【2026年最新】門脇麦の映画出演作は?『ゴースト・オブ・ウエノ』と『パリに咲くエトワール』
2026年の門脇麦は、実写映画とアニメーション映画という異なる表現領域で注目されている。
『ゴースト・オブ・ウエノ』では主演・サツキ役

- 出演:門脇麦
- 役名:サツキ
- 監督:ワン・チイ
- 共演:竹中直人
- 上映時間:92分
- 配給:NAKACHIKA
本作は、東京・上野公園を舞台に、失踪や孤独、社会から見えにくい人々のつながりを描くヒューマンミステリー。日本・中国・韓国の合作映画として制作された。
門脇が演じるサツキは、上野で働くソーシャルワーカー。公園で暮らしていた身元不明の男性「ゴージョー」が亡くなり、彼が残した日記を手がかりに、その正体を探し始める。
捜索を手伝うのは、妻を亡くして公園で暮らすトシ(竹中直人)。ホームレスの人々のネットワークをたどるうちに、男性が自ら家族との縁を切っていた過去や、ある女性の存在が浮かび上がる。さらに、その真相はサツキ自身の人生にも影響を及ぼしていく。
監督・脚本のワン・チイに加え、『スモーク』『ジョイ・ラック・クラブ』で知られるウェイン・ワンが共同脚本・企画に参加している点も見逃せない。社会問題を扱いながら、ひとりの人間の人生をミステリーとして追う構成が特徴だ。
門脇麦の主演映画として、人物の内面を丁寧に追う演技を見たい人におすすめしたい一本である。
『パリに咲くエトワール』ではオルガ役の声を担当
- 出演形態:声の出演
- 役名:オルガ
- 監督:谷口悟朗
- 脚本:吉田玲子
- 配給:松竹
こちらは20世紀初頭のパリを舞台に、日本からやってきた少女たちがそれぞれの夢を追う劇場アニメーション作品だ。
門脇が声を担当するオルガは、青年ルスランの母親。ロシア出身の元バレリーナで、現在はキャバレーの踊り子として生計を立てている人物だ。
バレエを学びたい千鶴に教えてほしいと頼まれることから、物語に関わっていく。過去にバレリーナとして活動していた経験を持ち、現在は別の環境で暮らすという設定が、キャラクターの背景に奥行きを与えている。
主人公のフジコを當真あみ、千鶴を嵐莉菜、ルスランを早乙女太一が担当。近藤勝也がキャラクター原案を手がけ、アルボアニメーションが制作を担当した。
門脇麦の映画出演作を調べる際には、実写の出演と声の出演を区別することが大切だ。本作の門脇は画面に登場する俳優としてではなく、オルガというキャラクターに声で命を吹き込んでいる。
実写作品での繊細な表情の演技とは違う、声だけで人物の雰囲気を伝える仕事に注目したい。
【門脇麦の映画出演作一覧】歴代作品を公開年・役名別に整理
門脇麦の映画出演歴は2013年の初期作品から2026年の最新作まで続いている。映画.comやシネマトゥデイなどの作品データを基に、劇場公開年を基準として代表的な作品を整理した。
主要映画の出演歴・役柄一覧
公開年・役名は映画.com、シネマトゥデイ、作品公式情報などを照合。出演形態や作品ジャンルは作品の主要な特徴を簡潔に整理したもの。
2013年から2026年までの歴代出演作
上記の主要作品以外にも、門脇麦は幅広いジャンルの映画に出演してきた。公開年順にたどると、次のようになる。
- 2026年:『ゴースト・オブ・ウエノ』『パリに咲くエトワール』
- 2025年:『白の花実』『金髪』
- 2024年:『オールド・フォックス 11歳の選択』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』
- 2023年:『ほつれる』『渇水』
- 2022年:『天間荘の三姉妹』
- 2021年:『あのこは貴族』『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』『浅草キッド』『あなたの番です 劇場版』
- 2020年:『ATEOTD』
- 2019年:『さよならくちびる』『サムライマラソン』『チワワちゃん』
- 2018年:『ここは退屈迎えに来て』『止められるか、俺たちを』『サニー/32』
- 2017年:『花筐/HANAGATAMI』『KOKORO』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『世界は今日から君のもの』『こどもつかい』『彼らが本気で編むときは、』
- 2016年:『二重生活』『太陽』『オオカミ少女と黒王子』『14の夜』
- 2015年:『アゲイン 28年目の甲子園』『合葬』
- 2014年:『愛の渦』『闇金ウシジマくん Part2』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』
- 2013年:『インターミッション』『スクールガール・コンプレックス~放送部篇~』『若手映画作家育成プロジェクト2012』
この一覧には短編・配信映画やオムニバス作品も含まれる。映画としての公開年と製作年が異なる場合があるため、作品データを調べるときは公開日を基準にすると混乱しにくい。
また、テレビドラマの映画版、配信オリジナル作品、短編映画なども含めると出演歴はさらに広がる。門脇麦の映像作品全体を調べる場合は、映画とドラマの出演記録を分けて確認するのがおすすめだ。
【門脇麦の主演映画・代表作】まず見るべき5作品
門脇麦の代表作を選ぶときは、単純な出演本数や知名度だけでなく、本人が物語の中心を担っているか、役柄の変化が大きいか、映画賞などで評価されたかという視点が役立つ。
1. 『二重生活』|初の映画単独主演作
2016年6月25日公開・126分
- 主演:門脇麦
- 役名:白石珠
- 共演:長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー
- 監督:岸善幸
門脇麦にとって映画単独初主演作として知られる作品。小池真理子の同名小説を原作としている。
主人公の白石珠は、哲学を学ぶ大学院生。担当教授の提案を受け、論文の題材として見知らぬ他人を尾行する「哲学的尾行」を実践する。
観察する側だった珠が、他人の生活に入り込むうちに自分自身の感情まで揺さぶられていく展開が見どころだ。
長谷川博己や菅田将暉との関係性も物語に緊張感を生み出している。門脇麦の内面表現や心理的な演技をじっくり見たい人に向いている。
2. 『あのこは貴族』|女性の生き方を繊細に表現
2021年2月26日公開
- 主演:門脇麦
- 役名:榛原華子
- 共演:水原希子、高良健吾、石橋静河
- 監督:岨手由貴子
東京の裕福な家庭に生まれた華子と、地方から上京して自力で人生を切り開こうとする美紀。異なる環境で育った二人の女性の人生が交差する物語だ。
門脇が演じる華子は、恵まれた環境にいながらも、結婚や家柄、周囲の期待によって人生の選択肢を狭められている人物。
この作品の面白さは、華子を単純な「恵まれた女性」として描かないところにある。経済的な豊かさと、本人が感じる生きづらさは必ずしも一致しない。
水原希子が演じる美紀との対比を通じて、社会階層や女性の自立、幸せの基準を考えさせられる。
映画公式サイトでは、門脇自身も家柄や出身校、職業によって人生に線引きをしてしまう感覚についてコメントしている。役柄への理解と作品のテーマが結びついた代表作だ。
3. 『ほつれる』|抑制された感情表現が光る主演作
2023年9月8日公開・84分
- 主演:門脇麦
- 役名:綿子
- 共演:田村健太郎、黒木華、染谷将太
- 監督・脚本:加藤拓也
夫との関係が冷え切った綿子は、友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会っている。ところが、ある出来事を境に、日常の歯車が少しずつ狂い始める。
本作の特徴は、大きな事件や派手な展開よりも、人物の感情の変化を丁寧に見つめていることだ。
綿子は何を考え、何を失い、どこへ向かおうとしているのか。説明的なセリフだけに頼らず、表情や沈黙、他人との距離感で感情を伝える門脇の演技が作品の中心にある。
『二重生活』と並べて見ると、同じ心理描写を軸にした作品でも、人物へのアプローチが違うことを感じられる。
4. 『止められるか、俺たちを』|映画賞で評価された代表作
2018年10月13日公開・119分
- 役名:吉積めぐみ
- 共演:井浦新、山本浩司
- 監督:白石和彌
1969年の若松プロダクションを舞台に、映画制作に夢を抱いて飛び込んだ少女・吉積めぐみの視点から、当時の映画人たちの生き方を描く。
門脇が演じるめぐみは、若松プロダクションの助監督として映画制作の現場に身を置く人物。実在の映画人たちを背景にした作品であり、映画そのものへの情熱や葛藤が物語の軸となる。
この作品で門脇は、第61回ブルーリボン賞の主演女優賞を受賞した。映画界からの評価を知るうえでも、重要な出演作である。
5. 『愛の渦』|初期のキャリアを語るうえで欠かせない作品
2014年3月1日公開・123分
- 役名:女子大生
- 共演:池松壮亮、滝藤賢一、窪塚洋介
- 監督・脚本:三浦大輔
マンションの一室に集まった男女が、欲望や本音をさらけ出していく群像劇。社会的な立場や普段の人間関係から離れた場所で、人間の本質が浮き彫りになる。
門脇が演じるのは女子大生。作品内では固有名ではなく、役名も女子大生としてクレジットされている。
大胆なテーマを扱った作品だが、単なる刺激的な描写にとどまらず、他人との距離感や人間の心理を描く点に特徴がある。門脇の初期の映画キャリアを知るうえで外せない一本だ。
2014年の第88回キネマ旬報ベスト・テンでは、『愛の渦』『闇金ウシジマくん Part2』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』などの出演作が評価され、門脇は新人女優賞を受賞している。
【2025年の出演作】『白の花実』と『金髪』で見せた異なる役柄
2026年の最新作を追うなら、その直前の2025年の出演作も押さえておきたい。
『白の花実』では澤井先生役
2025年12月26日公開
- 役名:澤井先生
- 監督:坂本悠花里
- 出演:美絽、池端杏慈、蒼戸虹子、河井青葉、伊藤歩ほか
全寮制の女子高校を舞台に、突然亡くなったルームメイトが残した日記をきっかけとして、少女たちの心が揺れ動く姿を描いた作品。
門脇が演じるのは澤井先生。少女たちを取り巻く学校という環境の中で、物語を支える役柄だ。
坂本悠花里監督の長編デビュー作で、第73回サン・セバスティアン国際映画祭のNew Directors部門にも招待された。
若い出演者たちが中心となる作品の中で、門脇がどのように物語に関わるのかに注目したい。
『金髪』では主人公の恋人・赤坂役
2025年11月21日公開・103分
- 役名:赤坂
- 主演:岩田剛典
- 共演:白鳥玉季、山田真歩、田村健太郎、内田慈
- 監督・脚本:坂下雄一郎
中学校教師の市川が担任するクラスの生徒たちが、校則に抗議するため一斉に金髪にして登校する。いわゆる「金髪デモ」が学校や教育委員会、メディアを巻き込む騒動へと発展するコメディドラマだ。
門脇が演じる赤坂は、市川の恋人。仕事の愚痴を聞きながらも、彼の未熟さに疑問を抱く複雑な立場の女性である。
ここで注意したいのは、検索されやすい「門脇麦の金髪」という言葉の意味だ。
映画のタイトルや物語の中心となる金髪デモから、門脇自身が金髪姿で出演していると誤解されることがある。しかし、作品情報で確認できる門脇の役名は赤坂。金髪にする生徒たちと、主人公の恋人という立場は別々の設定だ。
本作では、門脇は恋人として市川に率直な言葉を投げかける役割を担う。主演作とは異なる、物語を支える立場での存在感を楽しめる。
【門脇麦の映画の選び方】声の出演から心理ドラマまで、今見るべき一本は?
門脇麦の映画を初めて見る人は、作品の公開年だけでなく、どのような役柄を演じているかで選ぶと、自分の好みに合う作品を見つけやすい。
映画のジャンル別おすすめ
社会問題や現実の人間関係に興味がある人
『ゴースト・オブ・ウエノ』がおすすめ。孤独や失踪、社会から見えにくい人々の生活を背景に、人間同士のつながりを考えさせる作品だ。
女性の生き方や社会的な立場を考えたい人
『あのこは貴族』が向いている。異なる環境で育った二人の女性の人生を通じて、家柄や経済力だけでは測れない幸福を描く。
俳優としての演技力をじっくり見たい人
『ほつれる』と『二重生活』をおすすめしたい。どちらも登場人物の心理に深く踏み込む作品で、門脇の表情や間の取り方を楽しめる。
アニメーション作品が好きな人
『パリに咲くエトワール』が候補になる。門脇の声の出演を通じて、実写映画とは異なる表現を楽しめる。
映画の歴史や制作現場に興味がある人
『止められるか、俺たちを』がよい。若松プロダクションを舞台にした映画人たちの青春を描いており、映画制作の熱量を感じられる。
代表作を選ぶ際の評価ポイント
| 見るポイント | 注目作品 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 主演としての存在感 | 二重生活 | 初の単独主演作 |
| 社会的テーマ | あのこは貴族 | 階層と女性の自立 |
| 心理描写 | ほつれる | 繊細な内面表現 |
| 映画界からの評価 | 止められるか、俺たちを | ブルーリボン賞主演女優賞 |
| 初期の代表作 | 愛の渦 | キネマ旬報新人女優賞につながった出演作 |
| 最新の主演作 | ゴースト・オブ・ウエノ | 2026年の主演映画 |
| 声の表現 | パリに咲くエトワール | オルガ役の声を担当 |
なお、作品のテンポを重視し、アクションや明快な娯楽性を求める人には、『ほつれる』や『二重生活』のような内面描写中心の作品は好みが分かれる可能性がある。作品のテーマや雰囲気を事前に確認して選ぶとよい。
【よくある質問】門脇麦の映画に関するFAQ
Q1:門脇麦の2026年最新映画は何ですか?
A1:2026年公開作には、8月8日公開の『ゴースト・オブ・ウエノ』と3月13日公開の『パリに咲くエトワール』がある。前者では主演のサツキ、後者ではオルガ役の声を担当している。
Q2:門脇麦の代表的な主演映画は何ですか?
A2:『二重生活』『あのこは貴族』『ほつれる』『ゴースト・オブ・ウエノ』などが挙げられる。また、『さよならくちびる』では小松菜奈とのダブル主演を務めている。
Q3:門脇麦は映画で声優もしていますか?
A3:はい。2026年公開の劇場アニメ『パリに咲くエトワール』でオルガ役の声を担当している。また、2021年のNHK Eテレ番組『世界を変えた女の子』のココ・シャネル編でも声の出演をしている。ただし、後者は映画ではなくテレビ番組だ。
まとめ:門脇麦の映画は2026年の最新作から初期の代表作まで幅広く楽しめる
門脇麦の映画出演歴を振り返ると、初期の『愛の渦』から『二重生活』『あのこは貴族』『ほつれる』、そして2026年の『ゴースト・オブ・ウエノ』まで、作品ごとに異なる人物像を表現してきたことが分かる。
2026年は、実写映画の主演と劇場アニメーションの声の出演という二つの活動が特に注目される。サツキ役では社会の中で生きる人々のつながりを探り、オルガ役では声によって異国の地で生きる元バレリーナを表現している。
初めて門脇麦の映画を見るなら、幅広い人におすすめできる『あのこは貴族』から始めるのもよい。演技の奥深さを味わいたい人には『二重生活』や『ほつれる』、2026年の新しい主演作を見たい人には『ゴースト・オブ・ウエノ』がおすすめだ。
出演作の数だけでなく、役柄や出演形態の違いに注目すると、門脇麦という俳優の魅力はさらに深く見えてくる。2026年以降も、実写と声の表現の両面で、どのような人物を演じていくのか期待したい。