玄関を入ると目の前に稽古場があり、力士たちが日々鍛錬を積む場所です。
- 2階:ちゃんこ場
食事をするスペースで、稽古見学後の食事にも利用できると紹介されています。
- 3階:力士宿舎
力士たちが生活する居住スペースです。
- 4階:トレーニングジム
筋力や身体能力を高めるためのトレーニング施設です。
単に稽古をするだけではなく、食事、休息、トレーニングまでを一つの建物で支える環境が整えられています。
秀ノ山部屋の朝稽古は見学できる?
秀ノ山部屋の公式サイトでは、体験入門を随時歓迎しており、稽古の体験や見学について問い合わせを受け付けています。
公式サイトに掲載されている力士の一日の流れは次のとおりです。
7:00 起床
朝の生活をスタート。
8:00 清掃
生活スペースや稽古場を清掃。
9:00 朝稽古開始
約2時間の集中した稽古。
11:00 食事
稽古後の食事。
14:00 休憩・睡眠
身体を回復させる時間。
16:00 トレーニングなど
トレーニングや夕食の準備。
18:00 夕食
親方も一緒に食事をすることが多いと紹介されています。
見学を希望する場合は、次の点を押さえておきましょう。
1. 秀ノ山部屋の公式サイトから見学について問い合わせる。
2. 希望日時と見学人数を伝える。
3. 見学可能な日程や当日の注意事項を確認する。
4. 部屋から案内された条件に従って訪問する。
毎朝の稽古がすべて一般公開されているわけではありません。 公開日や受け入れ条件を事前に確認してから訪問することが大切です。
【秀ノ山親方の現在】2026年の活動と部屋の取り組み
2026年の秀ノ山親方は、相撲部屋の師匠として力士を指導するだけでなく、地域との交流や部屋を応援する企業との活動にも取り組んでいます。
日本相撲協会のプロフィールでは、年寄・秀ノ山和弘として委員に登録されています。
2026年2月:伊丹市で春場所前の稽古を公開
2026年2月には、秀ノ山部屋が大阪での三月場所に向けて兵庫県伊丹市に滞在しました。
伊丹市の公式発表によると、場所前稽古の見学会は次の日程で開催されました。
- 開催期間:2026年2月25日~3月6日
- 時間:午前9時~午前11時
- 会場:伊丹市立相撲場(猪名野神社内)
- 対象:一般見学者
この取り組みは、秀ノ山部屋の誘致を通じて、伊丹市のスポーツ振興や地域活性化を図る事業の一環でした。
また、2月21日には猪名野神社でちゃんこの振る舞い会も企画されていました。
秀ノ山部屋が地域と連携しながら活動していることが分かる事例です。
2026年8月:企業向けの朝稽古見学会を実施
2026年8月には、東京都墨田区の秀ノ山部屋で企業向けの朝稽古見学会が行われました。
ユニファースト株式会社の2026年8月7日付発表によると、実施日は8月5日と6日の2日間です。
参加した社員は次のとおりです。
- 8月5日:8人
- 8月6日:5人
- 合計:13人
参加者は力士の稽古を間近で見学し、終了後にはちゃんこ料理も楽しみました。
同社は2026年6月に秀ノ山部屋の後援会へ入会しており、親方の力士育成に対する考え方や、一人ひとりと向き合う姿勢に共感したことを紹介しています。
秀ノ山親方が目指す部屋の将来像
秀ノ山親方の目標は、現役時代の自分を超える力士、そして横綱を育てることです。
琴奨菊として大関まで上り詰めた経験は、弟子たちにとって大きな学びの機会になります。
一方で、親方として求められるのは、現役時代と同じ相撲を弟子に再現させることだけではありません。
それぞれの体格や得意技、成長段階に応じて指導し、個々の力士が自分の相撲を確立できるようにする必要があります。
秀ノ山部屋公式サイトでは、稽古中の動きをモニターで確認し、映像を使って修正する取り組みも紹介されています。
さらに、料理専門のマネージャーや管理栄養士による食事サポート、教育環境の確保、専門講師による講習会なども掲げています。
伝統的な相撲の稽古を大切にしながら、力士の生活全体を支える仕組みを整えている点が特徴です。
【ひでのやまに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ひでのやまとは誰のことですか?
A1:元大関・琴奨菊の秀ノ山和弘親方のことです。現役時代は琴奨菊という四股名で活躍し、引退後に年寄・秀ノ山を襲名しました。
Q2:秀ノ山親方の現役時代の成績は?
A2:生涯戦歴は828勝676敗41休です。幕内優勝1回、殊勲賞3回、技能賞4回などの実績があります。最高位は大関です。
Q3:2026年11月場所の秀ノ山部屋の所属力士は誰ですか?
A3:誠雄、菊ノ城、添田山、康誠、出野、菊昇基、美浪、杣乃心の8人です。最上位は西幕下五十五枚目の誠雄です。
Q4:秀ノ山部屋はどこにありますか?
A4:東京都墨田区東向島4-2-9です。東武スカイツリーラインの東向島駅から徒歩約10分です。
Q5:秀ノ山部屋の朝稽古は一般の人も見学できますか?
A5:公式サイトでは稽古見学や体験入門の問い合わせを受け付けています。見学可能な日程や条件は変更される可能性があるため、事前に部屋へ確認してください。
Q6:秀ノ山部屋はいつ開設されましたか?
A6:2024年10月19日付で日本相撲協会の承認を受けて開設されました。1914年以来、110年ぶりに秀ノ山部屋の名称が復活したことでも話題になりました。
まとめ:琴奨菊から秀ノ山親方へ、次世代の横綱育成に挑む
「ひでのやま」の正体は、元大関・琴奨菊として活躍した秀ノ山和弘親方です。
現役時代には828勝676敗41休という戦歴を残し、2016年1月場所には14勝1敗で幕内初優勝を達成しました。
2020年の引退を経て、2024年10月には秀ノ山部屋を正式に開設。2026年11月現在は、8人の所属力士を抱える師匠として活動しています。
現在の部屋は幕下から序ノ口までの力士で構成されており、これから関取を育てていく段階です。
今後、特に注目したいポイントは次の3つです。
- 誠雄の番付上昇: 部屋の最上位力士が幕下からどこまで番付を伸ばすか。
- 若手力士の成長: 菊ノ城、添田山、菊昇基らが上位の番付へ進めるか。
- 秀ノ山親方の指導成果: 部屋初の関取、さらには横綱を育てるという夢を実現できるか。
琴奨菊が現役時代に積み重ねた経験は、現在は弟子たちの成長を支える力へと変わっています。
「前へ、前へ」の精神を受け継ぐ秀ノ山部屋が、次の大関や横綱を生み出せるのか。2026年11月場所以降も、その挑戦から目が離せません。