【いつかまた逢えるの作品情報】1995年の放送期間・全12話を確認

目次

作品の基本データ

いつかまた逢える

『いつかまた逢える』は、フジテレビが制作したオリジナルの恋愛ドラマです。1995年7月から9月にかけて、月曜21時の月9枠で放送されました。

放送ライブラリーの番組IDは010895。同ライブラリーの記録には、全12回の放送期間と、第1回の番組概要、出演者、スタッフが掲載されています。

項目 内容
作品名 いつかまた逢える
放送局 フジテレビ系列
放送開始 1995年7月3日
最終回 1995年9月18日
放送枠 毎週月曜日21時・月9
話数 全12話
主演 福山雅治
脚本 水橋文美江
音楽 日向敏文
主題歌 サザンオールスターズ
演出 永山耕三、澤田鎌作、中江功
プロデューサー 大多亮、小岩井宏悦

なぜ全12話なのか?放送期間の注意点

インターネット上には、話数が11話と記載されたデータベースも見られます。しかし、放送ライブラリーとフジテレビ関連の番組情報は、いずれも全12話としています。

最終回は1995年9月18日放送の第12話で、サブタイトルは「あなただけを」です。

第11話「君を信じたい!」で終わった作品ではありません。最終話まで見ることで、伸一、つゆ美、荒木の関係に決着がつきます。

【全12話のあらすじ】片思いから始まる恋愛模様を時系列で紹介

物語の舞台は東京。島根県出身の男女が再会し、かつての友情や恋心が少しずつ変化していきます。

中心となるのは、紺野伸一、城崎つゆ美、荒木勝利の三角関係。そして、中田乾三と今中純子の恋愛模様です。

第1話「忘れていた想い」

紺野伸一は、小さな編集プロダクションで働く青年。一流商社に勤める荒木勝利、紳士服店で働く中田乾三とは高校時代からの親友です。

ある日、伸一は荒木の代理として見合いを断りに行きます。そこで出会った女性が、高校時代にひそかに思いを寄せていた後輩の城崎つゆ美でした。

同窓会で再会したつゆ美は、伸一ではなく荒木に視線を向けます。

一方、乾三は高校時代とは見違えるほど大人びた純子に惹かれ始めます。

第2話「それが恋の始まり」

乾三は、純子に対する自分の行動を気にして、キャンプに誘おうとします。

つゆ美は荒木との食事を楽しみにしていましたが、荒木が会社の部下を連れてきたため、不満を募らせます。

その後、荒木からキャンプの誘いが入り、伸一たちも一緒に出かけることに。

高校時代の思い出を共有するつゆ美と荒木ですが、当時の記憶には温度差がありました。

第3話「思いがけない告白」

乾三は純子への思いを募らせ、つゆ美も荒木からの連絡を待ち続けます。

伸一は二人の相談相手となり、つゆ美の気持ちを知ったうえで荒木に連絡するよう勧めます。

荒木もつゆ美をどう扱うべきか悩みながら、デートの約束をします。

伸一は好きな女性の恋を応援するという、複雑な立場に置かれていきます。

第4話「君を忘れるために」

乾三は純子との関係に可能性があるのか、伸一に相談します。

一方、伸一は純子から向けられた好意を意識し始めます。

純子のディレクター昇進を祝う集まりでは、仲間たちの関係にも変化が見え始めます。

荒木は乾三に対し、純子が本当に好きなのは伸一なのではないかと伝えます。

第5話「ずっと好きだった」

伸一に、シンガポールでの新規プロジェクトに参加する転職話が持ち上がります。

伸一はつゆ美に相談しますが、純子にはまだ話していません。

純子は、伸一が自分と付き合うと言った真意を理解できず、二人の関係はぎこちないものになります。

さらに、転職の話に荒木が関係していることも分かり、伸一の仕事と友情にも新たな問題が生じます。

第6話「想い出にさよなら」

伸一はつゆ美に、高校時代から好きだったことを打ち明けます。

仕事にも前向きになり、副編集長への昇進を受け入れる伸一。

一方、つゆ美の態度はどこかぎこちなく、伸一との距離にも変化が生まれます。

純子は二人の関係が気になり、伸一も純子との付き合い方に迷います。

第7話「遅れてきた恋人」

つゆ美は荒木と一緒に島根へ帰ることを楽しみにしていましたが、荒木との約束は果たされません。

伸一がつゆ美を気にかけていることに、純子も気づいています。

また、乾三と山科明美の間には、妊娠という大きな出来事が起こります。

それぞれの恋愛が、単なる片思いでは済まない段階へと進んでいきます。

第8話「俺の叫びを聞け!」

つゆ美は荒木のことを忘れようとしますが、留守番電話に残されたメッセージをきっかけに、再び彼を意識します。

荒木もまた、つゆ美への好意を口にします。

伸一は荒木と向き合いながらも、自分の本当の気持ちを簡単には明かせません。

乾三からつゆ美への思いを尋ねられても、妹のような存在だと答えます。

第9話「君だけにこの歌を」

荒木のもとへ向かおうとするつゆ美を、伸一は思わず抱きしめて引き止めます。

伸一の気持ちは、もはや高校時代の淡い片思いではありません。

純子も伸一の心がつゆ美へ向かっていることを感じています。

伸一はつゆ美を縁日に誘いますが、彼女からは、もう会わないほうがいいという意思を示されます。

第10話「誰にも渡さない!」

伸一がつゆ美に自分のところへ来るよう伝えたことを知り、荒木は激しく反応します。

つゆ美は、送り主の名前がない誕生日プレゼントを荒木からのものだと察し、心を揺らします。

一方、純子は伸一の気持ちが自分から離れていることを感じながらも、彼との関係を簡単には終わらせられません。

三人の恋愛関係が、いよいよ決定的な局面を迎えます。

第11話「君を信じたい!」

つゆ美は伸一に、荒木とはもう会わないと約束します。

さらに純子にも、伸一への気持ちを伝えます。しかし、純子との関係は一筋縄ではいきません。

荒木は仕事上の問題を抱え、会社を辞めて故郷に帰ることを考えます。

伸一にとって、親友の荒木をどう受け止めるかも大きな課題となります。

第12話「いつかまた逢える・あなただけを」

最終回・ネタバレあり

伸一は、つゆ美の心にまだ荒木が残っていることを感じながらも、一緒に暮らそうと提案します。つゆ美はいったん、その提案を受け入れます。

しかし、故郷の島根へ帰ることになった荒木と再び向き合ったことで、つゆ美の気持ちは揺れ動きます。

つゆ美は伸一に書き置きを残し、島根へ向かいます。伸一も彼女を追いかけ、故郷で二人は再び向き合うことになります。

最後に伸一が選ぶのは、自分の恋を成就させることではなく、つゆ美の気持ちを尊重することでした。

空港でつゆ美を待つという選択をした伸一ですが、最終的には別れの手紙を残し、一人で東京へ帰ります。

手紙に記された「いつかまた逢おうな」という思いが、作品タイトルと重なります。

一年後の後日談では、荒木が東京で新しい仕事に就いた姿も描かれます。

この結末の切なさは、好きな人と一緒になることだけが恋愛の幸福ではないという、作品のテーマを強く印象づけています。

【いつかまた逢えるのキャスト・相関図】福山雅治ら主要5人の関係

このドラマの魅力は、主人公とヒロインだけでなく、友人たちの恋愛も並行して描かれていることです。

主要人物5人の関係を整理すると、物語の構造が分かりやすくなります。

主要キャスト・人物相関一覧

俳優 役名 人物・関係性 福山雅治 紺野伸一 主人公。つゆ美に高校時代から思いを寄せる編集者 桜井幸子 城崎つゆ美 伸一の高校の後輩。長く荒木に思いを寄せる 椎名桔平 荒木勝利 伸一と乾三の親友。商社勤務で、つゆ美の憧れの相手 今田耕司 中田乾三 伸一と荒木の高校時代からの友人。純子に惹かれる 大塚寧々 今中純子 ラジオ局勤務。伸一に好意を寄せる 西田尚美 山科明美 乾三と関係を深める女性 高島礼子 大沢恵子 主要人物を取り巻く大人の女性 小林千香子 森下美智子 出演人物の一人

恋愛相関図を文章で整理



主人公
紺野伸一(福山雅治)
高校時代からつゆ美が好き



片思い


城崎つゆ美(桜井幸子)
荒木への思いを断ち切れない



長年の憧れ・恋愛感情


荒木勝利(椎名桔平)
伸一の親友・つゆ美の思い人


今中純子(大塚寧々)
伸一に惹かれる





中田乾三(今田耕司)
純子にアプローチする友人

※人物間の恋愛感情を整理した概念図です。矢印は恋愛感情の方向を表しています。

キャストの組み合わせが生み出す見どころ

福山雅治が演じる伸一は、好きな女性に対して積極的になれず、親友との関係も壊したくない青年です。

桜井幸子が演じるつゆ美は、長く思い続けてきた相手と、目の前で自分を大切にしてくれる相手との間で揺れます。

椎名桔平演じる荒木は、仕事ではエリートでありながら、恋愛では必ずしも余裕のある人物ではありません。

今田耕司と大塚寧々の組み合わせも重要です。二人の関係が、伸一とつゆ美の切ない恋愛に対して、別の角度から人間関係の難しさを見せています。

なお、放送ライブラリーの記録には高島礼子、西田尚美、沖田浩之、大杉漣らの名前もあります。主要5人だけでなく、脇を固める俳優陣も見逃せません。

【主題歌を徹底解説】サザンオールスターズ「あなただけを ~Summer Heartbreak~」



「」
1995年7月17日発売・シングル
作詞・作曲:桑田佳祐
収録時間:5分14秒

本作の主題歌は、サザンオールスターズの「あなただけを ~Summer Heartbreak~」です。

サザンオールスターズの公式ディスコグラフィーによると、シングルの発売日は1995年7月17日。ドラマの放送期間中にリリースされた楽曲です。

作詞・作曲は桑田佳祐。公式の楽曲情報には、編曲がSouthern All Stars、管編曲補が山本拓夫と記録されています。

ドラマと楽曲の共通点は「夏の恋」と「別れ」

この曲の印象的な特徴は、夏の恋愛を美しい思い出として振り返るような、甘さと切なさが同居する世界観です。

楽曲には、過ぎ去った夏、忘れられない恋、もう一度相手を見つめてほしいという感情が描かれています。

ドラマの伸一も、つゆ美との関係を通して、好きな人を思い続けることの苦しさと、相手を尊重することの難しさを経験します。

つまり、楽曲とドラマには共通する感情の軸があります。

単に人気アーティストの楽曲を起用しただけではなく、作品の夏らしさや恋愛の余韻を強める役割を果たしているのです。

主題歌の発売日と放送開始日を比較

出来事 日付
ドラマ第1話放送 1995年7月3日
主題歌シングル発売 1995年7月17日
ドラマ最終回 1995年9月18日

【ロケ地を調査】豊海橋・永代橋・島根県の宍道湖周辺

『いつかまた逢える』を振り返る際、印象的なのが東京の橋と、主人公たちの故郷である島根の風景です。

全国ロケ地ガイドには、作品に関連する撮影場所として、東京都内の橋やマンション、島根県の施設が掲載されています。

代表的なロケ地一覧

ロケ地 所在地 作品との関連
豊海橋 東京都中央区新川1丁目 たびたび登場する白い橋
永代橋 東京都江東区永代1丁目 印象的な青い橋
紺野伸一の住むマンション 東京都江東区牡丹2丁目付近 伸一の生活の舞台
宍道湖グリーンパーク 島根県出雲市園町 最終回の湖の場面の候補地

豊海橋と永代橋は東京編の象徴

豊海橋は日本橋川に架かる橋で、全国ロケ地ガイドではドラマに何度も登場する白い橋として紹介されています。

永代橋は隅田川に架かる橋です。こちらも作品内で印象的な場所として記録されています。

橋という場所は、登場人物が立ち止まり、考え、相手と向き合う場面に適しています。

本作では、東京の街並みが単なる背景ではなく、登場人物の孤独や距離感を表現する舞台になっています。

最終回の島根編と宍道湖

物語の終盤では、舞台が主人公たちの故郷である島根へ移ります。

全国ロケ地ガイドは、島根県出雲市の宍道湖グリーンパークを、最終回の湖の場面に関係する場所として挙げています。ただし、同サイトでも該当シーンの撮影場所には疑問符が付けられており、確定した撮影地として扱うことはできません。

また、つゆ美が乗る列車については、特急「やくも」と紹介されています。

東京で始まった恋愛模様が故郷へ戻る展開は、作品のタイトルに込められた再会への思いとも重なります。

【プロの結論】30年後も『いつかまた逢える』が語り継がれる理由

2026年から振り返ると、本作の価値は福山雅治の初主演作という記念碑的な位置づけだけではありません。

特に注目したいのは、恋愛を単純な勝ち負けで描いていない点です。

1. 主人公が必ずしも恋愛の勝者にならない

伸一は長年好きだったつゆ美と再会し、最後には一緒に暮らす可能性まで手にします。

それでも、相手の気持ちが完全に自分に向いているわけではないことを理解します。

自分の幸せだけを優先するのではなく、相手の気持ちを考えて別れを選ぶ。この決断が、最終回の印象を強くしています。

2. 友情と恋愛が切り離せない

伸一、荒木、乾三は高校時代からの親友です。

その友情の中に恋愛感情が入り込むことで、単純な三角関係では終わらない人間関係が生まれます。

誰かを好きになることと、友人を大切にすることは、必ずしも両立するとは限りません。

この葛藤が、作品に現実味を与えています。

3. 1995年の恋愛ドラマならではのコミュニケーション

劇中では、電話や留守番電話を通じた連絡が重要な役割を果たします。

相手の気持ちをすぐに確かめられず、返事を待つ時間がある。伝えたいことがあっても、適切なタイミングを逃してしまう。

2026年のメッセージアプリやSNSを中心としたコミュニケーションとは異なる、1990年代の恋愛の距離感が表現されています。

その時代背景を踏まえて見ると、登場人物たちのすれ違いも、単なる不器用さではなく作品を構成する重要な要素として理解できます。

こんな人におすすめしたい作品

- 福山雅治の若い時代の演技を見たい人
- 桜井幸子や椎名桔平ら1990年代の俳優陣が好きな人
- 片思いや三角関係を描いた恋愛ドラマが好きな人
- ハッピーエンドだけではない恋愛作品を楽しみたい人
- 1990年代の東京の街並みや生活文化に興味がある人

反対に、登場人物全員が納得する明快なハッピーエンドを求める人には、最終回が苦く感じられるかもしれません。

作品を評価する際には、恋愛の成就だけでなく、登場人物がどのような選択をしたのかにも注目すると、より深く楽しめます。

【いつかまた逢えるのあらすじ・キャスト】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:『いつかまた逢える』は何年に放送されたドラマですか?

A1:1995年7月3日から9月18日まで、フジテレビ系列の月9枠で放送されました。

Q2:『いつかまた逢える』は全何話ですか?

A2:全12話です。最終回は1995年9月18日放送の第12話「あなただけを」です。

Q3:福山雅治が演じた役は誰ですか?

A3:主人公の紺野伸一です。島根県出身で、編集プロダクションに勤める青年です。

Q4:桜井幸子が演じた役は誰ですか?

A4:城崎つゆ美です。伸一の高校時代の後輩で、荒木勝利に思いを寄せています。

Q5:『いつかまた逢える』の主題歌は何ですか?

A5:サザンオールスターズの「あなただけを ~Summer Heartbreak~」です。1995年7月17日に発売されました。

Q6:最終回で伸一とつゆ美は結ばれますか?

A6:二人は最終的に一緒になる道を選びません。伸一はつゆ美の気持ちを尊重し、別れの手紙を残して東京へ帰ります。

Q7:『いつかまた逢える』のロケ地はどこですか?

A7:東京都の豊海橋や永代橋、江東区のマンション、島根県出雲市の宍道湖グリーンパークなどが関連する場所として紹介されています。ただし、湖の場面の撮影場所は確定情報ではありません。

まとめ:『いつかまた逢える』は1995年の月9を代表する切ない恋愛ドラマ

『いつかまた逢える』は、1995年7月3日から9月18日までフジテレビ系で放送された、福山雅治主演の全12話の恋愛ドラマです。

桜井幸子、椎名桔平、今田耕司、大塚寧々らが演じる人物の恋愛と友情が交差し、主人公・紺野伸一の片思いを軸に物語が展開します。

主題歌のサザンオールスターズ「あなただけを ~Summer Heartbreak~」は、夏の恋と別れの余韻を印象づける楽曲です。豊海橋や永代橋、島根の風景も、作品の世界観を支えています。

そして、最終回で描かれるのは、好きな人を思い続けながらも、その人の幸せを願って別れを選ぶ伸一の姿です。

放送から30年以上が経過した2026年でも、この作品が持つ恋愛の切なさや人間関係のリアリティは色あせていません。単なる懐かしい月9作品としてではなく、恋愛と友情、そして別れの意味を考えさせるドラマとして、改めて注目したい一作です。