【4】ALLISON BROWNの売上金は保護馬支援へ?仕組みと活動内容

目次

ALLISON BROWNを一般的な芸能人プロデュースブランドと区別する大きな要素が、保護馬支援とのつながりです。

【検証資料 1】紗栄子ブランドの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

公式通販の「ALLISON BROWNの商品に関して」という案内では、運営元のThink FUTURE株式会社がNASU FARM VILLAGEを通じて保護馬などの支援活動を行っていると説明されています。

さらに、ALLISON BROWNでは、オリジナル商品だけでなくセレクト商品も含め、全商品の売上金額の一部を保護馬などの支援活動に充てると明記しています。

売上金から支援につながる仕組み

紗栄子ブランド



① ALLISON BROWNで商品を購入

洋服・バッグ・アクセサリー・セレクト商品など





② 売上金額の一部を支援活動に充当

公式案内に記載された支援の仕組み





③ NASU FARM VILLAGEを通じた保護馬支援

馬たちの飼育・治療など、保護活動を支える

ここで注意したいのは、公式発表が「売上金額の一部」と表現していることです。

商品価格の全額が寄付されるわけではありません。また、商品ごとの支援率や、購入金額に対して何円が支援に回るのかという具体的な割合も、確認できる公式案内には記載されていません。

そのため、1万円の商品を購入したら一定額が必ず寄付される、といった計算はできません。支援の仕組み自体は明確に案内されていますが、金額の内訳は別の情報として考える必要があります。

NASU FARM VILLAGEとはどんな牧場?

紗栄子ブランド

は、栃木県大田原市にある観光牧場です。

紗栄子さんは2020年、牧場の運営に携わるため、生活の拠点を栃木県大田原市へ移すことを報告しました。牧場名も、それまでのアイランドホースリゾート那須からNASU FARM VILLAGEへ変更され、Think FUTURE株式会社が運営に関わる体制となりました。

牧場が目指しているのは、怪我や高齢などの事情で行き場を失った馬たちに、もう一度安心して暮らせる環境を提供することです。

2026年3月9日付の公式ジャーナルでは、保護した馬たちがそれぞれに合った生活を送り、ホースセラピーやトレッキングなどを通じて人と関わる取り組みが紹介されています。

公式サイトの掲載情報では、牧場には14頭の保護馬が暮らしています。

保護馬支援の具体的な活動

紗栄子ブランド

NASU FARM VILLAGEの活動は、馬を引き取って保護するだけではありません。保護した馬が安心して暮らし、人との関わりを取り戻せる環境づくりも含まれています。


1.保護と飼育環境の確保

怪我や年齢などを理由に行き場を失った馬を引き取り、安心して過ごせる場所を提供します。


2.治療や日常的なケア

保護馬たちの健康状態に応じた治療や飼育を行い、継続的に生活を支えます。


3.ホースセラピー

馬との触れ合いを通して、人と馬が新しい関係を築く機会を提供します。


4.ホーストレッキング

馬と人が一緒に自然の中を歩く体験を通じて、保護馬の新しい活躍の場をつくります。

牧場ではレストランやカフェ、トラクターツアー、オリジナルグッズの販売なども行っています。こうした観光・体験事業を通じて収益を生み出し、保護活動を継続する仕組みを整えています。

2026年3月の公式ジャーナルでも、商品の購入やレストランの利用が保護馬・保護犬・保護猫の支援につながると説明されています。寄付金については、馬や犬、猫たちの治療費などに活用するとしています。

なぜ紗栄子はファッションと動物支援を結び付けるのか

この取り組みの背景には、支援活動を一時的な善意に頼るだけでなく、経済的に継続できる事業にしたいという考えがあります。

2026年に掲載されたインタビューで、紗栄子さんは牧場運営について、カフェやアクティビティ、オリジナルグッズの売上をつくり、その利益の一部を支援活動費に充てる考え方を説明しています。

保護活動には、日々の餌代、施設の維持費、人件費、医療費など継続的な支出が発生します。寄付だけに頼る仕組みでは、支援する側の負担が大きくなり、長期的な運営が難しくなる可能性があります。

そこで、牧場そのものを観光事業として運営し、商品販売や飲食、体験プログラムによって収益を生み出す。そこから支援活動へ資金を回すという事業モデルが採用されています。

ALLISON BROWNも、この仕組みと接続するブランドの一つです。ファッションを楽しむことと動物支援を切り離さず、日常的な消費活動の中に社会貢献の接点をつくっている点に特徴があります。

【5】紗栄子のブランドを徹底比較!my apparel・ALLISON BROWN・Think FUTUREの関係

ここまで登場した名前を整理すると、紗栄子さんの活動には、ブランド、運営会社、支援団体、牧場という複数の主体が関わっています。

それぞれを同じものとして扱うと、売上金の支援先や事業の目的を誤解しやすくなります。

関係性・役割の比較表

エンティティ 主な役割・内容 時期・現状
紗栄子 モデル・タレント、ブランドプロデュース 2026年も活動
my apparel 「長く愛せるモノを」がコンセプトのアパレル 2020年開始、2022年6月休止
ALLISON BROWN ガーリーカジュアルのファッションブランド 2023年6月開始、2026年も展開
Think FUTURE株式会社 ALLISON BROWNの販売業者、牧場関連事業の運営 現行の事業主体
NASU FARM VILLAGE 保護馬の飼育、観光牧場運営 栃木県大田原市
Think The DAY 災害支援などを行う一般社団法人 2019年設立

my apparelとALLISON BROWNの違い

2つのブランドを比較すると、単に名前が変わったというより、商品の方向性と販売時期が異なります。

比較項目 my apparel ALLISON BROWN
開始時期 2020年9月 2023年6月
コンセプト 長く愛せるモノを 架空の少女の牧場ライフをイメージ
商品の特徴 流行に左右されにくい服 ガーリー・カジュアルな服や小物
生産・仕入れ 完全受注生産 オリジナルとセレクトの両方
支援の位置付け Think The DAYの支援活動 保護馬などの支援活動
2026年の状況 2022年にアパレル販売休止 公式通販で継続展開

my apparelは、受注生産によって大量生産・大量消費を避けることを重視していました。一方、ALLISON BROWNは、オリジナル商品の企画と海外からのセレクト商品を組み合わせ、幅広いファッションアイテムを提案しています。

また、支援の方向性にも違いがあります。my apparelの売上の一部は、紗栄子さんが代表理事を務める一般社団法人Think The DAYの支援活動に活用されていました。

対して、ALLISON BROWNはThink FUTURE株式会社が運営するNASU FARM VILLAGEを通じた保護馬などの支援につながっています。

Think FUTURE株式会社とThink The DAYは別の組織

名前が似ているため混同しやすいのが、Think FUTURE株式会社と一般社団法人Think The DAYです。

Think FUTURE株式会社は、ALLISON BROWNの公式通販における販売業者として記載されている企業です。NASU FARM VILLAGEの運営にも関わり、商品販売や観光事業を通じた保護活動の継続を目指しています。

一方、Think The DAYは2019年10月に設立された一般社団法人で、紗栄子さんが代表理事を務めています。災害支援や防災、被災地への支援活動などを行う団体です。

同団体は、災害が起きてから支援するだけでなく、平時から資金や物資を備えておく「予防支援」を重視しています。

つまり、両者は紗栄子さんの活動に関係する組織ではありますが、法人形態も活動目的も異なります。

2026年11月の最新展開にも注目

2026年11月2日時点のALLISON BROWN公式通販では、11月6日から11月11日までの東京ポップアップストアが告知されています。

また、2026年6月27日にはブランド3周年を迎え、記念コレクションの発売やポップアップストアの開催も紗栄子さんの発信で報告されました。

オンライン通販だけでなく、実際に商品を手に取ってブランドの世界観を体験できる機会を設けていることも、現在の展開の特徴です。

【プロの結論】紗栄子ブランドはどんな人におすすめ?

紗栄子さんのブランドを選ぶ際は、知名度や社会貢献への共感だけでなく、ファッションとしての満足度と購入条件を分けて考えることが大切です。

ALLISON BROWNには、独自の世界観、ガーリーなデザイン、牧場をイメージした商品企画という明確な個性があります。一方で、セレクト商品も扱っているため、すべての商品が独自デザインというわけではありません。

購入をおすすめしやすいのは、次のような人です。

- 甘さのある大人カジュアルが好きな人
- リボンやチェック、パステルカラーを日常の服に取り入れたい人
- 紗栄子さんのファッションやライフスタイルに共感する人
- 商品を選ぶことで保護馬支援にも関われる仕組みに魅力を感じる人
- 価格だけでなくデザインやブランドの世界観も重視する人

反対に、完全オリジナルの服だけを探している人、低価格を最優先する人、注文後の返品やサイズ変更の柔軟さを重視する人は、慎重に検討した方がよいでしょう。

特に、オリジナル商品とセレクト商品の区別、素材、実寸、返品条件は購入前に確認したい項目です。

【紗栄子ブランド】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:紗栄子さんが現在プロデュースしているブランドは何ですか?
A1:代表的な現行ブランドはALLISON BROWNです。2023年6月にスタートし、2026年も公式オンラインストアで洋服やバッグ、小物などを販売しています。

Q2:ALLISON BROWNの服やバッグはいくらくらいですか?
A2:公式通販の掲載例では、洋服は約5,500円から26,400円、バッグは約6,600円から14,300円、小物は約1,650円から6,600円です。商品や在庫によって価格は異なります。

Q3:ALLISON BROWNの商品を購入すると保護馬支援につながりますか?
A3:はい。公式案内では、オリジナル商品とセレクト商品の全商品について、売上金額の一部を保護馬などの支援活動に充てると説明しています。ただし、商品ごとの具体的な支援率は公表されていません。

Q4:my apparelは現在も販売されていますか?
A4:my apparelは2022年6月30日をもってアパレル販売を休止しました。ライフスタイルブランドへのアップデートを目的とした準備期間と発表されており、ALLISON BROWNとは別のブランドです。

Q5:Think FUTURE株式会社とThink The DAYは同じ会社ですか?
A5:別の組織です。Think FUTURE株式会社はALLISON BROWNの販売業者であり、NASU FARM VILLAGEの運営にも関わっています。Think The DAYは災害支援などを行う一般社団法人です。

まとめ:紗栄子ブランドの今後と失敗しない購入判断

2026年現在、紗栄子さんのブランド活動を象徴する存在がALLISON BROWNです。2023年のスタートから3周年を迎え、公式通販では洋服、バッグ、アクセサリーなどの新作や再入荷商品が展開されています。

ブランドの世界観は、海外の牧場で暮らす架空の少女アリソン・ブラウンを中心に構築されています。大人も楽しめるガーリーカジュアルを提案しながら、商品の売上金額の一部を保護馬などの支援活動に充てる仕組みを持っている点が特徴です。

また、my apparelとの違いを理解することも重要です。2020年に始まったmy apparelは2022年にアパレル販売を休止し、ALLISON BROWNは2023年に新たにスタートしました。支援の仕組みも、前者はThink The DAY、後者はNASU FARM VILLAGEを通じた保護馬支援という違いがあります。

今後注目したいのは、ブランドとしての独自性をどのように高めていくか、そして保護馬支援と事業収益の関係をどれだけ透明性を持って発信していくかという点です。

購入を検討する場合は、価格やデザインだけでなく、オリジナル商品とセレクト商品の違い、素材、返品条件まで確認することが納得できる買い物につながります。

ファッションを楽しむことと、動物たちの未来を支えること。その2つを結び付けたALLISON BROWNの取り組みは、紗栄子さんの芸能活動とは異なる、現在の事業家としての活動を理解するうえでも重要なポイントです。