弘道会の組織図2026年最新|四代目会長と六代目山口組の関係、組織構造の変遷を徹底解説

目次

弘道会の組織図を調べると、四代目弘道会の会長、若頭、執行部、直系組織といった役職に加え、六代目山口組との関係が気になる人も多いはずです。弘道会は名古屋を拠点に発展した指定暴力団・六代目山口組の有力な二次団体であり、山口組の歴代人事や組織運営の変化を理解するうえでも重要な存在です。

2026年11月2日時点で注目されるのは、2025年の六代目山口組若頭交代と、同年9月に報じられた弘道会会長の交代です。一方、警察庁が公表する組織犯罪統計と、報道機関が伝える人事情報、インターネット上に掲載された非公式の組織図は、それぞれ情報の性質が異なります。現在の組織を理解するには、この違いを押さえる必要があります。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 組織の位置づけ:弘道会は六代目山口組に属する有力な二次団体として報じられている。
  • 2025年の人事:六代目山口組では竹内照明氏が若頭に就任し、弘道会では野内正博氏への会長交代が報じられた。
  • 情報の見方:警察庁資料で確認できる組織犯罪の統計と、報道による人事情報、非公式の組織図は区別して読む必要がある。

【2026年最新】弘道会の組織図と六代目山口組における位置づけ

弘道会の組織図

弘道会の組織構造を理解する最初のポイントは、弘道会単独の組織と、その上位団体である六代目山口組を区別することです。

弘道会は独立した指定暴力団として指定されている団体ではありません。指定暴力団である六代目山口組の傘下に位置する二次団体として扱われています。

公開情報から確認できる基本的な関係

弘道会の組織図

公開資料から把握できる大枠は、次のように整理できます。

六代目山口組(指定暴力団)

 └ 弘道会(有力な二次団体)

   └ 弘道会の直系組織

    └ 各組織の構成員・周辺者

これは組織の所属関係を概念的に示したもので、2026年現在の全役職者や各組織の個別の指揮関係を示す公式名簿ではありません。

弘道会が山口組の中で注目される理由

弘道会の組織図

弘道会が注目される背景には、六代目山口組の歴代トップとの人的なつながりがあります。

六代目山口組の司忍組長、二代目弘道会会長を務めた髙山清司氏、三代目弘道会会長の竹内照明氏はいずれも弘道会との関係が深い人物です。

警察庁の令和7年版組織犯罪情勢でも、六代目山口組を事実上支配している弘道会と、その傘下組織に対する集中取締りについて記載されています。この記述は、弘道会が単なる傘下団体の一つではなく、警察当局からも山口組の組織運営に関係する重要な団体として認識されていることを示しています。

【検証資料 1】弘道会の組織図の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【会長・若頭・執行部】弘道会の組織構成と役職の意味

弘道会の組織図を理解するうえでは、会長や若頭といった役職名の意味を整理することが欠かせません。

会長

会長は弘道会を代表する最高位の役職です。団体の代目継承によって会長が交代するため、歴代会長の変遷は組織の歴史を把握する際の重要な手掛かりになります。

2025年9月8日には三代目会長の竹内照明氏から野内正博氏への交代が報じられ、四代目体制へ移行しました。

若頭

若頭は、組織内の上位幹部を示す役職です。一般に会長を補佐する立場として位置づけられます。

ただし、役職名だけで実際の権限や現在の組織内での影響力をすべて判断することはできません。過去の組織図に記載された人物が、現在も同じ役職にあるとは限らないためです。

執行部

執行部は、組織の上位幹部によって構成される意思決定層を指す名称です。

暴力団関係の報道では、舎弟頭、本部長、統括委員長、若頭補佐などの役職が登場することがあります。ただし、これらの役職がすべての時期に同じ構成で存在するとは限りません。

直系組織

直系組織とは、弘道会の下位に位置する所属組織を指す表現です。警察庁の統計でも「弘道会直系組長等」と「弘道会直系組織幹部」が区別されています。

この区分は、弘道会本体の役職者と、その下位に位置する組織の関係者を統計上区別するためにも使われています。

【歴代会長の変遷】初代司忍から四代目野内正博まで

弘道会の歴史を振り返ると、会長の交代は六代目山口組の人事とも密接に関係してきました。

歴代会長と主な転換点

公開報道で確認できる歴代会長の系譜は、次の4人です。

代 会長 主な転換点 現在の位置づけ
初代 司忍氏 1980年代に名古屋を拠点として弘道会を結成 六代目山口組組長
二代目 髙山清司氏 2005年に会長を継承 六代目山口組相談役
三代目 竹内照明氏 2013年に会長を継承 六代目山口組若頭
四代目 野内正博氏 2025年9月8日に会長就任が報道される 公開報道上の四代目会長

この系譜で特徴的なのは、弘道会の歴代会長経験者が六代目山口組の中枢人事にも関係してきたことです。

初代・司忍氏の時代

弘道会は1980年代に司忍氏によって名古屋で結成された組織です。

当時の山口組では関西を拠点とする組織の存在感が強かった一方、弘道会は中部地方を基盤として存在感を高めていきました。

2005年には司氏が六代目山口組組長に就任。弘道会の会長職は髙山清司氏に引き継がれました。

二代目・髙山清司氏の時代

髙山氏は2005年に弘道会二代目会長となり、同年には六代目山口組の若頭にも就任しました。

その後、六代目山口組の組織運営において重要な役割を担い、弘道会と山口組の結びつきが強く意識されるようになります。

2025年4月の若頭交代に伴い、髙山氏は相談役に就任したと報じられました。

三代目・竹内照明氏の時代

2013年に三代目会長へ就任した竹内照明氏は、2025年4月18日に六代目山口組の若頭に就任したと神戸新聞などが報じています。

それまで約20年間続いた髙山氏の若頭体制からの交代は、六代目山口組の人事における大きな節目でした。

四代目・野内正博氏への交代

2025年9月8日、弘道会の四代目会長に野内正博氏が就任したとFRIDAYデジタルなどが報じました。

野内氏はそれまで弘道会の若頭を務めていた人物です。この交代によって、初代司忍氏から続く歴代会長の系譜は四代目へ移りました。

2026年11月2日時点では、2025年9月の就任報道以降、会長交代を裏付ける新たな公表情報は確認できません。したがって、公開報道上は野内氏が四代目会長として扱われています。

【検証資料 2】弘道会の組織図の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【六代目山口組との関係】2026年に変わった点と現在の情勢

弘道会の現在を理解するには、六代目山口組の人事だけでなく、2015年から続く分裂問題にも目を向ける必要があります。

2015年の山口組分裂

2015年8月末、六代目山口組から一部の直系組長らが離脱し、神戸山口組を結成しました。

警察庁は、分裂後の対立抗争について継続的に記録しており、その後、神戸山口組から離脱した組織による絆會の結成や、池田組の独立など、勢力関係にも変化が生じています。

弘道会を中心とする組織運営への反発が分裂の背景の一つとして報じられてきました。

2025年の六代目山口組若頭交代

2025年4月18日、六代目山口組の若頭が髙山清司氏から竹内照明氏へ交代したと神戸新聞が報道しました。

若頭は六代目山口組における重要な役職であり、この交代は弘道会の歴代会長と山口組中枢の関係を考えるうえでも注目されました。

同年9月には、竹内氏の後任として野内正博氏が弘道会四代目会長に就任したことが報じられています。

2026年9月の特定抗争指定をめぐる変化

2026年には、六代目山口組と対立関係にある団体との特定抗争指定にも変化がありました。

9月8日には六代目山口組と池田組との特定抗争指定が解除され、9月21日には絆會との指定も解除されました。

一方、神戸山口組との関係は異なります。兵庫県公安委員会は2026年9月17日、六代目山口組と神戸山口組に対する指定期限を延長する方針を決定し、10月5日に2027年1月6日までの延長が公示されました。

つまり、2026年11月時点では、分裂に関連する対立がすべて法的に解消されたわけではありません。相手団体ごとに指定状況が異なる点が重要です。

【警察庁資料で検証】弘道会の検挙状況と2026年の実態

弘道会の現在を客観的に把握するうえで、重要な一次資料が警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」です。

この資料は2026年4月に公表された確定値版で、2025年中の暴力団情勢や検挙状況をまとめています。

2025年の弘道会関連の検挙人員

警察庁の資料によると、2025年の六代目山口組・弘道会に関する集中取締りでは、次の検挙人員が記録されています。

  • 六代目山口組直系組長等:5人
  • 弘道会直系組長等:4人
  • 弘道会直系組織幹部:13人

弘道会直系組織幹部の13人は、弘道会直系組長等を除いた人数です。

したがって、これらの数字を単純に弘道会の全構成員数や組織規模と読み替えることはできません。

全国の暴力団情勢との比較

同じ警察庁資料では、2025年末の全国の暴力団構成員及び準構成員等は約1万7,600人とされています。

内訳は構成員約9,400人、準構成員等約8,200人です。いずれも暴力団対策法施行後の最少水準となりました。

また、2025年中の暴力団構成員等の検挙人員は7,335人で、六代目山口組関係者の検挙人員は2,739人でした。

警察庁が弘道会を重点的に取り締まる理由

警察庁は、六代目山口組の弱体化を図るため、弘道会及びその傘下組織への集中した取締りを行っていると説明しています。

2025年の資料には、弘道会直系組織幹部らによる監禁事件も掲載されています。長野県で発生した事件では、2024年10月に被害者を不法に監禁した事案について、2025年7月までに幹部ら8人が監禁罪で逮捕されたと記録されています。

これは特定の組織幹部による事件の記録であり、弘道会に関係する全員が同様の犯罪に関与していることを意味するものではありません。

なお、警察庁の検挙人員は、刑事司法上の有罪判決を受けた人数と同じではありません。検挙と有罪確定は区別して理解する必要があります。

【検証資料 3】弘道会の組織図に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【ネットの組織図は正確?】公開情報と未公表情報を見分ける方法

インターネットで「弘道会の組織図」を検索すると、会長や若頭だけでなく、執行部、直系組織、各幹部の氏名まで掲載した一覧が見つかることがあります。

しかし、組織図の掲載時期や情報源が明確でない場合、現在の情報として扱うことには注意が必要です。

警察庁資料と報道記事は役割が異なる

警察庁の資料は、暴力団の勢力、検挙状況、指定状況、対立抗争などを統計や公的記録として整理したものです。

一方、個別の人事や役職の交代については、新聞社や報道機関の取材記事が重要な情報源になります。

公的資料に掲載されていない幹部人事を、非公式の組織図だけで確定事項として扱うことは適切ではありません。

組織図を確認する際の判断基準

  • 掲載年月日:2025年以前の資料を2026年現在の情報として紹介していないか。
  • 情報源:警察庁、都道府県警察、公安委員会、報道機関などの根拠があるか。
  • 役職の区別:過去の役職と現在の役職が混同されていないか。
  • 人事の確認:会長交代や若頭交代が複数の信頼できる報道で確認できるか。
  • 数字の意味:構成員数、準構成員数、検挙人員を混同していないか。

特に注意したいのは、古い組織図の再掲載です。役職の変更や代目継承があった後も、以前の一覧が検索結果に残る場合があります。

2026年の情報を調べる場合は、2025年9月の四代目会長就任報道と、2026年4月公表の警察庁統計を組み合わせて確認することが有効です。

【弘道会の組織図】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在の弘道会の会長は誰ですか?

A1:2025年9月8日に四代目会長への就任が報じられた野内正博氏です。2026年11月2日時点で、これ以降の会長交代を裏付ける公表情報は確認されていません。

Q2:弘道会と六代目山口組はどのような関係ですか?

A2:弘道会は六代目山口組の有力な二次団体です。警察庁も六代目山口組を事実上支配する弘道会と、その傘下組織への集中取締りについて記載しています。

Q3:弘道会の若頭は誰ですか?

A3:過去の報道では、2025年の会長交代以前に野内正博氏が若頭を務めていました。交代後の現職については、2026年11月時点で公的に確認できる最新の完全な役職者名簿はありません。

Q4:弘道会の歴代会長は誰ですか?

A4:公開報道で確認できる歴代会長は、初代・司忍氏、二代目・髙山清司氏、三代目・竹内照明氏、四代目・野内正博氏です。

Q5:弘道会は指定暴力団ですか?

A5:弘道会単独ではなく、上位団体である六代目山口組が指定暴力団です。弘道会はその傘下に位置する組織として扱われています。

Q6:警察庁の資料で弘道会の組織図を確認できますか?

A6:警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」では、弘道会の位置づけや直系組長等の検挙人員を確認できます。ただし、全幹部の氏名と役職を網羅した現行の組織図ではありません。

まとめ:弘道会の組織図を理解するための重要ポイント

2026年11月現在、弘道会は六代目山口組の有力な二次団体として位置づけられています。公開報道では、2025年9月の野内正博氏への会長交代によって四代目体制へ移行したことが確認できます。

また、六代目山口組では2025年4月に竹内照明氏が若頭へ就任し、髙山清司氏は相談役となりました。弘道会の歴代会長と山口組中枢の人事が密接に関係してきたことは、組織の変遷を読み解くうえで重要なポイントです。

警察庁の2026年4月公表資料では、2025年の弘道会直系組長等4人、直系組織幹部13人の検挙人員が記録されています。全国的には暴力団構成員等が減少している一方、警察当局による重点的な取締りは続いています。

さらに2026年9月には、六代目山口組と池田組、絆會との特定抗争指定がそれぞれ解除されました。一方、神戸山口組との指定は2027年1月6日まで延長されています。

弘道会の組織図を正しく理解するには、歴代会長の人事、六代目山口組との関係、警察庁の公的統計、直近の報道を分けて整理することが大切です。特に、古い組織図をそのまま2026年の最新情報として受け取らないことが、情報を見極めるうえでの重要な判断基準になります。

主な根拠資料

- 警察庁「令和7年における組織犯罪の情勢」(2026年4月公表)
- 静岡県警察「暴力団対策」(2026年5月末時点の指定状況)
- FRIDAYデジタル(2025年9月9日、弘道会会長交代報道)
- 神戸新聞(2026年9月、特定抗争指定の解除・延長報道)
- サンテレビ(2026年10月5日、神戸山口組との指定延長報道)