クスィーガンダムの顔はなぜ二つに見える?隠された素顔と2026年の新事実を徹底解説
2026年11月現在、Ξ(クスィー)ガンダムの顔をめぐる最大の注目ポイントは、劇場版第2章『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』で明らかになった、フェイスマスクの下のガンダムフェイスだ。従来のクスィーガンダムは、一般的なガンダムに見られる口元の「への字スリット」がなく、胸部まで顔のように見える独特のデザインだった。しかし、2026年公開作では戦闘によってフェイスマスクが砕け、その内側に隠されていた、への字スリット付きの素顔が姿を現した。
実は、この二重構造は映画の制作途中で偶然生まれたものではない。村瀬修功監督は、第1章のデザイン作業時点から素顔を隠す構想があったことを明かしている。森木靖泰による原作小説版デザイン、カトキハジメによる劇場版デザイン、ペーネロペーとの対比を整理すると、クスィーガンダムがなぜ「ガンダムらしくない」のか、そして2026年の素顔公開がなぜ大きな意味を持つのかが見えてくる。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
クスィーガンダムの顔が二つに見えるのは、頭部のフェイスマスクと、顔のような印象を与える胸部デザインが重なっているため。 2026年公開の『キルケーの魔女』では、フェイスマスクの破損によって隠されていたへの字スリット付きのガンダムフェイスが公開された。 素顔の存在は第1章の制作段階から計画されていたが、マスクで隠す作中設定上の具体的な理由は、今後の第3章にも関わる注目点となっている。 原作小説版は森木靖泰、劇場版のメカニカルデザインはカトキハジメを中心とするスタッフが担当している。
【顔の正体】クスィーガンダムはなぜ二つの顔を持つように見えるのか

クスィーガンダムの顔を理解するには、まず「頭部の顔」と「胸部の顔のような意匠」を区別する必要がある。
一般的なガンダムでは、頭部にあるツインアイ、V字アンテナ、口元のへの字スリットが、ガンダムらしさを判断する代表的な要素になる。
ところが、2021年公開の劇場版『閃光のハサウェイ』に登場したクスィーガンダムは、頭部の口元が通常のガンダムとは大きく異なっていた。
頭部のフェイスマスクは通常のガンダムと何が違う?
従来の劇場版デザインでは、頭部のフェイスマスクに一般的なガンダムの特徴であるへの字スリットが見られない。
そのため、ツインアイやアンテナを備えていても、顔全体を見るとガンダムらしさが薄く、どこか異形の機械生物を思わせる印象になっていた。
特に特徴的なのが、口元を覆う外側の装甲だ。
2026年の第2章で明らかになったのは、この部分が単なる通常の顔面装甲ではなく、内側に別のガンダムフェイスを隠す構造として描かれていたことだった。
つまり、従来の顔が偽物だったというより、本来のガンダムフェイスを覆い隠すための外側のフェイスマスクが存在していたという理解が適切だ。
胸部にもう一つの顔があるように見える理由
もう一つの疑問が、クスィーガンダムの胸部だ。
正面から見ると、胸部中央の赤い部分と周囲の白い装甲が組み合わさり、まるで巨大な顔が配置されているように見える。
これは実際にもう一つの頭部が存在するという意味ではない。胸部のパーツ構成と配色が、顔を連想させる視覚効果を生み出している。
この特徴について、2021年のMANTANWEBによるメカデザイン関係者への取材では、スタッフがクスィーガンダムを「顔が二つあるような化け物のようなデザイン」と説明している。
さらに、劇場版では胸部の色を従来イメージの青から白へ変更した。
その理由は、赤い部分をより際立たせ、二つの顔を持つような独特のシルエットを強調するためだった。
ここで重要なのは、胸部の顔のようなデザインと、2026年に公開された頭部の隠された顔は、別々のデザイン要素だという点だ。
この二つを混同すると、クスィーガンダムの顔の構造を正しく理解できなくなる。
【2026年最新】キルケーの魔女でクスィーガンダムの素顔が公開された経緯
クスィーガンダムの顔に関する最大の転換点は、2026年1月30日に全国365館で公開された映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』だ。
本作は、2021年公開の第1章に続く劇場版3部作の第2章。ハサウェイ・ノアが率いるマフティーと、地球連邦軍の対立がさらに深まる物語である。
フェイスマスクが破損して現れた本当の顔
第2章の終盤、レーン・エイムとの戦闘を経て、クスィーガンダムのフェイスマスクが砕ける。
その内側から姿を現したのが、口元にへの字スリットを備えた、従来のガンダムに近い顔だった。
この演出によって、2021年の第1章から視聴者が見慣れていた独特の顔が、実は外側のマスクだったことが明らかになった。
単なるデザイン変更ではない。最初から存在していた内側の顔を、物語の重要な場面で初めて見せたのである。
村瀬修功監督が明かした素顔公開の制作秘話
2026年3月、MANTANWEBの村瀬修功監督インタビューでは、この仕掛けについて興味深い制作背景が語られた。
監督によれば、フェイスマスクの下にガンダムフェイスを隠す構想は、第1章のデザイン作業をしていた頃から決まっていたという。
そのため、クスィーガンダムの頭部は通常より少し大きくデザインされていた。
第1章では視聴者に気づかれないように隠し、第2章の最後に公開することで、視覚的な驚きを生み出す構成だった。
さらに、監督は当初、第3章で素顔を見せる案も検討していたことを明かしている。
注目したいのは、監督が素顔を隠した理由についても言及している点だ。
監督は、隠されたガンダムフェイスについて次のように説明している。
「それほど秘密というわけではないのですが、理由はちゃんとあります」
これはMANTANWEBのインタビューで紹介された発言だ。
ただし、インタビューでは、その具体的な理由までは明かされていない。
したがって、製造元を隠すためなのか、機体の識別や運用に関係するのか、あるいは物語上の演出なのかは、現段階で断定できない。
確定しているのは、素顔の存在も、それを第2章の最後に公開する構成も、最初から意図されていたということだ。
素顔公開はガンプラにも反映された
映画での公開後、BANDAI SPIRITSは新仕様の「HG 1/144 Ξガンダム(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女)」を発売した。
HG 1/144 Ξガンダム(キルケーの魔女版)
- メーカー:BANDAI SPIRITS
- 価格:7,700円(税込)
- ガンダムフェイスを選択式で再現
- 新規武装や破損状態のシールドも付属
公式商品情報にも「劇中ラストに登場する頭部のガンダムフェイスを選択式で再現」と明記されている。
つまり、映画の演出だけでなく、商品としても従来のマスク顔と隠されたガンダムフェイスの両方を楽しめる仕様になった。
【デザインの理由】クスィーガンダムが目指した「脱ガンダム」とは
クスィーガンダムの顔が独特なのは、単にデザイナーが奇抜な形を選んだからではない。
劇場版の制作スタッフが共有していたキーワードは、「脱ガンダム」だった。
あえて従来のガンダムらしさを外した理由
2021年の劇場版制作にあたり、メカニカルデザインにはカトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦らが参加した。
メカニカルスーパーバイザーを務めた玄馬宣彦氏とメカニカルデザイン・メカ総作画監督の中谷誠一氏は、MANTANWEBやシネマトゥデイの取材で、従来のガンダムらしさから距離を取るための試行錯誤を語っている。
その背景には、クスィーガンダムが作中で「ガンダムもどき」と位置づけられていることがあった。
従来のガンダムと同じような顔やシルエットにまとめるのではなく、敵側から見ても異質な存在として成立させる必要があったのだ。
シネマトゥデイの取材では、玄馬氏が小説版をリスペクトしながら、異形の印象を強める方向性を説明している。
中谷氏も、立体としてまとめようとすると、どうしてもガンダムらしい形に戻ってしまう難しさを振り返っている。
白い胸部カラーが顔の印象を変えた
劇場版のクスィーガンダムは、胸部が白くなったことでも印象が大きく変化した。
以前のイメージでは青い胸部が強く印象に残っていたが、スタッフは小説発表当時の森木靖泰氏による白いカラーリングのイラストを再発見し、白色への変更を決めた。
白い胸部に赤いパーツが配置されることで、胸部に浮かび上がる顔のような模様が目立つ。
つまり、色の変更は単なる配色の好みではなく、クスィーガンダムの異形性を強調するための重要なデザイン上の判断だった。
巨大な手足も異形の印象を強めている
クスィーガンダムは頭部だけでなく、腕部や脚部も一般的なモビルスーツと比較して大型に設計されている。
頭頂高は約26メートル。標準的なモビルスーツより大きな手足と複雑な装甲が、怪獣のような存在感を作り出している。
この全身のバランスがあるからこそ、頭部の異様な顔つきも自然に見える。
顔だけを通常のガンダムに近づけてしまうと、全身で表現している異形性が弱くなる。クスィーガンダムの顔は、機体全体のデザイン思想と一体になっているのだ。
【歴代デザイン比較】森木靖泰版とカトキハジメ版は何が違う?
クスィーガンダムは、1989年の原作小説から2026年の劇場版第2章まで、複数のデザイン変遷を経験している。
ここで重要なのは、すべての時代のデザインが同じ顔をしているわけではないという点だ。
デザインの変遷を一覧で整理
| 時期・バージョン | 主な担当者 | デザイン上の特徴 |
|---|---|---|
| 1989~90年・原作小説版 | 森木靖泰 | 異形性の強い初期デザイン。通常のガンダムとは異なる顔つき |
| 2000年・Gジェネ版 | 森木靖泰 | ゲーム向けに頭部や胸部などを再構成 |
| 2012年以降・ゲーム、立体化向け | 森木靖泰、カトキハジメ | 武装やシルエットの追加・調整 |
| 2021年・劇場版第1章 | カトキハジメを中心とする制作陣 | 原作を尊重した異形のデザイン。白い胸部と独特のフェイスマスク |
| 2026年・劇場版第2章 | 村瀬修功監督ら映画制作陣 | マスクが破損し、隠されたへの字スリット付きの顔が露出 |
森木靖泰が手がけた原作小説版デザイン
原点は1989年の小説版
森木靖泰氏が担当したオリジナルデザインは、アニメーション用の設定画ではなく、小説の挿絵として描かれたものだった。
魂ウェブに掲載された森木氏とカトキ氏の対談では、森木氏は当時、編集担当者から伝えられた要素として、ファンネル・ミサイルの装備とミノフスキー・クラフトによる飛行の2点を挙げている。
それ以外の部分は自由度が高く、森木氏自身の発想を生かしたデザインだった。
森木氏は、当時アニメ化されることを想定していなかったことも語っている。
この制作背景が、クスィーガンダムの怪物的なフォルムにつながっている。
Gジェネ版では頭部の印象が変化
2000年発売の『SDガンダム G GENERATION-F』への登場を機に、クスィーガンダムはゲーム用のデザイン調整を受けた。
原作小説版をそのまま再現するのではなく、ゲーム画面や立体化を意識した再構成が行われた。
その後のゲーム向けデザインでは、頭部や胸部の形状にも変更が加わり、口元にへの字スリットを持つガンダムらしい顔つきのバージョンも広まっていく。
そのため、昔のゲームや立体物でクスィーガンダムを知った人と、2021年の劇場版から入った人では、顔の印象が異なる場合がある。
カトキハジメによる劇場版デザイン
2021年の劇場版では、カトキハジメ氏がメカニカルデザインを担当した。
ただし、過去のゲーム版をそのまま映像化したわけではない。
原作小説版のデザインを尊重しながら、映像作品として成立するように再構成されたものだ。
ここで特に重要なのが、森木氏の原点に立ち返った白い胸部と、従来のガンダムとは異なるフェイスマスクである。
2026年の素顔公開は、この劇場版デザインに新しい意味を与えた。
それまでの異形の顔と、隠されていた伝統的なガンダムフェイスが、一つの頭部の中に共存していたことが判明したからだ。
【ペーネロペーと顔を比較】なぜクスィーだけガンダムらしくないのか
Ξ(クスィー)ガンダム
マフティー側
- 異形のフェイスマスク
- 胸部が顔のように見える
- 2026年に内側の顔が公開
ペーネロペー
地球連邦軍側
- への字スリットを備えた顔
- 正統派のガンダムらしさ
- 大型フライトユニットを装備
クスィーガンダムの顔を理解するうえで、欠かせない比較対象がペーネロペーだ。
両機は同じアナハイム・エレクトロニクス製のモビルスーツであり、作品内でも対照的な立場に置かれている。
ペーネロペーは「よく見るとガンダム」
ペーネロペーは、一見すると巨大な装甲やフライトユニットによってガンダムらしさが薄い。
しかし、頭部を見ると、伝統的なガンダムの特徴を持っている。
2021年のMANTANWEBの取材で、制作スタッフはペーネロペーについて「よく見るとガンダム」という方向性を目指したと説明している。
その一方で、クスィーガンダムは「ガンダムっぽいけれど、よく見るとガンダムっぽくない」という対照的な設計だった。
つまり、両機の違いは単なる好みではない。作品内での立場や所属組織の違いを、デザインに反映させていたのだ。
二機の顔が表す作品内の立場
| 比較項目 | クスィーガンダム | ペーネロペー |
|---|---|---|
| 所属 | マフティー | 地球連邦軍 |
| 製造元 | アナハイム・エレクトロニクス | アナハイム・エレクトロニクス |
| 顔の印象 | 異形・非典型的 | 正統派のガンダム |
| デザイン思想 | 脱ガンダム | ガンダムらしさを残す |
| 作品内の立場 | ガンダムもどきと見られる機体 | 連邦側の正式なガンダム |
この対比から見えてくるのは、クスィーガンダムの顔が単に奇抜なだけではないということだ。
地球連邦軍の視点では、ペーネロペーが正統なガンダムであり、マフティーのクスィーガンダムは異質な存在として映る。
だからこそ、両機を並べたときに顔の違いが際立つ。
そして2026年、クスィーガンダムのマスクの下からガンダムフェイスが現れたことで、この対比はさらに興味深いものになった。
【2026年11月最新情報】素顔公開後のガンプラ・映画展開
2026年11月1日時点で、クスィーガンダムの素顔公開に関連する展開は、映画本編だけにとどまらない。
2026年4月25日:新仕様のHGガンプラ発売
BANDAI SPIRITSの公式商品情報によると、キルケーの魔女版HG 1/144 Ξガンダムは2026年4月25日に発売された。
価格は7,700円(税込)。
通常のマスク顔だけでなく、劇中終盤のガンダムフェイスを選択式で再現できる。
また、破損状態を再現したシールドや新規設定のビーム・ライフル関連パーツなども付属する。
2026年10月15日:Blu-ray発売と劇場再上映が発表
公式サイトでは10月15日、Blu-ray、4K ULTRA HD Blu-ray、DVDの発売が発表された。
一般発売日は2027年1月27日。
さらに、発売を記念した期間限定の劇場再上映も決定している。
| 項目 | 2026年11月1日時点の発表内容 |
|---|---|
| 劇場再上映 | 2026年12月11日~24日 |
| 再上映記念舞台挨拶 | 2026年12月12日 |
| Blu-ray・DVD一般発売 | 2027年1月27日 |
| 再上映記念登壇予定者 | 小野賢章、上田麗奈、村瀬修功監督、笠井圭介プロデューサー |
公式発表では、12月12日の舞台挨拶にハサウェイ役の小野賢章さん、ギギ役の上田麗奈さん、村瀬修功監督、笠井圭介プロデューサーが登壇予定となっている。
今後注目すべきは第3章での顔の扱い
2026年の第2章で公開された素顔は、デザイン上の大きな転換点になった。
しかし、フェイスマスクを隠していた作中設定上の理由は、監督の発言だけではまだ具体的に説明されていない。
第3章でこの仕掛けがどのように扱われるのかは、今後の大きな注目点だ。
特に、マスクが破損した状態のクスィーガンダムが、どのような姿で物語の続きを迎えるのかは、機体デザインの面でも興味深い。
【プロの結論】クスィーガンダムの顔は「偽物と本物」の単純な話ではない
クスィーガンダムの顔をめぐる疑問は、三つの要素を整理すると理解しやすい。
第一に、胸部が顔のように見えるのは、赤と白の装甲配置による意匠である。
第二に、2021年の劇場版で見られた独特の頭部は、2026年の第2章で明らかになったガンダムフェイスを覆うフェイスマスクだった。
第三に、この二重構造は村瀬監督によれば第1章の制作段階から計画されていた。
ここから読み取れるのは、クスィーガンダムのデザインが単に従来のガンダムから外れているのではなく、従来のガンダムらしさを意図的に隠す仕掛けまで含んでいたということだ。
ただし、マスクの内側に顔があることと、その顔を隠す作中設定上の理由が判明したことは別問題である。
2026年の素顔公開によって明らかになったのは、あくまでデザインと演出の仕掛けだ。
クスィーガンダムの顔を見分ける3つの判断基準
- 胸部を確認する: 赤い部分と白い装甲が作る、顔のようなシルエットに注目する。
- 頭部の口元を確認する: フェイスマスクで覆われた従来の劇場版デザインと、への字スリットが現れた素顔を区別する。
- 作品の年代を確認する: 1989年の小説版、ゲーム向けの改稿版、2021年の劇場版、2026年の第2章ではデザインの意味合いが異なる。
この三つを押さえておけば、昔のゲーム画面やガンプラ、劇場版の映像を比較したときにも混乱しにくい。
【クスィーガンダムの顔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:クスィーガンダムの顔は本当に二つあるの?
A1:文字どおり二つの頭部があるわけではない。胸部が顔のように見えるデザインに加え、頭部のフェイスマスクの下にも別のガンダムフェイスが隠されていたため、二つの顔を持つような印象になる。
Q2:クスィーガンダムの素顔はいつ公開された?
A2:2026年1月30日公開の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』第2章の終盤。戦闘によってフェイスマスクが砕け、への字スリット付きのガンダムフェイスが姿を現した。
Q3:クスィーガンダムの顔をデザインしたのは誰?
A3:原作小説版のメカデザインは森木靖泰氏。2021年の劇場版ではカトキハジメ氏がメカニカルデザインを担当し、山根公利氏、中谷誠一氏、玄馬宣彦氏らも参加している。
Q4:への字スリットがある顔が本来の顔なの?
A4:2026年の劇場版でフェイスマスクの内側から現れた顔が、隠されていたガンダムフェイスである。ただし、マスクを隠していた具体的な作中設定上の理由は、監督が存在を示唆した段階にとどまっている。
Q5:クスィーガンダムとペーネロペーの顔はなぜ違うの?
A5:デザインの方向性が異なるためだ。ペーネロペーは正統派のガンダムらしさを残し、クスィーガンダムは「脱ガンダム」を目指して異形の印象を強めている。
Q6:2026年版の素顔を再現できるガンプラはある?
A6:ある。BANDAI SPIRITSのHG 1/144 Ξガンダム(キルケーの魔女版)は、劇中終盤のガンダムフェイスを選択式で再現できる。発売日は2026年4月25日、価格は7,700円(税込)。
まとめ:クスィーガンダムの顔は2026年に新たな意味を持った
クスィーガンダムの顔がガンダムらしくない理由は、森木靖泰氏が生み出した異形のデザインを、劇場版スタッフが「脱ガンダム」という方向性で再構成したことにある。
胸部の顔のような模様、口元を覆うフェイスマスク、そして通常のガンダムとは異なる頭部。これらは別々の偶然ではなく、機体全体の個性を形作る要素だった。
2026年公開の『キルケーの魔女』では、村瀬修功監督が第1章の制作段階から準備していた素顔公開が実現。隠されていたへの字スリット付きのガンダムフェイスが、ついに映像として明らかになった。
一方で、なぜその顔を隠す必要があったのかという謎は残されている。
2027年に向けてBlu-ray発売や劇場再上映も予定されており、第3章への期待も高まる。
クスィーガンダムは、ガンダムらしくないからこそ印象に残る。そして、その異形の仮面の下にガンダムらしい顔を隠していたことこそ、2026年に明らかになった最大の驚きなのである。