足立区の治安は本当に悪い?2025年犯罪件数と23区比較、北千住・綾瀬・西新井を徹底検証
2026年現在、「足立区は治安が悪い」というイメージは本当なのか。引っ越しや住宅購入を検討する人にとって、北千住・綾瀬・西新井・竹の塚など、具体的なエリアの安全性は気になるところだ。警視庁の公表資料を基にすると、2025年の足立区の刑法犯認知件数は4,617件で、前年より175件増加している。23区の件数順位では2位という数字も目を引く。
しかし、人口規模を考慮すると評価は変わる。足立区は23区でも人口の多い自治体であり、人口10万人あたりの犯罪件数で比較すると、単純な件数順位とは異なる位置にある。さらに、犯罪の約3割を自転車盗が占める一方、詐欺や暴行など増加が目立つ犯罪も存在する。区全体の数字だけでは、実際に暮らす場所の安全性は判断できない。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 2025年の刑法犯認知件数は4,617件。前年比175件増、23区で2番目に多い。 - 人口1,000人あたりでは6.56件、23区内では多い順に11番目。件数順位だけで治安を判断するのは適切ではない。 - 自転車盗、詐欺、暴行など犯罪の種類によって地域差がある。北千住・綾瀬・西新井・竹の塚も町丁単位で見る必要がある。
【2025年最新データ】足立区の治安は本当に悪い?犯罪発生件数と23区ランキングを検証

まず確認したいのが、警視庁の「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」に掲載された2025年の年間データだ。
足立区の刑法犯認知件数は4,617件。2024年の4,442件から175件増え、前年比約3.9%の増加となった。
この数字だけを見ると、犯罪が多い地域という印象を受けるかもしれない。しかし、比較対象の人口や昼間人口、犯罪の種類を考慮する必要がある。
足立区の犯罪発生件数の推移

2021年以降の推移を見ると、足立区では犯罪認知件数が再び増加傾向にある。
| 年 | 刑法犯認知件数 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2021年 | 3,212件 | 481件減 |
| 2022年 | 3,664件 | 452件増 |
| 2023年 | 4,222件 | 558件増 |
| 2024年 | 4,442件 | 220件増 |
| 2025年 | 4,617件 | 175件増 |
2021年の3,212件を底に、2022年から2025年まで4年連続で増加している。
特に注目したいのは、2021年から2025年までに1,405件増えていることだ。コロナ禍の時期に減少した犯罪件数が、その後の社会活動の回復とともに増えている。
一方、2001年には16,843件を記録していた。2025年の4,617件は当時と比べると約73%少ない。
つまり、足立区の治安は長期的には大きく改善してきたものの、直近数年間では再び増加しているという二つの側面がある。
23区比較では2位でも、人口あたりでは11位

2025年の23区比較では、足立区は犯罪件数の多い順に2位となった。
しかし、人口を考慮すると順位は大きく変わる。
2026年1月1日時点の足立区の人口は703,369人。23区で4番目に人口が多い区だ。
人口規模をそろえて比較すると、次のようになる。
| 比較項目 | 足立区の数値 |
|---|---|
| 2025年刑法犯認知件数 | 4,617件 |
| 前年比 | +175件 |
| 23区内の件数順位 | 2位 |
| 2026年1月1日時点の人口 | 703,369人 |
| 人口1,000人あたり | 6.56件 |
| 人口10万人あたり | 約656件 |
| 人口あたりの23区順位 | 多い順に11位 |
23区全体の人口1,000人あたりの認知件数は約7.54件。足立区の6.56件は、それを下回っている。
この比較から分かるのは、足立区が犯罪件数の絶対数では上位に入るものの、住民人口に対する割合では23区の中間付近に位置するということだ。
もちろん、人口あたりの数値が低ければ安全という単純な話ではない。新宿区や渋谷区のように昼間人口や観光客が多い地域では、住民人口だけを分母にすると犯罪率が高く出やすい。
足立区の評価でも、件数と人口あたりの両方を見ることが欠かせない。
【犯罪の種類を分析】足立区は自転車盗難と詐欺に注意が必要
足立区の治安を判断するうえで、総件数以上に重要なのが犯罪の内訳だ。
2025年の警視庁データでは、窃盗関連の犯罪が大きな割合を占めている。なかでも自転車盗は、区内で最も多い犯罪の一つだ。
2025年の罪種別認知件数
2024年と2025年の比較では、次のような変化が確認できる。
- 凶悪犯:45件から51件
- 粗暴犯:347件から437件
- 侵入窃盗:127件から136件
- 非侵入窃盗:2,838件から2,826件
- その他:1,085件から1,167件
総数の増加に対して、非侵入窃盗は12件減少している。一方、粗暴犯は90件増加し、その他の犯罪も82件増えている。
粗暴犯には暴行・傷害・脅迫・恐喝などが含まれる。単純な窃盗だけでなく、人に直接危害を加える犯罪の増加にも目を向けたい。
自転車盗難は1,311件、全体の28.4%
足立区の2025年の自転車盗難は1,311件。刑法犯認知件数4,617件の約28.4%を占めている。
2024年の1,394件から83件減少したものの、依然として最も多い犯罪類型だ。
特に注目したいのは、駅周辺や商業施設、集合住宅の駐輪場などで発生する自転車盗難である。
自転車盗難が多い町丁には、次のような場所がある。
- 西新井栄町一丁目:49件
- 竹の塚六丁目:44件
- 竹の塚一丁目:29件
- 綾瀬三丁目:28件
- 西竹の塚二丁目:28件
区は自転車盗難について、無施錠による被害が半数以上を占めると説明している。
短時間の駐輪でも施錠すること、可能であれば二重ロックを使用することが基本的な対策になる。
詐欺・暴行・オートバイ盗も増加
2025年に増加が目立った犯罪の一つが詐欺だ。
詐欺は2024年の268件から2025年には376件となり、108件増加した。
そのほかにも、以下の増加が見られる。
- 暴行:191件から250件
- オートバイ盗:88件から160件
- 傷害:120件から140件
- 万引き:520件から565件
詐欺については、特殊詐欺にも注意が必要だ。
足立区の特殊詐欺認知件数は、2024年の116件から2025年には173件に増加したとされる。
2026年10月10日のテレビ朝日系の報道では、2025年の特殊詐欺被害額は約9億2,800万円、2026年は8月末までに15億円を超えたと伝えられた。
これは自転車盗難とは異なり、金銭的な被害が非常に大きくなる犯罪だ。特に高齢者がいる家庭では、警察官や区役所職員、金融機関を名乗る電話への対応を家族で共有しておきたい。
【地域別に徹底比較】北千住・綾瀬・西新井・竹の塚の治安の実態
足立区の治安を考える際、区全体の数字だけで判断するのは危険だ。
駅前の商業地域と、少し離れた住宅街では犯罪の発生状況が異なる。同じ駅の周辺でも、町丁が変われば認知件数は大きく変わる。
ここでは、警視庁の町丁別データを基に、代表的な地域を比較する。
北千住の治安・評判:駅前と住宅街の差が大きい
北千住駅周辺
北千住は複数路線が乗り入れる足立区の主要駅で、商業施設や飲食店が集まるエリアだ。
駅周辺の11町丁を集計した2025年の認知件数は487件。2024年の465件から22件増加している。
この11町丁の人口は29,951人で、人口1,000人あたりの認知件数は16.3件となった。
区全体の6.56件と比べると高いが、駅前には通勤・通学・買い物などで訪れる人が多い。事件の発生場所を基準に集計する犯罪統計では、こうした地域の数値が高くなりやすい。
北千住周辺の11町丁では、2025年に次の犯罪が確認されている。
- 自転車盗:92件
- 粗暴犯:86件
- 万引き:82件
- 住宅対象の侵入窃盗:3件
特に千住旭町は165件、千住二丁目は106件、千住三丁目は94件だった。
駅前の繁華街と、駅から少し離れた住宅街を同じ評価で扱わないことが大切だ。
綾瀬の治安の実態:駅周辺の町丁ごとに確認したい
綾瀬駅周辺
綾瀬はJR常磐線・東京メトロ千代田線を利用でき、都心へのアクセスを重視する人にも選ばれる地域だ。
一方、駅周辺には商業施設や飲食店、駐輪場などがあり、人の往来がある。
2025年の町丁別データでは、綾瀬三丁目が96件、綾瀬四丁目が94件、綾瀬二丁目が47件となっている。
自転車盗難も確認されており、綾瀬三丁目は28件、綾瀬四丁目は26件、綾瀬二丁目は20件だった。
綾瀬三丁目では粗暴犯も11件確認されている。
ただし、これらは町丁全体の犯罪認知件数であり、住民が被害に遭った件数ではない。駅前の駐輪場や商業施設などで発生した事件も含まれる。
住居を選ぶ際は、駅からの距離だけでなく、夜間の帰宅経路や建物周辺の明るさも確認したい。
西新井の治安・評判:自転車盗難の発生状況に注目
西新井駅周辺
西新井は東武スカイツリーラインなどが利用でき、駅周辺には商業施設や住宅地が広がっている。
2025年の町丁別認知件数では、西新井栄町一丁目が152件と区内で2番目に多い町丁だった。
そのほか、西新井栄町二丁目は54件、西新井一丁目は44件となっている。
特に西新井栄町一丁目では自転車盗が49件発生しており、区内の町丁別では最多だった。
この数字から分かるのは、西新井駅周辺でも駅に近い商業地域と住宅地域を分けて考える必要があるということだ。
西新井全体が危険という意味ではなく、駐輪場や店舗周辺など、犯罪が発生しやすい場所を具体的に確認することが重要になる。
竹の塚の治安・現在の状況:駅周辺の変化にも注目
竹ノ塚駅周辺
竹の塚は、足立区北部の住宅・商業エリアとして知られている。
2022年には竹ノ塚駅周辺の鉄道高架化が実現し、長年の課題だった踏切による交通の分断が解消された。駅周辺の整備も進められている。
犯罪データでは、竹の塚と西竹の塚の9町丁を合わせた2025年の認知件数は395件だった。
人口1,000人あたりでは17.6件となっている。
特に件数が多かったのは次の3町丁だ。
- 竹の塚六丁目:97件
- 竹の塚一丁目:84件
- 西竹の塚二丁目:52件
この3町丁だけで233件となり、対象9町丁全体の約59%を占める。
一方、竹の塚七丁目は8件だった。
同じ竹の塚でも、町丁によって状況はかなり異なる。
駅前の利便性を優先するのか、落ち着いた住宅環境を優先するのかによって、確認すべきポイントも変わってくる。
4エリアの犯罪状況を一覧で比較
ここまでのデータを整理すると、次のようになる。
※北千住と竹の塚は一定範囲の町丁を合算した数値。綾瀬と西新井は代表的な町丁の数値であり、各地域の総件数ではない。
この比較で重要なのは、駅周辺の数字が高いからといって、その地域の住宅すべてが危険というわけではない点だ。
犯罪認知件数は事件が起きた場所を基準に集計される。駅前の駐輪場で発生した盗難も、その町丁の数字に含まれる。
したがって、住まい選びでは地域全体の順位よりも、物件の所在地に近い町丁の状況を確認したい。
【なぜ治安が悪いと言われる?】足立区のイメージと実際の犯罪状況
足立区には、以前から治安に対する厳しいイメージがある。
しかし、その印象が現在の犯罪状況を正確に反映しているとは限らない。
過去の犯罪件数が現在のイメージに影響している
足立区の刑法犯認知件数が最も多かったのは2001年の16,843件だった。
当時は現在よりも犯罪件数が大幅に多く、区としても防犯対策の強化が大きな課題だった。
その後、区民・警察・行政が連携して防犯活動を進め、2021年には3,212件まで減少した。
2025年は4,617件まで増えているものの、2001年と比較すれば大幅な減少を維持している。
過去の治安イメージが現在まで残っている背景には、こうした歴史的な経緯がある。
「ビューティフル・ウィンドウズ運動」による防犯対策
足立区が進めている代表的な防犯施策が「ビューティフル・ウィンドウズ運動」だ。
この取り組みは、街を美しく保つことが犯罪の抑止につながるという考え方を取り入れたもの。
主な活動には次のようなものがある。
- 地域住民による清掃活動
- 花を植える活動
- 防犯パトロール
- 青色回転灯付きパトロール車による巡回
- 地域の見守り活動
- 防犯カメラなどの設備整備
区民だけでなく、警察や地域団体などと連携して防犯環境の改善を進めている。
足立区の2024年の世論調査では、自分が住む地域の治安について「良い」「どちらかといえば良い」と回答した人は合計59.5%だった。
一方、「悪い」「どちらかといえば悪い」と回答した人も26.8%いる。
この結果からも、足立区民の評価は一様ではないことが分かる。
区全体のイメージと、実際に暮らす人が感じている地域の安全性には違いがある。
治安が悪いという印象を生む3つの要因
足立区の治安イメージには、主に次の3つの要因が関係している。
1. 過去の犯罪件数が多かった歴史
2001年の16,843件という数字は、現在の件数と比較しても非常に大きい。過去の印象が残りやすい理由の一つだ。
2. 23区内で犯罪件数が上位に入る
2025年の認知件数は23区で2番目に多い。人口を考慮する必要はあるものの、絶対数の大きさが注目されやすい。
3. 駅周辺の犯罪が目立つ
北千住・綾瀬・西新井・竹の塚など、人が集まる地域では自転車盗や万引きなどが発生している。駅周辺の数字だけを見て、地域全体の印象が形成されることもある。
こうした要素が重なり、「足立区は治安が悪い」というイメージが定着してきたと考えられる。
ただし、過去の評判だけで現在の住環境を判断するのは適切ではない。
【2026年最新情報】足立区の犯罪発生状況はどう変化している?
2026年の状況を判断するには、前年の年間件数だけでなく、最新の月次データも確認したい。
警視庁は2026年10月15日に「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」を更新し、令和8年9月累計のデータを公開している。
年間の確定値とは異なり、途中経過の数字であるため、2025年の年間4,617件と単純に比較することはできない。
2026年上半期は前年同期より534件増加
足立区が公表した2026年1〜6月の犯罪発生状況では、次の結果が示されている。
| 対象期間 | 認知件数 |
|---|---|
| 2025年1〜6月 | 2,132件 |
| 2026年1〜6月 | 2,666件 |
| 前年同期との差 | +534件 |
前年の同じ期間と比較すると、約25%の増加となる。
月別では、2026年6月が557件で、前年同月の367件を190件上回った。
この数字は、足立区の犯罪情勢を考えるうえで見逃せない。
ただし、これは上半期の途中経過であり、年間の確定値ではない。月ごとの変動や犯罪の種類を分けて確認する必要がある。
2026年は特殊詐欺の被害額にも警戒が必要
2026年10月10日の報道では、足立区の特殊詐欺被害額が8月末までに15億円を超えたことが取り上げられた。
2025年の被害額は約9億2,800万円だったため、金銭的被害の拡大が懸念される状況だ。
警視庁は地域での防犯啓発を進めており、綾瀬警察署や西新井警察署なども参加する地域防犯イベントが開催された。
こうした動きから、2026年の足立区では、自転車盗難だけでなく特殊詐欺への対策も重要になっている。
住民にとっては、玄関や駐輪場の防犯に加え、電話やSNSを通じた詐欺への備えも欠かせない。
【住みやすさと防犯対策】足立区に住むなら確認したいポイント
足立区には、北千住の交通利便性、綾瀬の都心アクセス、西新井の商業施設、竹の塚の住宅環境など、地域ごとに異なる魅力がある。
犯罪統計だけで住みやすさを判断するのではなく、生活スタイルに合わせた確認が必要だ。
引っ越し前に確認したい5つのポイント
1. 最寄り駅から自宅までの夜間の道
駅から物件までの距離だけでなく、街灯の有無、歩道の幅、人通り、見通しを確認したい。
昼間に問題がなくても、夜間は雰囲気が変わる場所がある。
2. 住宅の玄関・窓の防犯設備
オートロックの有無だけでなく、玄関の鍵、窓の補助錠、共用部分の管理状況も確認する。
3. 自転車置き場の管理状態
足立区では自転車盗が多いため、駐輪場の施錠設備や防犯カメラの設置状況を確認したい。
4. 周辺の町丁別犯罪件数
区全体ではなく、物件の所在地に該当する町丁の犯罪件数を確認する。
5. 近隣の生活環境
スーパーやコンビニ、病院、公園などの利便性に加え、夜間の人通りや騒音なども確認する。
足立区で実践したい具体的な防犯対策
日常生活で実践できる防犯対策は、決して難しいものばかりではない。
| 対象 | 具体的な対策 |
|---|---|
| 自転車 | 短時間でも施錠し、二重ロックを活用 |
| 玄関 | 防犯性の高い鍵や補助錠を使用 |
| 窓 | 補助錠や防犯フィルムを活用 |
| 住宅周辺 | センサーライトや防犯カメラを検討 |
| 特殊詐欺 | 電話で金銭や暗証番号を要求されても応じない |
足立区では、防犯設備や防犯用品に関する補助制度も実施されている。
防犯カメラ、センサーライト、補助錠などの導入を考えている人は、区の最新の補助対象や申請条件を確認するとよい。
【プロの結論】足立区は数字だけで避けるべき地域ではない
2025年の刑法犯認知件数4,617件という数字は、決して軽視できない。
4年連続で増加していることや、2026年上半期も前年同期を上回っていることは、地域の防犯対策にとって重要な課題だ。
一方で、人口あたりの犯罪件数は23区で11番目。犯罪件数の絶対数だけを根拠に、足立区全体を危険な地域と評価することも適切ではない。
住まい選びで重視したい判断基準は次のとおりだ。
- 交通利便性を重視する人: 北千住や綾瀬など、駅へのアクセスと帰宅経路を確認する。
- 商業施設の充実を重視する人: 西新井や北千住など、駅周辺の人通りと夜間環境を確認する。
- 住宅環境を重視する人: 竹の塚など、駅から少し離れた町丁も含めて比較する。
- 防犯面を重視する人: 犯罪の総数だけでなく、自転車盗・粗暴犯・住宅侵入窃盗などを分けて確認する。
大切なのは、区の評判ではなく、実際に住む町丁と物件周辺の環境を見極めることだ。
【足立区の治安】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:足立区の治安は東京23区で何位ですか?
A1:2025年の刑法犯認知件数では、足立区は23区で2番目に多い区です。ただし、人口1,000人あたりでは6.56件で、多い順に11番目です。比較する指標によって順位が異なります。
Q2:足立区で犯罪件数が多い地域はどこですか?
A2:2025年の町丁別データでは、千住旭町が165件、西新井栄町一丁目が152件、千住二丁目が106件でした。いずれも駅に近い町丁です。
Q3:北千住は治安が悪いのでしょうか?
A3:北千住駅周辺の集計対象11町丁では、2025年に487件の犯罪が認知されています。ただし、自転車盗や万引きなども含まれ、駅前と住宅街では状況が異なります。地域全体を一律に危険と判断することはできません。
Q4:足立区で最も注意したい犯罪は何ですか?
A4:2025年は自転車盗が1,311件で、刑法犯全体の28.4%を占めました。また、詐欺は376件で前年から108件増加しています。2026年は特殊詐欺の被害額にも警戒が必要です。
Q5:足立区は以前より治安が良くなっていますか?
A5:長期的には改善しています。2001年の16,843件から2021年には3,212件まで減少しました。ただし、2022年以降は4年連続で増加しており、最近の動向には注意が必要です。
Q6:足立区に引っ越す場合、どのような防犯対策が必要ですか?
A6:自転車の二重ロック、玄関や窓の補助錠、夜間の帰宅経路の確認などが基本です。物件周辺の町丁別犯罪件数や防犯設備も確認しておくと安心です。
まとめ:足立区の治安は地域差と最新データで判断する
足立区の2025年刑法犯認知件数は4,617件で、前年比175件増加した。23区内では2番目に多いものの、人口10万人あたりに換算すると約656件で、人口あたりの順位は11番目となる。
犯罪の内訳を見ると、自転車盗が1,311件と最も多く、詐欺や暴行なども前年から増加している。2026年は上半期の認知件数が前年同期を上回り、特殊詐欺の被害額も大きくなっていることから、引き続き防犯意識が求められる。
一方、北千住・綾瀬・西新井・竹の塚では、町丁によって犯罪の発生状況が異なる。駅前の商業地域と住宅街を同じ基準で評価することはできない。
足立区の治安を正しく判断するには、過去の評判や区全体のランキングではなく、最新の犯罪件数、罪種別の内訳、人口あたりの数値、物件周辺の環境を組み合わせて考えることが重要だ。
2026年以降も警視庁による月次データの更新が続くため、住まい選びでは最新の公表情報を確認しながら、自分の生活動線に合った地域を選びたい。