新世紀エヴァンゲリオンのキャスト一覧2026|TV版と新劇場版の声優・役名の違いを徹底解説
1995年にテレビ放送が始まった『新世紀エヴァンゲリオン』は、碇シンジ役の緒方恵美、綾波レイ役の林原めぐみ、惣流・アスカ・ラングレー役の宮村優子など、実力派声優による印象的な演技でも知られる作品だ。2026年現在も、TVシリーズと新劇場版のキャストを調べる人は多く、登場人物の名前や配役の違いに戸惑うケースも少なくない。
特に注目したいのが、TVシリーズの「惣流・アスカ・ラングレー」が新劇場版では「式波・アスカ・ラングレー」に変更された点や、坂本真綾が演じる真希波・マリ・イラストリアスの登場だ。実際には主要人物の多くが同じ声優によって演じられている。さらに、2026年2月にはエヴァンゲリオン完全新作シリーズの制作始動も公式発表された。ここではTV版から劇場版までの声優一覧、キャラクターとの関係、新作の最新情報を整理する。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
- TV版の主要キャスト: 碇シンジ役は緒方恵美、綾波レイ役は林原めぐみ、惣流・アスカ役は宮村優子。
- 新劇場版の主な変更点: アスカの名前が式波に変わり、真希波・マリ役として坂本真綾が新たに参加。
- 2026年の最新情報: 完全新作シリーズの制作が発表されたが、初報で新作の声優キャストは公表されていない。
【2026年最新版】新世紀エヴァンゲリオンの主要キャスト・声優一覧

『新世紀エヴァンゲリオン』のTVシリーズは、1995年10月4日から1996年3月27日までテレビ東京系列などで放送された全26話の作品だ。
総監督を務めたのは庵野秀明。人類と使徒の戦いを背景に、登場人物それぞれの孤独や葛藤、人間関係を描いた。
作品を支えるのは、主人公側の少年少女だけではない。NERVの職員、親世代の人物、謎めいた存在など、幅広いキャラクターに実力派声優が配役されている。
主要人物と担当声優
- 碇シンジ:緒方恵美
- EVA初号機のパイロットで、本作の主人公。
- 綾波レイ:林原めぐみ
- EVA零号機のパイロット。感情を表に出さない寡黙な少女。
- 惣流・アスカ・ラングレー:宮村優子
- EVA弐号機のパイロット。勝ち気でプライドの高い少女。
- 葛城ミサト:三石琴乃
- NERVの作戦担当者で、シンジの保護者的存在。
- 渚カヲル:石田彰
- 物語終盤に登場する謎めいた少年。
- 碇ゲンドウ:立木文彦
- シンジの父親で、NERVの最高司令官。
- 赤木リツコ:山口由里子
- NERVの技術開発部門に所属する科学者。
- 加持リョウジ:山寺宏一
- NERVに関係する情報収集活動を担う人物。
この8人は、エヴァンゲリオンを語るうえで欠かせない中心的なキャラクターだ。
特に緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子の3人は、作品を象徴する声の演技を担ってきた。
【完全比較】TVシリーズと新劇場版のキャスト・キャラクター対応表
新世紀エヴァンゲリオンのキャストを調べる際に、最も注意したいのがTVシリーズと新劇場版の区別だ。
新劇場版は『序』『破』『Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の4作品で構成される。中心となる声優陣はTVシリーズから引き継がれている一方、キャラクター名の変更や新キャラクターの追加が行われた。
以下は、両シリーズの主要人物と担当声優を照合した一覧だ。
| キャラクター | TVシリーズの声優 | 新劇場版の声優・表記 |
|---|---|---|
| 碇シンジ | 緒方恵美 | 緒方恵美 |
| 綾波レイ | 林原めぐみ | 林原めぐみ |
| 惣流・アスカ・ラングレー | 宮村優子 | 式波・アスカ・ラングレー:宮村優子 |
| 葛城ミサト | 三石琴乃 | 三石琴乃 |
| 赤木リツコ | 山口由里子 | 山口由里子 |
| 碇ゲンドウ | 立木文彦 | 立木文彦 |
| 冬月コウゾウ | 清川元夢 | 清川元夢 |
| 加持リョウジ | 山寺宏一 | 山寺宏一 |
| 渚カヲル | 石田彰 | 石田彰 |
| 伊吹マヤ | 長沢美樹 | 長沢美樹 |
| 青葉シゲル | 子安武人 | 子安武人 |
| 日向マコト | 結城比呂 | 優希比呂 |
| 鈴原トウジ | 関智一 | 関智一 |
| 相田ケンスケ | 岩永哲哉 | 岩永哲哉 |
| 洞木ヒカリ | 岩男潤子 | 鈴原ヒカリ:岩男潤子 |
| キール・ローレンツ | 麦人 | 麦人(新劇場版Qなど) |
| 赤木ナオコ | 土井美加 | TVシリーズの主要配役 |
| 真希波・マリ・イラストリアス | 登場なし | 坂本真綾 |
| 高雄コウジ | 登場なし | 大塚明夫 |
| 鈴原サクラ | 登場なし | 沢城みゆき |
| 長良スミレ | 登場なし | 大原さやか |
| 北上ミドリ | 登場なし | 伊瀬茉莉也 |
| 多摩ヒデキ | 登場なし | 勝杏里 |
| 加持リョウジ(少年) | 登場なし | 内山昂輝 |
※新劇場版の配役は作品ごとに登場状況が異なる。TVシリーズの表記と新劇場版の表記を区別している。
最も大きな違いはアスカの名前
TVシリーズでは「惣流・アスカ・ラングレー」だったアスカが、新劇場版では「式波・アスカ・ラングレー」に変更されている。
ただし、担当声優はどちらも宮村優子だ。
これは単純な声優交代ではなく、新劇場版におけるキャラクター設定の再構成に伴う変更である。
綾波レイにも表記の違いがある
新劇場版では、物語の進行に伴って「アヤナミレイ(仮称)」というキャラクター表記が登場する。
担当声優はTVシリーズと同じ林原めぐみだ。
同じ声優が演じていても、作品内の立場や存在の意味が異なる場合がある。特に『Q』以降は、キャラクター名だけでなく物語上の位置づけにも注目したい。
日向マコトの声優名が違う理由
もう一つ、一覧を見比べたときに気づきやすいのが日向マコトの担当声優だ。
TVシリーズのクレジットでは「結城比呂」、新劇場版では「優希比呂」と表記されている。
これは別の声優に交代したわけではない。優希比呂が2007年に芸名を変更したためで、同じ人物による出演だ。
こうした芸名の変更も、キャスト一覧を正しく照合するうえで知っておきたいポイントである。
【声優別解説】碇シンジ・綾波レイ・アスカを演じた3人の実力
エヴァンゲリオンのキャスティングで特に印象的なのは、主人公の少年少女を演じる声優陣の表現力だ。
単にキャラクターの声を担当するだけではなく、登場人物の心理状態や人間関係の変化を声で伝える役割を担っている。
碇シンジ役・緒方恵美
碇シンジを演じるのは、声優の緒方恵美。
シンジは14歳の少年でありながら、人類の命運を左右する戦いに巻き込まれていく。
しかし、彼の魅力は単純なヒーロー像にはない。父親との関係、他人への恐怖、自分自身を認められない苦しさなど、複雑な感情を抱えている。
緒方恵美の演技では、少年らしい繊細さと、極限状態で感情が揺れ動く様子が印象的だ。
特にシンジの弱さや迷いを無理に格好よく見せない点が、キャラクターの人間らしさにつながっている。
新劇場版でも緒方恵美が続投しており、物語の完結までシンジの声を担当した。
綾波レイ役・林原めぐみ
綾波レイを演じるのは林原めぐみ。
感情表現が乏しく、他人との距離を保つレイは、エヴァンゲリオンを代表するキャラクターの一人だ。
林原めぐみの演技で注目したいのは、台詞の少なさを生かした表現である。
大きな感情を直接的に表現するのではなく、声の抑揚や間の取り方によって、レイの内面にある変化を感じさせる。
新劇場版でも林原めぐみが継続して担当し、綾波レイとアヤナミレイ(仮称)という異なる存在の表現にも関わっている。
惣流・式波アスカ役・宮村優子
アスカ役は宮村優子。
TVシリーズの惣流・アスカ・ラングレーと新劇場版の式波・アスカ・ラングレーを演じている。
アスカは自信家で負けず嫌いな性格だが、その強気な態度の裏には、認められたいという気持ちや孤独が隠れている。
宮村優子の演技は、アスカの強烈な自己主張だけでなく、感情が崩れていく場面でも大きな存在感を放つ。
名前が変わっても同じ声優が演じ続けているため、両作品を比較すると演技の違いやキャラクターの再構成が分かりやすい。
【大人の主要キャスト】ミサト・ゲンドウ・リツコ・加持の声優
エヴァンゲリオンの物語を理解するうえでは、少年少女だけでなく大人たちの存在も重要だ。
NERVの組織構造や人類補完計画をめぐる人物関係は、物語の根幹に関わっている。
葛城ミサト役・三石琴乃
ミサトは明るく親しみやすい一面を持つ一方、作戦指揮を担う立場として冷静な判断を求められる人物でもある。
家庭的な一面と軍事組織の指揮官としての顔を持つ、複雑なキャラクターだ。
三石琴乃はTVシリーズから新劇場版まで続投している。
碇ゲンドウ役・立木文彦
碇ゲンドウはシンジの父親で、NERVの最高司令官。
担当声優は立木文彦だ。
息子との関係に距離を置き、目的のためには冷徹な判断も辞さないゲンドウの人物像は、低く落ち着いた声によって強く印象づけられている。
シンジとの対立は物語全体を通じた重要な軸であり、特に完結編では親子関係の意味が大きく描かれる。
赤木リツコ役・山口由里子
NERVの科学者である赤木リツコは山口由里子が担当。
EVAの開発や運用に関係する技術的な知識を持ち、ミサトとは異なる立場から組織を支える。
合理的な判断を重視する一方で、個人的な感情や過去の事情も抱えている人物だ。
加持リョウジ役・山寺宏一
加持リョウジを演じるのは山寺宏一。
NERVや政府関係者の間を動き、物語の重要な情報に関わる人物である。
軽妙な会話を交えながらも、重要な場面では鋭い表情を見せる加持の二面性が特徴だ。
新劇場版でも山寺宏一が続投している。さらに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、少年時代の加持リョウジ役として内山昂輝も参加した。
【脇役・新劇場版の追加キャスト】NERVとWILLEを支える声優たち
エヴァンゲリオンには、メインキャラクター以外にも印象的な人物が数多く登場する。
TVシリーズの主な脇役
- 冬月コウゾウ:清川元夢
- NERVの副司令官。ゲンドウの計画を理解する重要人物。
- 伊吹マヤ:長沢美樹
- NERVのオペレーター。
- 青葉シゲル:子安武人
- NERVのオペレーター。
- 日向マコト:結城比呂
- NERVのオペレーター。
- 鈴原トウジ:関智一
- シンジのクラスメイトで、EVAのパイロットにも関係する人物。
- 相田ケンスケ:岩永哲哉
- シンジのクラスメイト。軍事やメカに詳しい。
- 洞木ヒカリ:岩男潤子
- シンジたちのクラス委員長。
- キール・ローレンツ:麦人
- ゼーレの中心人物。
- 赤木ナオコ:土井美加
- リツコの母親で、NERVの前身組織に関わった科学者。
新劇場版で加わった主要キャスト
新劇場版では、従来の人物に加えて新たなキャラクターが登場する。
- 真希波・マリ・イラストリアス:坂本真綾
- 『破』から登場するEVAパイロット。
- 高雄コウジ:大塚明夫
- WILLE側の人物。
- 鈴原サクラ:沢城みゆき
- 鈴原トウジの妹。
- 長良スミレ:大原さやか
- WILLEの乗組員。
- 北上ミドリ:伊瀬茉莉也
- WILLEの乗組員。
- 多摩ヒデキ:勝杏里
- WILLEの乗組員。
真希波・マリ役の坂本真綾にも注目
新劇場版のキャストで特に大きな変化といえるのが、真希波・マリ・イラストリアスの登場だ。
マリはTVシリーズには登場しない新キャラクターで、声優は坂本真綾。
既存の人物とは異なる立場から物語に加わり、従来のエヴァンゲリオンの人間関係に新しい要素を持ち込んだ。
マリが登場することで、新劇場版は単純なTVシリーズの再編集や再演ではなく、独自の物語として展開していく。
【2026年最新情報】エヴァンゲリオン声優の現在と完全新作シリーズ
2026年はエヴァンゲリオンにとって30周年を迎えた節目の年だ。
注目すべき発表は、2026年2月23日に公式サイトで公開された「エヴァンゲリオン完全新作シリーズ制作始動」のニュースである。
公式発表では、次の制作スタッフが明らかになった。
- シリーズ構成・脚本:ヨコオタロウ
- 監督:鶴巻和哉、谷田部透湖
- 音楽:岡部啓一
- 制作:スタジオカラー×CloverWorks
一方、初報では新作の声優キャストは掲載されていない。
したがって、緒方恵美や林原めぐみ、宮村優子らが新作にも出演するかどうかは、キャスト発表を待つ必要がある。
2026年の30周年企画でも歴代声優が参加
2026年の30周年関連企画では、イベント限定オリジナルボイスドラマへの出演者も公式発表された。
2026年1月27日のイベント公式告知では、緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、岩永哲哉、岩男潤子、長沢美樹、優希比呂、大塚明夫、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里、山寺宏一の17人が参加者として紹介されている。
ここで注意したいのは、イベント限定ボイスドラマの出演者と、完全新作シリーズの出演者は別の情報だということ。
30周年企画への参加が、そのまま新作アニメへの続投を意味するわけではない。
冬月コウゾウ役・清川元夢について
キャストの現在を調べるうえで、忘れてはならないのが冬月コウゾウ役の清川元夢だ。
清川元夢は2022年8月17日、肺炎のため87歳で亡くなった。
所属していた東京俳優生活協同組合が同年8月22日に公式サイトで訃報を発表している。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、清川元夢が冬月コウゾウを担当している。2021年の作品公開後に亡くなったため、現在の新作で同じ声を新たに収録することはできない。
過去の出演記録と現在の活動状況を混同しないことも、キャスト情報を確認する際の大切なポイントだ。
【プロの結論】新作の声優情報は公式キャスト発表で判断する
2026年のエヴァンゲリオンは、過去の作品を振り返るだけでなく、完全新作シリーズという新たな展開を迎えている。
今後のキャスト情報を見る際は、次の3点を区別すると分かりやすい。
1. TVシリーズのオリジナルキャスト
2. 新劇場版で実際に出演したキャスト
3. 2026年の完全新作シリーズで正式に発表されたキャスト
特に30周年イベントの出演者情報を、新作シリーズの出演者情報として紹介する記事には注意したい。
作品名やイベント名、キャラクター名まで確認することで、誤ったキャスト情報を避けられる。
【よくある質問】新世紀エヴァンゲリオンのキャストに関するFAQ
Q1:碇シンジの声優は誰ですか?
A1:碇シンジの声優は緒方恵美です。1995年のTVシリーズから新劇場版、2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』まで担当しています。
Q2:綾波レイの声優は誰ですか?
A2:綾波レイの声優は林原めぐみです。新劇場版に登場するアヤナミレイ(仮称)も林原めぐみが担当しています。
Q3:惣流・アスカと式波・アスカの声優は違いますか?
A3:どちらも宮村優子です。TVシリーズでは惣流・アスカ・ラングレー、新劇場版では式波・アスカ・ラングレーという名前で登場します。
Q4:真希波・マリ・イラストリアスの声優は誰ですか?
A4:坂本真綾です。マリは新劇場版から登場したキャラクターで、TVシリーズには登場しません。
Q5:加持リョウジの声優は誰ですか?
A5:加持リョウジを演じるのは山寺宏一です。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する少年時代の加持リョウジは内山昂輝が担当しています。
Q6:TVシリーズと新劇場版では声優が総入れ替えされていますか?
A6:いいえ。主要人物の声優は基本的に続投しています。主な違いはキャラクター名や設定、新キャラクターの追加です。
Q7:2026年の完全新作シリーズの声優は発表されていますか?
A7:2026年2月23日の制作始動発表では、シリーズ構成・脚本や監督、音楽、制作会社が公表されましたが、声優キャストは掲載されていません。TV版や新劇場版の出演者が続投するかどうかは、正式発表を待つ必要があります。
まとめ:新世紀エヴァンゲリオンのキャストは作品ごとの違いを確認しよう
『新世紀エヴァンゲリオン』の魅力を支えているのは、個性豊かなキャラクターと、それぞれの心理を表現する声優陣だ。
碇シンジ役の緒方恵美、綾波レイ役の林原めぐみ、アスカ役の宮村優子、葛城ミサト役の三石琴乃、渚カヲル役の石田彰など、中心となる声優はTVシリーズから新劇場版まで長く作品を支えてきた。
一方、惣流から式波へのアスカの名前の変更、坂本真綾が演じるマリの登場、脇役や新キャラクターの追加など、作品ごとに異なる部分もある。
そして2026年には完全新作シリーズの制作が始動した。30周年を経て、新たなエヴァンゲリオンがどのようなキャストで描かれるのかにも期待が集まる。
キャストを調べる際は、TVシリーズ、新劇場版、2026年の新作という3つの区分を意識することが、正確な情報を理解するための近道となる。
主な情報照合資料: エヴァンゲリオン公式サイト、BS日テレ、アニメイトタイムズ、東京俳優生活協同組合、30周年イベント公式発表。