おーい!はに丸はいつ放送?全211回の内容・声優・2026年再放送情報を徹底解説
1980年代のNHK教育テレビを代表する幼児向け番組の一つが「おーい!はに丸」です。埴輪の王子・はに丸と、お供の馬・ひんべえが現代の世界でさまざまな言葉を学んでいく物語は、1983年から1989年までの6年間にわたって放送されました。声を担当したのは田中真弓と安西正弘。さらに佐々木襄、三波豊和、相原愛らが出演し、歌や踊りを取り入れた独特の番組構成で人気を集めました。
2025年にはNHK Eテレの「Eテレタイムマシン」でアンコール放送が実施され、懐かしい番組をもう一度見たいという視聴者の関心も集まりました。2026年11月現在、放送期間や全211回の構成、出演者の関係、再放送の最新状況、DVD-BOXの情報まで整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
- 放送期間: 1983年4月13日~1989年3月8日。NHK教育テレビで全211回が放送された。
- 主要キャスト: はに丸役は田中真弓、ひんべえ役は安西正弘。佐々木襄、三波豊和、相原愛らも出演。
- 番組内容: 3歳児を主な対象とした言葉の教育番組。歌や踊りを交えて日本語を学ぶ構成だった。
- 2025年の再放送: Eテレタイムマシンで4月8日と4月29日に放送された。
- 2026年の視聴方法: 新たな再放送日程は公表済みの番組表で確認する必要がある。全211回を収録したDVD-BOXも存在する。
【基本情報】おーい!はに丸の放送期間・全211回・番組内容を解説

「おーい!はに丸」は、NHK教育テレビで制作された幼児向けの言葉の教育番組です。
放送開始は1983年4月13日。最終回は1989年3月8日で、約6年間にわたって放送されました。
1回の放送時間は約15分。全211回という構成で、幼児が日常生活で使う言葉の意味や使い方を、物語を通じて理解できるよう工夫されていました。
番組のあらすじと世界観
物語の始まりは、画家のおじさんが描いた古墳時代の家の絵です。
不思議な額縁にはめられた絵から、埴輪の王子・はに丸と、馬の埴輪・ひんべえが飛び出してきます。
ところが、2人は現代の日本語をほとんど知りません。
何を聞かれても「はにゃ?」と不思議そうに反応するはに丸。そんな2人を迎えるのが、画家の星一おじさん、すみれちゃん、神田くんです。
彼らとの交流を通して、はに丸とひんべえは新しい言葉を覚えていきます。
番組では、例えば次のような言葉が取り上げられました。
- 「あなたとわたし」
- 「にぎる・ひねる」
- 「立つ・あるく」
- 「行く・来る」
- 「ここ・あそこ」
- 「うれしい・悲しい」
- 「かたい・やわらかい」
単語を暗記させるのではなく、登場人物の行動や会話、歌を通して意味を理解させる仕組みです。
3歳児を主な対象にした理由
NHKアーカイブスの番組紹介でも、同作は3歳児を主な対象とした「ことば」の番組として位置づけられています。
3歳前後は、身近な物の名前だけでなく、動作、感情、位置関係、反対の意味を持つ言葉などを急速に覚えていく時期です。
そのため、番組では「押す・引く」「増える・減る」といった対になる概念も扱っていました。
この構成の優れた点は、言葉を説明だけで終わらせなかったことです。
実際に登場人物が動き、失敗し、会話し、歌う。その一連の出来事を見ながら、子どもが言葉と具体的な状況を結び付けられるようになっていました。
【キャスト相関】はに丸とひんべえの関係は?声優・出演者を総まとめ
作品の魅力を支えていたのが、はに丸とひんべえの掛け合い、そして人間の出演者との交流です。
特に声優の田中真弓と安西正弘のコンビは、作品を象徴する存在でした。
はに丸役は田中真弓
はに丸の声を担当したのは声優の田中真弓です。
はに丸は古墳時代の埴輪の王子という設定で、現代の言葉を知らないため、分からないことがあると「はにゃ?」と反応します。
田中真弓の明るく表情豊かな演技によって、好奇心旺盛で少しわがままな王子のキャラクターが生き生きと表現されました。
田中真弓は、その後も幅広い作品で活躍しています。
代表的な役として知られるのが、以下のキャラクターです。
- 『ONE PIECE』モンキー・D・ルフィ
- 『ドラゴンボール』クリリン
- 『天空の城ラピュタ』パズー
子ども向け番組のはに丸から、長年親しまれるアニメキャラクターまで、幅広い表現力を持つ声優です。
ひんべえ役は安西正弘
ひんべえの声を担当したのは安西正弘です。
ひんべえは、はに丸に仕える馬の埴輪。はに丸を「王子様」や「様」付けで呼ぶ、従者のような存在です。
口癖は「ふにゃ」。
はに丸が天然ボケのような行動を取るのに対し、ひんべえはツッコミ役として物語を支えます。
つまり、2人の関係は単なる主人と馬ではありません。
主従関係を基本としながら、日常の出来事を一緒に経験する相棒でもあり、掛け合いの面白さを生み出すコンビでもありました。
主要キャスト・出演者一覧
| キャラクター | 出演者・声優 | 役割・特徴 |
|---|---|---|
| はに丸 | 田中真弓 | 埴輪の王子。好奇心旺盛で「はにゃ」が口癖 |
| ひんべえ | 安西正弘 | 馬の埴輪。はに丸に仕える相棒 |
| 星一おじさん | 佐々木襄 | 画家。現代の世界で2人を受け入れる |
| すみれちゃん | 秋野玲美・羽生愛・相原愛 | 星一おじさんの姪。歌を通して言葉を教える |
| 神田くん | 三波豊和 | 近所に住む青年。物語にコミカルな要素を加える |
| 人形操演 | 劇団カッパ座 | はに丸やひんべえなどの人形を担当 |
※すみれちゃんの出演者名は時期によって表記が異なります。番組初期のクレジットでは秋野玲美、その後は羽生愛、現在の相原愛という名前でも紹介されています。
すみれちゃん役の相原愛と神田くん役の三波豊和
すみれちゃんは、はに丸とひんべえに現代の言葉を教える重要な存在です。
特に歌を通して言葉を教える役割を担い、番組のミュージカル的な魅力を支えていました。
一方、神田くんを演じた三波豊和は、物語に軽快なやり取りを加える出演者です。
星一おじさんや神田くん、すみれちゃんという人間側のキャラクターがいることで、はに丸たちが言葉を覚えていく過程に自然なドラマが生まれていました。
【制作背景と魅力】おーい!はに丸が全211回にわたり愛された理由
本作の特徴は、一般的なアニメーションとは異なる人形劇と実写を組み合わせた演出です。
はに丸とひんべえは、劇団カッパ座による人形・操演を取り入れたキャラクターとして登場します。
人間の出演者と人形キャラクターが同じ世界で会話することで、独特の臨場感が生まれていました。
歌と踊りを取り入れた教育スタイル
番組の大きな特徴は、ミュージカル形式を採用していたことです。
登場人物が言葉を説明するだけではなく、歌や踊りを交えて表現します。
例えば「ぼく」「わたし」「あなた」「きみ」といった言葉も、人物同士のやり取りと歌によって自然に学べるようになっていました。
これは、幼児が言葉を単独の知識として覚えるのではなく、誰かとのコミュニケーションの中で身に付けていくことを意識した構成です。
当時の撮影方法に見える手作りの魅力
2013年のDVD-BOX発売記念イベントでは、三波豊和ら出演者が当時の撮影を振り返っています。
AV Watchのイベント報道によると、予算や時間の都合から編集を十分に行えず、セリフ、踊り、効果音、音楽などをリアルタイムで進める、いわゆる一発撮りの制作方法が採られていました。
そのため、現在のテレビ番組と比較すると、画面の隅にマイクが映り込むような場面もあったといいます。
三波豊和は当時の制作姿勢について、次のように振り返っています。
子供向け番組なのですが、僕らは「面白いものを作ろう」と思ってやっていました。
この言葉から伝わるのは、子ども向けだからといって内容を単純化するのではなく、制作する側も本気で面白いものを作ろうとしていた姿勢です。
こうした手作り感も、現代の映像作品にはない魅力として再評価されています。
【関連番組の経緯】はに丸ジャーナルはなぜ誕生した?
「おーい!はに丸」を語るうえで外せないのが、2014年に登場した「はに丸ジャーナル」です。
これは元の幼児向け番組をそのまま再開したものではありません。
はに丸というキャラクターを活用し、現代社会の疑問や時事問題を扱う教養バラエティーとして制作されました。
誕生のきっかけはNHKと日本テレビの共同企画
2014年8月の特別番組に先立ち、2013年にNHKと日本テレビの共同制作による「NHK×日テレ 60番勝負」が放送されました。
この企画で、はに丸が日本テレビの社屋を訪れ、社員にさまざまな質問を投げかけました。
その素朴で核心を突く質問が面白い反響を生み、はに丸を現代社会の取材役として復活させるアイデアにつながったと、2014年のMANTANWEBによる河瀬大作プロデューサーへのインタビューで紹介されています。
2014年8月に特別番組として復活
2014年8月13日、NHK総合で「はに丸ジャーナル」の特別番組が放送されました。
この番組では、はに丸がジャーナリストとして現代社会に登場します。
例えば、インターネットやスマートフォンについて知るためにGoogleを取材しました。
また、阿川佐和子らへのインタビューも実施され、子どものような素直な疑問を大人にぶつける構成が特徴でした。
2015年度には年6回程度の放送へ
2015年度にはNHK総合で年6回程度の放送が予定され、祝日を中心とする不定期番組として展開されました。
元の作品では言葉を知らないはに丸が大人に教えてもらう立場でしたが、「はに丸ジャーナル」では逆に、大人の説明に疑問を持ち、質問する立場へと変化しています。
この転換は、キャラクターの基本設定を保ちながら、対象視聴者を幼児から大人まで広げた興味深い展開でした。
【2025年再放送・2026年最新情報】おーい!はに丸は今も見られる?
2025年にはNHK Eテレの「Eテレタイムマシン」で「おーい!はに丸」がアンコール放送されました。
放送終了から長い年月が経過した作品が、改めて地上波で取り上げられたことは、旧作を振り返る機会として注目されました。
2025年の再放送スケジュール
2025年の放送日程は次のとおりです。
| 番組 | 初回放送 | 再放送 |
|---|---|---|
| おーい!はに丸(1) | 2025年4月8日(火)16:30~17:00 | 4月12日(土)12:00~12:30 |
| おーい!はに丸(2) | 2025年4月29日(火)16:30~17:00 | 5月3日(土)12:00~12:30 |
いずれもEテレで放送されました。
1回目は1983年放送のエピソードを取り上げ、2回目は埴輪の王子・はに丸と忍者が時空を超えて対決する内容として紹介されました。
出演者は佐々木襄、相原愛、三波豊和。声の出演は田中真弓と安西正弘です。
ここで注意したいのが、2025年の再放送は全211回を連続放送したものではないという点です。
「Eテレタイムマシン」で取り上げられた2回のアンコール放送であり、オリジナルシリーズ全体を見られる企画とは異なります。
2026年の再放送予定は?
2026年11月1日時点では、確認できる2026年度の「Eテレタイムマシン」放送予定一覧に、4月から10月までの「おーい!はに丸」の再放送は掲載されていません。
2026年度の同番組では、以下のような過去の教育番組が取り上げられています。
- まちかどド・レ・ミ
- ぼうけん!メカラッパ号
- わいわいドンブリ
- バケルノ小学校ヒュードロ組
- ひとりでできるもん!
2025年の再放送実績はありますが、2026年の新たな再放送日については、今後のNHKの番組表や公式発表を確認する必要があります。
なお、2025年の放送日時はすでに終了しています。過去の放送予定を現在の放送予定と混同しないことが大切です。
おーい!はに丸のDVD-BOXは現在も購入できる?
全211回をまとめて見たい人にとって、重要なのが2013年11月27日に発売されたDVD-BOXです。
放送開始30周年を記念して、NHKエンタープライズから2種類のBOXが発売されました。
上巻:はに丸BOX
- 第1回~第106回を収録
- DVD10枚組
- 特典映像・ブックレット付き
下巻:ひんべえBOX
- 第107回~第211回を収録
- DVD10枚組
- 特典映像・ブックレット付き
2つをそろえることで、全211回を視聴できる構成です。
当初の発売価格は各29,400円(税込)でした。
現在は発売から年月が経過しているため、販売店によって在庫状況や価格が異なります。新品の流通在庫だけでなく、中古品も含めて探す方法があります。
購入時には次の点を確認してください。
1. 上巻と下巻がそろっているか。
2. DVDのディスク枚数が不足していないか。
3. ブックレットや特典映像の有無。
4. ディスクの傷や再生不良がないか。
5. 収録回数が全211回をカバーしているか。
全話を通して見たい場合は、上巻だけ、または下巻だけでは不完全になるため注意が必要です。
【プロの結論】おーい!はに丸を2026年に見直す価値とは?
「おーい!はに丸」が長く記憶されている理由は、単に懐かしいキャラクターが登場するからではありません。
この番組には、子どもが言葉を覚える過程そのものを物語にするという、明確な教育的な設計がありました。
特に注目したいのは、分からないことを「はにゃ?」と尋ねるはに丸の存在です。
分からないことを恥ずかしがらず、質問する。相手の説明を聞き、実際に試しながら理解する。
この姿勢は、幼児の言語教育に限らず、コミュニケーションの基本にも通じます。
現代の子どもにも楽しめる作品なのか
現代の子どもにとっても、言葉を覚えるきっかけになる要素は十分にあります。
ただし、映像のテンポや画質、演出は1980年代のテレビ番組のものです。
最新のアニメーションや短時間動画に慣れている子どもには、最初は少しゆっくりした作品に感じられるかもしれません。
一方、歌や踊り、人形劇が好きな子どもには、楽しみながら言葉を学ぶ教材として活用できる可能性があります。
どんな人におすすめできる?
おすすめできる人
- 1980年代にNHK教育テレビを見ていた人。
- 田中真弓の初期の声優活動に関心がある人。
- 昔の教育番組や人形劇を研究したい人。
- 子どもと一緒に言葉や歌を楽しみたい人。
- 全211回を通して作品の変化を確かめたい人。
注意したい人
- 現代的な映像演出や高画質を最優先する人。
- 2025年の再放送だけで全話を見られると思っている人。
- DVD-BOXを購入する際に上下巻の収録範囲を確認していない人。
作品を楽しむ目的によって、再放送の録画やDVD-BOXなど、適した視聴方法は変わります。
【おーい!はに丸に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:おーい!はに丸はいつからいつまで放送されましたか?
A1:1983年4月13日から1989年3月8日まで、NHK教育テレビで放送されました。放送期間は約6年間で、全211回です。
Q2:はに丸とひんべえの声優は誰ですか?
A2:はに丸役は田中真弓、ひんべえ役は安西正弘です。2人の掛け合いが番組の大きな魅力でした。
Q3:ひんべえとはに丸はどのような関係ですか?
A3:ひんべえは、はに丸に仕える馬の埴輪です。はに丸を王子様と呼ぶ従者のような存在で、物語では相棒やツッコミ役としても活躍します。
Q4:すみれちゃんを演じたのは誰ですか?
A4:初期の出演者クレジットでは秋野玲美です。その後、羽生愛、相原愛という名前でも紹介されています。
Q5:2026年にも再放送されていますか?
A5:2025年4月にEテレタイムマシンで2回のアンコール放送がありました。2026年度の確認できる4月~10月の放送予定には掲載されておらず、新たな放送日程についてはNHKの公式番組表で確認する必要があります。
Q6:おーい!はに丸の全211回を見る方法はありますか?
A6:2013年発売のDVD-BOXがあり、上巻の「はに丸BOX」に第1~106回、下巻の「ひんべえBOX」に第107~211回が収録されています。両方そろえると全話を視聴できる構成です。
まとめ:おーい!はに丸は言葉と好奇心を育てたNHKの名作
「おーい!はに丸」は、1983年から1989年までNHK教育テレビで放送された全211回の幼児向け言葉の教育番組です。
埴輪の王子・はに丸を田中真弓、馬のひんべえを安西正弘が演じ、佐々木襄、相原愛、三波豊和らが物語を支えました。
2014年には「はに丸ジャーナル」として大人向けの教養番組に発展し、2015年以降も不定期に放送されました。さらに2025年にはEテレタイムマシンでアンコール放送が実現しています。
2026年現在、全話を振り返るならDVD-BOX、懐かしい場面をもう一度楽しむなら今後のNHKの再放送情報が注目ポイントです。
「はにゃ?」という素朴な疑問から始まる物語は、言葉を覚える楽しさだけでなく、知らないことを知ろうとする好奇心の大切さも伝えてくれます。
時代が変わっても、はに丸とひんべえのコンビが愛され続ける理由は、そこにあるのかもしれません。
主な参照資料: NHKアーカイブスの番組情報、NHK関連のDVD発売資料、AV Watchの2013年発売記念イベント報道、MANTANWEBの2014年・2015年関連記事、Eテレタイムマシンの2025・2026年度放送記録。