【調査結果】宝くじ高額当せん者540人は何枚買った?30枚が最多
宝くじ公式サイトの令和6年度「宝くじ長者白書」によると、購入枚数で最も多かったのは30枚です。
調査対象は、2024年度(令和6年度)に1,000万円以上の当せん金を受け取った人。数字選択式宝くじの当せん者を除き、アンケートに回答した540人のデータが集計されています。
購入枚数の内訳を見ると、30枚が115人で全体の21.3%。10枚も94人(17.4%)と多く、少ない枚数で高額当せんした人も決して珍しくありません。
購入枚数のランキング

調査結果を購入枚数別に整理すると、次のようになります。
| 購入枚数 | 人数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 30枚 | 115人 | 21.3% |
| 10枚 | 94人 | 17.4% |
| 20~29枚 | 77人 | 14.3% |
| 50~99枚 | 75人 | 13.9% |
| 100枚以上 | 71人 | 13.1% |
| 31~49枚 | 45人 | 8.3% |
| 10枚未満 | 26人 | 4.8% |
| 11~19枚 | 14人 | 2.6% |
| 無回答 | 23人 | 4.3% |
出典:宝くじ公式サイト「令和6年度 宝くじ長者白書」。割合は540人を分母とした公表値。
注目したいのは、30枚が最多であっても、回答者全体の約8割は30枚以外の購入枚数だったことです。
また、100枚以上購入した人は71人で13.1%。大量購入が高額当せん者の一般的な条件になっているわけではありません。
30枚と10枚、どちらが多い?

30枚と10枚の差は21人です。
- 30枚:115人
- 10枚:94人
- 差:21人
30枚は10枚より21人多いものの、割合の差は3.9ポイントにとどまります。
この結果から分かるのは、当せん者の購入スタイルが一つではないことです。
10枚程度で楽しむ人もいれば、30枚や50枚以上を購入する人もいます。高額当せんという同じ結果に至るまでの購入枚数は、人によって異なっています。
【男女比較】男性は30枚、女性は10枚が最多!購入スタイルの違い

令和6年度の宝くじ長者白書では、男女によって最も多かった購入枚数が異なりました。
男性の最多は30枚で75人(21.5%)。女性の最多は10枚で43人(22.5%)です。
男女別の回答者数は男性349人、女性191人。男性のほうが回答者数は多いものの、それぞれの性別の中で割合を比較すると、最多となった購入枚数には違いが見られます。
男性の購入枚数の特徴
男性では30枚が75人でトップでした。
続いて100枚以上が60人(17.2%)、10枚が51人(14.6%)となっています。
特に目立つのは、100枚以上購入した男性が17.2%を占めている点です。
30枚を中心にしながら、まとまった枚数を購入する人も一定数いることが分かります。
女性の購入枚数の特徴
女性は10枚が43人(22.5%)で最多でした。
ただし、30枚も40人(20.9%)で、10枚との差はわずか3人です。
20~29枚も39人(20.4%)となっており、女性の購入枚数も10枚だけに集中しているわけではありません。
100枚以上の購入者は11人(5.8%)で、男性の17.2%と比較すると割合が低くなっています。
この結果から購入傾向の違いは読み取れますが、性別によって当せんしやすさが変わるという意味ではありません。
男女の当せん者アンケートから分かること
重要なのは、男性と女性で当せん確率が違うわけではないという点です。
宝くじは購入したくじの組・番号と抽せん結果によって当せんが決まります。性別や年齢によって番号が優遇される仕組みはありません。
また、調査では男性349人、女性191人という回答者数の違いがあります。男性の当せん者が多いからといって、男性のほうが宝くじに当たりやすいと判断することもできません。
【購入頻度と購入歴】高額当せん者は毎回買っていたのか?
購入枚数と並んで興味深いのが、宝くじを買う頻度です。
宝くじ長者白書によると、最も多かった回答は「ジャンボのみ」。241人で全体の44.6%でした。
次に多かったのが「年数回」で114人(21.1%)です。
この2つを合わせると355人、全体の約65.7%になります。つまり、調査に回答した高額当せん者の多くは、毎回欠かさず宝くじを購入していたわけではありません。
購入頻度の内訳
| 購入頻度 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| ジャンボのみ | 241人 | 44.6% |
| 年数回 | 114人 | 21.1% |
| 月1回程度 | 45人 | 8.3% |
| ほぼ毎回 | 33人 | 6.1% |
| 週1回程度 | 27人 | 5.0% |
| 無回答 | 80人 | 14.8% |
出典:宝くじ公式サイト「購入のこだわり」。
ここで注意したいのが、「ジャンボのみ」は購入する宝くじの種類を示す回答であり、必ずしも購入回数が年1回という意味ではないことです。
ジャンボ宝くじは年に複数回発売されるため、ジャンボだけを継続して購入する人も含まれます。
購入歴10年以上が約72%
もう一つ注目したいデータがあります。
高額当せん者540人のうち、宝くじの購入歴が10年以上だった人は388人。全体の71.9%を占めています。
一方、今回が初めての購入だった人も17人(3.1%)いました。
つまり、長年宝くじを購入していた人が多い一方で、購入歴が短い人や初めて購入した人にも高額当せんの実績があります。
この数字を「10年以上買い続ければ当たる」と解釈するのは適切ではありません。
長く購入していれば累計購入枚数が増えるため、当せんの機会も増えます。しかし、次の抽せんで1枚が当たる確率は、過去に何年間購入していたかによって変化しません。
継続購入は当せんを保証する条件ではなく、あくまで購入者の行動傾向として捉える必要があります。
【確率を徹底比較】宝くじは10枚と30枚で当たりやすさが変わる?
ここからは、実際に宝くじを購入する際に気になる当せん確率を考えてみます。
答えはシンプルです。
同じ種類の宝くじを同じ抽せん回で購入するなら、購入枚数が増えるほど当せん確率は上がります。
ただし、購入枚数に比例して当せん金額が増えるわけではありません。
10枚購入と30枚購入の違い
宝くじの当せん確率は、発売総枚数と当せん本数、購入した枚数によって決まります。
1等が1本だけ存在する場合、購入枚数が10枚なら、その10枚の中に当せん番号が含まれる確率は30枚購入時より低くなります。
同じ条件で比較すると、次のような関係になります。
| 購入枚数 | 1等当せんの機会 | 300円くじの購入金額 |
|---|---|---|
| 10枚 | 10口分 | 3,000円 |
| 20枚 | 20口分 | 6,000円 |
| 30枚 | 30口分 | 9,000円 |
| 50枚 | 50口分 | 15,000円 |
| 100枚 | 100口分 | 30,000円 |
※1枚300円の宝くじを購入する場合の比較です。実際の当せん確率は商品ごとの発売枚数と当せん本数によって異なります。
30枚購入すれば10枚購入した場合の3倍の枚数を持つため、同じ条件なら1等に当たる確率もおおむね3倍になります。
しかし、3倍になっても元の確率が非常に低ければ、当せんが現実的に保証されるわけではありません。
2026年の年末ジャンボで具体的に考える
2026年11月1日時点で公表されている年末ジャンボ宝くじ(第1134回全国自治宝くじ)の販売予定を見てみましょう。
みずほ銀行の販売予定情報によると、2026年の年末ジャンボは次の内容です。
- 1枚の価格:300円
- 1等:7億円
- 1等当せん本数:23本
- 発売総額:1,380億円
- 発売予定ユニット数:23ユニット
- 1ユニット:2,000万枚
- 店頭発売期間:2026年11月24日~12月25日
- 抽せん日:2026年12月31日
1等と前後賞を合わせると10億円になります。
1ユニット2,000万枚に1等が1本という条件で計算すると、1枚当たりの1等当せん確率は2,000万分の1です。
この条件で10枚と30枚を比較すると、次のようになります。
2026年年末ジャンボの1等当せん確率の試算
10枚購入約200万分の1
購入金額3,000円・約0.00005%
30枚購入約66万7,000分の1
購入金額9,000円・約0.00015%
この比較から分かるのは、30枚購入すれば10枚購入より確率は3倍になるものの、1等当せんの可能性自体は依然として非常に低いということです。
また、10枚から30枚に増やすためには購入金額も3,000円から9,000円へ増加します。
枚数だけに注目するのではなく、支出と確率の両方を見ることが大切です。
【連番とバラ】ジャンボ宝くじはどちらを買うべき?
ジャンボ宝くじを購入するとき、多くの人が迷うのが「連番」と「バラ」です。
宝くじ公式サイトでは、それぞれ次のように説明されています。
連番
組と番号の上5桁までが同じで、下1桁が0から9まで連続している10枚のセットです。
1等に加えて、その前後の番号に当たる前後賞も狙える買い方です。
バラ
連続していない番号で、下1桁に0から9までの数字が入る10枚のセットです。
異なる番号の組み合わせを楽しみながら、1枚ずつ抽せん結果を確認できます。
連番は前後賞を狙いたい人向け
連番の特徴は、1等と前後賞の番号をまとめて持てる可能性があることです。
ジャンボ宝くじの前後賞は、1等と同じ組番号で、番号が1つ前または1つ後のくじに当たる賞です。
そのため、1等に当せんした場合、連番なら前後賞も同時に当せんする可能性があります。
2026年の年末ジャンボでは、1等7億円に対し前後賞は各1億5,000万円。合わせて10億円という大きな賞金が設定されています。
バラは番号の違いを楽しみたい人向け
バラは、連続しない番号の10枚セットです。
連番のように番号が隣り合っていないため、1枚ごとに異なる番号で抽せん結果を楽しめます。
ただし、連番とバラのどちらを選んでも、1枚当たりの1等当せん確率そのものが有利になるわけではありません。
前後賞を含めた賞金の狙い方と、番号の組み合わせの違いとして理解するのが適切です。
30枚買うなら連番とバラをどう組み合わせる?
30枚購入する場合は、連番10枚とバラ20枚など、目的に応じた組み合わせも考えられます。
また、ジャンボ宝くじでは30枚を1セットとする「3連バラ」などの購入方法が用意される場合もあります。
購入する回号で利用できるセットを確認するとよいでしょう。
大切なのは、連番かバラかという選択だけで当せん確率が劇的に変化すると考えないことです。
【プロの結論】高額当せん者の購入枚数から学ぶ失敗しない買い方
令和6年度の宝くじ長者白書から読み取れるのは、高額当せん者に共通する「絶対に当たる購入枚数」は存在しないということです。
30枚が最多だったことは事実ですが、10枚購入者も94人いました。100枚以上の購入者も71人います。
つまり、当せん者の購入枚数には幅があります。
30枚が最適という考え方は正しい?
必ずしも正しくありません。
今回の調査は、すでに高額当せんした人だけを対象としたアンケートです。
宝くじを購入した人全体の購入枚数や、当せんしなかった人の購入枚数との比較は示されていません。
例えば、30枚購入した人が高額当せん者の中で最も多かったとしても、購入者全体の中で30枚購入者がどれくらいいたのかが分からなければ、30枚が最も効率的だったとは判断できません。
これは統計を読み解くうえで非常に重要なポイントです。
宝くじの購入枚数を決める3つの判断基準
購入枚数を決める際には、次の3点を意識すると無理のない楽しみ方ができます。
1.購入予算を先に決める
1枚300円のジャンボ宝くじなら、10枚で3,000円、30枚で9,000円です。
当せんした場合の賞金を期待して予算を増やすのではなく、最初に娯楽費として使える金額を決めておきましょう。
2.購入頻度を増やしすぎない
高額当せん者には10年以上の購入歴がある人が多かったものの、初めて購入して当せんした人もいます。
長く買い続けることを義務のように考える必要はありません。
3.枚数と確率を混同しない
30枚なら10枚より当せん確率は上がります。しかし、当せんが約束されるわけではありません。
購入枚数を増やすことは、当せん確率を上げる方法の一つですが、購入金額も同時に増えます。
この両面を理解しておくことが大切です。
令和6年度調査の注意点
今回の調査には、いくつかの前提があります。
- 対象は1,000万円以上の高額当せん者。
- 数字選択式宝くじの当せん者は対象外。
- 集計対象はアンケート回答者540人。
- 宝くじ購入者全体との比較データではない。
- 購入枚数と当せん確率の因果関係を証明する調査ではない。
したがって、今回の540人の実態を、すべての宝くじ当せん者に当てはめることはできません。
特に、ロト6やロト7、ナンバーズなどの数字選択式宝くじは抽せんの仕組みが異なるため、今回の購入枚数データをそのまま適用することはできません。
【宝くじ当たった人は何枚買った?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:宝くじに当たった人は何枚買っていることが多いですか?
A1:令和6年度の宝くじ長者白書では30枚が最多です。540人中115人(21.3%)が30枚を購入していました。
Q2:宝くじを10枚買って高額当せんした人はいますか?
A2:います。調査では10枚購入した高額当せん者が94人(17.4%)いました。少ない枚数でも高額当せんの可能性はあります。
Q3:宝くじを30枚買うと当せん確率は3倍になりますか?
A3:同じ条件で10枚と30枚を比較する場合、1等に当たる確率はおおむね3倍になります。ただし、当せんが保証されるわけではありません。
Q4:宝くじは連番とバラのどちらが当たりやすいですか?
A4:1枚当たりの1等当せん確率に本質的な差はありません。連番は前後賞も狙いやすく、バラは異なる番号の組み合わせを楽しめます。
Q5:高額当せん者は毎回宝くじを買っていますか?
A5:いいえ。購入頻度では「ジャンボのみ」が44.6%で最多でした。「ほぼ毎回」は33人(6.1%)です。
Q6:宝くじは何枚買うのがおすすめですか?
A6:当せんを保証する最適な枚数はありません。予算を優先し、10枚や30枚など無理なく購入できる枚数を選ぶのがおすすめです。
まとめ:宝くじは何枚買った人が当たる?540人の実態から分かること
令和6年度の宝くじ長者白書では、高額当せん者540人のうち30枚購入者が115人(21.3%)で最多でした。
男女別では男性が30枚、女性が10枚を最も多く購入していました。また、購入頻度では「ジャンボのみ」が44.6%、購入歴では「10年以上」が71.9%を占めています。
一方で、10枚購入者や今回が初めての購入だった当せん者も存在します。高額当せんには、特定の購入枚数や購入歴が必須というわけではありません。
2026年の年末ジャンボを購入する場合も、10枚なら3,000円、30枚なら9,000円という費用を踏まえて判断することが大切です。
30枚が最多という事実と、30枚が最も当たりやすい購入方法であるという話は別物です。 宝くじは確率と予算の両方を理解し、自分が無理なく楽しめる範囲で購入することが、失敗しないための基本です。
2026年も、購入枚数に振り回されず、自分に合った楽しみ方を選びましょう。