【返金・交換とその後】購入者への対応、口コミ、再発防止策

目次

破損したケーキが届いた購入者に対し、高島屋は返金や商品交換による対応を実施した。

2023年の返金・商品交換対応はどうなった?

高島屋クリスマスケーキ崩れ

高島屋の公式発表によると、購入者全員に順次電話で連絡し、商品の到着時の状態を確認した。

2023年12月26日20時時点の対応状況は次のとおりだ。

- 販売数:2,879個
- 破損確認件数:807件
- 延べ問い合わせ数:1,207件
- 連絡が取れた購入者:1,046人
- 対応方法:商品の状態や購入者の希望に応じて返金・商品交換

重要なのは、全員に一律で同じ商品を再送する方式ではなかったことだ。破損状況や購入者の希望を確認したうえで対応する仕組みだった。

なお、これは2023年の対象商品に対する特別な対応であり、2026年のクリスマスケーキにも同じ返金条件が適用されるという意味ではない。

クリスマスケーキ配送の評判と口コミは?

高島屋クリスマスケーキ崩れ

2023年12月23日以降、Xでは崩れたケーキの写真や購入者の報告が広がった。

報道で取り上げられた反応には、次のような傾向があった。

- 箱を開けたらケーキの形が崩れていたという報告
- クリスマスを楽しみにしていたのに残念だったという落胆
- 高島屋という百貨店への信頼があっただけにショックだったという反応
- 同じ商品でも問題なく届いたという購入者の報告

ITmedia NEWSも、購入者によって崩れ方が異なっていたことや、きれいな状態で届いたという報告があったことを紹介している。

この違いは、配送ケーキ全体が必ず崩れるわけではないことを示している。しかし、同じ商品を注文しても到着状態に差が出たことは、購入者にとって不安材料になった。

高島屋が掲げた再発防止策

高島屋クリスマスケーキ崩れ

高島屋が2023年12月27日に発表した再発防止の方向性は、製造から配送までの管理体制を改善することだった。

具体的には、次の取り組みを掲げている。

1. 製造委託先との関係強化
2. 配送委託先との連携強化
3. サプライチェーンの各段階における管理体制の改善
4. 関係事業者と協働した再発防止

特に注目したいのは、高島屋自身が「原因を特定できるような管理体制を構築できていなかったこと」も自社の問題として捉えた点だ。

これは、単に冷凍庫の温度や配送車両の状態を確認するだけでは不十分であり、問題が発生したときに原因を追跡できる仕組みが必要だという教訓につながる。

ただし、2023年の公式発表に記されたのは管理体制の改善方針であり、特定の新設備の導入や、独立した第三者による検査の実施件数などが公表されたわけではない。再発防止の方針と、実際にどこまで検証されたかは分けて考える必要がある。

【2026年最新】高島屋クリスマスケーキは配送・店頭受取の2種類

2026年11月1日現在

2026年の高島屋オンラインストアでは、クリスマスケーキの販売が始まっている。

2026年10月14日付の高島屋の発表によると、今年は店頭受取の生クリスマスケーキに加えて、配送で受け取る冷凍クリスマスケーキを充実させている。

配送商品は期間中最大約180種類。販売期間は2026年12月20日(日)午前10時までと案内されている。ただし、商品によって予約締切日や配送可能地域は異なる。

2026年もレ・サンスのクリスマスケーキが登場

興味深いのは、2026年の商品ラインアップにもレ・サンスの名前があることだ。



レ・サンス「フレーズリボンショートケーキ」

6,048円


税込・別途クール便送料990円
- 2026年クリスマス商品
- オンライン限定・冷凍便
- 製造元・納入元からの直送
- 冷蔵庫で約10時間解凍


出典:2026年高島屋オンラインストア商品詳細

商品説明によると、北海道産生クリームにホイップクリームを合わせ、フリル状のクリームと苺で仕上げたショートケーキだ。

2023年のストロベリーフリルショートケーキと同じレ・サンス監修の商品だが、名称は異なる。価格も5,400円から6,048円に変わっている。

また、2026年の商品ページでは、冷凍便での配送、製造元・納入元からの直送、冷蔵庫で約10時間の解凍が案内されている。

保存方法は冷凍でマイナス18℃以下、解凍後は冷蔵で10℃以下と指定されている。2023年の問題を考えるうえでも、購入者が確認しておきたい情報だ。なお、2026年商品の製造委託先が2023年と同じウィンズ・アークであるかは、商品情報からは確認できない。

配送ケーキと店頭受取ケーキはどちらがよい?

2026年の高島屋では、購入者の生活スタイルに合わせて配送と店頭受取を選べる。



配送ケーキ

自宅で受け取りたい人向け
- 自宅に届けてもらえる
- 遠方のブランドの商品も選べる
- 冷凍ケーキなら保存期間を確保しやすい
- 解凍時間と受取日の調整が必要


店頭受取ケーキ

配送を避けたい人向け
- 指定した高島屋店舗で受け取る
- 生クリスマスケーキを選べる
- 自宅までの宅配工程を省ける
- 店舗への移動と受取時間の調整が必要


2023年の問題を踏まえ、できるだけ自分で商品を受け取りたい人には、店頭受取が選択肢になる。

ただし、店頭受取なら絶対に破損しないという保証はない。店舗までの搬送や受け取り後の持ち運びにも注意が必要だ。

2026年の店頭受取予約と受け取り方法

2026年の店頭受取ケーキは、10月14日から予約受付が始まっている。

高島屋オンラインストアで対象商品を選び、受取店舗と受取日を指定して注文する仕組みだ。

基本的な流れは次のとおり。

1. 商品名に「店頭受取/〇〇店」と記載されたケーキを選ぶ。
2. 商品詳細で受取日と店舗を確認して注文する。
3. 購入商品引換え票またはご用命伝票を受け取る。
4. 指定した店舗に来店し、伝票と引き換えに商品を受け取る。

2026年の店頭受取日は12月24日・25日が中心だが、店舗や商品によって異なる。

また、商品特性上、予約後のキャンセルや注文内容の変更、受取店舗の変更は原則として受け付けていない。注文確定前に店舗と日時を確認しておきたい。

【失敗しない購入方法】冷凍時間・温度管理・配送条件の確認ポイント

2023年の問題から得られる教訓は、冷凍ケーキを購入するときに、価格や見た目だけで判断しないことだ。

特に、オンラインで注文する場合は、配送条件と解凍方法まで確認しておきたい。

冷凍ケーキの凍結時間と温度管理

冷凍ケーキは、製造時に凍結されてから保管、配送、購入者への引き渡しまで、温度管理が続く。

2023年の高島屋の調査では、製造後の保管温度や配送時の温度管理は適切だったと報告されている。それでも807件の破損が発生した。

この事実は、冷凍配送において温度記録だけでは商品状態のすべてを把握できないことを示す事例となった。

購入者側でできる対策としては、以下が挙げられる。

- 冷凍便か冷蔵便かを確認する。
- 冷凍保存の温度条件を確認する。
- 解凍に必要な時間を把握する。
- 到着後すぐに保存できる冷凍庫のスペースを確保する。
- 商品到着時に外箱や商品の状態を確認する。

2026年のレ・サンスの商品であれば、冷凍保存はマイナス18℃以下、解凍後は10℃以下の冷蔵保存が指定されている。解凍時間の目安は約10時間だ。

これは同商品固有の案内であり、すべての冷凍ケーキに同じ時間や温度が適用されるわけではない。

配送ケーキを注文する前の5つのチェック項目


クリスマスケーキ購入前の確認リスト

{@body const checks = ["希望する日に配送してもらえるか確認する","配送対象地域と送料を確認する","冷凍・冷蔵の区分と保存方法を確認する","解凍時間と食べるタイミングを計算する","到着時の破損に備えて問い合わせ先を控える"]}
{@body const [done,setDone] = DIL.useState()}

確認済みの項目

{done.length}/{checks.length}






{#each checks as item,i}
setDone(old=>v?[...old,i]:old.filter(x=>x!==i))}>{item}
{/each}

特に気をつけたいのが、配送日時と解凍時間の組み合わせだ。

冷凍ケーキは到着してすぐに食べられるとは限らない。クリスマス当日に食べる予定なら、前日までに受け取る必要がある商品もある。

また、配送トラブルが起きた場合に備え、到着時に外箱と商品の状態を撮影しておくと、問い合わせの際に状況を説明しやすい。

配送と店頭受取、どんな人におすすめ?

購入方法 おすすめできる人 注意したい人
冷凍配送 遠方の人気店の商品を選びたい人 解凍や保存の管理が難しい人
冷蔵配送 冷凍解凍の手間を減らしたい人 配送可能地域や受取時間に制約がある人
店頭受取 商品を自分で受け取りたい人 店舗までの移動が難しい人

配送だから危険、店頭受取だから安全という単純な話ではない。

自宅での保存環境、店舗までの距離、受取可能な日時を考慮し、最も無理のない方法を選ぶことが大切だ。

【高島屋クリスマスケーキ崩れ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:高島屋のクリスマスケーキが崩れた原因は何だった?

A1:高島屋は2023年12月27日の公式調査報告で、原因を特定できなかったと発表した。製造委託先ウィンズ・アークの凍結時間は前年より短縮されていたが、事前試験とサンプル検査では問題が確認されていない。ヤマト運輸の配送温度管理にも問題は見つからなかった。

Q2:破損807件は販売数の何%?

A2:販売数2,879個に対して807件で、約28.0%に相当する。2023年12月26日20時時点の公式発表数値だ。

Q3:購入者への返金や商品交換は行われた?

A3:行われた。高島屋は購入者に連絡し、商品状態や希望に応じて返金・商品交換を実施した。これは2023年の対象商品に対する対応であり、現在の通常注文に適用される一律の返金制度ではない。

Q4:2026年もレ・サンスのクリスマスケーキは販売されている?

A4:販売されている。2026年は「フレーズリボンショートケーキ」が高島屋オンラインストアに登場している。税込6,048円で、冷凍便による配送商品だ。

Q5:2026年は店頭受取と配送のどちらが安心?

A5:自宅までの配送工程を避けたいなら店頭受取が選択肢になる。一方、遠方の人気ブランドの商品を購入したい場合は配送が便利だ。どちらにもメリットと注意点があるため、受取環境や商品の保存条件に合わせて選びたい。

Q6:2026年の高島屋クリスマスケーキはいつまで予約できる?

A6:2026年のクリスマス特集は12月20日午前10時まで。ただし、カタログ掲載商品は12月13日午前10時までなど、商品ごとに締切が異なる。レ・サンスのフレーズリボンショートケーキは、支払い方法によって12月4日または12月9日が申込締切として設定されている。

まとめ:高島屋クリスマスケーキ問題から学ぶ購入時の判断基準

2023年の高島屋クリスマスケーキ崩れは、販売数2,879個に対して807件の破損が確認された大規模なトラブルだった。

対象商品はレ・サンス監修のストロベリーフリルショートケーキ。製造を担当したウィンズ・アークと配送を担当したヤマト運輸への調査では、温度管理やサンプル検査に明確な問題は見つからなかった。

前年と比べて凍結時間が短くなっていたことは判明したものの、それが破損を引き起こしたと確定したわけではない。高島屋は原因を特定できなかったと認め、販売者としての責任を表明した。

そして2026年、高島屋は配送と店頭受取の両方でクリスマスケーキを展開している。レ・サンスの商品も新しい名称のショートケーキとして販売されており、冷凍配送の需要も続いている。

今回の問題から得られる最も大きな教訓は、商品の品質は製造段階だけでなく、購入者の手元に届くまでの全工程で守られなければならないということだ。

クリスマスケーキは、単なる食品ではなく、家族や友人と過ごす特別な時間を彩る商品でもある。

2026年に高島屋で購入する際は、ブランドやデザインだけでなく、配送方法、保存温度、解凍時間、受取日時まで確認したい。自分の生活スタイルに合った受取方法を選ぶことが、クリスマス当日の失敗を防ぐ第一歩になる。


主な参考資料:株式会社髙島屋「弊社にて販売した冷凍クリスマスケーキの破損について」(2023年12月27日)、高島屋オンラインストア「タカシマヤ クリスマス 2026」、株式会社髙島屋2026年10月14日付プレスリリース、TBS NEWS DIG、ITmedia NEWS、テレビ朝日ニュース。