【過去最多46店舗】赤レンガ倉庫のいちごスイーツと注目メニューを総まとめ
2026年の目玉は、イベント広場の大型テントやキッチンカーなどに集まった、過去最多のべ46店舗だ。
ここで押さえておきたいのが、出店数の発表時期による違いである。2025年12月11日の初回発表では45店舗の出店予定とされていたが、2026年1月の詳細発表と開催初日の公式レポートでは、最終的にのべ46店舗と案内されている。開催実績を調べる際には、初回発表ではなく最終的な数字を確認したい。
人気を集めた代表的ないちごスイーツ

2026年の公式イベントレポートで紹介された商品(一部)
STRAWBERRY HOUSES「私の推し色あまおういちごミルク」
あまおうの果肉とソースを使用したいちごミルク。9種類の容器から好みのデザインを選べる、見た目にもこだわった商品。
りんりん「プレミアム贅沢あまりんパフェ」
埼玉県のブランドいちご「あまりん」を主役にしたパフェ。公式レポートでは、あまりんを12粒使用した商品として紹介された。
Butter×Roasted COFFEE LABORATORY「ブリオッシュドーナツ」
カスタードとストロベリーソースを詰め、ガナッシュで仕上げたドーナツ。あまおうと淡雪の2種類が展開された。
まんまる「あったかいちご白玉」
いちごを練り込んだピンク色の白玉を温かく提供する和スイーツ。甘さ控えめのあんこと合わせた、洋菓子とは異なる楽しみ方が魅力だった。
Blue Cocina「ハート形の米粉チュロス~苺のせ~」
キッチンカーで販売された米粉チュロス。1日350個限定で、できたてを楽しめる商品として紹介された。
これらは46店舗すべての商品一覧ではなく、公式観光レポートや主催者のイベント報告で取り上げられた代表例だ。ほかにもクレープ、焼き菓子、ドリンク、期間限定のポップアップ商品などが展開された。
福島県大熊町産「紅ほっぺ」とMAISON GIVRÉEのコラボ
特に注目したいのが、福島県大熊町産のいちごを使った企画だ。
東日本大震災後、いちごを新たな地域産業として育て、復興を目指す大熊町。今回のイベントでは、同町産の「おおくまベリー」のうち、不揃いの紅ほっぺを一部活用したコラボスイーツが販売された。
商品は、パティスリー「MAISON GIVRÉE」のオーナーパティシエ・江森宏之氏が手掛けた「おおくまベリーの苺タルト」。
販売期間は2月5日~11日の7日間だった。
単に高級いちごを使った限定商品というだけでなく、規格外の果実を生かし、地域の農業や復興への取り組みをスイーツという形で伝えた点に意義がある。
【ご当地いちごが主役】無料サンプリング・直売と全国いちご会議の特別企画
2026年のイベントを特徴づけたのは、完成したスイーツだけではない。いちごそのものを食べ比べられる企画も充実していた。
全国12地域のご当地いちごを日替わりで提供
主催者の公式発表によると、2026年は昨年より参加地域を増やし、計12地域のご当地いちごを用意。日にち限定で無料サンプリングと直売が実施された。
新たに参加した地域・生産者には、次の3者が含まれる。
- 島根県
- 栃木県鹿沼市
- 福島県大熊町
地元・横浜市産のいちごも登場したが、横浜市内産については無料配布ではなく直売のみだった。
この違いは見落としやすい。すべての地域のいちごが無料でもらえたわけではない。
無料サンプリングは数量限定で、直売開始時には行列もできたと主催者の開催レポートが伝えている。
また、農家や販売担当者から品種の特徴を聞けることも、単なるスイーツイベントとは違う魅力だった。
全国いちご会議とのコラボは2月21日~23日の3日間
2026年の目玉企画の一つが「全国いちご会議」とのコラボレーションだ。
全国いちご会議は、いちごの生産量が全国上位の都道府県が参加する取り組み。今回のイベントでは、参加各県のオリジナル品種や期待の新品種を実際に味わえる特別企画が行われた。
参加する10県は次の通り。
- 宮城県
- 茨城県
- 栃木県
- 千葉県
- 静岡県
- 愛知県
- 福岡県
- 佐賀県
- 長崎県
- 熊本県
開催日は2026年2月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)。
主な内容は、県産いちごの直売、無料サンプリング、食べ比べなど。各日で参加県や実施内容が異なり、栃木県のご当地キャラクター「とちまるくん」も3日間登場した。
いちご味わいチャート2026で品種の違いを知る
会場には、日本野菜ソムリエ協会の「いちごソムリエ」が監修した「いちご味わいチャート2026」も登場した。
日本各地のいちごを、主に次の2つの視点から整理したものだ。
- 食感
- 味わい
いちごは品種や産地によって、甘み、酸味、香り、果肉の食感などが異なる。チャートを参考にしながら食べ比べることで、普段は意識しにくい品種ごとの違いを発見できる。
無料サンプリングで気に入った品種を直売で購入する、という楽しみ方にもつながっていた。
【館内限定メニューも充実】赤レンガ倉庫1号館・2号館のいちごグルメ
イベント広場だけで満足して帰るのは、少しもったいない。
2026年は横浜赤レンガ倉庫の1号館・2号館にある飲食・物販店舗でも、イベントに連動したいちご商品が展開された。
主催者の2026年1月15日付発表では、館内限定のメニューや期間限定商品、いちごをモチーフにした雑貨などが紹介されている。
館内で注目された限定いちごメニュー
à la campagne「タルトレット オ フレーズ」
1,100円
イートイン・テイクアウト1,080円
2号館1階。フレッシュないちごを飾り、カスタードクリームと合わせたタルト。2月5日~3月1日の期間限定。
BUTCHER REPUBLIC CHICAGO PIZZA&BEER「いちごのミルクレープ」
900円
2号館3階・期間限定
ストロベリーソース、いちごホイップ、レアチーズムースを重ねたミルクレープ。
chano-ma「いちごのホワイトショコラパフェ」
1,400円
2号館3階
ホワイトチョコといちごを主役に、桃やヨーグルト、ミルクアイスなどを組み合わせたパフェ。
BEER STAND & PIZZA BAR「いちごと生ハムのサラダピッツァ」
1,600円
2号館1階・期間限定
いちごと生ハムに生野菜を合わせた、食事として楽しめるサラダ感覚のピッツァ。
Café & Rotisserie LA COCORICO「苺のレアチーズ」
880円
2号館1階・期間限定
レアチーズの中に甘酸っぱい苺ジュレを入れた、横浜赤レンガ倉庫限定商品。
このほか、billsでは「リコッタ&ベリーパンケーキ」(2,600円)、Disney HARVEST MARKETでは「HARVEST SMOOTHY ベリー&ビーツ〈Daisy〉」(1,100円)も紹介された。
なお、これらには通年販売の商品とイベント期間限定の商品が混在していた。すべてが2月5日から3月1日までだけ販売されたわけではない。
崎陽軒と栃木県鹿沼市のコラボも話題に
館内企画でもう一つ見逃せなかったのが、2号館1階の崎陽軒と栃木県鹿沼市のコラボレーションだ。
商品は「いちごミルク(タピオカ入り)」。
イベント期間中、1日先着30食限定で、鹿沼市のブランドいちご「とちあいか」を1粒無料でトッピングする企画が実施された。
とちあいかは、大粒で甘みが強く、縦に切るとハート形になることでも知られる品種。飲み物と生のいちごを組み合わせた、地域連携ならではのメニューだった。
館内で購入できた限定お土産・いちごグッズ
食べ歩きだけでなく、持ち帰り用のお菓子や雑貨も展開された。
- Red Brick Bake!:「横浜赤レンガクワトロフィナンシェいちご4個入」1,296円。ドライいちごを使った焼き菓子。
- ありあけ:「黒船ハーバーしょこらいちご5個入」1,242円。いちごソースを使った期間限定商品。
- 霧笛楼:「横濱煉瓦苺ミルクpetit5個入」1,296円。赤レンガ倉庫限定パッケージ。
- OVERRIDE:「いちごちゃんバブーシュカ」5,940円。いちご柄のファッションアイテム。
また、対象の館内店舗で1会計2,000円以上購入すると、イベントデザインの「いちごナップサック」がもらえるキャンペーンも行われた。ただし、数量限定で、2026年2月24日までに配布終了が公式発表されている。
【横浜いちごトリップ】15施設を巡る街全体のいちごイベント
2026年のテーマ「いちごトリップ」は、赤レンガ倉庫のイベント会場だけにとどまらない。
横浜赤レンガ倉庫の1・2号館を起点に、みなとみらい、横浜駅、横浜中華街方面まで、いちごメニューを楽しめる場所を広げた企画だった。
公式発表では、前年より新たに5施設を加えた計15施設が連動。商業施設、観光スポット、ホテルなどで、それぞれオリジナルのいちごメニューが展開された。
スタンプラリーで横浜の街を散策
イベントに連動して実施されたのが「横浜いちごトリップスタンプラリー」。
無料配布のジャーナルノートを手に、対象施設を巡ってスタンプを集める仕組みだった。
主なスタンプ設置場所は次の通り。
- 横浜赤レンガ倉庫
- 横浜ワールドポーターズ
- 横浜ハンマーヘッド
- MARK IS みなとみらい
- コレットマーレ
- 横浜マリンタワー
指定された4つのグループから1か所ずつ、合計4つのスタンプを集めると、オリジナルリングノートがもらえる企画だった。
ただし、ノベルティは先着・数量限定。2026年2月24日には、全配布場所でノベルティの配布終了が発表された。スタンプラリー自体は3月1日まで実施された。
この企画の面白さは、いちごスイーツを食べることを目的に、普段なら通り過ぎてしまう施設にも立ち寄るきっかけをつくった点にある。
イベント単独ではなく、横浜観光と組み合わせた周遊型の企画として設計されていた。
【イベントの評判と楽しみ方】混雑・無料配布・予算の考え方
実際の評判を考えるうえでは、主催者発表の来場者コメントと、観光情報サイトの現地レポートを分けて見る必要がある。
主催者が2026年2月6日に公開したイベントレポートでは、初日の来場者から、写真撮影スポットの充実やスイーツの種類の多さ、見た目の楽しさを評価する声が紹介された。
カスタマイズクレープについても、複数のいちごを一度に楽しめる点や、注文する人によって仕上がりの見た目が変わる点が好評だったという。
一方、横浜市観光情報サイトの取材記事では、無料配布や直売の開始時に行列ができること、限定品には数量制限があることも紹介されている。
混雑を避けるなら無料配布の時間を意識する
ご当地いちごの無料サンプリングは数量限定だったため、確実に楽しみたい人は、配布時間や当日の参加地域を事前に確認する必要があった。
また、人気商品には日ごとの販売上限が設定されていた。
例えば、公式紹介商品には次のような数量制限があった。
- とちおとめとピスタチオクリームのオムレット:200食/日
- プレミアム贅沢あまりんパフェ:50食/日
- ハート形の米粉チュロス:350個/日
このような限定商品を複数楽しむなら、最初にお目当ての商品を購入し、その後に会場を回る順番が合理的だった。
入場料500円だけで楽しめるわけではない
500円という入場料は比較的わかりやすいが、飲食代や物販代、ワークショップ代は別途必要だ。
例えば、スイーツを2~3種類食べ、ドリンクを購入し、お土産も買う場合は、入場料とは別に予算を用意する必要がある。
一方、小学生以下は保護者同伴で無料だったため、家族で訪れる際には入場料の負担を抑えられた。
当日は再入場も可能だったので、会場を一度離れて周辺施設で休憩し、再び戻るという楽しみ方もできた。イベント公式アプリ会員には2回目の入場無料特典も用意されていた。
どんな人に向いていたイベントだったのか
おすすめできる人
- 全国各地のブランドいちごを食べ比べたい人
- いちごを使った新作スイーツが好きな人
- 横浜観光とグルメを一緒に楽しみたい人
- 写真撮影やオリジナルスイーツ作りを楽しみたい人
- 子どもと一緒に食やクラフトを体験したい人
注意したい人
- 入場料だけで飲食まで楽しめると考えている人
- 行列や混雑を避けたい人
- 数量限定の商品を必ず購入したい人
- 座ってゆっくり食事することを最優先にしたい人
特に座席については、現地取材を行った地域メディアのレポートでも、会場内で座る場所を探すのに苦労する可能性が指摘されていた。テイクアウトも選択肢に入れておくと、楽しみ方の幅が広がる。
【赤レンガ倉庫のいちごフェス2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:赤レンガ倉庫のいちごフェス2026はいつ開催されましたか?
A1:2026年2月5日(木)から3月1日(日)までの25日間です。会場は横浜赤レンガ倉庫イベント広場でした。2026年11月現在、イベントは終了しています。
Q2:入場料500円以外に料金はかかりましたか?
A2:はい。500円は税込みの入場料で、スイーツやドリンク、物販、ワークショップの料金は別途必要でした。小学生以下は保護者同伴で無料でした。
Q3:ご当地いちごの無料サンプリングは毎日実施されていましたか?
A3:日替わり・日にち限定の企画でした。全国12地域のいちごが登場しましたが、数量限定で、横浜市内産いちごは直売のみでした。
Q4:全国いちご会議とのコラボはいつでしたか?
A4:2026年2月21日(土)から23日(月・祝)までの3日間です。直売、無料サンプリング、食べ比べなどが行われました。
Q5:会場には何店舗が出店しましたか?
A5:最終的な開催情報では、過去最多のべ46店舗です。大型テント内やキッチンカーなどを含む出店規模でした。
Q6:赤レンガ倉庫の建物内でもいちごメニューを楽しめましたか?
A6:はい。1号館・2号館の飲食店や物販店でも限定メニューが展開されました。à la campagneのタルトレット オ フレーズ、崎陽軒のいちごミルクなどが代表例です。
まとめ:赤レンガ倉庫いちごフェス2026は全国の味と横浜観光を楽しむ25日間だった
2026年の「Yokohama Strawberry Festival」は、2月5日から3月1日まで開催された、横浜の春を彩る恒例イベントだった。
過去最多のべ46店舗が参加し、いちごスイーツやドリンクだけでなく、ご当地いちごの無料サンプリング、直売、全国いちご会議とのコラボレーション、体験型のクレープリーなど、多彩な企画が実現した。
さらに、横浜赤レンガ倉庫1・2号館の館内限定メニューや、15施設が参加した横浜いちごトリップによって、イベントの楽しみは周辺エリアにも広がった。
プロの視点から特に注目したいのは、いちごを単なるスイーツの材料ではなく、地域の農業や観光を結びつけるテーマとして活用したことだ。
全国の生産地を知り、品種の違いを味わい、農業の取り組みに触れ、横浜の街を歩く。こうした複数の体験を一つのイベントにまとめたことが、2026年開催の大きな特徴だった。
2027年の開催日程や料金については、2026年11月2日時点で確定情報として扱える発表は確認できない。次回参加を考えている人は、横浜赤レンガ倉庫の公式発表で開催期間、出店数、入場料、限定企画を確認することが大切だ。
赤レンガ倉庫のいちごフェスは、いちご好きはもちろん、横浜観光を楽しみたい人にとっても、次回の開催が期待される季節イベントである。
主な情報源:横浜赤レンガ倉庫公式イベント特設サイト・株式会社横浜赤レンガの2025年12月および2026年1月・2月の発表資料・横浜市観光情報サイトの開催レポート。