【脱退理由】音羽はなぜフォーエイト48を辞めたのか?
音羽の脱退理由は、インターネット上で続いた誹謗中傷によって精神的な負担が大きくなり、フォーエイト48での活動に復帰することが難しくなったためです。
脱退発表を行ったのは、グループのリーダー・こたつでした。
2022年2月15日、フォーエイト48の公式YouTubeチャンネルに「フォーエイトからお伝えすることがあります。」という動画が公開され、こたつが一人で出演。音羽が動画に出演していなかった事情と、グループからの脱退を説明しました。
1カ月以上の休養と話し合いが続いていた

こたつの説明によると、音羽は誹謗中傷をきっかけに1カ月以上休養していました。
メンバー間でも話し合いを重ねていたものの、復帰は難しいとの判断に至り、脱退という結論になりました。
リアルサウンド テックの2022年2月16日付報道でも、こたつが音羽の存在の大きさに触れ、仲間として今回の決断を悔しく思う気持ちを伝えたことが紹介されています。
また、当初予定されていた全国ツアーも中止となり、グループは毎日投稿を一時休止。音羽だけでなく、残されたメンバーにとっても大きな出来事でした。
音羽本人もYouTuber活動の難しさを告白
脱退発表後、音羽自身もSNSでファンに向けてメッセージを発信しました。
本人の説明で特に重要なのは、YouTuberとして活動すること自体が、次第に難しく感じられるようになっていたという点です。
一方、音楽活動については明確な意志を示していました。
自分にとって息をすることと同じくらい大切な「音楽」だけは、決してやめる事はありません。
これは脱退を単なる芸能活動の引退と捉えるべきではないことを示す言葉です。
フォーエイト48というグループから離れることと、音楽を続けることは、本人の中では別の選択だったのです。
【炎上の真相】「音の呼吸」騒動と誹謗中傷はどう関係していた?
音羽の脱退を理解するうえで欠かせないのが、2021年末から2022年初頭にかけて起きた「音の呼吸」をめぐる騒動です。
この出来事は、単に一つの動画が話題になったというだけではありません。短いフレーズが切り抜かれ、ネット上で独自のネタとして拡散される過程で、本人への否定的な反応も広がっていきました。
発端はTikTok Winter 2021の歌唱シーン
2021年12月18日、フォーエイト48は「TikTok Winter 2021」というメドレー動画を公開しました。
その中で音羽が歌った「お、お、音の呼吸だ」というフレーズが注目を集めます。
この部分が切り抜かれ、MAD動画などの二次創作が多数作られるようになりました。
短いフレーズだけが独立して拡散されると、元の楽曲や演出から切り離され、本人の意図とは異なる文脈で消費されることがあります。
音羽の場合も、面白おかしく扱う動画と、本人を傷つけるようなコメントが混在する状況になっていました。
2021年12月21日の投稿が新たな議論を呼ぶ
同年12月21日、音羽はSNSに、過去に自分を馬鹿にしてきた人たちを見返すことよりも、その存在を気にしなくなるほど圧倒的な存在になりたい、という趣旨の投稿をしました。
ところが、この投稿は「音の呼吸」のMAD動画を作った人たちへの批判ではないかと受け取られ、さらに議論を呼びました。
ここで重要なのが、音羽本人が後日、この投稿の意味を説明していることです。
2022年1月13日、音羽が投稿の真意を説明
2022年1月13日、音羽は問題となった投稿への補足を発信しました。
本人の説明では、「馬鹿にしてきた奴ら」という表現は、面識のないネットユーザーを指したものではなく、自分の人格形成に関わった過去の人間関係を意味していたとのことです。
つまり、12月21日の投稿を、MAD動画を作った人やネット上の視聴者に対する直接的な批判と解釈するのは正確ではありません。
この点は、当時の経緯を伝えたユーチュラの記事にも記録されています。同記事は2月18日に経緯の一部を訂正したことも明記しています。
脱退までの経緯を時系列で整理
ここまでの出来事をまとめると、次のようになります。
この騒動から読み取れるのは、炎上のきっかけとなった投稿の解釈と、脱退に至った直接的な事情を分けて考える必要があるということです。
脱退の背景としてグループ側が説明したのは誹謗中傷と休養、そして活動復帰の難しさでした。特定の一つの投稿だけを脱退の原因とする説明ではありません。
【活動再開】2022年8月31日から始まった音羽-otoha-のソロ活動
フォーエイト48を脱退してから約半年後、音羽は再びファンの前に姿を現しました。
活動再開を発表したのは2022年8月31日です。
この日は単なる活動復帰の日ではなく、音楽を通じて誰かの支えになりたいという本人の思いが込められた日でもありました。
活動再開に込められたメッセージ
音羽は活動再開にあたり、翌日からの日常が怖くなってしまった人に、少しでも心を照らすものを届けたいという趣旨のメッセージを発信しました。
また、長い間SNSでの発信が少なかったことを謝罪し、応援してくれた人たちへの感謝も伝えています。
スポニチアネックスは2022年9月1日、本人の活動再開について報道しました。
このメッセージから分かるのは、音羽が以前と同じYouTuber活動に戻るのではなく、音楽を軸に自分の表現を続ける道を選んだことです。
2023年には『Unlockable』を発表
活動再開後の音羽は、ソロアーティストとして作品を発表していきます。
2023年4月には、1stミニアルバム『Unlockable』をリリースしました。
この作品には、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に提供した楽曲「フラッシュバッカー」のセルフカバーも収録されています。
リットーミュージックのインタビューでは、音羽が中学生時代からギタリストを目指していたことや、バンド活動を経て自ら歌うスタイルに至ったことが紹介されています。
ギターを弾くことだけでなく、歌や作曲を通じて自分の世界を表現するようになった経緯も語られました。
2024年2月にはメジャーデビュー
2024年2月14日、音羽はKi/oon Musicから「大生解」「ハッピー・エンド・ロール」を配信リリースし、メジャーデビューを果たしました。
また、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』では、次の4曲に関わっています。
- 「青春コンプレックス」:作曲
- 「ギターと孤独と蒼い惑星」:作曲
- 「小さな海」:作詞・作曲
- 「フラッシュバッカー」:作詞・作曲
劇中バンド・結束バンドの楽曲制作に携わったことは、音羽の作曲家としての実績を知るうえで重要です。
2024年にはメジャーデビュー後の活動も本格化し、2025年以降のアニメタイアップやライブ展開につながっていきました。
【ソロ活動の評判】音羽の歌声はなぜ支持される?両声類の魅力と音楽性
音羽の大きな特徴として知られるのが、低音から高音まで自在に使い分ける歌声です。
フォーエイト48時代から「両声類」と呼ばれ、男女どちらの声を思わせるような音色も表現できることが注目されていました。
しかし、ソロ活動後の音羽の魅力は、声の幅だけではありません。
両声類と呼ばれる歌声の特徴
一般的に両声類とは、男性的な声と女性的な声の両方を表現できる歌い手を指すネット上の呼称です。
音羽の場合、次のような特徴があります。
- 低音域: 落ち着いた響きや力強さを感じさせる声。
- 高音域: 伸びやかで繊細な表現ができる声。
- 声色の切り替え: 楽曲の雰囲気や感情に応じて異なる音色を使い分ける。
- ロックとの相性: ギターサウンドに負けない力強いボーカル表現。
スポニチアネックスも、音羽について低音から高音まで幅広い音域を持つ歌声が特徴だと紹介しています。
ギタリスト・作曲家としての実力
音羽は単に歌を歌うだけのアーティストではありません。
公式プロフィールでは、作詞・作曲に加えてギタリストとしての技術を持ち、自ら映像のディレクションや編集も手掛けるシンガーソングライターとして紹介されています。
特に注目したいのが、ギターに対する考え方です。
2025年8月のFenderNewsのインタビューでは、音羽はギターについて、自分の言葉を伝えるための一つの言語のような存在だと語っています。
また、ギターによって生まれるメロディやフレーズが変わること、楽器の特性を作曲に取り入れていることも明かしました。
この姿勢は、音羽の楽曲が幅広い音楽性を持つ理由の一つです。
音楽業界からの評価と注目
音羽のソロ活動は、インターネット上の知名度だけに依存しているわけではありません。
評価につながる具体的な実績として、次の点が挙げられます。
1. Fender Next 2025への選出
ギターブランドのFenderが展開するFender Next 2025に選出されました。ギタリストとしての活動や音楽的な個性が注目された実績です。
2. Zepp DiverCityでのワンマンライブ
2025年8月11日にZepp DiverCityでワンマンライブ「HELL0w0RLD!」を開催。FenderNewsのインタビューではチケットが完売したことも紹介されています。
3. 音楽メディアによる特集・インタビュー
音楽ナタリーでは、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の原作者・はまじあき、ヒトリエ、野間康介らの証言を通して、音羽の音楽性やクリエイターとしての能力を掘り下げています。
こうした実績を見ると、音羽の評価は「両声類」という話題性だけで成立しているわけではないことが分かります。
歌唱力、作詞・作曲、ギター演奏、映像制作を組み合わせた総合的な表現力が、現在の活動を支えています。
【2026年最新】LAST PLANET・OUR PLANETとアニメ主題歌の現在
2026年11月現在、音羽-otoha-は音楽活動を精力的に続けています。
2025年末から2026年にかけての大きな転換点は、自身初のフルアルバム『LAST PLANET』と、その作品を携えた全国ツアー「OUR PLANET」です。
ファーストフルアルバム『LAST PLANET』
CD+Blu-ray・完全生産限定盤
12曲を収録した音羽初のフルアルバム。40ページのブックレットには本人描き下ろし漫画も収録されています。
収録曲には、アニメタイアップとして発表された楽曲も含まれています。
| 収録曲 | 関連作品 |
|---|---|
| 狂信者のパレード -The Parade of Battlers | 『黒執事 -寄宿学校編-』OP |
| pineapple tart | 『真・侍伝 YAIBA』ED |
| 闇夜のダンサー -Dancer in the Dark Night | 『シャングリラ・フロンティア』ED |
| no man's world | 『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』ED |
アルバムのBlu-rayには、2025年のワンマンライブ映像や「地球最後の一日」の制作風景、ミュージックビデオも収録されています。
Dr.STONEのエンディングテーマ「no man's world」
楽曲: no man's world
担当: 音羽-otoha-
タイアップ: 最終シーズン第2クール・エンディングテーマ
2025年6月4日、音羽の公式サイトは、アニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』最終シーズン第2クールのエンディングテーマに、書き下ろし楽曲「no man's world」が採用されたと発表しました。
同年7月11日には公式サイトでミュージックビデオの公開も告知されています。
このタイアップは、ソロアーティストとしての音羽が、アニメ作品の世界観に合わせた楽曲を制作する存在として認知されていることを示す実績です。
アニメ『サンダー3』のエンディングテーマ「しゅるれりら」
楽曲: しゅるれりら
配信開始: 2026年7月10日
プロデュース: ヒトリエ
2026年6月11日、音羽の公式サイトは新曲「しゅるれりら」がTVアニメ『サンダー3』のエンディングテーマに決定したと発表しました。
楽曲は7月10日にデジタル配信がスタートしています。
さらに、ヒトリエがプロデュースを担当。音羽の作詞・作曲能力と、ヒトリエのサウンドが組み合わさった作品です。
アニメ公式サイトでは、音羽本人が楽曲について、子どもの頃に思い描いた自由な空想の世界をイメージし、子どもから大人まで口ずさめる温かく懐かしい曲を目指したと説明しています。
また、2026年8月26日には「しゅるれりら」と、ヒトリエがプロデュースした「PLAMO」を収録する限定シングルも発売されました。
2026年ワンマンツアー「OUR PLANET」
『LAST PLANET』のリリースを記念して、2026年5月から8月にかけて全国6カ所を巡るワンマンツアー「OUR PLANET」が開催されました。
国内公演の日程は次のとおりです。
| 日程 | 会場 |
|---|---|
| 5月24日 | 大阪・心斎橋BIGCAT |
| 6月7日 | 愛知・名古屋ell.FITS ALL |
| 7月19日 | 宮城・仙台darwin |
| 8月8日 | 福岡・LIVEHOUSE CB |
| 8月9日 | 香川・高松DIME |
| 8月30日 | 東京・Zepp Shinjuku |
国内だけでなく、ソウル公演や台北公演も組み込まれました。
さらに、ジャカルタやクアラルンプールでの海外イベント出演も実現しています。
公式スケジュールには、10月10日の台北追加公演「OUR PLANET〈additional〉」も掲載されています。10月30日には公式ニュースに「OUR PLANETという旅を終えて」という更新があり、ツアーを終えた後の動きも確認できます。
【フォーエイト48のその後】2026年6月23日に活動終了、音羽の2027年ライブ予定
音羽が脱退したフォーエイト48にも、2026年に大きな節目が訪れました。
グループは2026年2月24日、公式YouTube動画などを通じて、同年6月23日をもって活動を終了すると発表しました。
7周年を迎えた2026年6月23日に活動終了
リアルサウンド テックの2026年2月25日付報道によると、メンバーは2025年11月ごろからグループとしてのゴールについて話し合いを重ねていました。
活動休止という選択肢も含めて検討した結果、結成7周年となる2026年6月23日まで活動を続け、その日に終了するという決断に至ったとされています。
実際の最終日には「7年間、本当にありがとうございました。」という動画が公開されました。
ユーチュラの報道によると、メンバーは思い出の場所を巡りながら7年間を振り返り、最後の時間を過ごしました。
ここで注意したいのは、音羽の2022年の脱退と、2026年のグループ活動終了は別々の出来事だということです。
音羽の脱退が2026年の活動終了を直接引き起こしたという公式説明はありません。グループの活動終了は、残ったメンバーが2025年から話し合って決めたものです。
音羽の2027年ワンマンライブが決定
2026年8月30日、音羽は「OUR PLANET」の東京・Zepp Shinjuku公演を開催しました。
そのステージで発表されたのが、2027年のワンマンライブです。
公式サイトの2026年9月19日付告知では、以下の3公演が掲載されています。
音羽-otoha- One man live 2027
東京公演・1日目
4月23日
2027年・ヒューリックホール東京
開場18:00/開演19:00
東京公演・2日目
4月24日
2027年・ヒューリックホール東京
開場16:00/開演17:00
大阪公演
5月14日
2027年・サンケイホールブリーゼ
開場18:00/開演19:00
一般指定席7,500円(税込)/学割指定席6,000円(税込)。公式告知掲載情報。
これらの公演は、音羽が初の全国ツアーを経て、東京と大阪のホール会場へ活動の規模を広げていく動きとして注目されます。
チケットの受付状況や一般販売の詳細は、公式サイトとプレイガイドの最新案内で確認できます。
なお、2026年11月29日には大阪で「JAPANIMATION ROCKS 2026」への出演も公式スケジュールに掲載されています。
【よくある質問】フォーエイトの音羽に関するFAQ
Q1:フォーエイトの音羽はなぜ脱退したのですか?
A1:ネット上での誹謗中傷をきっかけに休養し、YouTuberとしての活動への復帰が難しくなったためです。2022年2月15日に脱退を発表しました。
Q2:音羽は2022年8月31日に何を発表したのですか?
A2:音楽活動の再開です。「音羽-otoha-」としてソロアーティストの道を歩み始めました。
Q3:音羽は現在も歌手として活動していますか?
A3:はい。2026年11月現在も活動しています。ファーストフルアルバム『LAST PLANET』の発売や、アニメ『Dr.STONE』『サンダー3』のエンディングテーマなど、音楽活動を続けています。
Q4:音羽の代表的なアニメ楽曲は何ですか?
A4:「青春コンプレックス」「フラッシュバッカー」「狂信者のパレード」「no man's world」「しゅるれりら」などがあります。作詞・作曲や歌唱など、楽曲によって担当内容は異なります。
Q5:フォーエイト48は現在も活動していますか?
A5:いいえ。2026年6月23日に活動を終了しました。結成7周年を迎えた日が最終日となりました。
Q6:音羽の2027年ライブはいつ、どこで開催されますか?
A6:2027年4月23日・24日に東京のヒューリックホール東京、5月14日に大阪のサンケイホールブリーゼで開催予定です。
まとめ:音羽の脱退は終わりではなく、音楽活動の新しい出発点だった
フォーエイト48の音羽が2022年2月15日に脱退した背景には、ネット上の誹謗中傷と、それによる活動継続の難しさがありました。
「音の呼吸」をめぐる騒動では、本人の投稿の真意が誤解された経緯もありました。しかし、脱退理由を一つの炎上投稿だけに結びつけるのは正確ではありません。
その約半年後、2022年8月31日に音楽活動を再開。ソロアーティストとして作品を発表し、2024年にはメジャーデビュー、2025年には初のフルアルバム『LAST PLANET』をリリースしました。
2026年には全国ツアー「OUR PLANET」を成功させ、アニメ『サンダー3』のエンディングテーマ「しゅるれりら」も担当。2027年には東京・大阪でのワンマンライブが予定されています。
一方、フォーエイト48も2026年6月23日に7年間のグループ活動に幕を下ろしました。
【プロの結論】音羽を知るなら、脱退騒動よりも現在の作品に注目したい
音羽のキャリアを評価するとき、重要なのは次の3点です。
1. 過去の炎上と現在の活動を切り分けること。 2022年の騒動は本人のキャリアの一部分であり、現在の音楽活動そのものを評価する材料にはなりません。
2. 歌唱力だけでなく創作能力にも注目すること。 両声類と呼ばれる声域、ギター、作詞・作曲、映像制作までを含めた総合的な表現力が音羽の特徴です。
3. 最新情報は公式スケジュールと作品情報で確認すること。 ライブの日程やチケット情報、楽曲のタイアップは変更される可能性があるため、公式発表を基準にするのが確実です。
かつてフォーエイト48の音楽担当として知られた音羽は、現在では自ら作品を生み出し、アニメやライブを通して多くの人に音楽を届けるアーティストへと活動の幅を広げています。
2027年のホール公演は、その歩みの次の節目となりそうです。
主な参照資料:音羽-otoha-公式サイト・公式プロフィール・公式ディスコグラフィー、フォーエイト48の活動終了発表、リアルサウンド テック、スポニチアネックス、ユーチュラ、FenderNews、音楽ナタリー、TVアニメ『サンダー3』公式サイト。