【あさげ味噌汁とは?】1974年誕生のロングセラーと2026年の商品展開
永谷園のあさげは、家庭で作るような味噌汁を手軽に楽しめるように開発された即席みそ汁ブランドです。最初の商品は1974年発売の粉末タイプで、その後、1985年に生みそタイプが登場しました。
2026年4月13日に公開された永谷園公式の記事では、粉末タイプの発売から52年、生みそタイプの発売から41年を迎えたことが紹介されています。
この歴史から分かるのは、あさげが単なるインスタント食品ではなく、異なる製法を使い分けながら家庭の味噌汁に近い風味を追求してきたブランドだということです。
生みそタイプと粉末タイプはどちらも現行ラインアップ

2026年11月現在、永谷園の公式商品情報では、あさげシリーズは主に次の形態で展開されています。
- 生みそタイプ:調味みそと具材が別々の小袋に入った商品
- フリーズドライタイプ:粉末みそと具材を一緒にした商品
- カップ入り生みそタイプ:お椀を用意せずに食べられる商品
- 減塩タイプ:通常品より食塩相当量を抑えただし重視の商品
さらに2026年9月7日には、フリーズドライあさげ減塩8袋入が新発売されました。従来の生みそタイプの減塩商品に加え、粉末タイプでも減塩を選びやすくなっています。
【徹底比較】生みそタイプとフリーズドライあさげは何が違う?

あさげを購入するとき、最初に迷いやすいのが生みそタイプとフリーズドライタイプの選択です。
両者の大きな違いは、みその状態と小袋の構成、保存期間です。
生みそタイプは味噌そのものの風味を楽しめる

生みそタイプは、調味みそと具材が別々の袋に入っています。
永谷園公式の商品説明によると、2種類の米みそをブレンドした合わせみそを採用。枕崎鰹節、昆布、煮干を組み合わせ、だしの香りとうまみを生かしています。
具材には、わかめ、麩、乾燥ねぎを使用しています。
特に特徴的なのは、味噌と具材が別包装になっていることです。お椀にそれぞれを入れてお湯を注ぐため、みその風味と具材の食感を楽しめます。
フリーズドライタイプは手軽さと保存性が魅力
一方、フリーズドライあさげは、粉末状のみそを使用しています。
こちらも2種類の米みそを使った合わせみそが基本です。わかめ、麩、ねぎが入っており、1袋をお椀にあけてお湯を注ぐだけで完成します。
フリーズドライとは、食材を凍らせた状態で真空乾燥させ、水分を取り除く製法です。
永谷園の公式FAQでは、高温をかけずに水分を抜くことで、色や風味、栄養価が損なわれにくく、長期保存にも適していると説明されています。
通常のフリーズドライあさげ8袋入の賞味期間は21カ月。生みそタイプの6カ月と比較すると、保存期間に大きな差があります。
2種類の特徴を一覧で比較
| 比較項目 | 生みそタイプ | フリーズドライタイプ |
|---|---|---|
| みその形状 | 生みそ | 粉末みそ |
| みその種類 | 米みそ2種類の合わせみそ | 米みそ2種類の合わせみそ |
| 具材 | わかめ・麩・ねぎ | わかめ・麩・ねぎ |
| 小袋の構成 | 調味みそと具材が別包装 | みそと具材が一体 |
| カロリー | 28kcal | 29kcal |
| 食塩相当量 | 2.0g | 1.8g |
| 通常品の賞味期間 | 6カ月 | 21カ月 |
| 希望小売価格(税抜) | 3食入140円 | 8袋入318円 |
※栄養成分は通常商品の1食当たり。価格は永谷園の希望小売価格で、販売店の実売価格とは異なります。
どちらを選ぶべき?
生みそタイプがおすすめなのは、味噌らしい風味を楽しみたい人や、普段の食卓でみそ汁を飲む機会が多い人です。
フリーズドライタイプは、職場や旅行先に持っていきたい人、常温で長く保存したい人、調理の手間を少しでも減らしたい人に向いています。
ここで注意したいのは、フリーズドライだから必ず低カロリー、あるいは減塩というわけではないことです。通常品同士を比較すると、フリーズドライの方がカロリーは1kcal高く、食塩相当量は0.2g低いという違いがあります。
【原材料と栄養成分】あさげのカロリー28kcalと塩分2.0gの実態
あさげを毎日の食事に取り入れる場合、気になるのがカロリーと塩分です。
永谷園の公式商品情報に掲載されている通常の生みそタイプの栄養成分は、次のとおりです。
生みそタイプの栄養成分
1食当たりの数値は以下のとおりです。
- エネルギー:28kcal
- たんぱく質:2.5g
- 脂質:0.7g
- 炭水化物:3.1g
- 食塩相当量:2.0g
28kcalという数値は、汁物単体としては比較的低エネルギーです。
ただし、味噌汁のカロリーだけで食事全体の栄養バランスを判断することはできません。ご飯やおかずと組み合わせて考える必要があります。
フリーズドライタイプの栄養成分
通常のフリーズドライあさげは、次のような栄養成分です。
- エネルギー:29kcal
- たんぱく質:2.5g
- 脂質:0.7g
- 炭水化物:3.1g
- 食塩相当量:1.8g
生みそタイプと比較すると、カロリーはほぼ同じです。
食塩相当量についてはフリーズドライタイプが0.2g少なくなっています。
塩分が気になる人は食塩相当量を確認
特に注意したいのが食塩相当量です。
生みそタイプの通常品は1食2.0g、フリーズドライタイプは1.8gです。
カロリーが低いからといって、塩分まで少ないとは限りません。
また、永谷園の公式FAQでは、お湯を多く入れて味を薄くしても、汁をすべて飲めば摂取する塩分量は変わらないと説明されています。
塩分を減らしたい場合は、お湯で薄めるだけではなく、減塩タイプを選ぶことが具体的な選択肢になります。
原材料から分かるあさげのおいしさ
生みそタイプの原材料には、次のような素材が使われています。
- 米みそ
- 鰹エキス
- 昆布エキス
- 鰹節粉
- 煮干粉
- 酵母エキス
- わかめ
- 麩
- 乾燥ねぎ
だしの組み合わせにも注目です。
鰹節の香り、昆布のうまみ、煮干の風味を組み合わせることで、米みその味を支えています。
特に枕崎鰹節は、生みそタイプのあさげの商品説明でも紹介されている素材です。
また、アレルギーについては、小麦や大豆が原材料に含まれています。食物アレルギーがある人は、購入前に最新のパッケージ表示を確認してください。
【あさげ・ひるげ・ゆうげの違い】実は使用する味噌が違う
永谷園のあさげ、ひるげ、ゆうげは、名前やパッケージだけが異なる商品ではありません。
最大の違いは使用している味噌です。
2026年4月13日の永谷園公式解説でも、それぞれの味噌の種類と味わいが紹介されています。
あさげは2種類の米みそを合わせた味
あさげは、全国から厳選した2種類の米みそを使った合わせみそです。
やや甘みがあり、だしとのバランスがよく、コクを感じながらもすっきりした味わいが特徴です。
生姜焼きや焼き魚など、素材の味を生かした料理との相性が良いとされています。
ひるげは豆みその赤だし
ひるげは豆みそを使った赤だしです。
あさげと比べると、酸味やコクを感じやすい味わいが特徴です。
とんかつや寿司など、脂のある料理と合わせると、味のバランスを取りやすくなります。
ゆうげはまろやかな白みそ
ゆうげは白みそを使用しています。
甘みとうまみがあり、まろやかで上品な味わいが特徴です。
さばの味噌煮やかぼちゃの煮物など、濃い味付けの煮込み料理にも合わせやすい商品です。
朝・昼・夜にしか飲めないわけではない
「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」という名称から、飲む時間帯が決められているように感じる人もいるかもしれません。
しかし、実際には時間帯の制限はありません。
「げ」は漢字で「餉」と書き、食事を意味する言葉です。
つまり、あさげは朝食、ひるげは昼食、ゆうげは夕食を表しています。
それぞれの名前は食事の時間をイメージしたものであり、好きな時間に飲んで問題ありません。
【2026年最新】あさげ減塩タイプの価格・塩分・新商品情報
2026年のあさげシリーズで注目したいのが、減塩ラインの拡充です。
永谷園は2026年8月21日、通常のあさげと比較して塩分を25%カットした商品について発表しました。
生みそタイプの減塩商品はリニューアルされ、フリーズドライタイプの減塩商品は9月7日に全国発売されています。
あさげ減塩はだしの量を2倍に
減塩商品で注目したいのは、単純に味噌や塩分を減らすだけではない点です。
永谷園によると、通常のあさげと比較してだし原料を2倍使用しています。
鰹節などのだしのうまみを強めることで、塩分を抑えながら満足感のある味わいを目指しています。
食塩相当量は次のとおりです。
- 通常の生みそタイプ:2.0g
- 生みそタイプ減塩:1.3g
- 通常のフリーズドライ:1.8g
- フリーズドライ減塩:1.3g
通常の生みそタイプと比較すると0.7g、フリーズドライタイプと比較すると0.5g少なくなっています。
なお、減塩商品のカロリーは、生みそタイプが29kcal、フリーズドライタイプが30kcalです。
2026年の減塩商品ラインアップ
2026年11月現在、公式商品情報で確認できる主な商品は次の2種類です。
生みそタイプあさげ減塩 徳用10食入
- 内容量:151g
- 食数:10食
- 希望小売価格:350円(税抜)
- エネルギー:29kcal
- 食塩相当量:1.3g
- 賞味期間:6カ月
フリーズドライあさげ減塩 8袋入
- 内容量:67.2g
- 食数:8食
- 希望小売価格:318円(税抜)
- エネルギー:30kcal
- 食塩相当量:1.3g
- 賞味期間:12カ月
- 発売日:2026年9月7日
特にフリーズドライ減塩タイプは、塩分を抑えたい人にとって保存性と手軽さを両立しやすい商品です。
【値段と作り方】あさげをお得に購入する方法とおいしく飲むコツ
あさげは商品形態によって価格が異なります。
永谷園の希望小売価格を基準にすると、少量から試せる商品と、日常使いに適した徳用商品に分けられます。
あさげの希望小売価格
主な商品の価格は以下のとおりです。
- 生みそタイプ3食入:140円(税抜)
- 生みそタイプ徳用10食入:350円(税抜)
- カップ入り生みそタイプ:110円(税抜)
- フリーズドライ1袋:70円(税抜)
- フリーズドライ8袋入:318円(税抜)
希望小売価格を食数で割ると、生みそタイプ10食入は1食当たり35円、フリーズドライ8袋入は約39.8円です。
3食入は1食当たり約46.7円となります。
この計算では徳用10食入が割安ですが、実際の販売価格は店舗や通販サイトによって変わります。
購入時は内容量と食数を確認して比較するとよいでしょう。
あさげの基本的な作り方
生みそタイプの場合は、次の手順で作ります。
1. お椀に調味みそを入れる。
2. 別袋の具材を加える。
3. パッケージに記載された量のお湯を注ぐ。
4. 味噌が溶けるようによく混ぜる。
フリーズドライタイプは、1袋の中にみそと具材がまとまっているため、袋の中身をお椀にあけてお湯を注ぐだけです。
お湯の量はパッケージの指定を優先
あさげをおいしく飲むには、お湯の量も大切です。
お湯が多すぎると味が薄くなり、少なすぎると味噌やだしの風味が強く感じられることがあります。
商品形態によって表示が異なる場合があるため、実際に使用する商品のパッケージに記載された分量を基準にしてください。
また、塩分が気になるからといって、お湯を増やすだけでは摂取する塩分量は減りません。汁を全部飲む場合は、減塩商品を選ぶ方が合理的です。
お弁当や旅行にも持っていける?
フリーズドライタイプは、軽量で賞味期間が長く、持ち運びにも便利です。
職場の昼食や旅行先、災害時の備蓄など、さまざまな場面で活用できます。
ただし、味噌汁を作った状態で長時間保温することはおすすめできません。
永谷園の公式FAQでも、作った味噌汁を魔法瓶やランチジャーに長時間入れておくと、微生物が増殖して腐敗しやすくなると注意喚起しています。
お弁当に持参する場合は、未開封の商品を持っていき、飲む直前にお湯を注ぐ方法が適しています。
【プロの結論】あさげ味噌汁は目的に合わせた選び方が重要
あさげの魅力は、単に手軽に味噌汁を作れることだけではありません。
同じ合わせみそをベースにしながら、生みそとフリーズドライという異なる製法を用意し、保存期間や使い勝手の違いに対応している点にあります。
選び方を整理すると、次のようになります。
- 味噌本来の風味を楽しみたい人:生みそタイプ
- 保存期間を重視する人:フリーズドライタイプ
- 職場や旅行先で使いたい人:フリーズドライタイプ
- 塩分を抑えたい人:あさげ減塩
- まとめ買いでコストを抑えたい人:生みそタイプ徳用10食入
- まろやかな味が好みの人:ゆうげ
- 赤だしのコクを楽しみたい人:ひるげ
特に塩分を気にする人にとって、2026年に登場したフリーズドライ減塩タイプは選択肢を広げる商品です。
通常品との比較では、食塩相当量が1.8gから1.3gに下がっています。毎日飲む習慣がある人なら、こうした1食ごとの差も購入時の判断材料になります。
一方、通常のあさげも28〜29kcalと低エネルギーで、食事に取り入れやすい商品です。
味、価格、保存性、塩分のどれを優先するかを決めておけば、自分の生活に合った商品を選びやすくなります。
【あさげ味噌汁】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:永谷園のあさげは1杯何kcalですか?
A1:通常の生みそタイプは28kcal、通常のフリーズドライタイプは29kcalです。いずれも1食当たりの数値です。
Q2:あさげの塩分はどのくらいですか?
A2:通常の生みそタイプは食塩相当量2.0g、フリーズドライタイプは1.8gです。減塩タイプはどちらも1.3gとなっています。
Q3:あさげとひるげ、ゆうげの違いは何ですか?
A3:使用する味噌が異なります。あさげは2種類の米みそを使った合わせみそ、ひるげは豆みその赤だし、ゆうげは白みそです。
Q4:あさげのフリーズドライタイプは生みそタイプより長持ちしますか?
A4:通常品では、生みそタイプの賞味期間が6カ月、フリーズドライタイプが21カ月です。保存性を重視するならフリーズドライタイプが便利です。
Q5:あさげの塩分を減らすには、お湯を多く入れればよいですか?
A5:お湯を増やすと味は薄く感じますが、汁をすべて飲めば摂取する塩分量は変わりません。減塩タイプを選ぶ方法がおすすめです。
Q6:2026年に新しく発売されたあさげは何ですか?
A6:2026年9月7日に「フリーズドライあさげ減塩8袋入」が全国発売されました。1食当たりの食塩相当量は1.3gで、だし原料を通常品の2倍使用しています。
まとめ:あさげは味・塩分・保存性で選ぶのが正解
永谷園のあさげは、1974年の粉末タイプから続くロングセラーブランドです。
生みそタイプは米みその風味とだしのバランス、フリーズドライタイプは手軽さと長期保存に強みがあります。
通常品のカロリーは1食28〜29kcal。食塩相当量は生みそタイプ2.0g、フリーズドライタイプ1.8gです。
2026年には減塩ラインも強化され、1食1.3gの減塩商品が生みそ・フリーズドライの両方で選べるようになりました。
あさげ、ひるげ、ゆうげの味噌の違いも理解しておけば、食事に合わせて味を選ぶ楽しみも広がります。
毎日の味噌汁だからこそ、価格だけではなく、風味、塩分、保存期間まで比較して、自分に合った一杯を選びたいところです。
主な確認資料: 永谷園公式の商品情報、2026年4月13日公開のシリーズ解説、2026年8月21日の減塩商品発表、永谷園公式FAQ。