【2026年最新】オンラインショップ・猫本サブスク・新刊情報
実店舗だけではなく、オンラインでも猫本を購入できる点も同店の強みだ。
コロナ禍で来店客が減少したことをきっかけに通販を開始。現在は、店舗に足を運べない全国の読者にも商品を届けている。
キャッツミャウブックスのオンラインショップ

公式の「Cat's Meow Books Virtual Shop β」では、猫店員たちが紹介する本や、店独自の企画商品などを販売している。
特徴は次のとおりだ。
- 猫店員が紹介するおすすめ本
- 新刊・古書を含む幅広い書籍
- 絵本、漫画、小説、エッセイ、ノンフィクション
- 猫に関する雑貨やオリジナル商品
- 作家の直筆サイン入り書籍や限定商品
2026年11月の公式ショップには、月別の紹介本カテゴリーが設けられている。紹介店員別のカテゴリーもあり、猫店員を入口に本を探せる構成だ。
また、興味深いのは、猫が登場しない本でも取り寄せに対応していること。店頭の選書方針と、読者からの注文への対応を分けているのである。
オンライン購入にはオリジナルブックカバーも
2026年7月のcommonによる取材では、通販商品の発送時にオリジナルの紙製ブックカバーを付けていることが紹介された。
単行本と文庫本で色を変えるなど、商品を受け取った後にも店舗らしさを感じられる工夫だ。
さらに、猫店員と一緒に本を撮影して紹介する方法も採用している。猫の写真がきっかけとなって本を知り、購入につながる仕組みである。
オンラインショップを単なる販売窓口ではなく、実店舗の雰囲気を伝えるメディアとして活用している点が特徴的だ。
2026年秋に注目される猫本サブスクリプション
2026年7月19日に公開されたcommonのインタビュー記事では、安村さんが新たな月額制サービスの開始を予定していることを明らかにした。
サービスの構想は、単に猫本を定期的に届けるだけではない。
「猫本とアイサプリ」を組み合わせた読書支援型のサブスクリプションという発想だ。
| セット内容 | 目的 |
|---|---|
| 安村さんが選ぶ新刊 | 新しい本との出会い |
| コーヒー | 読書時間を楽しむ |
| オリジナルのアイケアサプリ | 読書習慣を続けるためのサポート |
この企画の背景には、常連客の高齢化という課題がある。
読書を続けたいものの、老眼などによって本を読むことが難しくなってきたという声を受け、書籍とアイケア商品を組み合わせる発想が生まれた。
ここには、書店が本を販売するだけでなく、読者の生活習慣まで考えるという新しい方向性が見える。
ただし、2026年11月2日時点で、一般向けの正式な募集開始日、月額料金、申込条件を確定できる公開情報は確認できない。7月の取材で紹介されたのは秋の開始予定とサービス構想であり、実際の申込状況とは区別する必要がある。
2026年11月の注目イベント「パレスチナと猫」
2026年の秋には、店舗での企画展示も行われている。
認定NPO法人Dialogue for Peopleの公式発表によると、写真展「パレスチナと猫 写真展 Volume 3」が、10月28日から11月15日までキャッツミャウブックスで開催されている。
撮影を担当するのは、高橋美香さん、安田菜津紀さん、佐藤慧さん。
猫を切り口に、パレスチナで暮らす人々や、避難を余儀なくされた人々と猫との関係を伝える企画だ。
- 会期:2026年10月28日~11月15日
- 開催時間:11:00~19:00
- 入場料:無料
- 会場:キャッツミャウブックス
- 休店日:11月4日・5日・9日・10日
また、11月2日には17時から「パレスチナ映画祭2026」の分散開催も予定されている。
この企画は、猫をかわいらしい存在として紹介するだけでなく、社会問題や人間と動物の関係を考える場として書店を活用していることを示す事例だ。
【口コミ・評判を検証】キャッツミャウブックスはどんな人におすすめ?
キャッツミャウブックスの評判を考える際には、単純に猫がかわいいかどうかだけではなく、書店としての魅力も見ておきたい。
実際の訪問記や店舗取材からは、主に次のような特徴が読み取れる。
評価されているポイント
1. 思いがけない本との出会い
猫が登場するという共通点だけで、絵本から小説、専門書まで幅広いジャンルが並ぶ。普段なら選ばない本を見つけられることが魅力だ。
2. 猫が自然体で暮らす空間
猫店員が仕事をしているといっても、人間の接客係のように動き回るわけではない。眠っていたり、静かに過ごしていたりする姿そのものが店舗の雰囲気をつくっている。
3. 本を買うことが保護猫支援につながる
購入額の10%が寄付されるという仕組みは、来店客にとって分かりやすい。特別な手続きをしなくても、通常の買い物を通じて支援に参加できる。
4. 小規模書店ならではの個性
大型チェーン店のように大量の商品を効率的に並べるのではなく、店主の選書と店舗独自の企画によって個性を生み出している。
2019年の訪問記や2025年の散歩の達人による店舗紹介でも、猫と本が共存する空間や、一般的な猫本の枠を超えた品ぞろえが取り上げられている。
訪問前に知っておきたい注意点
一方で、一般的な猫カフェをイメージして訪れると、期待との違いを感じる可能性がある。
| 期待すること | 実際の店舗との相性 |
|---|---|
| 猫本をじっくり探したい | 非常に高い |
| 保護猫活動を支援したい | 非常に高い |
| 新しい作家や作品を発掘したい | 高い |
| 猫を眺めながら静かに過ごしたい | 高い |
| 猫を自由に抱っこしたい | 向いていない |
| 猫とのふれあいを中心に楽しみたい | 猫カフェとは異なる |
なお、口コミの評価点については、書店そのものの統一された最新集計と、個人の訪問記や書籍『夢の猫本屋ができるまで』へのレビューを混同しないことが大切だ。
評判を判断するなら、単純な星の数よりも、選書、店内の雰囲気、猫との接し方、寄付の仕組みなど、自分が重視するポイントに注目したい。
【プロの結論】キャッツミャウブックスが長く愛される理由
Cat's Meow Booksの価値は、猫がいる書店という珍しさだけでは説明できない。
その本質は、本屋の経営と保護猫支援を、一つの事業として結びつけていることにある。
1. コンセプトが明確だから選ばれる
猫が登場する本だけを扱うというルールは、非常にシンプルだ。
顧客は何を売っている店なのかをすぐ理解できる。さらに、一般の書店では見つけにくい作品との出会いも生まれる。
専門性を絞りながら、取り扱うジャンルを広く保つという設計が巧みだ。
2. 社会貢献を購買体験に組み込んでいる
売上の10%を寄付する仕組みは、顧客が買い物をすることと保護猫支援を直接結びつける。
これは単なる寄付キャンペーンではない。書店が継続して営業すること自体に社会的な意味を持たせている。
ただし、売上の10%を寄付する以上、利益率や経費とのバランスは経営上の大きな課題となる。社会貢献を掲げるだけではなく、事業を継続するための工夫が不可欠だ。
3. 2026年はリアル店舗とデジタルの融合が進む
オンライン販売、オリジナル商品、作家との企画、サブスクリプション構想など、同店の活動は実店舗の枠を超えつつある。
特に注目したいのは、猫本の定期便にコーヒーやアイケア商品を組み合わせる発想だ。
本を購入するという一度きりの行動から、毎月読書を楽しむ習慣へと顧客との関係を広げようとしている。
これは小規模書店が顧客との接点を維持するための一つの方法でもある。
4. 向いている人・おすすめできない人
- おすすめ: 猫が好きで、知らない本との出会いを楽しみたい人。
- おすすめ: 保護猫活動を身近な買い物から応援したい人。
- おすすめ: 独立系書店や個性的な店舗の経営に興味がある人。
- おすすめできない場合: 猫を自由に抱っこしたり、長時間ふれあったりすることを主目的にしている人。
- おすすめできない場合: 一般的な大型書店のように、幅広いジャンルの本を大量に比較したい人。
キャッツミャウブックスは、猫好きのためだけの場所ではない。小さな店舗でも明確なコンセプトと社会的な目的を持つことで、独自の存在価値を生み出せることを示している。
【よくある質問】キャッツミャウブックスに関するFAQ
Q1:キャッツミャウブックスはどこにありますか?
A1:東京都世田谷区若林1-6-15にあります。東急世田谷線の西太子堂駅から徒歩約2分、三軒茶屋駅から徒歩約10分です。
Q2:営業時間と定休日はいつですか?
A2:2026年の通常営業情報では11:00~19:00、月曜日・火曜日が定休日です。イベントや臨時休業による変更があるため、訪問前に公式SNSを確認してください。
Q3:本当に売上の10%が保護猫団体に寄付されるのですか?
A3:はい。利益ではなく売上を基準に10%を寄付する仕組みです。寄付先は固定されておらず、保護猫活動を行う団体などが対象となります。
Q4:猫が登場する本なら何でも猫本になりますか?
A4:同店の選書基準では、本のどこかに猫が登場すれば猫本として扱います。表紙に猫が描かれていない小説やエッセイなども対象です。
Q5:猫を抱っこしたり触ったりできますか?
A5:猫カフェではないため、自由なふれあいはできません。猫から近づいてきた場合に限り、店主の案内に従って接することが大切です。
Q6:オンラインショップでも購入できますか?
A6:はい。公式のCat's Meow Books Virtual Shop βで書籍や雑貨などを購入できます。猫が登場しない本のお取り寄せにも対応しています。
Q7:猫本のサブスクリプションは2026年に始まっていますか?
A7:2026年7月の取材では、秋の開始を目指す月額制サービスが紹介されました。選書した新刊、コーヒー、オリジナルのアイケアサプリを組み合わせる構想です。料金や正式な募集状況は最新の公式案内で確認してください。
Q8:『夢の猫本屋ができるまで』はどんな本ですか?
A8:井上理津子さんが執筆し、安村正也さんが協力した書店の開業記録です。2018年7月26日に発売され、資金調達から店舗づくり、開業後の運営までが紹介されています。
まとめ:キャッツミャウブックスは猫と本、人をつなぐ独立系書店
Cat's Meow Books(キャッツミャウブックス)は、2017年8月8日に東京・世田谷区で開業した猫本専門店だ。
元保護猫が店員として暮らし、売上の10%を保護猫活動団体に寄付するという独自の仕組みを持つ。
その特徴は、猫が登場する本ならジャンルを問わず取り扱う選書方針にも表れている。約3,500冊の新刊・古書を扱い、オンラインショップでも全国の読者に本を届けている。
2026年は猫本のサブスクリプション構想や作家との企画展示など、新たな取り組みも進んでいる。
猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける。
この相互扶助の考え方こそ、キャッツミャウブックスが開業から9年目を迎えても独自の魅力を保ち続けている理由だろう。
猫好きにとっては新しい本との出会いの場所であり、書店経営に興味がある人にとっては、小さな専門店の可能性を考えるヒントにもなる。
今後の10周年に向けて、猫と本、人を結ぶこの書店がどのような展開を見せるのか注目したい。